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40代のセックス頻度と回数は?30日で精力を取り戻す方法8つ
公開日:2019/06/24
更新日:2022/02/10
40代はセックスの回数や頻度が大幅に低下する世代です。
生活習慣や体質変化など原因は様々です。
しかし40代こそ定期的にセックスする事が重要!
アラフォー世代でも若い頃のような精力を取り戻す方法を紹介します。
Contents [目次を開く]
40代のセックスの頻度と回数
20代の頃は心も体も活力に溢れていても、年齢と共にセックスをする頻度は低下していきます。ハーバード大学医学部の発表によると、男性の精力の源であるテストステロン量は40代を境に急激に低下が始まります[1]。
テストステロンは勃起や性欲とも密接に関わっているホルモンなだけに、人によっては加齢と共に彼女や奥さんとのセックスの回数や頻度が大幅に減少します。特にアラフォー世代を境目に大きくセックスに対する満足度は低下する傾向にあります。
2016年にアンファーが1000名の男女を対象に行った調査では、40代夫婦の59%がセックスレスである事が判明しました[2]。環境的に性行為が出来るにも関わらず40代夫婦の約6割が一定期間セックスを行っていないのです。
また大手コンドームメーカーの相模ゴムによる調査では、40代の1カ月の平均セックス回数は1.77回と、20代の1カ月の平均頻度である4.1回の半分以下である事も判明しました[3]。
毎月1回以上の頻度でセックスをしているのであれば、普通なようにも思えますが、この数値はあくまで全体の平均頻度なので、40代でも精力溢れる男性が大幅に平均回数を引き上げている可能性が高いと言えます。いずれにせよ意識すべきポイントは40代を境にセックスの回数や頻度が大幅に低下しているという点です。
アラフォーこそセックスすべき理由
年齢と共にテストステロンが低下するのが自然の摂理なのであれば、別にセックスをしない事自体は問題ではないようにも思えます。しかし実はそれは大きな間違いです。
確かに20代の頃のように高頻度で何回も激しいセックスを行う必要はありません。しかし40代にとってのセックスは若い頃のセックスよりも重要なのです。
一定頻度でセックスをするメリットの一つは男らしい精力や性機能を維持する効果がある事です。アメリカの大学(Northwestern University’s)の教授であるLauren Streicher博士は定期的なセックスには性欲を強くする効果があるとコメントしています[4]。またアメリカの医療誌(The American Journal of Medicine)は、定期的なセックスや射精をする事には中高年男性のED(勃起不全)を予防する効果があると発表しています[5]。
また40代以降の一定頻度でのセックスには性機能を健康に保つ以外にもメリットがあります。セックスにはストレスの原因となるホルモンであるコルチゾールの量を低下させ、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンの分泌を促進する効果があります[6][7]。ストレスの緩和には、更年期障害の原因になるテストステロンの分泌量低下や睡眠の質低下を防ぐ効果があるのです。
つまり精神面や肉体面中でも衰えを感じやすい勃起や性欲等の性機能の減退を防ぐためにも、40代以降も一定頻度でセックスをする事は非常に大切なのです。
若々しい精力を取り戻す方法
アラフォーになっても一定頻度でセックスをする事で若々しくいられるメリットが有る事はわかります。しかし問題はどうすれば若い頃のように女性を満足させられるかです。ここからはアラフォー男性でも20代の頃のような精力を取り戻す方法を紹介します。
1.タバコやお酒を控える
中高年男性に多い悪い生活習慣の一つはタバコとお酒です。勃起の頻度や回数が低下している場合はこの2つが原因かもしれませんよ。
たばこ産業の「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、40代男性の約4割は喫煙者です[8]。海外で4764名のアジア人を対象に行った調査の結果、一日に20本のタバコを吸っている男性は通常よりも60%もEDになり易い事が判明しました[9]。タバコに含まれる化学物質は非常に粘着性が強く、血管内に付着する事で勃起する際にペニスに送られる血流を妨げてしまうのです。
お酒は少量であれば問題はありませんが、飲み過ぎる事で中枢神経が麻痺してしまい、脳が勃起させるための信号を体に送る事が出来なくなってしまいます。またインドの専門機関(National Institute of Mental Health and Neurosciences)で行われた調査では、アルコール依存症患者の7割以上がEDや早漏などの性機能不全を患っている事が分かりました[10]。
