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そもそもフェチとは何なのか？

フェチとは英語で崇拝を意味するフェティッシュ（Fetish）という単語からきています。

国によってフェチの定義は異なりますが、日本では「おっぱいフェチ」「手フェチ」など比較的ソフトな意味合いで用いられます。

そのため、株式会社エムスタイルが行なった調査ではじつに84%が何かしらにフェチを感じるという結果に。

■Q.何かしらのフェチがある？
ある（84%）
ない（5%）
わからない（11%）

（引用：valuepress）

一方海外では、より性的倒錯としての意味合いが強く、日本では理解できないディープなフェチも存在します。

「こんなフェチ本当にあるの？」と思いがちですが、ケースによっては精神医学的にも認められているフェチもあるんです。

そこで今回は、日本と海外をミックスした世界基準の完全版フェチ一覧をご紹介。

カテゴリー別にフェチの魅力や心理を解説しているので、さまざまなフェチがこの世にあるんだなと知ることができますよ！

種類別フェチ一覧67選

身体的なフェチからシチュエーションや行動によるフェチまで、さまざまな種類別のフェチズムを一挙にご紹介いたします！

体の一部を対象としたフェティッシュ

部分的な身体への執着はパーシャリズムと呼ばれます。

見えない内臓などを除き「自分は●●フェチなんだ」とカミングアウトしやすいフェチです。

1.足フェチ（Podophilia）

主に足首から下の部分にフェチを感じます。

指や足の形に惚れこみ、特に足指が長いギリシャ型の足はフェチにはたまらないタイプです。

弾けそうなアキレス腱や浮き上がる血管や横のボコっとした距腿関節の美しさなどに目を奪われ、性的興奮へと繋がります。

手コキよりも足コキのほうが好き。

例えセックスが出来なくても、足コキでの絶頂は足フェチにとって最高のご褒美です。

2.つま先フェチ

つま先は普段、靴下や靴などで覆われている状態。

ふとした時に除くつま先に対し、まるで秘部を覗いたかのような興奮を覚えるんです。

特に生足よりも、パンストなどのつま先に興奮するつま先フェチは多い。

蒸れたパンストを脱いで無防備になるつま先。

椅子に座ってハイヒールを脱いだオフモードのつま先。

つま先フェチはそんなつま先に「ああしゃぶりたい！」というほどの興奮が湧き上がります。

3.脇フェチ

脇を見られると、女性は恥ずかしさを覚えます。

ちゃんとケアしていてもじっと見られるのは抵抗がある。

女性が羞恥を感じる脇に対し、余計に見たくなってしまうのが脇フェチです。

きっちりケアしたすべすべの脇を舐めずりたい

腋毛をじっくり見たい！一本残らず丁寧に抜きたい！

中には、剃った後のプツプツとした脇に興奮する脇フェチも。

脇の匂いにも興奮するので、匂いフェチにも発展しやすいと言えます。

4.髪フェチ

思わず撫でたくなるようなツヤツヤの髪に興奮するのが髪フェチです。

リアルな髪の毛はもちろん、二次元やフィギュアに対しても髪フェチは反応します。

おろした時のサラサラ感、アップや束ねた時の美しいツヤにウットリ。

人によっては、顔よりも髪の毛でセックスできるかを決める髪フェチもいるほど。

セックスで揺れる髪の毛を眺めながら絶頂！なんてことも出来ちゃうのが髪フェチです。

5.アナルフェチ（Anal Sex）

意外に多くの人が持っているフェチズムがアナルセックスフェチ。

ペニスを絞られるような締め付け感に、アナルセックスにハマる人は多いんです。

挿れられる側も、アナルへの圧迫感が膣とは全く違う！とハマってアナルフェチになる女性も。

また、アナルは性器とは違うため毛がありません。

アナルからブツが出し入れされる様子がハッキリ映し出される興奮もフェチになる要素満載です。

6.鼻吸いフェチ（Nasolingus）

鼻に舌を這わせたり、口で鼻を吸い込むことに興奮する性癖をナザリンガスと言います。

日本ではあまりメジャーではないですが、イチャイチャタイムの延長ということで実践した人もいるのではないでしょうか。

相手の苦しそうな顔を眺めながらの鼻吸いは、フェチにはたまらない絶景。

キスよりもエロティックで変態感がある！と感じる人は鼻吸いフェチになる可能性大です。

