グミサプリの食べ過ぎは危険!一番危ないのはこれだ

公開日:2019/04/07
更新日:2022/09/19

グミサプリの食べ過ぎは危険!一番危ないのはこれだ

最近コンビニでも見るようになったグミサプリ。
実は食べ過ぎが危険視されているのです。
一体どのグミサプリが一番危ないのでしょうか?
食べ過ぎにはどんな副作用があるのでしょうか?

  • 記者 WRITERSTERON編集部
    HIROSHI

グミサプリとは

グミサプリの種類

グミサプリとはビタミンやミネラル、コエンザイム等の栄養サプリメントをグミにして美味しく食べやすくした商品です。

代表的なグミサプリはおなじみの健康食品メーカーから販売されており、最近ではUHA味覚糖やDHCのグミサプリはコンビニなどでも販売されています。

  • UHA味覚糖:グミサプリ(1日2粒目安)
  • DHC:サプリdeグミ(1日2粒目安)
  • 養命酒:グミ×サプリ(1日4粒目安)

非常に種類も豊富で、ビタミン群や鉄分、葉酸、亜鉛、マカなど目的に応じてたくさんの商品が存在します。もちろんただのお菓子ではないので、商品によっては過剰摂取が危険視されているのです。

 

グミに不安を感じる人が続出

不安な男性

近年サプリを常用している人は非常に多いですね。そんなこともあり、意識せずにグミサプリを食べ過ぎてしまった事で不安になる方がいます。

グミサプリのマルチビタミンを一日で一袋食べてしまいまた。袋には一日2粒が目安だと書いてありますが副作用などあるのでしょうか?他にビタミンのサプリメントも毎日飲んで居るので不安です。(口コミ引用:yahoo知恵袋

また妊娠している女性がグミサプリを食べて体や胎児に問題がないかを心配するケースもあります。

妊婦さんでこのグミサプリ食べてる人いますか??裏にお医者さんに相談して食べましょうとあるのですが次の受診が2週間後なのでこちらに質問させてもらいました。妊婦におすすめとかいてあるサイトもあれば妊婦用にはできてないので意味がないとかいてあるサイトもありでどうなんだろうと思っています。(口コミ引用:yahoo知恵袋

中には食べ過ぎた事で実際に体調が悪化してしまうケースもあるようです。

亜鉛のグミサプリを全部食べたら気持ち悪くなりましたどうしよう(口コミ引用:yahoo知恵袋

不安に感じるだけならまだしも食べ過ぎた事で実際に体調が悪くなるのはかなり危険ですね。

 

食べ過ぎが危険なグミは

頭の痛みを感じる男性

かなり危険視がされているグミサプリの食べ過ぎですが、ほとんどはたくさん食べても問題がないものなのです。その理由は一定量以上を食べた場合、吸収しきれいない栄養素は尿と一緒に体外に排出されるからです。

しかし食べ過ぎに注意が必要なのが亜鉛を含むグミサプリです。

実は亜鉛には上限摂取量というものが存在します。明確に定められているわけではありませんが40mg~45mg以上の摂取をすると副作用の危険性があると報告されているのです[1]

亜鉛グミの食べ過ぎによる代表的な副作用は次のようなものがあります。

  • 吐き気:一日に150mgの亜鉛を摂取した人の半数が吐き気を催した
  • ダルさ:悪寒や寒気、頭痛も副作用の一つ
  • 銅保有量低下:ミネラルの一種である銅の吸収の妨げ

▼亜鉛の副作用詳細はこちらをご覧ください。

亜鉛の取りすぎは危険!主な副作用5つ

 

亜鉛を最も多く含むグミは

亜鉛アイキャッチ

亜鉛入りのグミを販売している代表的な3社の商品の中で最も多く亜鉛を含んでいるのはUHA味覚糖とDHCの亜鉛グミです。この2種類には一日分(2粒)で10mgの亜鉛が含まれています。養命酒の亜鉛入りのグミは一日分が4粒で6mgなので若干配合量が少なめです。

  • UHA味覚糖:一日分(2粒)で10mg[2]
  • DHC:一日分(2粒)で10mg[3]
  • 養命酒:一日分(4粒)で6mg[4]

亜鉛の上限摂取量が一日当たり40mgだとすると、UHA味覚糖とDHCのグミサプリを8粒以上摂取すると食べ過ぎになります。いずれもコーラ味で非常に美味しい商品なので注意しましょう。

▼UHA味覚糖の亜鉛グミの効果はこちらをご覧ください。

UHA亜鉛&マカのグミサプリ7つの効果と3つの疑問

 

美味しくて食べ過ぎてしまうなら

実際に亜鉛のグミサプリはコーラ味で苦味や匂いも全くないため、ついつい食べ過ぎてしまう意外と危険性のあるおやつです。たしかに水なしで摂取する事が出来るメリットもありますがおやつにはおやつならではのデメリットもあるのです。

また小さな子供のいる家庭では誤って子供がむしゃむしゃ食べ過ぎてしまう危険性もあります。実は亜鉛の摂取上限量は子供の方が低いのです。

どうしても心配な場合は錠剤タイプの通常のサプリメントを利用するようにしましょう。亜鉛自体はそこまで高価な成分ではないので、グミよりは間違いなくコスパは良いです。

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITERHIROSHI

    STERON編集部
    健康食品のOEMメーカーにて10年間勤務。その後性に関する某ベンチャー企業にて商品の企画開発に従事。
    仕事でもプライベートでも性を医療的側面から見ているので、常に冷静な顔でとんでもないページを見ています。
    過去の経験を生かし、科学的な根拠にもとづいた記事の執筆を心がけています。

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