精力が強いとハゲるという噂は本当?ハゲる本当の理由を徹底解説!

2019.02.20

「精力が強いとハゲになる」。
誰もが効いたことがある噂だと思います。特に、若く精力がありあまっている人にとっては聞き流すことができない都市伝説なのではないでしょうか。
しかしながらこの噂は本当なのでしょうか。
そこで今回は、精力の強さとハゲやすさの関係性を徹底的に調査しました!

  • 記者 WRITER
    江原 まさと(STERON編集部)

精力とハゲの関連性。誰でも1度は聞いたことがあるのでは?

例えば、性欲が強く、下品なことを常に考えている人は、おでこが広くなる傾向にあるなど、真偽のほどがわからない噂が蔓延しています。

そこで、今回はこの「精力が強い男性は本当にハゲやすいのか」という噂について、徹底的にお調べしました!

 

精力が強いとハゲる?

精力が強いとハゲる?

さて、結論からお伝えしましょう。

「精力が強い男性がハゲやすい」という噂ですが、精力の強さとハゲに直接的な関係はありません。

精力の元は男性ホルモンです。また、抜け毛や薄毛の原因となるのも男性ホルモンです。

つまり、どちらも男性ホルモンが原因となる生理現象であるため、精力が強い男性はハゲやすいという間違った都市伝説がうまれたのだと考えられます。

しかしながら、実は男性ホルモンは1種類ではありません。数種類の性ホルモンを総称して男性ホルモンと呼んでいます。

精力を司るのは、テストステロン。抜け毛や薄毛、頭皮の問題を司るのはジヒドロテストステロン(以下DHT)。名前は似ていますが、別の物質です。

そのため、精力の強さとハゲや薄毛、抜け毛などは直接的な関係性はありません。

実際には、ハゲの予防や改善を目指す場合、いくつかの改善策は精力を回復したり、向上させることもあるのです。

 

そもそも精力が強いとはどのような状態?

精力が強いとはどのような状態?

ハゲの予防や改善の方法を実施することで、精力が回復や向上する可能性があるとお伝えしました。

まずは「精力」という非常に抽象的な言葉がどのような意味を持っているのか考えてみましょう。

精力の定義を次の3つに分類することができるのではないでしょうか。

  • 力強い勃起や、ベッド上でのスタミナなどの精力
  • 滋養強壮や疲労回復の精力
  • 精子の数や運動量など、生殖機能としての精力

いずれの精力も低下の原因は、生活習慣の乱れなど。ハゲや薄毛と同様です。

そのため、生活習慣を改善してハゲを予防改善することで精力の回復が考えられるのです。

いかがでしょうか。このように言われると、精力の強さとハゲやすさに関係がないことがわかりやすいのではないでしょうか。

 

ハゲる本当の理由

精力とハゲは直接的には関係ありません。であれば、何がハゲる原因なのでしょうか。

 

ストレス

ストレスはハゲる原因

現代人と切っても切り離せないストレス。体に様々な不調を与えることはよく知られていますね。

もちろん、ストレスによって髪の毛も重大なダメージを受けます。

ストレスを感じると体は毛細血管を収縮させるため、血行が悪くなります。それによって、髪の毛を作り出す毛包と呼ばれる器官が適切に動作しなくなるのです。

髪の毛は生え始めてから抜け落ちるまで次にあげる4つの状態を変わっていきます[1]

  1. 成長期:毛包が成長することで力強く毛が伸びていく状態。
  2. 退行期:毛包の成長が完了すると、退行期に入り、毛髪の成長が止まる。
  3. 休止期:毛包が休止している状態。毛髪は死んでいる状態。
  4. 脱毛期:次の毛包を成長させるため、毛髪は抜け落ちる。

過度なストレス下にある場合、最大で70%の毛包が成長期を完全に完了する前に、退行期に移行します。

結果として、脱毛期までの時間が短くなるので、脱毛のスピードが新しい毛包を作り出すスピードを上回るためにハゲになるのです。

ベルリンの大学で行われたねずみを対象とした実験では、長時間大音量に晒し、ストレスを与え続けたところ、毛包の成長期期間が短くなることが観測されました[2]