7.陰毛フェチ（Pubephilia）

異性の陰毛に性的興奮を覚えるフェチズム。

人によって陰毛が濃かったり、色が違ったり。

思わず毛質を観察したくなるのが陰毛フェチです。

どちらかというとしっかり手入れをしている完璧な姿よりも、10代や熟女の自然に生えそろった陰毛に惹かれる割合が多いようです。

女性を見ると「下の毛はどんな感じかなあ…」とムラムラしてしまうのも陰毛フェチの特徴。

手入れをしていない生えっぱなしの女性とのシックスナインはたまらない！となれば陰毛フェチと言っていいでしょう。

8.筋肉フェチ（Muscles）

無駄な脂肪がなく、皮膚というベールにしっかり隆起した筋肉。そして浮き出る血管。

動くたびにしなやかに動く筋肉に思わず目を奪われるのが筋肉フェチです。

筋肉フェチは、例え裸でなくとも服の上からその人の筋肉を想像します。

太いけれど脂肪ではない逞しい太ももに思わずゴクリ…としてしまうんです。

自身も鍛えている筋肉フェチも多く、ジムに行きながらフェチを満たしている人も。

ピタっとしたジムウェアがさらに筋肉の美しさが引き立ち、バレないように自分もトレーニングしながら観察するというケースも少なくありません。

9.お尻フェチ（Pygophilia）

セックスや恋人選びはお尻で選ぶ。そんな人はお尻フェチの可能性が高い傾向に。

比較的ノーマルな性癖で、ぴたっとした服やジムウェアによるカーヴィなお尻につい目をやってしまう人も多いのでは。

セックスもついバックでお尻を眺めながら絶頂してしまう。

叩いた時にブルン！と揺れるお尻がたまらなく興奮する。

本人は直接自分のお尻を見ることが出来ないため、見れる優越感もお尻フェチの心理と言えます。

10.生挿入フェチ（Barebacking）

生挿入フェチは、特にゲイの間で人気のフェチズムです。

ゲイ同士のセックスはアナルセックスによる感染症防止のため、コンドームをするのがマナーとされています。

つまり生挿入はゲイの間ではタブー的な行為。

生挿入によるセックスは、背徳感がビンビンに感じられて最高に興奮します。

これにハマってしまい生挿入フェチが出来あがるというワケです。

しかし生挿入セックスは、下手すれば命を落とすことにもなりかねないので、セックスはコンドームが必須です。

11.眼球フェチ（Oculolinctus）

眼球そのものに性的興奮を覚えるフェチで、オキュロフィリアとも呼ばれます。

プニっとしているであろう眼球に直接触りたい。

舌を這わして舐めたい。

目に射精したい。

深刻なオキュロフィリアは、エスカレートすると眼球を自分のものにしたくなる独占欲を発揮します。

最悪殺人犯になりかねないので、義眼などの二次元で性欲を満たすなどの対策が必要です。

体から派生した物を対象としたフェチ

比較的ライトな性癖ですが、SMプレイにも取り入れられるディープな一面も。

お互いの性癖が一致すれば、圧倒的な満足感を得られるフェチズムでもあります。

12.くすぐりフェチ（Knismolagnia）

主にくすぐられたい性的欲求を持つニスモラグニアという性癖です。

比較的Mの人に多いフェチで、強制的にくすぐられる被虐感に興奮を覚えます。

くすぐられ、身体がおかしくなりそうな状態でも「もっとやってほしい」と思ってしまう人はくすぐりフェチである可能性大です。

13.フードクラッシュ（Crush fetish）

食べ物をぐちゃぐちゃに踏みつぶす行為に興奮する性癖です。

食べ物は大事にしなければいけない、その真逆の行為が背徳感が刺激されなんとも言えない快感に襲われます。

また、足で踏みつぶした食べ物を食べたい欲求に駆られるのもフードクラッシュフェチの特長。

匂いがキツイ食べ物による汚物責めなどがあります。

食べ物を踏みつぶす感触や、潰された状態の儚さなど破滅愛のような倒錯を持っているフェチズムと言えます。

14.聖水フェチ（Golden Showers）

女性の放尿を観察したり触ったり、身体に受けることに興奮を覚えるフェチズムです。

女性の体内で作られた温かい女性の尿をかぶり、特殊なプレイをしている背徳感がクセになります。

潮吹きにも似た状況なので、女性の身体から液体が出ていると強く興奮するんです。

