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納豆を食べると性欲&精力はアップする?データから徹底分析
公開日:2022/05/29
更新日:2022/06/01
昔から食卓に並び、日本人の健康に役立ってきた納豆。
実は、性欲や精力の向上効果もあると言われているのをご存知ですか?
秘密は納豆に含まれる豊富な栄養素にありました。
今回は納豆を食べると性欲&精力UPする理由を6つお伝えします。
納豆が苦手な人も、記事を読めば食べてみたくなるかも…!?
Contents [目次を開く]
納豆を食べると性欲&精力UPする理由6つ
健康的な朝食と言われて思い浮かぶのが、白米、お味噌汁、納豆など。
実はこの中の納豆が、男性の性欲UPや精力UPに効果があるのは意外と知られていない事実です。
とはいえ納豆の摂取で性欲が増加したとされる直接的なデータは、残念ながらありません。
しかし、納豆に含まれているさまざまな栄養素が、結果的に精力増強や男性力UPに効果的とのこと。
下記6つのデータから、納豆に含まれる栄養素と男性力UPとの関連についてまとめました。
1.テストステロンのもとになるビタミンKが豊富
ビタミンKを効率的に取るために納豆はかなり便利。
なぜなら、納豆1パックにビタミンKがなんと240μgも含まれているからです。
ビタミンKは納豆に非常に多く、1パック(40g)には240μgも含まれています。その他には、こまつ菜やほうれん草などの緑黄色野菜にも多く含まれています。(引用:グリコ)
成人男性が1日で摂取したいビタミンKの量は150μgなので、1パックで十分クリアできます。
なぜビタミンKを取った方がいいのかというと、テストステロンの生産に寄与しているからです。
ビタミンKの摂取量に応じた精巣中の血漿中のテストステロン濃度を比較すると、ビタミンKが欠乏するほど濃度が低下すると東北大学の研究にて紹介されていました。[1]
以上の理由からも、納豆を食べるとテストステロンを上昇させるのは間違いないようです。
2.セックスミネラルの亜鉛が摂れる
納豆に含まれる亜鉛は多くの精力剤に含まれており、精力アップに絶大な効果が期待できます。
亜鉛には精子の運動能力を改善する効果があるとの情報も。
亜鉛の服用により精子の運動能が改善され、妊娠可能性を上げることが分かっています。(引用:Gold Clinic)
もちろん男性力アップに欠かせないテストステロンも、亜鉛の摂取が大きな影響を与えます。
血清テストステロン濃度に関する研究では、亜鉛とテストステロンの関連性が調査されました。
亜鉛不足の健常な高齢男性に6か月間亜鉛を補給すると、血清テストステロンが正常値に回復したとのデータもあります。
Zinc supplementation of marginally zinc-deficient normal elderly men for six months resulted in an increase in serum testosterone from 8.3 +/- 6.3 to 16.0 +/- 4.4 nmol/L (p = 0.02).(引用:NIH)
(亜鉛不足の高齢男性に、6か月間亜鉛を摂取してもらったところ、血清テストステロンが8.3+/-6.3から16.0+/-4.4 nmol / Lに増加しました。)
ちなみに納豆1パックに含まれる亜鉛の量はおよそ0.8mg。
成人男性の1日の亜鉛推奨摂取量は10mgなので、1パックでおよそ8割が摂取できます。
3.抗酸化作用のある物質が豊富
女性のアンチエイジング関連の番組や記事で「抗酸化作用のある食品が良い」と紹介されているのを聞いたことはありませんか。
実はこれ、女性だけでなく男性も注目したい栄養素なんです。
抗酸化とはその名のとおり、加齢による酸化を防ぐもの。
つまり、いつまでも若々しくいられるためにも抗酸化作用のある物質を積極的に選ぶべきとの考え方があります。
具体的に抗酸化物質と呼ばれるのは、ビタミンA(ベータカロテン)、ビタミンC、ビタミンEやなど。
抗酸化ビタミン(こうさんかびたみん)
活性酸素の働きを抑える作用を持つビタミンのこと。ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなど。(引用:e-ヘルスネット)
納豆にはビタミンEが0.5mg含まれていて、成人男性の1日の摂取量目安はおよそ6.5mgなのでおよそ8%を占めます。
納豆だけで多く摂取するのは難しいですが、他の栄養素とあわせて摂取できるので食べない理由はありません。
4.レシチンのコレステロール低下作用でめぐり改善
納豆に含まれるレシチンには、コレステロール値の低下作用が期待できます。
レシチンとは脂質の一種で、血管壁から不要なコレステロールを回収する善玉菌をつくる成分。
実際に臨床試験にて、高コレステロール血症患者のコレステロール濃度がレシチンで低下したとの結果が出ています。
One soy lecithin capsule (500 mg/RP-Sherer) was administrated daily.
One-two months before the treatment beginning, blood samples were collected for total lipids and cholesterol fractions analysis.
