記者 WRITERSTERON編集部
HIROSHI
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- オナ禁で得られる6つの効果!デメリットもある?
様々な噂や都市伝説が飛び交う「オナ禁」
一体どんな効果があるのでしょうか?
医学的な根拠に基づいたメリットやデメリットを紹介します!
Contents [目次を開く]
男であれば誰でもオナ禁に取り組んだ事はあるのではないでしょうか?
学生時代の合宿や会社の研修など、オナニーが出来ない環境による強制的なオナ禁や、美容健康のための自発的なオナ禁など形は様々です。
オナ禁はした方が良いのか?
オナ禁にはどんな効果があるのか?
皆様の気になる疑問に回答します。
オナ禁とは一体
オナ禁とは名前の通りオナニー(自慰行為)を禁ずる事です。
なぜオナニーをしないように意識するのでしょうか?
私の周りでオナ禁を自発的に行っている人のほとんどは根も葉もない噂や都市伝説に影響されているケースが多いです。良く聞くのが肌がきれいになるなどです。
しかしオナニーと肌には直接の関係性はありません。
今回はオナ禁をする事により得られる主な効果を紹介します。
オナ禁の主な効果6つ
オナ禁をしたときの主な6つの効果を根拠に基づき解説します。
目覚めが良くなる
性別関係なく誰でもが毎日行う行為と言えば、出勤や通学です。
朝スッキリ起きられる人もいれば、なかなか起きられずダルさを引きずってしまう人もいるでしょう。
中にはしっかりと睡眠時間は取っているので朝起きるのを苦痛に感じる人もいます。
実は眠気や体内時計を調整しているのはメラトニンと呼ばれるホルモンです[1]。
海外のヘルスケアサイトの「Herballove.com」は過度なオナニーは質の良い睡眠を取るのに必要なメラトニンの量を低下させると発表しています。
メラトニンの量が低下しすぎると、睡眠の質が低下してしまったり、ねむりにつきづらくなるそうです[2]。
テストステロン量が増える
男性の精力や活力の源とも言われているテストステロンは睡眠時に多く分泌されます。
テストステロンの分泌量が多い男性ほど、積極的でストレスに強いと言われています。
肉体面においても、脂肪が少なく、筋肉質な男らしい体形作りを促進する効果があります。
テストステロンは性的な興奮を感じる事により分泌されます。
オナ禁中はもちろん射精を我慢しており、普段よりも性的な妄想をする頻度が多いでしょう。性的に興奮している状態で、テストステロンが多く分泌される睡眠という行動をとる事により、さらなる分泌の促進が期待出来ます。
テストステロンにはもちろん精力を高める効果があります。もし精力減退を感じているのであれば、オナニーの頻度を意識してみる事はおすすめです。
より効率的に時間を過ごせる
別にそんなにオナニーに時間をかけてはいないと思う方も多いでしょう。
しかし思い返してみて下さい。
オナニーをする前にアダルトサイトをネットサーフィンして、オカズを探す行為には意外と時間を使っているのではないでしょうか?
男性向け雑誌の週刊プレイボーイが独身男性300名にオナニーの頻度や時間についてアンケートを取ったところ、自慰行為1回にかける平均時間で最も多かった回答が10分~30分でした[3]。
仮にオナニーを毎日1回(30分)行っているだけでも、1カ月でなんと15時間もの時間を費やしている事になります。
また、オナニーには中毒性があるので、注意が必要ですね。
女性に積極的になれる
オナニーを我慢して性欲が高まると、より女性にも積極的になれます。
もちろんオナニーと積極性の関連性についての医学的な調査事例などはありません。
しかし性欲が高まる事により、より男としての本能に従った行動が出来るのではないでしょうか。
また、性的な興奮はテストステロンの量を増やす効果があります。
テストステロンの量が多い男性は、リスクを取る事に躊躇が少なくなる事が科学的にわかっています。
精液の量が増える
体質な年齢などにもよりますが、男性の精液は約3日前後で満タンで満タンになると言われています。
つまり毎日オナニーをしているのであれば、精液が満タンになる前の少ない状態で排出されている事になります。もちろん精液を溜める事が健康に良いわけではありません。
しかし妊活に取り組むのであれば、3日程度オナ禁をして、精液の量が溜まった状態で射精する方が当然自然妊娠の可能性は高くなります。
しかし自然妊娠の確立を上げるにためには量だけではなく、精子の質も大切な事を覚えておきましょう。
より気持ち良いセックスが出来る
オナ禁をする事によって得られるメリットは間違いなくあります。
しかしオナ禁をお勧めしているわけではありません。
なぜなら定期的なオナニー(射精)にも様々なメリットがあるからです。
適度なオナニーにはメリットも
オナ禁をする事によって得られるメリットは間違いなくあります。
しかしオナ禁をお勧めしているわけではありません。なぜなら定期的なオナニー(射精)にも様々なメリットがあるからです。
ストレスの緩和
快楽のためだけに行っていると思われているオナニーですが、実は健康的なメンタル状態を維持する効果があるのです。
オナニーや性行為により、オーガズムに達するとオキシトシンと呼ばれるホルモンが分泌されます。オキシトシンは幸せホルモンとも呼ばれており、ストレスの緩和や安心感を与える効果があるのです。
アメリカのヘルスケアサイトの「Planned Parenthood」によるとオナニーにはストレスを緩和する事により、質の良い睡眠を促す効果があるそうです[4]。
前立腺がんの予防
実は適度なオナニーは病気の予防効果もあると言われています。
ハーバード大学の研究チームは、定期的に射精を行っている男性は前立腺癌のリスクが低いと発表しています[5]。
射精をする事により、尿路に毒素が溜まりづらい事が理由とされています。
勃起力の維持
勃起に重要な筋肉の一つに骨盤底筋と呼ばれるものがあります。
この骨盤底筋が緩んでしまうと勃起力の低下(ED)の原因になります。
定期的なオナニーやセックスによる射精にはこの骨盤底筋を鍛える効果があります。
最適な回数は?
今回はオナ禁の効果と定期的なオナニーのメリットの両方を紹介しました。
ここで浮かぶ疑問は「結局オナ禁と定期的なオナニーどちらがいいの?」でしょう。
答えとしては自分に合った適度な頻度でオナニーをする事が理想です。残念ながら医学的根拠のある最適なオナニーの回数というものは存在しません。
もしあなたが毎日オナニーをしていて、体に不調もなく、仕事に集中出来ており、プライベートも充実しているのであれば、それがあなたにとっての最適な回数なのです。
逆に毎日オナニーをしており、下半身の調子が悪い、常にオナニーの事を考えてしまい、ライフスタイルに支障をきたしているのであれば、回数を見直す必要があります。
オナニーをする事により、直接健康に悪影響を与えたり、精子の質が低下する、性機能が低下するような事例はありません。
自分の体質やライフスタイルに合った回数を見つける事が重要です。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERHIROSHI
STERON編集部
健康食品のOEMメーカーにて10年間勤務。その後性に関する某ベンチャー企業にて商品の企画開発に従事。
仕事でもプライベートでも性を医療的側面から見ているので、常に冷静な顔でとんでもないページを見ています。
過去の経験を生かし、科学的な根拠にもとづいた記事の執筆を心がけています。
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