また、サルによる実験も行われています。抜け毛が多くなったサルはストレスホルモンのコルチゾールの量が明らかに多かったとのことです[3]

 

偏った食生活

偏った食生活

忙しい毎日を送っていると、食生活が乱れがち。毎日のようにラーメンばかりだったりするのではないでしょうか。

毎日の食べるものも髪の毛の健康に大きな影響を与えます。

特に髪の毛に悪影響なのは次にあげる3つのタイプの食生活[4]

  • 脂っこい食事:脂っこい食事は、血中コレステロール値を増加させます。それにより血行が悪くなり頭皮の健康状態が悪化します。また、体内の脂質分が増えると皮脂がでやすくなります。それにより毛穴が塞がれてしまうことも。
  • 甘いもの:糖分の過剰摂取は血行の悪化を招きます。
  • ジャンクフード:揚げ物が多いジャンクフードは髪の毛にとって天敵といっても過言ではありません。さらに、ジュースなどは砂糖の過剰摂取、或いは化学合成された甘味料の過剰摂取となりやすいので注意が必要です。

これらの食事は肥満の原因にもなり得ます。EDで悩む人の3割は肥満体型であるというデータもあるほどなので、髪の毛にも精力にも悪影響をもたらす食生活は改善したいですね。

 

遺伝

遺伝

ハゲや抜け毛の原因で最も可能性が高いのが遺伝です。

髪の毛が抜け落ちてしまう原因の1つに、頭皮に男性ホルモンのDHTが多くなることがあげられます。

DHTはテストステロンと比較して、5倍の刺激を持つホルモンです。そのため頭皮を痛め、毛包を死滅させてしまうのです。

DHTはテストステロンから変換されます。そのため、テストステロンが減ることでDHTを減らすことができ、ハゲの予防になると考えられるような気になりますが、テストステロン量と薄毛は関係ありません。

実際に、男性ホルモンが多いセクシー男優のしみけんさんよりも男性ホルモンが少ない男性の方が抜け毛に悩んでいます。

参考:エロはハゲの原因って本当?!ガチで調査してみた | 育毛剤のミカタAGA戦記

重要なのは、男性ホルモンそのものの量よりも、テストステロンを刺激の強いDHTに変換するときに必要な5αリダクターゼの量です。

ただし、この5αリダクターゼ、体内に存在する量は遺伝的に決定すると言われています。もちろん、食生活で少しは減らすことができますが、期待のしすぎも禁物です。

 

薬や病気の治療

薬や病気の治療

病気の治療に使われる薬には、ハゲや薄毛の原因となるものが存在します。

特に、ガンの薬や、関節炎、心臓病、痛風や高血圧の薬には毛包を脱毛期にして、抜け毛を増やす効果があることがわかっています。

また、ガンの治療で行われることがある放射線治療もハゲの原因です。頭皮への照射を行った場合、毛が抜け落ちます[5]

 

ハゲを予防するにはどうすればいい?

ハゲは遺伝の可能性も十分にあります。しかしながら、まずはできることをやってみることが重要です。

予防するために行うべきことは、精力の向上や健康状態の良好化にも効果が期待できるので、決して無駄にはなりませんよ。

ストレスマネージメント

定期的な運動

ストレスはハゲの大敵というお話をいたしました。そのため、しっかりとストレスを解消し、蓄積されすぎないようにマネージメントをすることが、頭皮にも健康にも非常に重要です。

そこでおすすめしたいのが、朝のランニング。

有酸素運動はストレスを解消するために非常に効率的な方法の1つです。また、軽めの運動をすることで血行の改善や、肥満防止の効果も期待できますよ。

さらに、朝日を浴びることでテストステロンの生成に必要なビタミンDの生成を促すこともできます。

ただし、ランニングのやりすぎには注意が必要です。「走りすぎると性欲減退?ランニングと性機能の関連性」でお話しているように、走りすぎると精力が落ちてしまうことがわかっています。

