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- 【EDまとめ】主な原因と勃起力を復活させる方法とは?
日本人男性の3人に1人が悩んでいると言われているED(勃起不全)
そもそもEDの定義とは何なのか?
何が原因でどうすれば改善出来るのでしょうか?
男性が気になるポイントを解説します!
Contents [目次を開く]
EDについて知ろう
EDの定義は意外と広い
性に関する悩みは男性にとって非常に深刻。特に30歳を過ぎてからは、性欲が湧かない、活力が低下したなど、原因不明の悩みが増え始めます。
中でも深刻なのが立ち(勃起)に関する悩みです。
EDや勃起不全と聞くと深刻な症状に思えますが、実はEDの定義には中折れや立ちの弱さなどライトな悩みも含まれています。女性と満足の出来る性行為を行うために必要な立ちを維持できない場合は、すべてEDに該当します。
実は男性の3人に1人はED
浜松第一クリニックによると日本人男性の3人に1人に相当する約1,800万人が勃起不全(立ちの悪さ)で悩んでいるとされています[1]。
また、50代と60代の男性に絞った場合はなんと2人に1人がEDで悩んでいるとも言われています。50代と言えばまだまだ現役でバリバリ働いている年齢です。今後、定年の年齢も伸びていく事を考えると60代男性も現役を維持したいところですね。
まだ若いからといって油断をしてはいけません。実は20代、30代の健康な男性でもEDに悩まされることは珍しくないのです。特に職場でのストレスや将来の不安などの精神的な負荷は若い男性でもEDの症状を発生させることが多いとされています[2]。
もちろん不健康な生活を送っていれば精神的な理由や年齢に関係なく勃起力は低下します。
▼EDかどうかをチェックしたい場合はこちらをご覧ください。
EDを治した方が良い理由
勃起とは主に3つのステップから成り立っています。最初に脳が性的な刺激を感知し、下半身に勃起させるための信号を送ります。最後に下半身に血液が送り込まれます。
つまり勃起力が弱くなっているのは肉体もしくは精神面になんらかの異常が発生しているサインと言えるのです。うつ病や動脈硬化、狭心症などの深刻な病気の予兆かもしれません。
もっと身近な部分では女性との性行為が満足に行えないため、男としての自信を失ってしまいます。女性と良い関係を築くためにお互いが満足のいく性行為を行うのは非常に大切なことですよね。
少し不真面目な話をすると夜のお店や彼女以外の女性と一夜を過ごすような楽しみも無くなってしまいますね。
主なEDの原因
一概にEDの原因はこれ!と明確に答える事は出来ません。EDは年齢や周りの環境など様々な事象が複雑に絡み合って発生する症状です。
日頃行っている生活習慣によるケース
若いころはギンギンに勃起していたのに、「最近なぜが立ちが弱くなってきた…」と感じる場合、多くは日頃の生活習慣が原因となっている可能性が高いです。
例えば運動不足や不摂生による肥満は勃起力を低下させる大きな原因です。健康な男性に比べて肥満男性は血液循環機能が弱く、勃起力も弱くなりやすい傾向にあります。
また、喫煙も非常に危険で、年配の男性ほどタバコによる影響を受けやすいと言われています。ヘビースモーカーは非喫煙者よりもED発症率が高いことは研究からも分かっています。
また、お酒にも勃起力を一時的に低下させる副作用があります。
▼EDを招く生活習慣についてはこちらをご覧ください。
精神的な理由でEDが発生する事もある
メンタル面が健康ではないときも勃起力は低下してしまいます。
仕事やプライベートで強いストレスを抱えている時に女性とセックスをしても上手く勃起しなかった経験のある方もいるのではないでしょうか?
強い勃起とは体がリラックスしている状態で発生します。ストレスや不安感といったネガティブな精神状態では、脳がペニスに上手く信号を送る事が出来なくなるため勃起力が低下してしまいます。
実際に極度のストレスや不安感から発生するトラウマを抱えている人は健常者に比べ、EDのリスクが3倍も高くなるとの研究結果もでています[3]。
また性行為が上手くできなった、女性に傷付く事を言われた等の理由で次回以降に性行為で緊張をしてしまい、上手く勃起しないといったケースもあります。
▼勃起と精神状態についてはこちらをご覧ください。
病気や普段飲んでいる薬の副作用
実は普段飲んでいる薬や、病気が原因で勃起力が低下してしまう事もあるのです。
例えば、抗うつ薬には興奮物質のドーパミンを押さえるセロトニンが含まれているため、そもそも性欲が発生しにくい状態になります。またセロトニンには感覚を下げる効果があるため、十分な性的刺激や興奮を得られず勃起しないということも考えられます。
また、前立腺ガンなどの前立腺に関連する病気もEDの原因としてよく言われています。勃起や性欲を促すテストステロンの生成がうまくいかなくなることが原因です[3]。
新しい薬を飲み始めた場合や手術後に勃起力の低下を感じた場合はかかりつけの医師に相談をする事をお勧めします。
その他の原因
肉体的な機能の低下や精神状態の悪化以外でもEDを感じるケースもあります。
例えばコンドームのサイズが小さすぎると勃起状態を維持する事が困難になってしまいます。またコンドームが厚すぎる事によって、ペニスに伝わる性的な刺激が弱まり中折れしてしまう事もあるのです。
