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ユンケルを飲むベストなタイミングは?期待出来る効果7つ
公開日:2019/05/27
更新日:2021/03/07
滋養強壮ドリンクとして有名な「ユンケル」。
いつ飲むのがベストなのでしょうか?
どんな効果があるのでしょうか?
ユンケルの効果と飲むタイミングを解説します。
Contents [目次を開く]
近年レッドブルやモンスターエナジー等の海外製の栄養ドリンクが若者の間で非常に人気です。しかし実は日本こそエナジードリンク発祥の国と言っても過言ではないのです。数ある日本製の栄養ドリンクの中でおそらく最も認知度が高い製品と言えばユンケルではないでしょうか?
滋養強壮や活力、精力アップの効果がある事で有名なユンケルですが結局のところどんな効果があるのでしょうか。眠い時やスポーツをする前に飲む事の多いエナジードリンクですが、ユンケルはいつ飲むのが正しいのでしょうか?
ユンケルとは
コンビニやドラッグストアで必ず目にする滋養強壮ドリンクのユンケル。そんなユンケルを開発販売している佐藤製薬は創業100年を超える老舗の製薬会社です。実はユンケルが最初に発売されたのは今から60年以上も前です。佐藤製薬によると1956年にユンケルは「強くなる薬」のコンセプトで錠剤として発売されました[1]。同じ年にユンケルスーパー内服液として液体版が発売されます。つまり今から60年以上前に日本には栄養ドリンクやエナジードリンクという概念が存在していたのです。
そんなユンケルのCMを担当するのは常に活力や精力溢れる男性です。ボクシング世界王者のガッツ石松さんやメジャーリーガーのイチロー選手などがCMに出ている事で知った男性も多いのではないでしょうか。
皆さんはユンケルをいつ飲みますか?ユンケルと聞いて頭に浮かぶのが、キャッチフレーズとしても使われている栄養補給、滋養強壮や疲れたときなどの言葉です。イチロー選手のユンケルのCMでは一日一本というセリフも登場しています。
結局のところ謎が残るのはユンケルを飲むタイミングです。毎日飲んでも良い物なのか、風邪をひいたときにだけ飲むのか、それともエナジードリンクと同じような飲み方をすべきなのか。
最近では海外製栄養ドリンクによる死亡事件も発生してします。ユンケルに限らず栄養ドリンクやエナジードリンクを飲む際は成分や効果効能、副作用を知ったうえで服用しないと健康状態を損なう原因になるので注意しましょう。
主な配合成分と作用
ユンケルは現在既に約30種類のラインナップが存在します。30種類全てを紹介するわけにもいかないので代表的なユンケルに共通して含まれている主成分を紹介します。これらの成分は全てのユンケルシリーズに含まれているわけではありません。
ローヤルゼリー
ローヤルゼリーとは花粉やハチミツを働き蜂の体内で酵素分解させたものです。そのため、通常のハチミツよりも栄養豊富であり、食べられるハチは生まれたばかりの幼虫と女王蜂のみの大変貴重な食材なのです[2]。ローヤルゼリーにはアミノ酸、ビタミン、ミネラルなど健康の維持促進に大切な成分が豊富に含まれています[3]。
カフェイン
カフェインとはアルカロイドと呼ばれる天然由来の有機化合物の一種で、コーヒーやコーラ、緑茶、紅茶、等に含まれている成分です。主に眠気覚ましや覚醒作用を目的にドリンクや錠剤に使われる事の多い成分です。ユンケルには無水カフェインとして約50ml配合されている事が多いです。
ビタミンB群(B1,B2,B6)
ビタミンBは食事やサプリメント等で摂取した栄養素をエネルギーに変換するエネルギー代謝機能を効率的に稼働させるために必要不可欠なビタミン群です。これらビタミンB群が不足する事で体を動かすためのエネルギーを作り出す事が出来なくなるため、疲労や肥満の原因になってしまうのです。
人参(ニンジン)
人参はジンセンなどとも呼ばれる事がある昔から伝わる高級漢方食材です。人参にはジンセサノイドと呼ばれるサポニンの一種が含まれており、男性機能改善の効果も確認されています。また血液の循環を促進する事で、疲労回復効果やパフォーマンス向上、病気の予防も期待出来ます。
ゴオウ
ゴオウ(牛黄)とは牛の胆のう中に存在する結石(胆石)の一種で、非常に効果な生薬です。苦味が強い程効果が強いとされています。血圧降下作用や解熱作用、鎮痛鎮静作用[4]などを目的にアジアを中心に紀元前から利用されている成分です。
糖質
ユンケルに限らず多くのエナジードリンクや栄養ドリンクに含まれているのが糖質です。体に悪いとされている糖分ですが、メリットもあります。脳はブドウ糖をエネルギーとして動いています。糖分が不足すると思考力や集中力が低下してしまいます[5]。エナジードリンクや甘いお菓子を食べたときに疲れが取れたり、目が覚める主な原因は糖分による部分が大きいのです。