また、放尿をしている女性の恥ずかしい顔を眺めるのも聖水フェチにとっては最高の時間と言えます。

15.鼻水フェチ

鼻水を垂らす女性に興奮するというもの。

女性の鼻水はなかなかお目にかかれないもの。だからこそ見れたとき、見ちゃいけないものを見てしまったような特別感があるんです。

鼻水は自分では抑えきれない現象でもあり、鼻水によって女性の顔がマヌケに映るギャップも興奮ポイントです。

見られたくない顔を見られる羞恥心、女性の顔が崩れることにゾクゾクする人は理解できるフェチではないでしょうか。

16.嘔吐フェチ（Vomit Fetish）

嘔吐行為や嘔吐そのものに性的興奮を覚えるフェチ。別名エメトフィリアとも呼ばれます。

嘔吐特有のテカリやドロっとした質感。

身体を駆使して逆流する感覚が嘔吐フェチの興奮ポイントです。

また、他人の嘔吐姿に目を奪われてしまうのも嘔吐フェチの特徴。

嘔吐を見たいがために、介抱するフリをして嘔吐姿を観賞する、なんてフェチも存在しているんです。

自分で吐くのがやめられない嘔吐フェチは、摂食障害などの病気を発症するケースもあるので暴走しないよう注意が必要です。

17.生理フェチ（Menophilia）

月経による経血に興奮するフェチはメノフィリアと呼ばれます。

女性のみにしか起こらない現象のため、しばし神秘的な位置づけに捉える生理フェチも。

生理フェチの大好物は使用済みナプキンやタンポン。

むせるほどの匂いと汚れたナプキンに興奮する姿はまさに変態そのもの。

とにかく生理に関わるもの全てに興奮してしまうんです。

パートナーがいない人は生理フェチ専門店もあるほど、一定の需要があるフェチであるのが分かります。

18.おもらしフェチ

服を着用したまま排尿させる行為に興奮するフェチです。

わざとおもらしをさせて、下着や服を汚させる支配感や加虐感。

おもらしをされることによる、背徳感や被虐感が満たされます。

出し切った後は感じてはいけない妙な爽快感、床も服もびしゃびしゃになってしまった絶望感で感情がぐちゃぐちゃに。

我慢に我慢を重ねて漏らしてしまったなんてシチュエーションは、おもらしフェチにとってヨダレものでしょうね。

19.スカトロフェチ（Scatophilia）

排泄物そのものや、排泄物を身体に浴びたり口にしたりすることで興奮を得るスカトロフィリアです。

一般的に排泄行為や排泄物に触るのはタブー。

触れてはいけない世界に踏み入れた時、人間は圧倒的な背徳感を覚えます。

スカトロはその最もたる対象。強烈な匂いの中、自分が糞尿まみれになって汚れる姿に陶酔するスカトロフェチもいるほど。

排便にはさまざまな菌が入っており、感染症のリスクと隣り合わせで性欲を満たす過酷なフェチとも言えます。

特定の行為や言動に興奮するフェティッシュ

意外に興奮する人は多いものの、堂々と人に言えないフェチたちです。

20.アクシデントフェチ（Accidental stimulation）

予想していない、不意のアクシデントに興奮するフェチズムです。

例えていうと、珍場面を集めた面白動画などを見ると興奮する人は、アクシデントフェチの傾向が。

本人が気づく前に服が脱げていた。

突然の爆音にびっくりした。

など、アクシデントによって人が驚いたり泣いたりするようなシーンに興奮するなどサド的要素のあるフェチです。

21.ロリコン・ショタコン（Pedophilia）

10代前半の少年や少女に興奮する性癖。異常性が高くなるとペドフィリアと呼ばれる小児性愛障害を指します。

こじらせると児童性犯罪にも発展する懸念性のあるフェチズムなため、自身の性癖を隠している人も。

とは言っても、アニメの少年少女が好きなレベルのロリコン・ショタコンは二次元で性欲を満たせる人が大半です。

現代のアニメやゲームのキャラクターを見ると、幼い顔立ちが多いためロリコン・ショタコン傾向の人は多いと言えます。

22.年上フェチ（Gerontophilia）

年上の異性に恋愛感情や性的興奮を覚えるフェチズムです。また、老人のみに対してはたらく年上フェチはジェロントフィリアとも呼ばれます。

年下や同い年にはない包容力や達観した雰囲気に惹かれ、年上しか愛せない人も当てはまります。

守れられたい願望が強い日本女性に多いフェチと言えます。

