ストレスを解消して性欲を取り戻す6つの方法【医師監修】

2018.12.23

ストレスと性機能

「最近、性欲なくなってきたな。。。」そんなことを感じませんか?もしかしたらストレスが原因かもしれません。
ストレスが健康を損ねることはよく知られていますが、性欲とも非常に密接な関係性があったんです。
そこで今回は、ストレスと性欲の関係性をお話しし、効果的な6つの対策をご紹介します。

  • 監修者 SUPERVISER
    豊田 早苗 (医師)

  • 記者 WRITER
    江原 まさと(STERON編集部)

現代人とストレスは切っても切り離せない問題です。

仕事や家庭、友人関係などストレスの原因となりうる要素が非常に多く存在しています。

上手にストレスを解消できないと、精神面と肉体面に不調をきたすことはよく知られていますね。

実はストレスは性欲にも悪影響を及ぼします。

性欲の減退は自分だけではなく、彼女や奥さん等、周りの人にも迷惑をかけてしまう場合が多いのです。

  • パートナーとの関係性悪化
  • 他の女性との浮気を疑われる
  • セックスレスの危険性

これまでの人生を少し振り返ってみてください。性欲の強かった頃の方が仕事もプライベートもうまくいっていたのではないでしょうか。

性欲とは男性の活力とも言える自然な欲求なのです。

そこで今回は男性にとって非常に重要な欲望である「性欲」にフォーカスを当てて、減退してしまう原因と効果的な6つの改善方法を紹介します

 

ストレスが及ぼす影響              

問題を抱えている男性

日々こなさなければならない仕事、面倒な職場での人間関係、将来のことなど、現代社会にはストレスを引き起こす要素がたくさん溢れています。83%の人が週に一回以上ストレスを強く感じるそうです。

その一方で、ストレスをうまく発散できているのは約30%の限られた人のみです[1]

ストレスが溜まることによって生じる異変や症状は次のようなものがあります。

  • 頭痛、腰痛や肩こりなど身体的な異常
  • 食欲不振や味覚の異常
  • イライラなどの精神的異常
  • ネガティブ思考やうつ症状
  • 精力や性欲の減退、勃起力の低下

過度なストレスは精神面だけではなく、男としての自信喪失にもつながる危険性もあります。

 

ストレスと性欲の関係

身体的にも精神的にも悪影響を及ぼすストレスですが、性欲にも悪影響を及ぼします。ストレスが性欲に影響を及ぼすメカニズムを見ていきましょう。

 

自律神経が乱れる

神経系

ストレスは性欲と密接な関わりのある自律神経の正常な働きを阻害します。

自律神経は身体のアクセルとして作用する「交感神経系」と、ブレーキの役割を担う「副交感神経」の2つから成り立っています。

交感神経は、困難なことや何か新しいことに挑戦するときに活発に活動し、問題解決のためにプラスアルファの力を出そうとします。緊張すると、手汗をかいたり、いつも以上にドキドキして心拍数の上昇を感じたことがあるのではないでしょうか。これは交感神経が活発に活動し、身体をいつでも動ける状態にしているためです。

通常は交感神経が活発に動く必要がある状況が終われば、自然と症状は治まります。しかし、長期間のストレスに晒されている場合は交感神経が過度に反応し、症状が治まりづらくなります。

性欲とは交通神経の活動が治まり、体がリラックスしている状態のときに発生します。

つまり過度のストレスがかかることで、交感神経にストップがかけられなくなり、性欲がわかなくなってしまうのです。

 

性欲の源テストステロンが低下 

テストステロンへの影響

テストステロンという言葉を一度は耳にした事があるのではないでしょうか?

テストステロンとは男性ホルモンの一種で肉体面、精神面共に男らしさを作り出す成分です。別名セックスホルモンやモテホルモンとも呼ばれており、もちろん性欲にも大きな影響を与えます。

テストステロンの4つの効果

  • 性欲を高める
  • 健康的な精子を増やす
  • ストレスに強いメンタルを作る
  • 脂肪が少なく筋肉質な体を促進

このテストステロンは、ストレスに非常に弱いホルモンです。

ストレスがある環境下ではストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが大量に作り出されます。

テストステロンを生成するプロセスはこのコルチゾールが作られるプロセスと同じであるため、コルチゾールが作られる限り、新しいテストステロンは作られません。

つまりストレスは精力の源でもあるテストステロンの分泌を阻害してしまうのです。

 

パートナーとの関係性の悪化    

ストレスによる負担

ストレスホルモンの増加による悪影響は対人関係にも及びます。

そもそもストレスが非常にかかっているときに他人と一緒にいたいと思いますか?パートナーはもちろん、友人ですらあまり乗り気にならないでしょう。

カナダのコンコルディア大学で行われた調査によると、ストレスホルモンは人を攻撃的にして、他人を遠ざける効果ある事が判明しました[2]

パートナーが攻撃的な場合、日常的なスキンシップも減り、もちろん性的なコンタクトも減少していきます。結果的にストレスを多く抱えているカップルは、関係性が悪化してしまうのです[3]

 

ストレスを緩和するには

現代社会に生きて、ストレスを感じない事はほぼ不可能でしょう。大切なのはストレスと上手く付き合い、意識をしてストレスを緩和させる事です。ストレスの緩和に効果的な4つの方法を紹介します。

