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2022年もオミクロン株感染拡大でコロナ対策は依然必要ですが、出会いや恋愛はどうしたものでしょう？

もう一年以上前のことですが、オランダの国立研究所が出したセックスライフに関するユニークなアドバイスが面白いのでご紹介します。

参照記事：

https://www.theguardian.com/world/2020/may/15/dutch-official-advice-to-single-people-find-a-sex-buddy-for-lockdown-coronavirus

2020年5月、オランダの国立公衆衛生環境研究所（RIVM）が発表したユニークな公式ガイダンスが英字紙ガーディアンなどで話題になりました。

RIVMは、特定のセックスパートナーがいない人たちがコロナ禍のロックダウンの間どうしたらよいか、いくつかの「行為」を推奨しています。 

まず、RIVMはコロナ禍でセックスフレンドを持つことを推奨しています。

元々は、オランダもRIVMの勧告に基づき、1.5mの距離を取る、自宅には3人までしか招いてはいけないなど常識的な制限を求めていましたが、厳しすぎる、セックスは人権だ、という批判が出ました。

するとRIVMは、「物理的な接触を望むのはもっともなこと」だとして、特定のセックスフレンドを持ち、感染リスクを管理することをすすめました。 

ここまではそれほどおかしいことではありません。

特定のセックスパートナーだけに会うことを推奨するのは感染リスクを抑える役に立ちますよね。

しかしRIVMはそれだけでなく、お互いが「何人の人に会う」のか、パートナーと話し合って取りきめしておくようアドバイスしているとのこと。

つまり、「会う」人数とは、セックスする人数も含むようです。 

RIVMは「会う人が多くなるほど、リスクも高くなる」とも言っているそうで、お互いがもたらす感染リスクを事前に明確に知って行動してほしい、ということのようです。

オランダは売春も合法化されている、知る人ぞ知るセックス先進国。

パートナーが合意の上で両方とも複数のセフレを持つなんて、日本ではほぼ無理でしょうが、オランダでは感染リスクを伝え合う方がお互いの為、という考えのようです。

もちろんセックスフレンドに会ってセックスしてよいというのは、感染していないことが条件です。

では、感染してしまった人はどうすればよいか？

もちろんRIVMも、感染者はセックスしてはいけないとしています。

しかしRIVMはご丁寧にも、いや、ありがたいことに、感染して自宅待機しなければならない人のセックスにもアドバイスをしています。

最初の選択肢は「自分とのセックス」つまりマスタベーションです。

それはわざわざ教えてもらわなくてもいいのでは、と思いますが、はっきりモノを言う方がオランダでは好まれるのでしょう（笑）

その次はリモートでな話をすることです。

日本語の「ワイ談」ですね。

オランダの人たちがどんなワイ談をしているか、大変気になりますが、オランダ語が分からない我々には永遠のなぞになりそうです（笑）。

そして極めつけはリモートで「一緒にマスタベーション」。

これは一対一でするものなのかも知れませんが、技術的には集団でもできますね。

さらにリモート操作できるセックストイの使用など、妄想がふくらみます。 

以上、コロナ禍のオランダのセックスアドバイスでした。

この頃イギリスでもロックダウンが行われ、イギリス政府は同居していないカップルに対して、一切会わないか、至急同居するかどちらかを選ぶことを求めていたそうです。

それでガーディアン紙はユニークなオランダの政策を取り上げたと思われます。

コロナとの戦いは予断を許しませんが、イギリスもオランダも、そして日本も緩急つけて工夫して、感染収束までがんばり抜きたいですね。