23.不自由フェチ（Abasiophilia）

点滴やギプス、車いすなどに乗っている異性に興奮するというもの。

眼帯や包帯などの軽度なものから、義足などの重傷者に興奮するアベイショフィリア（身体障がい性愛）なども含まれます。

健常ではない相手が、ぎこちない動きで生活する姿にゾクゾクするのは倫理的観点から見ると理解できない心理でしょう。

比較的サディスティックな心理でもあるので、自身からカミングアウトする人は少ないフェチズムです。

24.ひっかき傷フェチ（Acarophilia）

本能むき出しと言わんばかりの獣のようなワイルドセックス。

激しいセックスから相手を引っかいたりつねったり、もしくはされたりすることに興奮を覚えるフェチズムです。

皮膚が削られる様や、引っかくことで相手が痛がる加虐欲が満たされます。

また、引っかかれることで凌辱感もビンビンに満たされるのでSM要素が高い性癖です。

25.隠語フェチ（Dirty talking）

いわゆる下ネタフェチです。

性器の名前を直接言うのではなく、隠語で会話をし周りに悟られないかというスリル感に興奮するのも隠語フェチに当てはまります。

隠語フェチのために、人妻が開脚をしながらカラオケで隠語替え歌を披露するサイトも存在するほど。

AV作品の中にはタイトルに有名作品と隠語をかけたものがありますが、これも隠語フェチにとってはたまらないでしょう。

26.中だしフェチ（Internal cumshots）

膣内やアナル内に射精した感覚、またナマで射精される感覚がたまらない！という人は中だしフェチの傾向が。

コンドームをつけた状態での中出しよりも、中だしフェチはリスクを承知でナマで中だしをしたがります。

中にはピルを飲んで中だしの興奮を堪能している女性も。

しかし、妊娠以上に感染症のリスクもあるので中だしはコンドーム装着が必須です。

27.妊婦フェチ

お腹が膨らんだ妊婦に興奮するというもの。

妊婦を見るとつい見てしまう程度であればまだいいのですが、妊婦とセックスしたい犯したいという感情になるのは要注意。

妊婦に近づきたいからとベビー用品に立ち入って盗撮したり、電車でわざとぶつかったりする過激な妊婦フェチもいます。

妊婦にとっては恐怖の対象となりますので、二次元で消化してほしいフェチズムです。

28.二穴差しフェチ（Double penetration）

膣とアナル、アナルとアナルのように同時に二つの穴にブツが入っていることに興奮するというもの。

お互いに快感を共有している感覚にもなるので、快感も何倍にもなり相手との絆が深まるフェチでもあります。

快感をシェアしたいという心理でもあり、同じフェチのカップルであれば濃厚なセックスができるはずです。

29.デブ専（Macro Fetish）

デブの異性しか好きになれない、または性的な興奮を覚えるフェチズム。

また、自分よりも体格が大きい異性に性的興奮を覚えるマクロフィリア（巨大フェティシズム）も同様です。

セックスで胸とだらしないお腹が同時に揺れて興奮する。

巨体に押しつぶされながらフル勃起してしまう。

それぞれデブの許容範囲はあるものの、デブな人を見て色々妄想を膨らましてしまうのであればデブ専で間違いないでしょう。

特定のシチュエーションに興奮するフェチ

自身が行動することで、背徳感や解放感を強く得られるフェチ。

異常性癖とも言えるフェチもここに当てはまります。

30.エイジプレイフェチ（Age play）

役割演技をするロールプレイの一種で、赤ちゃんプレイや介護プレイに興奮するというもの。

股を全開にしてオムツを替えられたり、おしゃぶりを咥えたり。もちろん言葉も演じます。

一切の世話や責任を相手に委ね管理させられることで、屈辱感や解放感を得られるんです。

そのため、日常で重い責任を課せられている男性の中にエイジプレイフェチがいてもおかしくはありません。

31.野外露出フェチ（Agoraphilia）

野外で裸になることに興奮を覚えるフェチズム。

また、公共の場でのセックスに興奮するアゴラフィリアにも当てはまります。

野外でのセックスや一人で夜中裸で出歩くなど、他人に見られるのではないかというスリルが病みつきに。

不特定多数が使う公共のトイレでのセックスも、いけないことをしている背徳感が強烈に襲ってきます。