あくまでもほどほどに行うことが精力にも頭皮にも適切です。

 

健康的な食生活

食生活の改善

食生活の健全化もハゲの予防には重要です。

特に次にあげる栄養素は積極的に摂取するようにしましょう。

  • タンパク質:髪の毛を構成する成分
  • ビタミンA:乾燥を防止し、健康な頭皮の維持する
  • ビタミンB群:エネルギーを吸収できる形に変換するために不可欠
  • ビタミンC:タンパク質の吸収促進、コラーゲンの生成により毛細血管を張り巡らせる
  • ビタミンE:抗酸化作用によるアンチエイジング効果、血液の循環を改善する効果がある
  • 亜鉛:タンパク質の吸収促進、毛髪の生え替わりを促進する

これらの栄養素をバランスよく摂取することで、ハゲの予防になるでしょう。

また、上で挙げた栄養素は全て精力の向上にも効果が期待できる食べ物です。

各栄養素のおすすめの食材はこちらの記事を参考にしてくださいね。

参考:【栄養士が教える】精力向上に必要な6個の栄養素と食材

 

頭皮ケア

頭皮ケア

頭皮の健康状態を保つためには、毎日のケアにも気を配るようにしましょう。

頭皮マッサージや適切なシャンプーを選ぶことは頭皮を健康に保ち、育毛や抜け毛予防に効果が期待できます[6]

頭皮マッサージはシャンプーの時に行うことがおすすめです。シャンプーが潤滑油の役割を果たすため、頭皮を傷付けるリスクが低下します。

シャンプーを選ぶ時のコツは、自分の肌が脂っこい肌なのか乾燥肌なのかしっかりと理解すること。自分の肌質にあわせて、オイリーな人は少し洗浄力が高めのスカルプシャンプーを、乾燥肌の人はアロエなどの保湿成分が含まれている商品を選ぶのが失敗しないコツです。

また、時間があるときに抜け毛予防のツボを押してみるのもいいでしょう。例えば、百会と呼ばれる頭頂部にあるツボ。また、天柱と呼ばれる首の裏にあるツボにも抜け毛予防の効果があると言われています。

 

ハゲについてより詳しく知るためのおすすめサイト

インターネット上には、ハゲの予防方法や育毛に関する情報が豊富にあります。

その中から、情報量が豊富で有益になりそうなウェブサイトをピックアップしました。

ヘアラボ

ヘアラボトップページ

URL:https://hagelabo.jp/magazine

記事数:約2700記事

特徴:ハゲに関する情報の総合サイト。抜け毛予防だけでなく、髪型に関する記事も豊富。ヘアラボカルテで、自分の頭皮の状況を保存することもできます。

 

ハゲケン

ハゲケントップページ

URL:https://hageken.jp/

記事数:約800記事

特徴:ハゲの予防に特化したサイト。育毛剤の選び方や使い方も紹介。

 

ハゲ治療ゼミ

ハゲ治療ゼミトップページ

URL:https://aga.doctoru.jp/

記事数:約600記事

特徴:大学のゼミのホームページのような構成。年齢別に調べることができたり、生活習慣なども網羅的にカバーされている。

 

ハゲは精力の強さよりも遺伝的な要素が強い

いかがでしたでしょうか。

精力が高いとハゲる可能性が高くなるという噂はあくまでも都市伝説でした。

むしろ精力を向上させる生活習慣と、ハゲを予防する生活習慣は共通の項目が多くあるため、精力が強い人はハゲにくいと言えるかもしれません。

ただし、あくまでもハゲは遺伝的な要素が強いです。生活習慣の見直しで髪の毛が増えないようであれば、薄毛でもカッコよく見える髪型にすることを考えるのがQoLを向上させる秘訣かもしれませんね。

 

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITER江原 まさと(STERON編集部)

    STEORN編集部
    「性をロジカルに」をモットーに記事を執筆。これまで感覚的に語られてきた”性”というテーマを学術的・科学的根拠に基づいて伝えていきたい。ティーコンシェルジュの知識を活かし、健康問題の解決に向けたハーブティーのブレンドもこなす。

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