 

運動はテストステロンを増やす

外出して運動する習慣

性欲減退の改善のために定期的な運動をおすすめする理由は主に次の2つです。

  • ストレスホルモンの分泌を抑制する
  • 代わりにテストステロンの分泌量を増やす

ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動はストレスの原因となるコルチゾールを抑制する効果があります[4]。リラックス効果のある緑が多い公園などで活動的に過ごすことで、より効率的にストレスを発散することができます。

逆に腕立て伏せや腹筋などの筋肉量を増やす無酸素運動テストステロンの分泌量を高める効果があります。特に人間の体の中でも特に大きな太もも周辺の筋肉や胸板を鍛えるスクワットやベンチプレスは効果的です。

しかし慢性的な疲労の原因になる過度のマラソンや、性機能に大切な下半身にダイレクトに圧力を与えるサイクリングなどはあまりおすすめしません。

 

睡眠は非常に大切

質の良い睡眠

質の良い睡眠を取る事はストレスの緩和と性機能の改善にはマストです。

睡眠時間が減ると、それだけ交感神経が活動している時間が長くなり、ストレスの原因であるコルチゾールがより多く生成されます。

適量のコルチゾールは、体を動かすエネルギーを産生するなど活動するうえでは必要不可欠なホルモンですが、過剰に分泌されてしまうと血圧を上昇させたり、免疫力を低下させるなど体に悪影響を及ぼします。

適切な睡眠を毎日取ることは、コルチゾールの過剰分泌を抑え、ストレスをコントロールするためにも非常に重要です。

精力の源であるテストステロンは睡眠中に発生する成分です。睡眠不足の場合、生成する時間が足りなくなり性欲の減退を発生させます。

睡眠時間が5時間の人は8時間の人と比較して、10〜15%テストステロン値が低い傾向にあるという研究結果もあります。

年齢によるテストステロンの生成量の減少が1〜2%なので、寝不足であるだけで、10歳程度の老化と同じ効果があることを考えると恐ろしいですね[5][6]

 

性機能もメンタルも食が作り出す

健康的な食生活

ストレスやうつ病などはテストステロンの分泌量が少ない人ほど、発生しやすいと言われています。逆テストステロンの分泌量が多い男性はストレス耐性が強く、積極的で判断力も高いのです。

おすすめをしたいのはテストステロンを増やす食事を意識する事です。亜鉛などのミネラル分、アミノ酸のアルギニンに加え、ビタミンなどがバランス良く含まれた食事を取ることを意識してください。

忙しくて外食が多い場合やより効率的に精力改善をしたい方には精力剤やメンズサプリの利用がおすすめです。

STERONでは効果の高いメンズサプリの紹介もしているので是非参考にして下さい。

 

パートナーとの時間を大切にする 

仲の良い若いカップル

何よりも大切なのは彼女や奥さんとのコミュニケーションを大切にすることです。コミュニケーションがうまくとれておらず、信頼出来ない相手には性欲が湧かないのは当然です。また、仲の悪いパートナーと同じ空間にいるだけでもストレスの原因になります。

パートナーと、ハグやキスをすることはもちろんですが、お互いをマッサージするのはおすすめです。

このときにパートナーにマッサージしてもらえば、スキンシップの機会となり、距離が近くなるとともに、関係性も改善するでしょう。

肩こりや腰のハリなどの体の不快感は、ストレス要因になるので、早めに処置すべきですが、このときにパートナーにマッサージしてもらうのも良いでしょう。

また、パートナーと一緒にストレッチをすることもストレス解消及び性欲向上に効果的です。男性の場合は、開脚前屈をすることで、股関節が柔らかくなり、テストステロンが生成されやすくなります。

そのときに、パートナーに背中を押してもらうことで、体が密着して性欲も沸いてくること間違いありません。

 

ストレス以外の原因も

医師のコメント

過度のストレスやネガティブな感情でコルチゾールが分泌され、結果的に性欲が減退します。

しかしストレス以外にも性欲を低下させる原因はたくさんあります。

性機能を低下させるリスクのある行動や習慣5つを紹介します。

  • 医薬品による副作用
  • 過度の運動による男性ホルモン量低下
  • 睡眠不足
  • 運動不足による肥満
  • 不健康な食生活

強い性欲とは心身ともに健康な証拠です。

日頃から健康的な生活習慣を送っていれば自然と若いころのような強い性欲を取り戻せるでしょう。

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITER江原 まさと(STERON編集部)

    STEORN編集部
    「性をロジカルに」をモットーに記事を執筆。これまで感覚的に語られてきた”性”というテーマを学術的・科学的根拠に基づいて伝えていきたい。ティーコンシェルジュの知識を活かし、健康問題の解決に向けたハーブティーのブレンドもこなす。

  • 監修 SUPERVISION豊田 早苗 (医師)

    心療内科クリニック院長。ストレスが引き起こす身体の不調は多岐にわたります。特に生殖機能はストレスや心理的な変化に敏感な器官です。また、性に関する症状は、相談しにくく、1人で悩みを抱え混んでしまう方が多いです。院長として診療に携わる傍ら、ネット上でストレスと身体機能についての情報を提供しています。

FOR YOUあなたにおすすめの記事