常に強い刺激を求めている人に多いフェチズムです。

32.ボディペイントフェチ

直接裸に塗料などを塗って興奮を得るフェチ。

描き方次第では、服を着ているかのような錯覚を覚えるので、公衆の面前で行為に及び刺激を浴びるケースもあります。

一目見ても分からず、バレないスリルにハマってしまうんです。

またアート的な一面もあるので、あからさまに警戒されず比較的やりやすいフェチ行為です。

33.異世界フェチ（Aliens）

地球外生命体などの宇宙人や、異型人に興奮を覚えるフェチです。

SF作品によるキャラクターに恋愛感情を抱いたり、いやらしい妄想をしたり。

人間ではありえない能力やビジュアルに対し、憧れに似たフェチズムを覚えるんです。

映画「アバター」の青い皮膚を持つ宇宙人がAVコンテンツにも使われるなど、異世界フェチは一定数存在すると言ってよさそうです。

34.痴漢フェチ（Frotteurism）

相手が許していないのに、身体を触ったりこすりつけたりすることに性的興奮を覚えるというもの。

もっともこの行為は犯罪であり、社会的信用を失うリスクしかないフェチです。

深刻になればレイプにも発展しかねないので、作品などのファンタジーで性癖を消化できなければ第三者に相談するなどの対策が必要でしょう。

35.テレフォンセックスフェチ（Telephonicophilia）

対面でのセックスよりも電話でセックスをすることに強い興奮を覚えるフェチズムです。

相手の肌を感じず、声のみでのエッチなまぐわい。

相手の吐息が受話器越しに聞こえる状況が、何倍にも快感を膨らませます。

最近ではテレビ電話も気軽に出来るようになったので、オンラインセックスとも呼ばれている行為です。

36.着衣セックスフェチ（Clothed sex ）

服を着たままセックスすることに興奮を覚えるというもの。

たくしあげられた胸、ノーパンのスカートなど素っ裸になってしまうよりもエロティックな姿に映るんです。

また、女性を無理やり犯しているような感覚になるので、S気質の男性はたまらないシチュエーションと言えます。

37.死体フェチ（Necrophilia）

死体そのものに異常に興奮するフェチズム。

連続猟奇殺人犯は死体フェチの傾向が強く、精神医学ではネクロフィリアと呼ばれます。

あくまでも死体を手に入れるのが目的で殺人は手段。

常人から見れば恐怖の対象ともなり、トップレベルの異常性をもったフェチズムで間違いありません。

38.女装フェチ（Cross-dressing）

男性が女性の服を着たり、メイクをしたりすることで興奮を覚えるフェチズム。

完全に女性の身体になるよう、シリコン製の胸やお尻を身に着けたり、ペニスストッキングで性器まで女性に近づけるなどのこだわりを見せます。

通常は男性のままで、女装した時の解放感にハマってしまう女装フェチは多いんです。

また、セックスの時のみ女装をしたいという人も女装フェチに当てはまります。

39.M格闘フェチ（Fighting/Wrestling）

Sの女性に一方的に攻められ、殴られたりくすぐられたりすることに興奮するM男のフェチ。

自由が利かない状態での足コキなどソフトなものから、強い女性に滅多打ちにされたいハードなものまであります。

完膚なきまでに女性にボコボコにされた屈辱感がドM心をビンビンに刺激します。

M性感を高める風俗店にもM格闘プレイコースが存在するほど、ドMにとってはたまらないフェチズムです。

40.複数プレイフェチ（Polyterophilia）

3Pなどの複数のセックスに興奮するフェチです。

赤の他人であるほど非日常感が高まり、いつもと違う快感と興奮を味わえます。

両乳首を舐められたり、アナルと膣を同時に責めたりは複数プレイでないと味わえません。

恋人の友人と交えての3Pや、ハプニングバーで見つけるケースも。

風俗店によっては最大10人×10人の複数プレイメニューもあるほど、複数プレイフェチの性欲を発散する場所は意外に多く存在します。

41.JOI（Jerk off instructions）

直訳すると「オナニー指示」。

つまり、オナニーを指示されて言葉責めや射精管理をされるプレイです。

海外では主要なアダルトジャンルであり、日本でも多くのJOI作品が溢れています。

