精力を強くする筋トレ10選!20代の立ちとムラムラを

公開日:2019/03/23
更新日:2022/10/12

精力を強くする筋トレ10選!20代の立ちとムラムラを

成人男性の一番の悩みは性欲減退や勃起力の衰えなど精力ダウンですね。
実は筋トレをするだけで性機能を改善する事が出来るのです。
男の精力改善に効果の高いエクササイズ10個を紹介します。

  • 記者 WRITERSTERON編集部
    HIROSHI

筋トレで精力を強く出来るのか

筋トレのメカニズム

なぜ筋トレや運動をする事で若いころのような強い精力は取り戻せるのでしょうか?

その質問に答えるには精力とは一体何かを定義する必要があります。実のところ精力とはかなりあやふやな単語です。性欲や勃起、体力、精神的な活力など、精力にはいろいろな意味が含まれています。今回は精力を「勃起力」と「性欲の強さ」として捉えます。

まず一つ目の性欲は男性ホルモンの一種であるテストステロンを増やす事で向上させる事が出来ます。テストステロンとは筋肉量を増やす事で増加します。逆にテストステロンが多い男性は筋肉が付きやすいという、相互ループの関係性にあります[1]

続いて勃起力はペニスに多くの血液を送る事で発生します。若い頃のような健康的な血液の循環機能を取り戻す事により、力強い立ちを手に入れる事が可能なのです。

つまり今回紹介する筋トレはテストステロンを増やし、下半身の血流を改善する効果が高い運動法という事です。この2つの機能を強化することにより、女性が喜ぶ力強い精力を取り戻す事が期待出来ます。

 

精力を強くする筋トレ10選

それでは勃起力と性欲の改善効果の高い筋トレや運動10個を紹介していきます。

 

1:筋トレ前のジョギング

ジョギングをする男性

筋トレはもちろん重要ですが、より高い効果を得るために大切なのが運動前のジョギング(ウォームアップ)です。どれだけ運動をしても痩せないと感じている方にありがちなパターンとして筋トレ以外の運動をしていない事です。

実は体温を1度上げるだけで代謝は13%も上昇すると言われています[2]。脂肪を燃焼したいのであれば、軽いジョギングやウォームアップを行い、体温を上昇させてから本格的な運動に入りましょう。肥満は勃起力とテストステロン量低下の大きな原因です。

ちなみにですが軽いウォーキングだけでもEDの改善効果があると言われています。

▼ウォーキングと肥満による影響についてはこちらをご覧ください。

 

2:スプリント(短距離走)

短距離を全力で走る

大人になってから全力疾走する機会はあまりないですね。実は短距離を全力疾走するスプリントには精力の源であるテストステロンを増やす効果があるのです。

海外の大学(Tarbiat Modares University)で行われた調査によると一日6本の35m走を4週間続けた男性のテストステロン量が劇的に増えた事が確認されました[3]。さらに性欲減退やストレスの原因であるコルチゾールの分泌を低下させる効果がある事も判明しました。

 

3:傾斜を付けたトレッドミル

トレッドミルで走る

都会で全力疾走するのはなかなか難易度が高いですね。そんな時におすすめしたいのが傾斜を付けたトレッドミルを走る運動です。トレッドミルはほとんどのスポーツジムに設置してあるトレーニングマシーンです。

傾斜を付ける事により勃起力アップに効果的な血液の循環機能強化に合わせて、太ももやふくらはぎの筋肉量を増やす事も出来ます。

私も個人的に傾斜を15度付けて定期的に走っていますが、たった5分走るだけで汗が止まらなくなります。ジムに通っていない場合は坂道や階段ダッシュなどでも代用出来るので是非試してみて下さい。

 

4:ベンチプレス

ベンチプレスでのトレーニング

ベンチプレスは様々な意味で一石二鳥の筋トレです。胸板(大胸筋)は男性の体の中でも非常に大きな筋肉です。上半身の筋肉では肩の筋肉(三角筋)に次いで3番目に大きい部位です。そのため大胸筋を鍛える事によって、効率的にテストステロンを増やす事が可能です。

さらに男性にとって重要なのが女性から見られている筋肉だという事です。マイナビによって行われた女性が好きな筋肉の部位に関する調査では1位の腕(上腕二頭筋)に次いで大胸筋が第2位だそうです[4]

体積が大きく、女性からもモテる一石二鳥の筋トレはベンチプレスがおすすめです。

▼正しいベンチプレスの方法はこちらをご覧ください。

 