2.睡眠時間を確保する
40代男性の精力が低下し易い原因の一つが睡眠不足です。多くの男性は管理職として忙しい日々を過ごしている事もあり、睡眠時間が最も不足しているのがアラフォー世代だそうです。2018年に厚生労働省が行った調査では、40代男性の半分が睡眠時間が6時間未満で、3割以上が睡眠が不足している事が判明しました[11]。
精力の源であるテストステロンは実は睡眠時に多く分泌されるホルモンです。睡眠が不足する事でテストステロン量は低下し、ストレスの原因になるコルチゾール量が増えます[12]。結果的に性欲減退や勃起力低下などを招いてしまうのです。
若い頃のような強い性欲や活力、強い勃起力を取り戻すためにも一日7時間以上は睡眠を取るようにしましょう。また起きたときに朝立ちの有無についてもチェックしてみましょう。
3.心肺と血液循環機能を鍛える
40代男性の4割は勃起力低下や中折れなどのEDに悩んでいると言われています[13]。若い頃のような強い勃起を復活させる効果的な方法が心肺機能と血液循環機能を鍛える事です。
勃起力の低下とは性的な興奮を感じた際に十分な血液をペニスに送る事が出来ない現象です。ペニスの十分な血液を送れない主な原因は血液を送り出すエンジン部分ともいえる心臓と、血液の通り道である血管です。心肺は弱っていればポンプとしての能力は低下し、日頃の生活習慣のせいで血管が詰まっていれば血液はペニスまで到達しません。
手っ取り早く心肺と血液循環の健康を取り戻す方法はウォーキングやジョギングです。歩く、走るという行為は重力に逆らって大量の血液を心臓と足の間で送り合う行為です。アメリカの医療サイト(WebMD)は一日に3.2kmのウォーキングが効果的だと発表しています[14]。
アメリカのJournal of the American Medical AssociationはED患者の男性3人に1人が生活習慣を見直しただけで、性機能の改善効果を実感していると発表しています。
4.筋肉量を増やす
40代になると男性ホルモンの一種であるテストステロン量が大幅に低下します。アメリカの専門機関(New England Research Institutes)が行った調査によると、テストステロン量が低い男性ほど性欲も低く、この2つの物質には相関関係がある事が分かりました[15]。
テストステロン量を増やす効率的な方法の一つが筋トレです。筋肉量を増やす行為にはテストステロンの分泌を増やし、脂肪を燃焼し易い体質を作る効果があります。テストステロンが増える事で性欲は強くなり、脂肪を燃焼し易い体質を手に入れるでED発症の原因である肥満を改善する事が出来ます。
さらに女性は本能的にテストステロン量の多い男性を好む傾向にあります。男らしい骨格や筋肉質な体形、精神的なタフネスは全てテストステロン量の多い男性の特徴です。テストステロン量の多い男性の体臭に女性は性的興奮を示す結果が出た実験も存在します[16]。
女性の性欲は30代後半の方が若い頃よりも強いと言われています。そんな奥さんや彼女を満足させるためにも40代を過ぎてからこそ筋トレは重要なのです。
5.飲んでいる薬を見直す
最近急に性欲や勃起の強さや頻度の低下をかんじる場合は最近飲み始めた薬を見直してみる事も効果的です。実は性欲や勃起力を低下させる副作用のある薬は意外とたくさんあるのです。
40代男性の多くが利用している医薬品がAGA治療薬です。AGA治療薬の中で最も有名な製品がプロペシアです。プロペシアは男性ホルモンとかかわりの深い酵素(5αリダクターゼ)の働きを阻害する作用があるため、性欲減退やEDの副作用が確認されています[17]。
またストレスを感じやすいアラフォー世代がついつい頼りがちな抗うつ薬にも性機能低下の副作用が確認されています。レクサプロなどのようなセロトニンの再取り込みを阻害するSSRI系の抗うつ薬には性的な興奮を低下させてしまい、性欲低下や射精困難、恋愛感情低下などの副作用が報告されています[18]。
この他にも次のような医薬品には性機能低下の副作用発生が報告されています。心当たりがある場合は一度かかりつけの医師に他の薬に変更できないか相談してみましょう。
- 抗うつ薬:性欲の減退や射精困難[19]
- 利尿薬や高血圧の薬:勃起不全発症[20][21]
- 前立腺癌の薬:男性ホルモン量低下による精力低下[22]
- AGA治療薬(プロペシア等):男性ホルモン低下による性欲減退[23]
- 鎮静剤や睡眠薬:神経系への影響によるED[24]
6.食生活を見直す
実は食生活と性機能も非常に密接な関わりがあります。特に40代男性の場合は仕事も忙しい事から、ついつい食をおろそかにしがちです。
注意すべき食材の特徴としては血液の流れの妨げの原因になるものです。例えば脂肪や糖質を多く含んだ食材です。これらは体内で悪玉コレステロールに変換され、血管の内部に付着してしまいます。血管の内部に悪玉コレステロールが蓄積されると、血流を妨げるため勃起力が低下してしまうのです。
