知らないと危険?疲労と勃起の意外な関係性

公開日:2019/01/05
更新日:2019/03/27

男性ホルモン低下

働き詰めで疲れた、休みが取れなくて身体が辛い、そうした疲労感に苛まれると勃起不全に陥る男性って多いですよね。実は疲労感と勃起不全は密接な関係にあるのです。
今回は、どうして疲れると勃起力が弱まるのか、勃起力と疲労の関係性について解説し、その関係性を踏まえた上で、勃起力を取り戻すにはどうすれば良いのか、までお話します。

  • 記者 WRITER
    小澤 アレックス(STERON編集部)

勃起と心身の疲労には大きな関係性があります。

今回は性機能と疲労に関する意外な関わりについて解説します。

 

勃起のメカニズム

勃起のメカニズム

まず最初に男性器が勃起するメカニズムについて解説をします。

まず男性器には骨がありません。にもかかわらず、大きさが変化し硬直するのは、性器の中に「陰茎海綿体」と呼ばれる「綿」のようなものがたくさん詰まっているからです。

性的興奮や刺激を得ると、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンが多く分泌され、身体が活性化するとともに陰茎海綿体が血液を吸い取り始めます。これと同時に心拍が上昇し、血圧が上昇します。

性行為によって汗が止まらなくなったり、息が切れたりするのはこうした身体の活性化によるものです。結果、血液を吸って膨らんだ陰茎海綿体によって性器の体積は広がり、固くなっていきます。

テストステロンの働きによって、勃起が促されるわけです[1]。心身ともに疲労がたまるとこうした生理反応がうまく機能せず、勃起をコントロールできなくなります。

勃起や性欲を沸かすために不可欠なテストステロンは、睡眠中に生成されます。実際に、睡眠中や寝起き時にテストステロンの値が高くなることもわかっています[2]

大学生を対象とした研究ですが、7時間以上睡眠を取っている人は7時間未満の睡眠時間の人と比較して、だるさや眠気、頭痛などの疲労症状を感じる割合が大幅に低下します[3]

これらの結果から、疲労と勃起が深い関係性にあることがおわかりいただけるのではないでしょうか。

 

健康的な勃起に重要な3つのポイント

意図しない勃起を避けるためには、しっかりと疲労を回復すること、疲労をため込まないようにすることが重要です。

ここからは忙しいあなたでもできる疲労回復方法と、疲労をため込まないようにすべきことをいくつか紹介します。

 

しっかりと睡眠を摂る

質の良い睡眠を取る

仕事が忙しかったりするとなかなか睡眠時間が取れません。睡眠はテストステロンの分泌と密接な関係性があり、睡眠が不足すると性機能低下の原因となります。

最低でも7時間以上の睡眠時間を確保するようにしたいですが、どうしても忙しい場合は、分散して睡眠を摂るようにしましょう。

最近は、オフィスで使う仮眠グッズも充実しています。デスクで寝るための枕なども販売されているので、チェックしてみてくださいね。

長時間パソコンやスマホと向き合っているため、目が冴えてしまいなかなか寝付けないという方には、アロマデュフーザーを使うことをおすすめします。特にオレンジやレモンなどの柑橘系はリラックスさせる効果があるため、冴えている目や脳もゆっくりと休めてくれるでしょう。

睡眠時間を確保して、しっかりと疲労を回復させましょう。同時にテストステロンのレベルも上がるので、勃起力向上も期待できます。

 

ゆっくりお風呂に浸かる

ゆっくりとお風呂に浸かることでも疲労は回復します。

忙しいからと湯船に浸からず、手早くシャワーで済ましてしまいがちではありませんか?

