データからも遠距離恋愛はハードルが高い事が判明

公開日:2022/03/09
更新日:2022/03/04

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      皆さんは、遠距離恋愛を経験したことがあるでしょうか?

      アメリカで行われた遠距離恋愛に関する調査によると、被験者のうち遠距離恋愛経験者はわずか1.5割ほどでした。

      そのなかで、遠距離恋愛を成功させることができたのは、およそ3割であったそうです。

      また、3割強の人がもう二度と遠距離恋愛をしたくないと回答しました。

      遠距離恋愛では、コミュニケーションを取ることが困難であったり、すれ違いが起ったり、気持ちが薄れてしまったりなど、通常の恋愛では起こり得ないようなストレスや苦悩があるようです。

      参照記事:https://finance.yahoo.com/news/only-31-relationships-survive-long-135800939.html?guccounter=1&guce_referrer=aHR0cHM6Ly93d3cuZ29vZ2xlLmNvbS8&guce_referrer_sig=AQAAANKDEJ5XGjFQnSpvbwLilSYT5Ktrl7zxzO1Cbu3u41cSVfeWFEEqJ3LAOCqCrAhMY4RNiPgEDUppQTU00xd4qb4WGnKbgQLqtYkPOk98j3oHA2osxG6Chl4b6A2VomWM3bLHL6yop18aO8wa7z9N0gWj44FgznTseY6l62TPsy83

      The SexualAlphaは、7,392人のアメリカ人を対象に遠距離恋愛に関する調査を行いました。

      遠距離恋愛を経験したことがある人はそこまで多くなく、調査の被験者の86%が遠距離恋愛未経験者でした。

      研究者たちは、遠距離恋愛経験者の1,174人に、その経験に関する質問をいくつか行いました。

      すると、なんと32%の遠距離恋愛経験者たちが、もう二度と遠距離恋愛を経験したくないと答えたそうです。

      質問の回答について述べ、遠距離恋愛の実情を明らかにしていきます。

      年齢が高い被験者の方が、遠距離恋愛について非楽観的であったそうです。

      45歳以上の38%が二度と遠距離恋愛を経験したくないと答えたのに対し、18歳から24歳でそう回答したのは27%ほどでした。

      年齢が上がるにつれて、家庭を持っている割合も上がります。

      例えば、夫が単身赴任になるという状況になると、妻が家事、育児を全て一人でこなさなければいけない状態になります。

      そのため、家庭を持っている割合が少ない18歳から24歳の人は比較的楽観的に考えられるのでしょう。

      また、人によって「遠距離恋愛」の定義も異なるようでした。

      調査では、2時間以上離れた距離にいることが遠距離恋愛であると答えた人が51%であり、違う州(この調査はアメリカで行われたため)や国に住むことと回答した人は50.8%であったそうです。

      そもそもどのような理由で遠距離恋愛になるのでしょうか。

      40%の人が仕事、31%の人が学業と答えました。

      仕事は地方勤務になったり海外駐在になったりが理由でしょう。

      また、学業は大学進学で異なった地方に行ったり、また留学をしたりなどでしょう。

      3割以上の人がもう二度と経験したくないと回答した遠距離恋愛ですが、実際にはどんな困難があるのでしょうか。

      遠距離恋愛が失敗してしまう大きな理由は、やはりコミュニケーション不足によるすれ違いでした。

      コミュニケーション不足と回答した人は全体の40%ほどであったそうです。

      これは、嫉妬の28.7%や浮気の17.5%をしのぐ結果でした。

      現在は、インターネットが発達しているおかげで、スマホから簡単にコミュニケーションが取れるようになりました。

      本来はお金がかかる国際電話も、SNSを使用すれば無料でできますし、ビデオ通話もできます。

      しかし、やはり仕事や学業で忙しく電話やチャットをする時間が取れなかったり、また時差によってそれがより困難になるため、コミュニケーション不足が起こってしまうのでしょう。

      浮気についてですが、22%の人が遠距離恋愛中に自分自身またはパートナーが浮気をしたと回答しました。

      これは、意外ながら遠距離恋愛をしていない人たちが浮気をする割合とそこまで変わりません。

      しかし、やはり会う頻度が多いほど浮気をする確率は下がるようです。

      1ヶ月に一回のペースで会っていたカップルの68%が浮気をしなかったのに対し、4ヶ月から半年に一回のペースで会っていたカップルは浮気しなかった割合が2割ほど減少しました。

      これは納得できる結果である気がします。

      やはりどれだけ愛し合っているカップルでも、寂しくなってしまったり、不安になってしまうことがあります。

      そして、それが浮気に繋がってしまうこともあります。

      しかし、定期的に会っていれば、その悩みも解決されやすいですし、愛も深まるため、浮気をする確率が下がるのでしょう。

      そして、そもそも一度も会ったことのない遠距離カップルもいました。

      これは、オンラインなどで出会い交際に発展したというケースでしょう。

      筆者はオンラインゲームをやったことはありませんが、どうやらオンラインゲームのチャットや通話から仲良くなり、交際に発展するカップルもいるそうですね。

      また、SNSで繋がって仲良くなるというパターンもあるそうです。

      また、オープンリレーションシップといって、パートナー以外との性行為をお互いの合意のもと認め合っているという関係を聞いたことがあるでしょうか。

      遠距離恋愛中にこの関係にあるカップルは5.1%であり、これも普通のカップルと似たような割合でした。

      普通のカップルでオープンリレーションシップにある人が意外と多いことに驚きですね。

      今回は、遠距恋愛について述べてきました。

      いかがだったでしょうか。

      筆者も実は遠距離恋愛の経験者で、二度とも国際遠距離恋愛でした。

      本文で、コミュニケーション不足が失敗の原因と書きましたが、確かにインターネットが発達していても困難はあります。

      例えば、時差があって活動している時間が真逆だったり、酔っ払ってかかってくる深夜の電話を早朝に対応しなければならなかったりなど、徐々にストレスが溜まってしまいます。

      また、寂しさにより目移りしやすいとも思います。

      留学中に日本人の彼氏と付き合っていた際には、現地で不安な自分の支えになってくれる男性に惹かれました。

      また、留学先で出会った彼氏と帰国後も付き合っていましたが、一緒になれる将来が見えず、日本人の男性に惹かれてしまいました。

      このように、遠距離恋愛には普通の恋愛にはない困難がたくさんあります。

      しかし、距離が愛を深めてくれるというのも確かで、乗り越えたカップルが結婚する確率は高いです。

      現在遠距離恋愛中のみなさんは、自分に時間を使えるチャンスだと思い、乗り越えましょう。

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