常に受身なドMはJOIにハマる人も多く、彼女や好きなAV女優に命令されるのがたまらないのだとか。

VRとの相性も非常にいいので、今後JOIフェチは増えていく傾向にあると言えます。

人間以外を興奮対象とするフェチ

身の周りにある物や質感に興奮するフェチズムです。

見たままの興奮というよりも、そこから妄想を繰り広げフェチを満たしているのが特徴です。

42.ハイヒールフェチ（Altocalciphilia）

ハイヒールそのものやハイヒールを履いた足に興奮するフェチズム。

高いヒールから流れるような曲線にウットリするのはもちろん、ハイヒールで踏まれたい、ハイヒールを履いた美人をめちゃくちゃにしたい願望もハイヒールフェチの特徴です。

ハイヒールフェチはパンストとセットで興奮することが多く、脚フェチから派生するケースもあります。

気の強い女性が好きな男性はハイヒールフェチの傾向があります。

43.ラテックスフェチ（Latex/rubber）

ゴム・ラバー製のコスチュームや小物に興奮するフェチズムです。

身につけたときのツヤツヤした質感や、身体にピタっとはりついたボディラインはため息物。

ラテックス特有の締め付け感による不自由さが、拘束されているような気持ちから快感になります。

SMプレイでは、ラバー製のコスチュームがあるかないかでプレイの盛り上がりが格段に違うほど。

ラテックスフェチは比較的SM好きな人に多いでしょう。

44.パンストフェチ

ストッキングのツルツルした質感や、穿いた時の見た目に興奮するフェチズム。

着用済みの蒸れたパンストに興奮するのも同類です。

上品なヌーディ色から、セクシーなブラックなど色次第で穿いた時の印象がガラっと変わるのもフェチを楽しめるポイント。

パンストのつま先だけに興奮するパンストフェチも存在します。

45.虫フェチ（Formicophilia）

蟻などの昆虫に這われたりかじられたりすることで性的興奮を覚えるフェチズム。

フォーミコフィリアとも言われており、性器に虫を這わせてオナニーをするケースもあります。

蟻や蚊などのチクっとした痛み。ナメクジなどのヌルヌルした不快さ。

予測不可能な動きが興奮と快感に繋がり、虫フェチが出来上がります。

46.制服フェチ

制服フェチは制服を着ている女子高生や、キャビンアテンダントなどの職業制服を着ている女性に興奮するフェチ。

コスプレでも人気上位で、制服を着たままのセックスも制服フェチにとってはヨダレ物ではないでしょうか。

清潔感のある制服ほど、めちゃくちゃに汚してしまいたいという衝動にかられるのも制服フェチの特徴です。

47.靴フェチ（Retifism）

スニーカーやブーツ、パンプスなどあらゆる女性の靴に性的興奮を覚えるフェチズム。

足フェチから派生したフェチでもあります。

靴底による独特のゴムの匂いもたまらないという靴フェチも。

女性の穿いた靴というのが重要で、なかには靴だけの盗みを繰り返していた窃盗犯もいるほどなんです。

48.ゼンタイフェチ（Zentai）

頭から足までタイツで覆われた衣装を、見たり着たりすることにフェチを感じます。

アメコミの代表的なキャラクター「スパイダーマン」にムラっとくる人はゼンタイフェチの傾向が。

自分で着て締め付けやモッコリ具合を観察して高揚感を楽しむケースも。

さまざまな変態が集まるフェチフェスでは、色とりどりのゼンタイフェチ達がフェスを盛り上げています。

意外にゼンタイに魅了されている人は多いのかもしれません。

49.ペニバンフェチ（Strap-on）

ペニスバンドをつけた女性に逆セックスされるフェチズムです。

ヤられている屈辱感がさらに快感を誘い、ペニバンセックスにハマってしまいます。

どちらかというとM気質の男性に多いフェチ。

ベルトのようにディルドを巻くタイプもありますが、最近は女性の膣内で固定するストラップオンタイプもあります。

女性からペニスがリアルに生えているように見えるので、男女ともに満足度の高い逆セックスが実現。結果ペニバンフェチになっていくというワケです。

50.触手フェチ（Tentacle fetish）

ファンタジー要素が強いフェチ。

何本もある足や手などに身体をまさぐられ、犯される妄想を繰り広げている人は触手フェチの可能性が。