確かに、湯船を溜めるのは少し面倒な作業です。しかし、それ以上にお風呂に浸かるメリットがあります。

例えば、リラックス効果。半身浴を数十分行うだけでも副交感神経が刺激され、身体がリラックスモードに切り替わります[4]

また、血行促進にも効果があります。体温の低下や筋肉が凝固は血行の悪化を招き、性的興奮を覚えてもペニスに血液が集まりにくくなるため、勃起力が低下します。

忙しいからと、シャワーで済ましてしまうのではなく、たまには湯船につかりましょう。数十分の追加の手間で、ストレス発散や血行促進効果を得られ、勃起力の改善に繋がります。

 

疲労回復効果のある栄養素を摂取

満足な栄養素の確保

食べ物にも気をつけることで疲労回復を図ることができます。

アミノ酸には疲労回復効果があることが分かっていますが、その中でもアルギニンシトルリンと呼ばれる二つのアミノ酸には疲労回復効果が高いことがわかっています[5]

他のアミノ酸とともにTCA回路(エネルギー代謝システム)でエネルギーを効率よく生み出し疲労回復を早めます。また、他のアミノ酸とともに肝臓内の尿素回路の働きを高めて、脳疲労の回復も早めます[6]

ということで身体だけでなく脳の疲労にも効果があることが分かります。アルギニンは主に大豆食品や鶏肉豚肉に多く含まれていますので、それらの食材中心のメニューを選んでみましょう。

シトルリンはアルギニンと同じTCA回路で働く成分です。TCA回路内ではシトルリン→アルギニン→シトルリンと相互に変換する働きがあるのですが、片方だけ摂取すればいいというわけではありません。

両方を同時に摂取することでより高い効果がでることがわかっています[7]。シトルリンはスイカやメロン、きゅうりなど瓜系の野菜に多く含まれています。ただし、これらの食材だけで摂取しようと考えた場合、大量に摂取しなければならない点に注意してください。

また、シトルリンに加えアルギニンも摂取することを考えると、食べ物だけで十分量を摂取することは現実的ではないでしょう。サプリメントであれば、数粒服用することで推奨摂取量を満たすことができ、疲労回復を実感できるでしょう。

成分量を徹底的に調査し、科学的根拠から効果があるサプリメントをランキングにしています。サプリメントを購入する際には、参考にしてくださいね。

 

疲労時の勃起「疲れマラ」と対処法3つ

実は疲れており、性欲も湧かないのに勃起をしてしまう事があります。疲労により勃起をコントロール出来なくなる事が原因とされています。

意識的に操作できないと思われがちですが、実は勃起を抑える方法もいくつか存在します。

その中でも手軽にとれる対策についてご紹介します。

 

性的な対象にならない事を考える

母親

イメージを使う方法が最も手軽で場所を選びませんのでおすすめです。「お母さん」を想像しましょう意識と反して興奮する身体を鎮めるには、意識を鎮めるのが一番です。

性的興奮と正反対に位置するものを想像することで勃起はみるみる収まっていきます。

それが「お母さん」なのです。できるだけリアルに、あなたに話しかけているお母さんをイメージすると、ものの数十秒で勃起は収まります。是非試してみてください。

 

物理的にわからなくする

物理的にわからない状態にする

ポケットに手を突っ込んで押さえつける方法もおすすめです、バレにくく、収まるまでの時間を稼げます。

どうしてもすぐに移動しなくてはいけない場合や、人が多いときに有効な手段ですが、緊急回避的なものですので、落ち着ける場所へ移動し勃起を鎮めましょう。

 

下半身に力を入れる

下半身に力を入れる

足などの下半身に力を入れることでも勃起を鎮めることができます。

下半身に力を入れることで意識を性器から下半身の筋肉へ移行させます。

気がそれることで勃起も徐々に収まっていきますので、完全に静まるまで意識をそらし続けましょう。

 

疲労時に勃起する事はあるが健康的な勃起に疲労は大敵

疲労と勃起の関係性についてお話してきました。疲労時は勃起力が弱くなったり、疲れマラと呼ばれる意図しない勃起状態など勃起コントロールができない状態になります。これらは、疲労が溜まっていることによって発生します。

しかし疲れマラはあくまで一時的なものです。パートナーと満足のいく性行為を行うために必要な勃起力を手に入れるには、心身ともに疲労の回復はマストです。

日頃から健康的な生活習慣を送り、しっかりと栄養を取る事を心掛けましょう。

 

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITER小澤 アレックス(STERON編集部)

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