不妊に悩んだ時の8つの解決策!健康な精子を増やす方法

公開日:2018/12/24
更新日:2019/09/26

精子を増やす方法

精子の質はなにもしなければ、年齢と共に低下していきます。
日頃の生活習慣や食を意識する事により、不妊は改善予防が出来ます。
質の良い精子を増やすためにおすすめの方法を解説します。

  • 記者 WRITER
    江原 まさと(STERON編集部)

全カップルのうち、15%が不妊症に悩んでいることを知っていましたか?さらに驚くべきことに、そのうち約半分は男性にも原因があるのです[1][2]

男性不妊の原因は主に、精液の量が足りていないことと、精子の量及び活動量が足りていないことです。そのほかには、性欲の低下、勃起力の低下(ED)などが考えられます。

健康的な精子の量を増やすことで、男性起因の不妊症は克服することが出来ます。

つらい不妊症を乗り越えるために、健康的な精子を増やす8つの方法を紹介します。

 

質の良い精子を増やす方法

D-アスパラギン酸の摂取 

Dアスパラギン酸は精子の質を高める効果があります。

アスパラギン酸はエネルギー生産の役割を担っているアミノ酸の一種です。

細胞は、アスパラギン酸から与えられたエネルギーを消化するときに、ATPと呼ばれる成分を作り出します。

ATPはエネルギーの貯蔵や供給、運搬を担っている成分で、精子が泳ぎ回るときにもATPに貯蔵してあるエネルギーを消費します。

さらに、アスパラギン酸には、疲れの基となる乳酸の生成も抑える効果があるため疲労蓄積を軽減させます。セックス後の疲れも軽減されるでしょう。

また、アスパラギン酸を摂取することで、精子の形成に携わるホルモンであるテストステロンの値を増やす効果がある事も判明しています。

専門機関による調査では、2.66グラムのD-アスパラギン酸を毎日三ヶ月間摂取することで、テストステロンの値が30%〜60%増加し、精子の活動量は60%〜100%の向上が見られたそうです[3]

別の研究では、特定の環境下では、3グラムのD-アスパラギン酸を2週間摂取することで、テストステロンの値が42%上がったとの報告もあります[4]

 

アスパラギン酸を摂取するには男性向けのサプリメントを利用するのがおすすめです。

 

定期的に運動はマスト

健康的な生活習慣

定期的に運動をすることも精子の量と活動量を増やすためには効果的です。運動は2方面から精子の質向上に効果があります。

1つはカロリーの消費による減量効果です。肥満男性の睾丸の周辺は暑い脂肪で覆われており、熱が籠もりやすい状態になります。

精子に熱によるダメージを受けることで、奇形精子の割合が高くなると言われています。オランダの研究では、14週間の減量プログラムで精子の数が劇的に増えたことが報告されています。

2つ目は筋肉がつくことによる、テストステロンの上昇効果です。

統計的に、定期的に運動している男性の精子の質は、していない男性の精子の質を大幅に上回っているという研究結果もでています[5]

ただし、慢性的な疲労の原因になる過度の運動や精巣にダメージを与える自転車などは逆効果になる場合があるので注意しましょう。

 

ビタミンCを積極的に摂取する

ビタミンCの抗酸化作用も身体にプラスの効果があります。

体外から取り入れた栄養素を体内に取り入れるには、栄養素を酸化させる必要があります。

酸化させる際に発生する活性酸素は、増えすぎると細胞を傷つけてしまい、男性の不妊に繋がるという研究結果があります。

ビタミンCをはじめとした抗酸化作用のある成分を取ることで、細胞を傷つけてしまう活性酸素が増えすぎる状態を回避し、精子の質をあげることが可能です。

1,000mgのビタミンCを週5日摂取することで、精子の活動量は92%精子の数は2倍以上に増え、活動量の低い精子の割合は55%も減少したという研究結果もあります[6]

 

意識をしてストレスを緩和させる

リラックスすることも大切です。

精子の質を左右する非常に重要な成分であるテストステロンは、ストレスの影響を受けやすい成分です。ストレス値が上がることで、テストステロンの分泌は阻害されてしまいます。

また、ストレスが高い人は、セックスに対する満足度が低い傾向にあることも判明しています。当然ですがパートナーとのセックスに満足出来ず、頻度が低下してしまう事も不妊の大きな原因なのです。

