記者 WRITERSTERON編集部
HIROSHI
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- 性欲減退の原因と改善方法まとめ!ムラムラしないのは危険
年齢と共に性欲が低下するのは当然なのでしょうか?
性欲減退の原因と改善方法を紹介します。
昔のようにムラムラするのは医学的にも大事な事なのです。
Contents [目次を開く]
性欲の減退とは
性欲の減退とは性への関心や興味が薄れる事を指します。もちろんその時の体調や気分、対面する相手によっても性欲が上がったり、下がったりする事はごく普通の事です。
しかし慢性的に性欲を感じない、昔のようにムラムラしなくなった事で悩む人は少なくありません。近年は中高年の男性だけではなく、20代や30代の若い男性の性欲低下も問題になっていますね。
なぜ性欲が低いとまずいのか
性欲が低い事自体は決しては悪い事ではありません。元々性欲が強い男性もいれば、そこまで性欲のない男性も存在します。しかし今まで正常な性欲があったのにも関わらず、最近全然ムラムラしなくなったと感じる場合は身体面や精神面に何かしらの異常が発生している可能性があります。
また、性欲減退を感じる多くの場合は男性ホルモンの一種であるテストステロンの分泌量が低下している可能性があります。テストステロン量の低下は肉体面だけではなく精神状態の健康悪化にも発展する場合があるのです。
また、彼女や奥さんにムラムラしなくなってしまう事により、関係性が悪化してしまう場合もあります。性欲の減退はセックスレスを引き起こす原因にもなります。強すぎる性欲も問題ですが、正常な性欲を維持するのは健康的な事なのです。
性欲低下の主な原因
歳を取るとムラムラしなくなるのは仕方ないとあきらめてしまう人もいるかもしれませんね。しかし年齢と性欲の強さに直接の関係性はありません。実際に歳を取っても性欲が強く、生涯現役の方もいます。アダルト業界では德田重雄さんという84歳で現役の男優さんも存在するくらいです。
まずは性欲を低下させる主な原因について紹介をしていきます。
肉体的な機能の衰え
性欲減退やムラムラしなくなったと感じる原因の多くは肉体的な機能や状態の悪化にあります。
性欲の源であるテストステロン量は何もしないと30歳以降少しづつ低下し始めます。しかしテストステロン分泌量の低下の傾斜は緩やかなので、急激な性欲減退には何かしらの原因があります。
例えば運動不足による筋肉量の低下や肥満などはテストステロン量低下の大きな原因で性欲低下に直結します。
また、充分な睡眠が取れていない場合、疲労やストレスが溜まるのはもちろんの事、性欲低下の原因にもなります。睡眠時間が5時間以下の生活が続く男性のテストステロン量は、同性代よりもはるかに低い事も判明しています。
また慢性的な疲労の原因になるような過度の運動やトレーニングもテストステロンの分泌を阻害して、性欲を低下させてしまう危険性があります。
精神的な理由
もちろん仕事やプライベートでのストレスや過度のプレッシャーも性欲を低下させる原因になります。特に体は健康な若い男性の性欲減退に良くあるケースです。
ストレスを受けると体内でコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが分泌されます。このコルチゾールというホルモンは性欲の源であるテストステロンの分泌を阻害する働きをします。
一時的なストレスやプレッシャーであれば大した問題にはなりませんが、継続して強いストレスが掛かる事により性欲の低下やうつ病の原因になります。
一時的なケガや疲労
一時的なケガや慢性的な病気なども性欲を低下させる原因になる事があります。特に痛みの伴うケガや病気を抱えている場合は、体の中のエネルギーが体調回復に回されるため、性機能は低下してしまう事があります。
また病気を治療するために服用している医薬品の副作用が原因で、テストステロンの分泌が阻害されてムラムラしなくなるケースもあります。
病気になったり、新しい医薬品を使用し始めてからムラムラする機会が少なくなった場合は、かかりつけの医師への相談をおすすめします。
性欲減退の原因を詳しく知りたい場合はこちらの記事をご覧ください。