The results showed a reduction of 40.66% and 42.00% in total cholesterol and of 42.05% and 56.15% in LDL cholesterol after treatment for one and two months, respectively.(引用:Hindawi)((高コレステロール血症患者に)大豆レシチンカプセル1錠(500mg / RP-Sherer)を毎日服用してもらいました。そして、治療開始の1〜2か月前に、総脂質およびコレステロール画分分析のために血液サンプルを収集しました。結果は、1〜2か月の治療後、総コレステロールがそれぞれ40.66%と42.00%、LDLコレステロールが42.05%と56.15%減少したことを示しました。)
コレステロール値が高いのは健康診断で指摘された経験がある方も多いはず。
なぜコレステロール値が高いと良くないかというと、動脈硬化(血液が固まって詰まる)の原因になるからです。
ちなみに血流が悪いのは勃起力にも影響があります。
なぜなら勃起は、陰茎内の海綿体に血液が流れ込むことで起こるから。
したがって納豆に含まれるレシチンのコレステロール低下作用で血液の巡りをよくすれば、結果的に勃起力にも影響するとわかりますね。
レシチンは卵などにも含まれますが、取りすぎると脂肪が気になるところ。
レシチンを効果的に摂取したいのであれば、低脂質高たんぱくである納豆の方がおすすめです。
5.ナットウキナーゼで勃起力UP
からだに良さそうな印象のナットウキナーゼも、勃起力UPに関連しています。
ナットウキナーゼとは、納豆のねばねばに含まれる納豆菌のこと。
納豆が発酵食品であるからこそ、生成される栄養素です。
ナットウキナーゼには血栓の主成分を分解したり、血栓溶解酵素を活性化する作用があります。
ナットウキナーゼには、血栓の主成分であるフィブリンに直接働きかけ分解(溶解)する作用、身体の中の血栓溶解酵素であるウロキナーゼの前駆体プロウロキナーゼを活性化する作用、さらに血栓溶解酵素プラスミンを作り出す組織プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)量を増大させる作用があります。(引用:JNKA)
簡単に言うと、血栓を溶かし血液をサラサラにする効果があるんです。
血液がサラサラになれば、血液のめぐりが良くなりますよね。
先ほど紹介したレシチンと同様に、陰茎内の海綿体に血液が流れ込みやすくなり、勃起力に良い影響を与える可能性があります。
発酵食品である納豆だからこそ生成されるナットウキナーゼが、勃起力UPにも力を貸してくれるんですね。
6.大豆サポニンがテストステロンと抗酸化作用で精力サポート
納豆は大豆製品なので、サポニンという栄養素が豊富に含まれています。
サポニンが発見された当時は「天然の界面活性剤」と呼ばれていたため、体に悪いものとのウワサが独り歩きしていました。
しかし実際はテストステロンや抗酸化活性に作用し、精力アップにつながる栄養素なんです。
玉渓師範大学と陝西師範大学で行われたラットを使った研究では、大豆サポニンが血清テストステロンや抗酸化活性作用を大幅に改善させたと報告されました。
Conclusion: TS can significantly improve the exercised rats’ serum testosterone level and antioxidant activity in their quadriceps femoris to varying degrees, decrease MDA and serum LDH and BUN levels, increase the exercise time, and delay the occurrence of the fatigue.(引用:NIH)
(結論:TS(大豆サポニン)は、ラットの血清テストステロンレベルと抗酸化活性を大幅に改善し、MDAと血清LDHおよびBUNレベルを低下させ、運動時間を増加や倦怠感の発生を遅らせることができます。)
大豆サポニンを摂取することで、テストステロンや抗酸化作用による男性力アップが期待できます。
納豆は精力に効果的だが…
体に良いと言われている納豆が、男性機能にさまざまな良い影響を与えてくれるとわかりました。
特に血流改善による勃起力UPと、男性に欠かせないテストステロンのアップに影響があり、男性機能に重要な面をサポートしてくれます。
ただし、「毎日納豆1パック食べればOK」という単純な話ではありません。
栄養素によっては1日に必要な摂取量には納豆1パックでは不十分なものもあり、1日に何パックも納豆を食べるのはなかなか大変。
そこでおすすめなのが、納豆1パックとテストステロンブースターのサプリをあわせて摂取することです。
納豆のさまざまな栄養素を一気に取れるメリットはそのままに、足りない栄養素をサプリが補ってくれます。
テストステロンサプリはあまり聞きなじみがないので、選ぶのに苦労してしまう場合も。
こちらの記事でサプリの選び方やおすすめサプリのランキングを紹介しているので、併せて参考にしてみてくださいね。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERSASA
高校時代はオタクをこじらせて彼氏がいた経験はゼロ。一念発起して大学デビューを果たすも、今度は優柔不断な性格からお誘いを断れず経験人数が一気に2桁超え。自分の青春時代のさまざまな経験を、性に悩む全ての人のお役に立てたいと考えてライター活動中。ちょっと人には聞きづらい内容も、具体的かつ赤裸々に解説します!
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