息子の元気がないのは体の危険信号かもしれない?

公開日:2022/02/01
更新日:2022/02/09

下半身の元気がない

最新の調査によると男性機能障害は若い男性にとっても深刻な悩みとなりつつあるようです。
下半身の元気がなくなる事で確かにパートナーとの夜の生活の質低下に繋がります。
ただ、下半身の悩みは実は夜の満足度だけではなく、より深刻な体の悩みの前兆である可能性があるようです。

    Contents [目次を開く]

      男性にとって、自分の大切な部分の機能が働かなくなってしまうという事実は、「その快楽」を楽しめなくなってしまうというだけではなく、男性としての誇りが失われてしまうほどの決定的な衝撃になってしまいます。

      米国でのレポートによると、実に男性の5人に1人がその問題に悩んでおり、その定義は「「セックスに十分なほどしっかりした勃起を得る、または維持するのに問題がある」とのこと。

      20211129日付けの米国「Digital Health」誌によると、この問題は、通常40歳以上の男性に多く発生しているにもかかわらず、当初考えられていたよりも若い男性にはるかに多く見られるようになってきているようです。

      性に悩むカップル

      5,000人以上の参加者による「勃起障害」の調査によると、男性の4人に1人以上(27%)が勃起の問題に苦しんでおり、その中には25歳から34歳までの若い男性の22%が含まれていました。

      また勃起の問題は、6574歳(25%)で最も頻繁に報告され、1824歳(3%)で最も少ないとも報告されました。

      ここで言う「勃起の問題」とは「自分のペニスが自分の望むときに勃起しない、または勃起したままにならない」と説明されています。

       

      勃起の問題は、最も不便なときに起こる可能性があります。

      しかし、ある夜の際に困難だったからといって、直ぐに問題視する必要はありません。

      ただ定期的に勃起不全に苦しんでいる場合は、かかりつけ医に相談してみる必要があります。

      この報告の中で、調査を担当したサミール博士は、「勃起の問題に関しては、人々が黙って苦しむべきではないと信じています」とのこと。

      彼は続けて「「勃起不全は、人々がそう思ってしまうほど、大きな問題ではありません。

      一般的なことなのです。

      でも今や、それが引き起こす問題について議論を提起する時が来ているのです」とも言っています。

      「あなたが『それを維持する』のに苦労するとき、それに対して非常にイライラしてしまうことがあります。

      そして時々あなたが深刻に考えれば考えるほど、問題は悪化してしまいます。

      勃起不全の原因は、一般的に、身体的および心理的の2つに分類されます。

      心理的な理由を見つけるのは難しいかもしれません。

      落ち込む男性

      それらには、長年のパートナーであっても、ストレス、うつ病、不安、アルコール使用、または性的行為に関する心配が含まれているからです。

      物理的には、陰茎への血流、神経の損傷、血管の狭窄などの可能性があります。

      糖尿病、肥満、喫煙、高血圧、高コレステロールなどの症状はすべて、勃起不全の身体的原因の危険因子となります。

      実際のところ、勃起不全は、根本的な状態があることを示す最初の明確な信号である場合があります」

      サミール博士は次のようにも述べています。

      「持続的な勃起不全は根本的な健康状態の兆候である可能性があるため、適切な医学的アドバイスを求めることは常に価値がありますし、勃起障害の治療は、原因に基づいて行われることになります」

      たとえば糖尿病が引き起こす一つの典型的な病として、前立腺がんがあります。

      一般的に前立腺がんは加齢により男性ホルモンのバランスが崩れたこととか、前立腺の慢性的炎症、欧米的な食生活や生活習慣などの要因が加わって発生するといわれています。

      加えて、近年では日本人も赤身の肉や乳製品を多く摂取するようになってきたことも、前立腺がん患者が急増している原因の一つと言われてもいます。

      入院している男性

      そしてこれが進行してしまうと生死に関わる病ともなってしまうため、多くは手術によって患部が除去されることになります。

      そしてその際には重大な決断、つまりは転移を防止するために勃起に関わる神経をカットする決断を迫られる場合が、しばしば起こりうるのです。

      これが手術によってカットされてしまうと、もはや男性としての機能が失われてしまうことになり、以降は勃起とは無縁の生活になってしまいます。

      そうなるのを予防するためにも早めの対策が必要であるのは言うまでもありませんし、そうしなければ、もはや自分だけで済む問題ではなくなってしまいます。

      自分のカラダは自分が一番よく知っているはずです。

      そしてそれを守れるのもあなた自身なのですから、カラダに現れる異変には常に気をくばっていたいものですね。

      勃起とて例外ではありませんよ。

      ※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

        FOR YOUあなたにおすすめの記事