期待出来る効果7つ
いつ飲むのがベストなタイミングなのかを知るためにはまずはユンケルの効果を知る必要があります。今回は複数のユンケルシリーズに共通して含まれている事の多い成分を摂取する事で得られる可能性のある効果効能7つを紹介します。
1.疲労の回復促進
ユンケルが最も多く飲まれるタイミングは疲れている時でしょう。実際のところ確かにユンケルには疲労の回復を促進する有効成分が含まれています。
特にニンジン(人参)は疲労時に摂取する事が推奨されている成分です。韓国の医療機関(Daejeon Oriental Hospital of Daejeon University)で行われた実験では、慢性疲労の症状に悩む患者に人参を4週間摂取させたところ、疲労の実感を示す自己評価(NRS)の点数の向上が確認されました[6]。
また糖分を含んだユンケルのドリンクは短時間での疲労の緩和を実感させる効果も期待出来ます。砂糖を摂取すると数分後には体内の血糖値が上昇し始めます[7]。血糖値が上昇する事で一時的に疲労を感じにくくなります。
しかし血糖値が急上昇すると体はそれを低下させるために活動しはじめます。数時間後には血糖値は摂取前の状態まで低下するので、あくまで一時的な疲労緩和だという事は理解しておきましょう。
2.エネルギー代謝の促進
ユンケルに含まれるビタミンB群(B1,B2,B6)は食べた食材や摂取した物をエネルギーに変換する作用があります。ビタミンB1は糖質、ビタミンB2は糖質や脂質、ビタミンB6はタンパク質からのエネルギー生成を行います[8]。
摂取した食事をエネルギーに変換させる事により、運動能力の向上やスタミナアップの効果が期待出来ます。また、摂取した脂質が効率的にエネルギーに変換される事で、肥満の原因になる体脂肪の蓄積を防ぐ効果も期待出来ます。
3.ケガや病気の予防と回復
ユンケルには免疫力を高めたり、ケガの回復を促進する成分を配合されています。代表的な成分がロイヤルゼリーです。
ロイヤルゼリーには体の免疫機能を高める抗酸化成分が配合されています。中国の専門機関(Zhejiang University)で行われた調査では、ロイヤルゼリーを摂取する事で炎症を誘発する化学物質量を低下させる効果がある事が確認されました[9]。
またケガの回復を早める効果も期待出来ます。韓国の大学(Kyung Hee University)で行われた実験では、ロイヤルゼリーを摂取する事で傷口の治りが早くなる効果がある事が判明しました[10]。皮ふの状態回復効果のあるロイヤルゼリーは女性からも美肌目的で人気の成分です。
4.栄養補給の補助
忙しくて時間がない時や病気や疲労で食欲がない時にもロイヤルゼリーはぴったりかもしれません。ロイヤルゼリー自体が非常に高栄養価な食材だからです。ロイヤルゼリーには9種類の糖タンパク質や脂肪酸、ビタミンB群が豊富に含まれています。
疲れていて食欲がない時こそ栄養を摂取しないと回復は見込めません。高栄養価なドリンクであるユンケルは少し値は張りますが、食欲がない時こそ栄養補給を目的に飲むべきでしょう。
5.覚醒効果
ユンケルシリーズの多くにはカフェインが配合されています。ユンケル1本に含まれるカフェイン量は50mgです。レッドブル1本(250ml)に含まれるカフェイン量は80mgです。つまり小さなビンのユンケルではありますが、レッドブルのカフェイン配合量の約6割と同等の量が含まれています。
カフェインには眠気を覚ます作用や覚醒効果、利尿作用があります。仕事や運動などに集中したい時にもおすすめです。
6.高血圧の改善
ユンケルには血液の循環を改善する効果のある成分も含まれています。ユンケルシリーズの中でも様々な製品に含まれているゴオウ(牛黄)は「第十五改正日本薬局方解説書」によると、血圧を下げる効果があるとされています[11]。
また人参には血液循環機能を促進する効果があります。人参には血管に伸縮性を与え、拡張させる一酸化窒素(NO)と呼ばれる成分の生成を促進する作用があります。結果的に血液がスムーズに流れるため、高血圧を改善する効果が期待されています。
7.勃起力の向上
活力アップや滋養強壮効果が目的とされるユンケルですが、実は下半身の元気を回復させる成分も含まれているのです。その成分が血流を促進する効果のある人参(ジンセン)です。
元々EDや勃起力低下の原因は日頃の不健康な生活習慣によって下半身の血液循環機能が低下している事です。血管の伸縮性が低下していたり、血管内に悪玉コレステロールが蓄積される事で、性的な刺激を受けてもペニスに十分な血液を送れないために勃起機能が低下するのです。
