【医師監修】オナニーのメリット・デメリットと最適な頻度

公開日:2018/12/27
更新日:2019/03/27

オナニー

全男性の永遠の疑問である「オナニーの最適な頻度や回数」について解説致します。
オナニーにはメリットがあるのでしょうか?
またオナニーをし過ぎるとどんなデメリットがあるのでしょうか?
健康的なオナニー頻度とは?
男性の自慰行為に関する疑問を解決します。

  • 監修者 SUPERVISER
    かわい先生(医師)

  • 記者 WRITERSTERON編集部
    HIROKI

オナニーやマスターベーションなど呼び方は様々ですが、自慰行為は世界中で最も高頻度で行われているアクティビティの一つでしょう。

思春期に入ると誰から教えてもらうわけでもなく、気づいたらオナニーを覚えている方がほとんどではないでしょうか。

今回は男性なら誰でも気になる「オナニーの最適な回数・頻度」についてです。オナニーが体に与えるメリットとデメリットを徹底解説します。

 

オナニーの平均回数

まずはアメリカで行われたオナニーの回数と頻度に関する国勢調査(NATIONAL SERVEY OF SEXUAL AND BEHAVIOUR)によると次のような結果が出ました。

マスターベーションの頻度のアンケート結果

http://www.newhealthadvisor.com/How-Often-Should-I-Masturbate.html

男性と女性の両方に世代別でオナニーの頻度についての調査をしています。女性の場合はほとんど世代において、オナニーはほとんどしないもしくは全くしないようです。

特に高齢者ほどオナニーをしない傾向があるようです。逆に若い女性ほど定期的に自慰行為をする傾向にあります。

さあ男性の番です。予想通りの結果ですね。(笑)

20代男性の4割以上は週に2~3回以上の自慰以降を行っています。

しかし、年齢と共にオナニーの頻度は減少傾向にあるようです。

あなたはこの平均回数を見てどう思いましたか?あなたのオナニー頻度と比べてどうでしょうか?多いと思った方も少ないと思った方もいるでしょう。

このアメリカで行われた調査では、最適な回数というのは存在しないと結論づけられています。

しかしながら、オナニーは男性の体に様々な影響を与えます。もし不調で心当たりがあるのであれば、自慰行為の頻度を見直す必要があるかもしれません。

もちろん、悪いことばかりではありません。オナニーの5つのメリットと5つのデメリットを見ていきましょう

 

定期的なオナニーの5つのメリット

メリット

前立腺がんの予防

前立腺は生殖器官です。実際にオナニーを定期的に行うことで、前立腺がんの予防になるかもしれないという研究結果がでています。

アメリカの名門ハーバード大学(Department of Epidemiology, Harvard)の研究によると、週に5回以上の頻度で射精をしている男性は尿路に溜まる毒素の量が通常の男性よりも少なく、前立腺がんのリスクを低下させる効果があるとされています[1]

 

ストレスの緩和

マスターベーションはストレスの解消や緊張の緩和作用もあると言われています。

オーガズムに達する際に脳内麻薬と言われる「エンドルフィン」という成分が分泌されます[2]。このエンドルフィンという成分にはポジティブ思考や安眠を促進する作用があると言われています。

 

勃起不全(ED)の改善

定期的なオナニーやセックスには骨盤底筋と呼ばれる筋肉(肛門を引き締める役割)を鍛える効果があります。骨盤底筋が緩むと勃起力の低下につながります[3]

過度なオナニーは勃起不全の原因になる場合もありますが、筋肉の面からはプラスの作用があると言えるでしょう。

 

幸せホルモンの分泌

オナニーにはドーパミンオキシトシンと言われる成分の分泌を促進する効果があります。

ドーパミンには幸福感や意欲を脳内で作り出すホルモンです[4]。オキシトシンはストレスを緩和する効果があると言われています。

メンタルヘルスの面でもオナニーはメリットがあるようですね。

 

パートナーとの関係性の向上

意外かもしれませんが人間関係の向上も期待することができます。オナニーは自分の性的な趣向と向き合うことのできる時間です。

自分がオーガズムに達するためにパートナーとどんなセックスが必要なのかを理解するヒントにもなります。

 

過度なオナニーによるデメリット5つ

デメリット

中毒性  

セックス依存症があるように、自慰行為にも中毒性があると言われています。

実際に中毒症状のある男性はオナニーをするために、仕事や授業をさぼったり日常生活に支障をきたしたりするケースもあります。

 

疲労感  

オナニーや性行為は体や脳が一時的に緊張状態になるため、射精後は疲労感脱力感に襲われます。大事な仕事の前などのオナニーは控えた方が良いでしょう。

実際に格闘家やアスリートは試合の数日前からは射精を禁止して、試合への体力を温存するくらい大きな影響があると言われています。

 

早漏    

オナニーの良いところは何といっても自分の好きなタイミングで射精が出来る事です。

しかしこれが悪影響してしまうこともあります。時間がないからといって短時間での射精に慣れてしまうと、体が慣れてしまい、セックスの際に早漏となってしまいます。

 

遅漏やED(感度低下)

早漏とは逆のパターンもあります。通常、オナニーをする際にペニスを握る力は女性の膣内の刺激よりも強いと言われています。

自分の手の刺激に慣れてしまうことにより、女性の膣内での刺激に満足できなくなり、射精や勃起の維持が困難となってしまう場合があります。

 

腰痛    

射精と腰痛に直接的な関係性はありません。しかしながら、オナニー時の姿勢によって、腰痛が発生することがあります。

実際にオナニー後に腰痛を感じる人が多いとの報告があります[5]

身体に無理がかかる体勢でのオナニーは避けるようにしましょう。

 

最適なオナニー頻度は

カップルがベッド内

さていかがでしたでしょうか?先ほど紹介した国勢調査では「オナニーに最適な回数はない」と結論づけています。

重要なのは今のオナニー回数や頻度があなたの生活にどのような影響を及ぼしているかです。今の頻度で体調も問題なく、仕事や学業も順調なのであればそれがあなたにとっての最適な回数なのです。

逆にご紹介したようなデメリットに心当たりがあるのであれば、オナニーの回数や方法を見直す必要があるでしょう。

男性としてはついつい自分の気持ちよさばかり求めてしまう事が多いですが、重要なのはパートナーとより良い性生活を送ることです。

女性の気持ちをしっかりと理解することで、よりよい性生活を送ることができるでしょう。男性であれば、気になるに違いない記事もおまとめしています。

これらの記事も参考にして、パートナーと楽しい時間を過ごしてくださいね。

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  • 記者 WRITERHIROKI

    STERON編集部
    メディカルハーブコーディネーター資格保有者
    漢方や天然の食材の効果、効能に関する専門家として天然由来成分の男性機能への影響を日々調査、研究している。STERON記者として自然療法の知識を活用したメンズヘルスケア関連の記事を執筆、監修している。アメリカに留学した経験があり、海外のヘルスケアにも精通。

  • 監修 SUPERVISIONかわい先生(医師)

    内科医/産婦人科医/薬剤師
    薬学部で薬に関しての専門的知識を勉強し、薬剤師免許を取得。
    不妊に悩む患者さんをより多く助けたいと考えて、医学部受験を決意。
    愛知県内の大学病院で薬剤師として勤務する傍ら、医師免許を取得。
    「医学」と「薬学」の専門家として、不妊と性に悩む患者を救う産婦人科医として活躍中。

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