セックスに積極的になり、精子の質を保つためにも、ストレスマネージメントを意識するようにしましょう。

 

十分な亜鉛を摂取する

亜鉛

十分な量の亜鉛を摂取することは、精子の質を保つために不可欠なポイントです。

亜鉛の摂取量が少ない人ほどテストステロンのレベルが低く、精子の質が低く、男性不妊になる確立が高まるという研究結果もあります[7]

亜鉛は、豚肉・鶏肉・牛肉などの肉類や、卵、貝類に多く含まれいています。

特に牡蠣に多く含まれているので、意識して食べることで精子の質の向上が見込めるでしょう。

効率的に亜鉛を摂取したい場合はサプリメントがおすすめです。

 

睾丸を冷やす

下半身を冷やすこと

実は高温の環境は精子の大敵なのです。

精子を作る精巣が入っている睾丸を温めないことでも精子の量は増えます。早い場合では、一ヶ月ほどで効果が出ることもあるそうです。

いかに睾丸を温めないかが大切なポイントになるので、お風呂に長時間つかることなどは避けましょう。サウナがお好きな方も多いかと思いますが、妊活中はサウナは避ける事をおすすめします。

デスクワークが多い方は長時間座りっぱなしのことも多いと思いますが、睾丸を温めてしまう原因になるので、定期的に立ち上がって空気の流れをよくしましょう。また、パソコンを膝の上に置いて長時間作業したり、車のシートーヒーターを長時間利用する事も避けるようにしましょう。

 

アシュワガンダを摂取する

アシュワガンダを使う

アシュワガンダというハーブをご存じでしょうか。

知る人ぞ知る、古代からインドで使われているメディカルハーブです。このアシュワガンダには、テストステロンの値を大幅に増やし、妊活の心強い味方になるという研究結果があります。

被験者は、精子の数が167%精液の量が53%増え、精子の活動量は57%向上したそうです[8]

 

 

万能薬のマカを取る

マカ

マカとはペルー原産の株のような形をした植物で、非常に栄養価の高い漢方食材の一種です。亜鉛をはじめとする有効成分を豊富に含んでいるため、健康的な精子を増やすテストステロンの分泌促進に効果的です。

疲労回復効果や睡眠の向上効果がある事でも有名なマカには、性欲の増強やEDの改善の効果も期待出来ます。1.5グラムから3グラムを毎日摂取した被験者の多くが性欲の増強を感じたとのことです[9]

天然成分のマカは副作用の心配が少ないため、医薬品の利用を避けたい方にもおすすめの成分です。

【ランキング】マカサプリの効果と目的別おすすめ12選

 

効果が出るまでは時間が必要

時間が必要

精子の質をあげる方法をいくつかご紹介いたしましたが、どれも次の日には効果が出るわけではありません。

一般的に全く新しい精子が生成されるのには74日間から約120日の期間が必要と言われています[6][7]

ご紹介した方法の効果の現れ方は個人差がありますが、本格的に妊活に取り組むのであればまずは3カ月間しっかりと継続する事が大切です。

その間は出来る限り、健康的な生活を心掛け、タバコや過度の飲酒は控えるようにしましょう。

 

健康的な生活+サプリが効果的

女性医師のコメント

妊活とは一種の体質改善です。

健康的な食生活に、早寝早起き、定期的な運動は非常に効果的です。

しかし非常に難しいのが健康的な精子を増やすための有効成分を日頃の食事から摂取する事です。どの食材にどの程度の有効成分が含まれているかを計算して、最適なメニューを毎日考えるのはほぼ不可能です。

そんな時におすすめなのがサプリメントによる有効成分の効率的な摂取です。

亜鉛やアスパラギン酸、マカ等の妊活に効果的な成分に合わせて、アルギニンやシトルリンといった性機能を改善する天然成分を摂取する事により、根本から精力の強い体質を作る事が出来ます。

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITER江原 まさと(STERON編集部)

    STEORN編集部
    「性をロジカルに」をモットーに記事を執筆。これまで感覚的に語られてきた”性”というテーマを学術的・科学的根拠に基づいて伝えていきたい。ティーコンシェルジュの知識を活かし、健康問題の解決に向けたハーブティーのブレンドもこなす。

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