強い性欲を取り戻す方法
ほとんどの場合、昔のような強い性欲を取り戻す事は可能です。性欲を取り戻すには次の3つのポイントを抑える事が大切です。
- テストステロンが分泌されやすい体質を作る
- 性欲減退の原因を排除する
- 男性ホルモンの原料となる成分を摂取する
テストステロンを増やす体質作り
性欲を高めるためにテストステロンの分泌量を増やすのは非常に効果的です。思春期に性に興味を持ち始めるのも、テストステロン量が10代から急激に増える事が原因とされています。
定期的な運動や筋トレはテストステロン量を増やすがあります。スペインの大学(University of Córdoba)は定期的に運動をしている男性とあまり運動をしない男性のテストステロン量を調査した結果、運動をしている男性のほうが明らかにテストステロン量が高い事が判明しました。
また睡眠を一日7時間~9時間程度取る事も重要です。睡眠時間が1時間低下するだけで、テストステロン量が15%も減少するといった結果が出た報告もあります。日頃の生活を意識するだけでも、歳を取っても強い性欲を維持する事が可能です。
性欲減退の原因を排除する
せっかくしっかりと運動して、たっぷりと睡眠を取っていても性欲低下の根本の原因を放っておいては意味がありません。
身体面においては肥満の解消が効果的です。肥満男性は平均的にテストステロンの分泌量が少なく、性欲低下や勃起不全に悩み安いとされています。運動ももちろん重要ですが、脂肪や糖質の少ない健康的な食生活を意識する事も大切です。
また、お酒を控えたり、寝る前にタバコを吸う習慣を避ける事も効果があります。特にビールの原料であるホップには女性ホルモンと同様の働きをする作用があるため要注意です。
またストレスケアをする事も非常に有効です。特に若い男性の性欲減退やEDは精神的な理由が多いとされています。出来る限り外出して、人と話す事によってオキシトシンと呼ばれる幸せホルモンの分泌を促進する事が出来ます。
男性ホルモンの原料となる成分を摂取する
性欲をより効果的に改善したいのであれば、摂取する食材や成分も大切です。テストステロンの分泌を増やす効果のある食材を積極的に食べる事により、性欲減退を効率的に改善する事が期待出来ます。
マグロやシャケなどはタンパク質も豊富ですし、男性ホルモンの分泌を促進するビタミンDも多く含まれています。また卵や低脂肪の牛乳にもビタミンDは豊富に配合されています。
また性欲を高めるには亜鉛等のミネラルを摂取する事も重要です。身近な食材では牡蠣などの魚介類やレバー、豆類などにも亜鉛が豊富に含まれております。
とはいえ日頃の食事だけで性欲改善効果の高い成分を十分に摂取するのは困難です。特に多忙な日々を送る男性サラリーマンであればなおさらです。
効率的に性欲増強効果の高い成分を摂取するのであれば精力剤(男性向けサプリ)の利用がおすすめです。
精力剤には亜鉛やビタミンなど性欲を高める効果のある成分に加えて、勃起力を高めるアルギニンやシトルリンといった天然成分も配合されています。確実に精力を取り戻したいのであればサプリメントは効果的です。
性欲の強い男性は病気になりにくい
性欲が強い男性は体内のテストステロン量が高いとされています。テストステロンには性欲向上の効果以外にも様々なメリットがあります。
- 脂肪が少なく筋肉質な体作りを促進
- 骨密度の高い上部な骨を作る
- 記憶力や認知力、判断力など思考を向上
- ストレス耐性を高めて、うつ病を予防
強い性欲を維持する事は性生活をより良いものにするのはもちろん、心身ともに健康でいるためにも非常に大切な事です。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERHIROSHI
STERON編集部
健康食品のOEMメーカーにて10年間勤務。その後性に関する某ベンチャー企業にて商品の企画開発に従事。
仕事でもプライベートでも性を医療的側面から見ているので、常に冷静な顔でとんでもないページを見ています。
過去の経験を生かし、科学的な根拠にもとづいた記事の執筆を心がけています。
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