有名な浮世絵師の葛飾北斎も触手によるセックスが描かれた作品があり、触手フェチではないかと言われています。

自分の身体に絡みつくほどの触手はまずお目にかかることはありませんが、得体の知れない何かに犯される願望がある人に多いケースです。

51.スライムフェチ（Slime fetish）

しっとりしたスライムの感触に興奮するフェチズム。

これは自分や他人が、服を水で濡らしたり汚したりする行為に性的興奮を覚えるウェット＆メッシーの一種とも言えます。

服や肌に張り付いた時のスライムの柔らかい感触。

手で握るチュプチュプとした音。

YouTubeでは手作りスライムの動画が人気で、スライムフェチの多さがうかがえます。

52.コルセットフェチ（Corsetry）

コルセットを付けている女性に興奮するフェチズムです。

ウエストがキュっと締め上げられた姿は、制服のようにも見え厳格なイメージに。

そんな女性にいたぶられたり命令されたい願望もあります。

締め付けた時の背中の編み上げも興奮ポイント。

締め付ける感覚が病みつきになり、限界まで締め上げるコルセットフェチの女性も存在します。

53.機械フェチ（Mechanophilia）

ロボットや大きな機械とセックスする妄想で性的興奮を得る性癖です。

ファンタジー作品に出てくる知能を持ったロボットや機械に、ムラっとしたりドキドキしてしまうのであれば機械フェチと言っていいでしょう。

そのほか車やヘリコプター、さらには飛行機までも性の対象に。

感受性の高い妄想癖が得意な人に存在するフェチです。

54.汚れフェチ（Mess fetish） 

何かに汚れている様子に性的興奮を覚えるフェチズム。

例えば女性が汚される姿に興奮する、足型がわかるほど靴下が汚れているなどです。

バラエティ番組で、女性芸人がドロや粉まみれになっている姿にムラムラする人は汚れフェチと言っていいでしょう。

どちらかというと加虐的思考を持った男性に多いフェチズムです。

苦痛を伴う特殊なフェティッシュ

痛みや不快感など、苦痛が快楽に変わる人に多いフェチズムです。

55.CBT（Cock and ball torture）

ペニスと睾丸を拷問する行為に興奮するフェチズム。

フル勃起したペニスにめがけてげんこつをする、睾丸を鷲掴みにして握りつぶすなど、通常の男性であれば思わず股間を抑えたくなるほどのハードプレイ。

そんなプレイに病みつきになる人を指します。

脂汗を掻きながら悶絶する凌辱感から、何とも言えない解放感に変わる瞬間がたまらない。超がつくほどのドMにはピッタリのフェチです。

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56.首絞めフェチ（Choking）

セックスの時につい首絞めをしてしまうなら首絞めフェチの可能性が。

また、色白な首や華奢な首などを見ると絞めたくなる衝動になるのも同様です。

首を絞められる行為に快感を得る女性もいますが、いきなりの首絞めは女性に恐怖を与えてしまうので、お互いの性癖が一致する時だけにしましょう。

57.マミフィケイション（Mummification）

マミープレイとは拘束＆緊縛の手法で主に欧米で浸透しているプレイ。

ミイラのように頭から爪まで包帯やテープで全身を巻き付け、身動きが取れない相手の観察から興奮を得ます。

強く巻きすぎると窒息する危険性があるため、安易に試すのは危険。

緊縛されている側は、自由の利かない状態から相手にもてあそばれる屈辱感や逃れらえない恐怖で快感を得るフェチズムです。

58.ロウソクプレイフェチ（Wax Play）

SMプレイではおなじみのロウソクプレイ。

溶けたロウが身体に滴り落ちた瞬間、相手は熱さのあまり身体をのけぞらせます。

やるほうはこれ以上ない凌辱欲が満たされ、やられるほうは被虐感でいっぱいに。

信頼関係が成り立っているパートナーとのロウソクプレイは至福の時間。そこからロウソクプレイフェチへと発展します。

59.フィストフェチ（Fisting）

肛門に手首をいれるアナルフィストを指します。

SMやゲイプレイのひとつでもあり、身体の内部から責められるような拷問さが。

強烈な加虐欲が満たされるので、ドSの男性はアナルフィスト願望がある人も多いのではないでしょうか。

