スクワットで勃起力や精力が強くなると言われている理由7個

公開日:2020/01/11
更新日:2022/02/09

スクワットで勃起力や精力が強くなると言われている理由7個

精力の強い男性が最近スクワットを推奨しています。
スクワットをすれば勃起力や精力、性欲が強くなる。
本当にそんな効果はあるのでしょうか?
スクワットによって男性機能が改善する7つの理由を紹介します。

  • 記者 WRITERSTERON編集部
    HIROSHI

スクワットとセックスの関係性

スクワットをする男性

生涯現役でいたいならスクワットをしろ!

スクワットで下半身を鍛える事で、勃起力や精力が強くなる!そんな噂を聞いた事はありませんか?

実際のところスクワットなど下半身のトレーニングを推奨している専門家や医師、セクシー男優など性のプロフェッショナルはたくさんいます。まずは専門家の声を見ていきましょう。

現役トップセクシー男優のしみけんさんは「うんこ座り」を推奨しています。うんこ座りとは和式便所で用を足す時の姿勢で、確かにスクワットの一つ。

最近おなかが出てきた、ダイエットしても痩せない、ほとんど運動していない、食生活が偏りがち、毎日疲れすぎている、元気が出ない、夜の営みがうまくいかなくなってきた、老後の健康に不安がある……。そんな人にぜひやってほしいのが、ずばり「うんこ座り」です。(引用:AV男優しみけんが教える「うんこ座り」でオトコの悩みの大半が解決する方法!

またセクシー男優のしみけんさんだけではなく、なんと現役医師もスクワットを推奨しています。

太腿は『第2の心臓』ともいわれ、鍛えれば心肺機能が高まることで知られています。同じように、太腿を鍛えることでEDの症状は大きく改善できます(引用:長瀞医新クリニック院長 横山博美氏

このようにスクワットには精力減退やED(勃起障害)など男性機能はもちろん、活力や心肺機能などを高める効果があると数多くの専門家が推奨しているのです。

本当にスクワットにそんな都合の良い効果はあるのでしょうか?

 

勃起力や精力が強くなると言われる理由

今回は本当にスクワットをするだけで勃起力や精力が回復するのかとその仕組みについて解説をします。

まずはスクワットをする事によって得られるメリットとその理由7つを紹介します。

 

理由1.体の中で最も大きな筋肉を鍛えられる

大腿四頭筋

基本的に筋骨隆々なアスリートは精力も体力も有り余っています。その理由の一つが一般人よりも筋肉量が豊富な事。

基本的には筋肉量が豊富なほど性欲や勃起力の源となる総テストステロン量が増える事が原因とされています。

数ある筋トレの中でもスクワットは最も効率的に筋肉量を増やす事が出来るトレーニング方法の一つなのです。

実はスクワットで鍛える事の出来る太ももも部分の筋肉である大腿四頭筋(だいたいしとうきん)は、人間の体の中で最も体積の大きな部位

ちなみに筋肉の大きさをランキングにすると次のような結果になります。

  • 1位.大腿四頭筋(太もも)
  • 2位.大臀筋(お尻)
  • 3位.三角筋(肩)
  • 4位.ハムストリングス(裏太もも)
  • 5位.大胸筋(胸板)

このようにスクワットとは体の中で最も大きな筋肉を鍛える効率的な方法なのです。

 

理由2.テストステロン分泌による性欲向上

テストステロン

スクワットの目的はもちろん筋トレ効果だけではありません。夜のパフォーマンス向上も期待出来ます。

その理由がスクワットによる筋肉量増加がテストステロンの分泌量を増やすため。テストステロンとは男性ホルモンの一種で、別名セックスホルモンとも呼ばれるほど。

ちなみにアメリカ最大の総合病院であるメイヨークリニック(Mayo Clinic)は、テストステロンには下記のような効果が期待出来ると発表しています[1]

  • 骨を丈夫にする(骨密度上昇)
  • 筋肉量及び筋力の向上
  • 性欲の改善
  • 毛量の増加
  • 脂肪燃焼効率の向上

テキサスの大学(Baylor College of Medicine)の研究チームはテストステロン量の低い男性に男性ホルモンセラピーを提供した結果、被験者の性欲向上が確認されたと発表しています[2]

年齢による性欲や勃起力減退の大きな原因の一つが加齢によるテストステロン量の低下。特に40代からは著しくテストステロン量が低下してしまいます。

昔のような性欲や活力を取り戻したいと思っているのであれば、スクワットは効果的なトレーニングです。

 

理由3.精子の質と量の向上

健康的な精子

スクワットによって得られる効果は勃起力や性欲などの夜のパフォーマンスだけではありません。

実は精子の質や量の低下が原因で発生する男性不妊症状の改善にも期待が出来ます。

これも同じくスクワットによる筋肉量の増加によって、テストステロン量が増える事が理由。

アメリカの大学が合同で行った調査では、不妊症状に悩む66名の男性を集めてテストステロンを増やす治療を12カ月間行った結果、被験者の70%が期間中に精子の数が500万匹を超える結果となりました[3]