実際に脂質や糖質を多く含む食事を多く摂取する肥満男性は健康的な体重の男性よりも勃起力が弱いとされています。海外で行われた研究ではBMIが30以上ある男性は3倍もED発症リスクが高い事が判明しています[25]。
日本人の40代以上の男性の3割は肥満と言われています[26]。40代になっても何も意識しないで好きな物を食べていると若い頃よりも圧倒的に太りやすいのです。
7.ED治療薬は一時しのぎ
40代男性の4割が悩んでいるED。そんなEDを解決して若い頃のような勃起の強さを取り戻したいと思った時についつい頼ってしまうのがバイアグラやシアリス等のED治療薬です。しかしED治療薬は根本的な解決策ではないのです。
まず理解しておくべき事はバイアグラやシアリスは精力を強くする効果はないという事です。これらED治療薬は服用後一時的に血管を拡張し、血流を促進する事で勃起し易い状態を作る効果しかありません。つまり強い性欲や回数をこなすための精力を取り戻す効果は期待出来ません。
また副作用のリスクもあり、ED治療専門の浜松町第一クリニックによればバイアグラやレビトラには9割の確率で何かしらの副作用が発生すると発表しています[27]。
ED治療薬は失敗出来ない夜に一時しのぎのために使用する分には良いですが、20代の頃の精力を根本から取り戻す効果はない事を理解しましょう。
8.精力剤で根本から改善
個人的な一番のおすすめは精力剤を利用する事です。40代以降はテストステロンの分泌量が低下し、日頃の生活習慣が悪い場合は血流が悪化します。結果的に性欲減退や勃起力低下、EDが発症します。
精力剤は天然由来の副作用の少ない成分が原料の男性向けサプリです。テストステロンの分泌を促進するマカや亜鉛、トンカットアリ、勃起力を強くする効果のあるランペップやアルギニン、フランス海岸松樹皮などが主な成分です。
数週間から数カ月継続する事で薬に頼らず20代の頃のような強い勃起力や性欲など性機能を根本から取り戻す事を目的に開発されています。最近では医師が開発に携わった精力剤もあるほどです。
私の場合は飲み始めて数週間程で今までにない強さの朝立ちや明らかな勃起の硬さを実感しました。
40代の最適なセックスの頻度は
40代になっても若々しいセックスをする方法は理解出来ましたが、一体どのくらいの頻度で何回くらい行うのがベストなのでしょうか。
セックスの頻度や回数に明確なルールはありません。年齢によって性欲も求めるセックスの種類は異なります。お互いが満足出来る頻度でセックス出来ていればそれがベストな回数なのです。
ちなみに海外の医療誌(Social Psychological and Personality Science)の研究者がセックスの回数や頻度と幸福度の関連性を調査した結果、一週間に1回以上の頻度でセックスを行っている人はそれ以下の回数のカップルよりも、明らかに幸福度が高い事が判明しました[28]。
もちろんこの研究はアメリカ人を対象にした調査なので、無理やりこの回数や頻度を目指す必要はありません。まずは月に一度でもいいのでトライしてみる事が重要です。
自分から誘う自信がない場合は、自信を取り戻すためにも、まずは今回紹介した精力アップの方法を試してみてはいかがでしょうか。
【まとめ】30日本気で取り組めば実感出来る
40代を過ぎると女性がセックスに求めるものも変化します。無理やり昔のような激しさや頻度や回数を意識する必要はありません。今回紹介した方法の中で自分でも出来そうな事から挑戦してみましょう。
本当に30日間で若い頃のような精力の強さを取り戻せるの?と思う方もいるでしょう。もちろんどのくらい本気で取り組むのかによって効果は異なるでしょう。
しかし実際に精力剤に含まれている成分は1カ月前後で効果が発揮される事が確認されています。医師が開発したペプチアに含まれる特許成分ランペップは2週間の継続で勃起の強さや持続力向上効果が確認されていますし[29]、同じく配合成分のフランス海岸松樹皮とアルギニンの摂取の結果、2カ月で8割、3カ月で92.5%のED患者の勃起力が回復しました[30]。
精力剤の中でも医師が開発したペプチアはかなり満足度が高い商品です。一度試してみてはいかがでしょうか。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERHIROSHI
STERON編集部
健康食品のOEMメーカーにて10年間勤務。その後性に関する某ベンチャー企業にて商品の企画開発に従事。
仕事でもプライベートでも性を医療的側面から見ているので、常に冷静な顔でとんでもないページを見ています。
過去の経験を生かし、科学的な根拠にもとづいた記事の執筆を心がけています。
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