5:デッドリフト

デッドリフトでのトレーニング

普段あまり筋トレをしない方にとってデッドリフトは初耳かもしれませんね。デッドリフトとは床に置かれたバーベルを掴んで、そのまま背筋を伸ばす筋トレです。

デッドリフトが精力アップにおすすめな理由は複数の筋肉を効率的に鍛える事が出来るからです。デッドリフトで特に鍛えられる筋肉は背筋、太もも、腕と体の中でも大きな体積の筋肉です。

北テキサス大学で行われた調査では、デッドリフトなど重たい物を持ち上げて、一定時間維持させる筋トレはテストステロンの分泌促進に非常に効果が高い事が判明しました[5]

▼正しいデッドリフトの方法はこちらをご覧ください。

 

6:クリーン&プレス

クリーン&プレスによる筋トレ

クリーン&プレスもデッドリフトと同様にバーベルを使用したトレーニングです。デッドリフトとの違いはつかんだバーベルをそのまま頭の上まで持ち上げる必要があるところです。

クリーン&プレスで鍛えられる部位は上半身の中で一番大きな肩の筋肉です。そのため海外ではテストステロンブースターとも呼ばれているトレーニングです。デッドリフトと同様に効率的に強い精力(特に性欲)を手に入れる事が出来ます。

腰や肩を痛めている場合はさらなるケガの原因になるので控えましょう。

▼正しいクリーン&プレスの方法はこちらをご覧ください。

 

7:スクワット

スクワットをする男性

EDを改善して強い勃起力を手に入れたいのであれば、スクワットは究極のエクササイズです。スクワットは人間の体の中で一番体積の大きい太もも(大腿四頭筋)を鍛える事が出来ます。つまりテストステロンを増やし、性欲向上効果が期待出来ます。

またスクワットは血流や心肺機能の改善にも効果が高く、強い勃起力を手に入れるのではればマストのエクササイズです[6]

慣れてきたらバーベルを持った状態で負荷をかけてスクワットを行う事により、さらなる精力アップ効果が望めます。

 

8:ケーゲル運動

ケーゲル運動

勃起に関する悩みを改善する最強のエクササイズはケーゲル運動です。日本ではあまり知名度のないケーゲル運動ですが、実は強い勃起を維持するうえで重要な骨盤周辺の筋肉であるPC筋(恥骨尾骨筋)を鍛える事が出来るのです[7]。PC筋が弱くなると勃起時にペニスに送り込まれた血液を維持する事が出来ず、中折れの原因となります。

強い勃起状態を長時間維持したいならケーゲル運動を続けてみましょう。

▼ケーゲル運動の方法はこちらをご覧ください。

 

9:お尻を占めてPC筋強化

中腰になる男性

勃起力改善効果のあるPC筋の強化は意外と簡単な方法でも行えます。一番簡単な方法がお尻の穴をキュッと占める運動です。肛門をキュッと占める時に睾丸が持ち上がる感覚を実感出来ていれば、PC筋に力が入っている証拠です。

仕事中や外出中などでも何処でも簡単にできるのがメリットです。

 

10:筋トレ後のプロテイン

プロテインを飲むカップル

筋トレ後にはプロテインを飲む事をおすすめします。プロテインとは英語でタンパク質を指す言葉です。筋トレをする事によって傷ついた筋肉の回復を促進するのがプロテインです。

短期間でより大きな筋肉を付ける事によって、テストステロンの分泌量を増やす事が出来ます。筋肉をより大きくしたいのであれば、動物性のタンパク質で出来ているホエイプロテインがおすすめです。ソイプロテインは大豆が原料のプロテインで、性欲の基にもなる亜鉛の吸収を阻害してしまうケースもあるのです。

 

筋トレで女性を喜ばせる

キスをするカップル

今回紹介した10個の筋トレは勃起力や性欲など精力を総合的に高める効果があります。しかし筋トレのメリットは性機能の向上やボディメイクだけではありません。定期的に運動をしており、テストステロンの分泌量が豊富な男性の体臭には女性に性的な興奮を与える効果もあるのです[8]

勃起力の低下の治療と聞くとバイアグラ等の医薬品に頼りがちですが、バイアグラに精力を改善する効果はありません。あくまで服用したその時だけの一時的な勃起促進効果しかありません。

薬に頼らずに普段の習慣や行動を改善するだけでも若いころのような力強い精力は取り戻す事が出来ます。

▼筋トレ以外で勃起力を改善する方法についてはこちらをご覧ください。

ED改善に効果的な方法11選!若い頃の勃起力を取り戻す

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITERHIROSHI

    STERON編集部
    健康食品のOEMメーカーにて10年間勤務。その後性に関する某ベンチャー企業にて商品の企画開発に従事。
    仕事でもプライベートでも性を医療的側面から見ているので、常に冷静な顔でとんでもないページを見ています。
    過去の経験を生かし、科学的な根拠にもとづいた記事の執筆を心がけています。

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