また、女性とセックスをしながらアナルフィストをするディープなプレイも。

思い立ったらすぐできるような簡単なプレイではないため、色々開発が必要なフェチズムです。

60.ロープ・緊縛フェチ（Ropework）

ロープなど細いものに締め上げられる痛みと圧迫感に興奮するというもの。

緊縛のまま吊るせば当然、身体の重みでロープに負荷がかかり縛られる側は苦痛を要します。

太っている女性をハムのように締め上げたい、芸術的に縛り上げたい。

調教したい・されたい願望が強いディープな性癖と言えます。

61.射精管理

射精をさせてくれない行為に興奮するフェチズム。

鍵付きの下着「貞操帯」を穿かせ、強制的に性欲を支配します。

それでも勃起しようとするとメリメリとペニスが圧迫され、相当な苦痛が。

射精の自由を奪われ、絶望にも似た被虐感にハマってしまうというワケです。

日常的に自ら貞操帯を愛用する男性もいるほど、射精管理フェチは一定数存在します。

62.五感遮断フェチ（Sensory deprivation）

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の感覚刺激を減少させ、その感覚にフェチを覚える性癖です。

プレイとしての五感遮断方法は、ラテックス製の全身コスチュームで覆ってしまうなどがあります。

五感を遮断した状態は、心身ともに敏感に、

その感覚が非日常的な刺激となり五感遮断フェチとなります。

63.ポニープレイフェチ（Pony Play）

ポニープレイとは調教師と馬になりきり、家畜調教や行為をするSMプレイの一種です。

ショーポニーとして装飾して歩かせるポニーガール、種馬と呼ばれるスタッドなど人間に従順な馬を演じます。

人間が馬という動物になる屈辱さ、相手を人間以下として扱う加虐欲にハマってしまうフェチズムです。

64.フェイスファックフェチ（Face fucking）

イラマチオでないと興奮できない、そんな男性はこのフェイスファックフェチの可能性があります。

喉の奥までペニスを突っ込んで苦しむ相手の顔。

涙や鼻水でぐちゃぐちゃな顔に興奮してからの射精は最高の快感を覚えるんです。

相手の了解を取らず強制的なイラマチオは喉を傷つける行為でもあるのでお互いの同意が必須です。

65.インパクトプレイ（Impact play）

相手のお尻や身体を手、もしくはパドルなどで打つスパンキングプレイを指します。

相手ののけぞる姿や、「パアン！」と部屋に鳴り響く音にゾクゾクするんです。

痛みが快感に変わるドMは革製の鞭などを使った、身体に跡が残るインパクトプレイを望むほど。

跡が消えないうちにインパクトプレイを繰り返すなど、理解しがたいフェチズムです。

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66.監禁フェチ（Imprisonment）

閉塞された空間に閉じ込められ、たまらない絶望感に興奮を覚えるフェチズム。

囚人のように手枷を付けられたり、排泄や食事まで管理されるディープなものまで。

服従関係が成り立っているSMプレイの一種でもあります。

看守にも似た支配欲が満たされますが、相手の体調管理を怠らない義務など危険を伴うフェチズムと言えます。

67.拘束フェチ（Immobility）

手足の自由を奪われるだけでなく、目や口、性器までも拘束されることに興奮を覚えるフェチズムです。

ベッドに縛り付けて四つん這いにされたり、口を閉じさせなくしたり。

人間を真空パックにするバキュームベッドは、視界はおろか首を動かすことも出来ない究極の拘束グッズ。

外部に自分の意志表示を伝えられない拘束レベルは、まさに拘束フェチにとって究極の快感と言えるのではないでしょうか。

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世の中には私たちの知り得ないフェチが溢れてる…

実は、今回ご紹介したフェチはほんの一部です。

メジャーではないものが共有されているだけで、本来は人の数だけフェチがあると言っても過言ではありません。

それだけ世の中には様々なフェチズムで溢れています。

理解できないフェチに出会ったとしても、受け流すくらいに留めておきましょう。