朝鮮人参の原産国である韓国の大学(Kyung Hee University)で行われた実験では、ED(勃起障害)患者の男性143名を対象に人参の抽出物を8週間摂取させたところ、勃起機能を表すスコアであるIIEF(国際勃起機能スコア)が大きく向上する結果となりました[12]。
もちろんユンケルは精力剤ではないため、ユンケルを飲むだけで勃起力向上やED改善効果がどの程度あるかは不明です。しかし性機能を改善する成分が配合されているのは事実です。
飲むタイミング5つと注意点
さて活力アップや疲労回復に有効な成分を豊富に含むユンケルですが、いつ飲むのがベストなのでしょうか。ユンケルシリーズは約30種類も存在します。ユンケルを飲む最適なタイミングを調査しました。
1.朝の眠気覚まし
ユンケルには覚醒作用のあるカフェインや糖分が含まれています。一般的なユンケル1本にはカフェインが50mg含まれています。コーヒー1杯に含まれるカフェイン量は40mg~60mgとされています。つまり朝食を取って、出勤前のタイミングの目覚め効果を目的に飲むのもありです。
2.毎日飲むのは危ない
以前のユンケルのCMでは一日一本と、ユンケルを毎日飲む事を推奨すりょうな内容がありました。しかしユンケルを毎日飲む場合はいくつか注意点があります。
一つ目はユンケルには漢方食材以外にも、糖分やカフェインを含む、カロリーの高い栄養ドリンクだという事です。二つ目はユンケルには様々な種類があり、高いものでは1本数千円もする商品もあります。
ユンケルを販売する佐藤製薬は毎日飲む場合は「ユンケル黄帝液」、「ユンケル黄帝L」、「ユンケル黄帝プレミア」、「ユンケル黄帝DCF」の4種類の黄帝シリーズを推奨しています。ちなみに毎日同じタイミングで飲む場合はAmazonでのまとめ買いがお得です。
3.食欲がない時
個人的にユンケルを飲むベストなタイミングは風邪気味だったり、疲労が溜まっている等の理由で食欲がない時です。体調が悪い時こそ回復のためには高栄養価の成分を摂取する必要があります。
体調が悪いのにどうしても仕事を休めない時や、早く回復をさせたい時こそ少し値段の高いユンケルを飲む最適なタイミングです。佐藤製薬は体調回復を目的に飲む場合は「ユンケルロイヤル黄帝」やシリーズ最高峰の「ユンケルスター」の服用を推奨しています。
ちなみにコンビニで売れらているシリーズは主に風邪を引いた際に飲む事を目的としたユンケルが置かれている事が多いです。
4.寝る前は注意
残業が続いているシーズン等に次の日に疲れを残したくないという理由で安易にユンケルを飲んではいけません。特に注意をして欲しいのが就寝前のタイミングです。
その理由はユンケルにはコーヒー1杯分と同等量のカフェインが配合されているから。寝る前のタイミングでユンケルを飲んで目が覚めて、眠れないと大変な事になりますよ。どうしても寝る前のタイミングに飲みたいのであれが、ノンカフェインシリーズを飲む事をおすすめします。
「ユンケル黄帝液DCF」、「ユンケル黄帝L40DCF」、「スパークユンケルDCF」のDCF(ディカフェ)シリーズを飲むようしましょう。
5.夜の元気が欲しい時
ユンケルには精力剤に含まれる成分も配合されています。特に人参などは健康的な勃起を促進する作用があります。さらに糖分やカフェインが含まれているものもおおいため、セックスを行う前のタイミングで飲む男性も多いようです。
とはいえユンケル自体は精力アップを目的としたドリンクではありません。実際に勃起力向上には1~3カ月の継続的な有効成分摂取が必要とされています。
一時的なスタミナアップや疲労回復を目的に飲むのはおすすめですが、若いころのような強い勃起や性欲、精力を取り戻したい場合は継続の出来る錠剤タイプの精力剤の方が確実でしょう。
▼精力剤のおすすめランキングはこちら。
【まとめ】目的とタイミングで最適なユンケルを
ユンケルはいつ飲むのがベストなのでしょうか?一概にベストなタイミングを決め付ける事は出来ません。その理由はユンケルシリーズは約30種類ものドリンクが存在するからです。
自身の体調や目的に合わせて30種類の中から最適な物を選ぶ事が大切です。ユンケルは値段も目的も、飲むべきタイミングも商品によって大きく異なります。しっかりと各製品の特徴を理解したうえで、選ばないと逆効果になってしまう可能性もありますよ。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERHIROSHI
STERON編集部
健康食品のOEMメーカーにて10年間勤務。その後性に関する某ベンチャー企業にて商品の企画開発に従事。
仕事でもプライベートでも性を医療的側面から見ているので、常に冷静な顔でとんでもないページを見ています。
過去の経験を生かし、科学的な根拠にもとづいた記事の執筆を心がけています。
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