記者 WRITERSTERON編集部
HIROSHI
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- EDとセックスレスの関係性(原因と対策)
ED(勃起不全)とセックスレスはいずれも夫婦中の悪化や離婚の原因にもなる症状です。
原因と対策を知って、早めに解決に向けて取り組みましょう。
Contents [目次を開く]
日本人の3人に1人、50歳以上では2人に1人が勃起に関する悩みを持っていると言われています。今や深刻な社会問題の一つです。
そんなED(勃起不全)が引き起こしてしまうもう一つの深刻な社会問題がセックスレスです。ある調査によるとなんと結婚している男女の半分以上が3年以上もセックスをしていないそうです。
何が原因でEDになってしまうのでしょうか?
EDを改善しないとどんなデメリットが待ち受けているのでしょうか?
EDとセックスレスの関係性について解説致します。
セックスはなぜ重要なのか
まず最初になぜセックスが重要なのか?その理由を紹介します。
歳をとっても健康でいるために
定期的にセックスを行い、射精する事は健康的な体を維持する効果があります。
セックスの頻度が高い男性は体の免疫を高める抗体(IgA)の量が豊富で、病気にかかりづらいと言われています。また、高齢者になると増加する認知症や、前立腺がんの発症リスクを低下させる効果もありとされています。
定期的に性行為を行うメリット
- 体の免疫を強化し、病気にかかりづらくなる
- 男性ホルモンの分泌を促進する
- 前立腺がんの発症リスクを下げる
- 認知症の予防効果
良い夫婦関係を維持する
アメリカのセックスセラピストのLaurie Watsonさんはセックスとは夫婦をつなげる接着剤であるとコメントしています。
信頼できる人との性行為はオキシトシンと呼ばれるホルモンの分泌が促進されます。このホルモンが分泌される事により、お互いへの信頼関係や愛おしさといったポジティブな感情が高まると言われています。
またセックスレスは離婚や浮気の大きな原因でもあります。
健康的なメンタル状態を維持
セックスにより分泌されるオキシトシンにはストレスを緩和し、より良いメンタル状態を促進する効果があります。さらに脳の疲れを癒し、精神状態を安定させる効果もあるため、夫婦関係以外の面でも明るくポジティブでいる事が出来ます[1]。
エクササイズとして
セックスは性欲を満たす行為ではありますが、実際に体を数十分間に渡り、動かしているため良い運動にもなります。
海外ではダイエットや体力アップを目的に行うセックスが「セクササイズ(セックス+エクササイズ)」と呼ばれており、健康促進のためのエクササイズとしても認知されています。
EDがより大きな問題を引き起こす
EDとは勃起機能に関するトラブルを指す言葉です。
なぜ勃起しない、もしくは勃起力が低い事がセックスレスや離婚といった深刻な問題を引き起こしてしまうのでしょうか。その理由は実は男性と女性により異なります。
男性側の気持ち:相談出来ない
メンズヘルスボストンのAbraham Morgentalerさんによると、EDの男性は性機能が低下する事により、男としての自信を失ってしまうケースが多いとコメントしています。
精力の強さは男としての象徴と言っても過言ではありません。精力という男の象徴を失ってしまう事を恥ずかしく思い、パートナーや周りに相談出来ない事が、さらなるトラブルに発展してしまうのです。
女性側の気持ち:不信感がつのる
パートナーがEDになってしまう事は女性にとっても大きな問題です。
男性の性機能低下に対して、自分に魅力がなくなったと勘違いをしてしまい、性行為に対してより消極的になってしまいます。
また非常に危険なケースの一つが、旦那さんが他の女性と関係を持っていると勘違いをしてしまう事です。旦那さんが自分よりも若く魅力的な女性と行為を行っている事が原因で、自分に対して興奮をしてくれないと考えてしまう女性もいます。
この場合はパートナーへの不信感が高まってしまい、夫婦仲の悪化や最悪の場合は離婚にまで発展してしまう場合もあります。
何がEDを引きこ起こすのか
海外ではEDは大きな病気の予兆として捉えられています。
下半身は男性の体の中でも最も繊細な部分の一つで、ペニス周辺の血管は脳や心臓の血管よりも細いのです。そのため血液循環機能の低下が一番最初に現れるのが下半身(勃起不全)なのです。
EDがより深刻な症状に発展する前に改善する事が賢いですね。
しかし一体何が勃起不全を引き起こしてしまうのでしょうか。主な原因を紹介します。
- 体質変化:年齢による男性ホルモン分泌量の低下
- 喫煙:タバコの吸い過ぎによる血流低下
- 医薬品:一部の薬にはEDの副作用がある
- 肥満:肥満男性は血管内にも脂肪やコレステロールが溜まる
- ストレス:過度のストレスやプレッシャーは心因性EDの原因
歳をとると男性ホルモンの一種のテストステロン量が低下し、日ごろの不摂生や悪い生活習慣の影響を受けやすくなります。
今までも同じような生活を送ってきたけど、30歳を過ぎてから急に精力が低下した、勃起しなくなったというのはよくある事です。
悩みを改善してより良い性生活を送るには
セックスレスは最悪の場合には離婚にまで発展する可能性のある問題です。
セックスレス回避のためにはEDの改善はもちろんの事、性欲を高める必要もあります。
この性欲と勃起力の2つを高めるために効果的なのがテストステロン(男性ホルモン)量を増やす事です。
テストステロンには肉体面、精神面の両方を男らしくする作用があります。肉体面においては脂肪が少なく、筋肉量の多い体作りをサポートする効果がありますし、精神面でもストレスに強く、積極性の高いメンタル作りを促進する働きをします。
テストステロンを増やすには筋肉量を増やし、分泌量が多い夜間にはしっかりと睡眠を取る事が効果的です。スポーツジム等に通い始めるのもおすすめです。
また食も非常に重要で、テストステロンを増やす作用のあるミネラル分、ビタミン群を積極的に摂取する事も効果的です。
食生活の改善が困難な場合は、性機能を改善する効果のあるメンズサプリ(精力剤)を利用する事もおすすめです。特に天然由来成分が原料のサプリメントは副作用のリスクが低いので、根本から精力の強い体質作りを手助けしてくれます。
性機能に関する悩みは早めの対処を
EDや性欲減退は体や心の状態が悪化している時に、最初に現れる症状の一つです。
日頃の不摂生やストレスの蓄積、病気など、何かしらの理由が影響して性機能を低下させています。
早めに原因を見つけて対処する事により、セックスレスの改善や、夫婦仲の悪化、それによる離婚問題などの予防にもなります。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERHIROSHI
STERON編集部
健康食品のOEMメーカーにて10年間勤務。その後性に関する某ベンチャー企業にて商品の企画開発に従事。
仕事でもプライベートでも性を医療的側面から見ているので、常に冷静な顔でとんでもないページを見ています。
過去の経験を生かし、科学的な根拠にもとづいた記事の執筆を心がけています。
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