スクワットが直接精子を増やすという実験データはありません。しかし筋肉量増加によるテストステロン量アップや、テストステロンが増える事による精子の健康状態向上効果は様々な実験で証明されています。

となれば筋肉を効率的に鍛える事の出来るスクワットに精子の質や量を増やす効果があると言われるのはあながち間違いではないでしょう。

 

理由4.血流改善による勃起力向上

血液の流れ

スクワットやしみけんさんのうんこ座り。

これらを試したいと思っている男性の多くは強い勃起力を手に入れたい、EDや中折れを改善したいといった目的ではないでしょうか。

強く硬い勃起を引き起こす一番の要因はペニスに大量に血液を送り込む血液の循環機能。逆に血の巡りが悪い場合、勃起力低下やEDの原因を招いてしまいます。

数あるトレーニングの中でもしゃがみ込むスクワットは血液を送り出すポンプの役割を果たす心臓を地面に近づける行為。結果的に動脈の血流や酸素飽和度を高める作用があるのです[4]

分かりやすく言うのであれば、血管を鍛える事で勃起力を高める運動がスクワットなのです。

 

理由5.PC筋強化による勃起持続力UP

勃起を持続する男性

スクワットがセックスのパフォーマンスを鍛える運動として推奨されている理由5つ目は、PC筋の強化。

PC筋とは膀胱など排泄機能の健康や、性機能を支える非常に重要な筋肉であり、衰えると尿失禁などの尿意切迫感、EDなどの性機能不全の原因となります。

PC筋はお尻の穴をキュッと締めるときや、排尿中におしっこを止めるときに力が入る筋肉。

勃起とはペニスに大量の血液が送り込まれる事で発生する現象。しかし送り込まれた血液をペニスに留めておけないと中折れが発生するのです。

ペニスに送られた血液が逆流しないように留めておく役割をするのがPC筋

実際にニュージャージー州在住の専門家Andrew Siegel博士によれば、PC筋を鍛える事で勃起の硬さや持続力を高める効果が期待出来るとの事[5]

スクワットにはそんな男性としての自信に直結する筋肉であるPC筋強化の効果が期待出来るのです。

 

理由5.ストレスホルモンの減少

コルチゾール

あなたはご存知でしょうか?まだ若く健康な男性のEDの原因の約9割がストレスにある事を。

ストレスとは明確にどんな状態の事を指すのでしょうか?スクワットとの関係性はるのでしょうか?

実はスクワットに関わらず運動全般には先ほども説明したように、男性ホルモンの一種であるテストステロンの分泌を増やす効果が期待出来ます。

そんなテストステロンにはストレスの原因となるコルチゾールと呼ばれるホルモンの増加を防ぐ効果があるのです。運動にはストレス発散効果があると言われる所以ここにあります。

つまりストレスや精神的な事が原因で発生する勃起力の低下や性欲の減退の改善にもスクワットは効果的という事なのです。

 

理由6.精力やセックスのパフォーマンス向上

精力

さて最後は今までに紹介したスクワットによる効果の総括をしたいと思います。

スクワットによって期待出来る効果は以下の3つ

  • 筋肉量増加によるテストステロン分泌
  • 血管の状態改善による血流促進
  • ストレスの原因となるコルチゾール分泌の抑制

つまりスクワットには勃起に必要なガソリンとしての役割を果たすテストステロンを増やし、勃起に必要な血液の通り道を整え妨げとなるストレスを緩和する効果があるという事。

言い換えるのであれば、精力や活力を総合的に高める効果的な方法がスクワットなのです。

 

スクワットに限らず運動で男は鍛えられる

スクワットは間違いなく男として下半身の機能の維持改善に必要不可欠な運動です。年齢に関わらず誰でも副作用なしで試せるエクササイズの一つ。

もちろんスクワットで全てが解決するわけではありません。日頃の食生活、睡眠など生活習慣は男性の下半身の健康に直結しています。

なかでも運動は特に重要なポイント。

強い勃起に必要な健康的な血流を求めるのであれば、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動。テストステロンを増やして強い性欲を手に入れたいのであれば、筋トレや闘争本能を刺激する格闘技

心身共にバランスよく鍛える事で強く若々しい精力を手に入れる事が出来ますよ。

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITERHIROSHI

    STERON編集部
    健康食品のOEMメーカーにて10年間勤務。その後性に関する某ベンチャー企業にて商品の企画開発に従事。
    仕事でもプライベートでも性を医療的側面から見ているので、常に冷静な顔でとんでもないページを見ています。
    過去の経験を生かし、科学的な根拠にもとづいた記事の執筆を心がけています。

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