さらには勃起以前にそもそも性欲が弱い場合もあります。性欲自体が低下している場合は脳がペニスに勃起させるための信号を送れていない状態にあります。
▼EDの主な原因詳細はこちらをご覧ください。
勃起力を改善する方法
手術や病気等によりペニス周辺の器官が損傷していない限り、EDは改善出来る場合がほとんどです。勃起力を取り戻す効果的な方法を紹介します。
勃起に必要な血流改善効果のある運動
強い勃起力とはペニスにたくさんの血液が送り込まれる事により発生します。逆にペニスに十分な血液が送り込まれないとEDになります。
血液の循環を改善するには何よりも定期的な運動が効果的です。特にウォーキングやジョギングといった運動は強い心肺機能と健康的な血流を取り戻すためにはおすすめです。
またダイエットをして肥満を解消する事により、血管内に蓄積されている脂肪や悪玉コレステロールを減らす事が期待出来ます。血管内部の脂肪やコレステロールはペニスに送られる血液を妨げてしまうため、EDの大きな原因です。
男性ホルモンの分泌量を増やす
健康的な勃起はもちろんの事、男らしい強い精力と切っても切れない関係性にある成分がテストステロンと呼ばれる男性ホルモンです。テストステロンが豊富な男性ほど肉体面も健康で、性機能も高いと言われています。
このテストステロンの分泌量を意識して増やす事で強い精力を手に入れる事が出来ます。
テストステロンの分泌量を増やすには定期的な運動やトレーニングで筋肉量を増やす事が重要です。効率的に体の筋肉量を増やすには太もも(大腿四頭筋)や胸板、背中(広背筋)などを優先して鍛えるのがおすすめです。
またテストステロンが多く分泌される睡眠の時間を意識する事はマストです。睡眠時間が少ないとテストステロン量は比例して少なくなってしまいます。
▼男性ホルモン低下による影響はこちらをご覧ください。
メンタル面をケアして内側から強く
体が健康なのにEDに悩むのはメンタル面に原因があるかもしれません。とはいえメンタル面のケアは非常に難しいですね。
例えば仕事で大きな失敗をしたり、成績が悪いと精神的にまいってしまいますね。しかしミスや過ちをゼロにする事は出来ません。大切なのはミスをしてもポジティブに考えられる心の余裕を持つことです。
運動や筋トレをする事によりエンドルフィンやドーパミンと呼ばれる精神的な興奮を得る事が出来る物質が分泌されます。
また、たっぷりと睡眠を取る事により分泌量が増えるテストステロンはストレスの耐性を強くする効果があります。
もちろん家族や友人とのコミュニケーションを増やす事も非常に重要です。自分以外の誰かとコミュニケーションを取る事により、オキシトシンと呼ばれるストレス緩和効果のあるホルモンの分泌が促進されます。
▼勃起力を取り戻すための詳しい方法についてこちらをご覧ください。
精力剤や医薬品でより確実に
バイアグラやシアリス等のED治療薬
EDかも?と思ったときに真っ先に思い浮かぶのがバイアグラやシアリス、レビトラといったED治療薬ではないでしょうか?
これらのED治療薬は服用後に一時的に体内の血管を拡張させて、血流を促進させる効果があります。つまり血管を開く事によりペニスにより多くの血液が流れ込み、勃起状態が発生するメカニズムです。
ED治療薬は勃起力を短時間で改善する非常に効果の高い医薬品です。
しかし当然医薬品なので副作用の危険性もあります。また万能薬ではないので性欲減退や精力の強い体質を作る作用はありません。あくまで飲んだその時だけ勃起しやすくするのがED治療薬です。
▼バイアグラの注意点についてはこちらをご覧ください。
精力剤(男性向けサプリ)で根本を改善
一時的な勃起状態改善の効果が目的のバイアグラに対して、体質を根本から改善して強い勃起力や精力の強い体質を取り戻のが精力剤です。
強い勃起力だけではなく性欲や精子の質等の改善効果もある天然の有効成分を豊富に配合しています。天然成分なので副作用の心配も少ないところがメリットです。
副作用が少なく若いころのような精力の強い体質が手に入る夢のようなサプリですが、もちろんデメリットはあります。精力剤は基本的に体質改善が目的なので1~3カ月継続する必要があります。
もちろん年齢によっても効果は異なり、私(筆者)はまだ30歳なので1週間の利用で明らかな夜の強さを実感しました。
即効性は高いけど一時的な効果のバイアグラと継続する必要はあるけど男としての自信を取り戻せる精力剤のどちらを選ぶかは場合によります。おすすめは失敗出来ない夜はバイアグラを念のため財布に忍ばせ、精力剤は毎日継続して飲むのが間違いのない方法ではあります。
何より大切なのは継続
EDで悩んでいるという事は体や心に何かしらの異変が起きているからです。
確かにどうしても失敗出来ない時にバイアグラを利用するのは間違っていません。しかしそれはあくまで一時しのぎにしかなりません。
大切なのはEDの原因になっている行動や生活習慣、心の状態を改善する事です。体にせよ心にせよ薬を飲んで治る事などありません。
まずはEDの原因と向き合い、改善のために今回紹介した方法を3カ月続けてみましょう!
運動にせよ、生活の改善、精力剤にせよ、3カ月しっかりと継続すれば確実に取り組みの効果は実感出来るはずです。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
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