【人生破滅!?】寝る前にコーラを飲む14個のデメリットを解説

公開日:2023/02/17
更新日:2023/05/08

コーラ

寝る前の疲れている時こそ飲みたくなるコーラ。
しかし、就寝前にコーラを飲むと、人生を破滅させてしまうかもしれません。
本記事では、コーラを寝る前にのむ危険性を学術的根拠に基づき解説します!
ぜひ参考にして下さい!

    寝る前にコーラを飲もうとしているアナタ。

    絶対にやめて下さい!

    コーラを寝る前に飲むと、人生が破滅する程のデメリットが潜んでいるんです・・・

    今回は、就寝前のコーラがもたらす悪影響を徹底的に解説します!

     

    コーラに含まれる成分を徹底分析

    成分

    コーラのデメリットを知るには、まずは中身の成分を分析する必要があります。

    代表的なコカ・コーラに含まれている成分は以下のとおり。

    100mlあたり1本(500ml)あたり
    糖分11.3g56.5mg
    カフェイン10mg50mg
    リン酸16mg80mg
    炭酸約0.7〜0.76g約3.5~3.8g

    やはり糖質の多さが目立ちますね。

    一般的な日本人男性の糖質の摂取目安量は275gなので、たった1本コーラを飲むだけで目安の約20%を満たしてしまうわけです。

    また、意外にも多いのが”カフェイン。

    コーラ1本では50mg含有されているんです!

    コーヒーのレギュラーカップ1杯(120ml)に含まれる70mgと比較しても多いのが分かりますね。

    さらに炭酸や酸味を生み出すリン酸も加わります。

    成分の種類を調べただけでも、とても健康的とは思えないラインナップですね。

     

    寝る前にコーラを飲む14個のデメリット

    それでは、コーラに含まれる成分は、身体にどんな影響をもたらすのでしょうか?

    寝る前にコーラを飲む14のデメリットについて、含有成分のデータを基にみていきましょう!

     

    1.夜の糖質は交感神経を刺激して眠りを妨げる

    中途覚醒

    寝る前の糖質は、眠りを妨げる恐れがあります。

    原因は血糖値の上昇による交感神経の活性化。

    交感神経が優位になると、身体が興奮状態になり休息モードに入れなくなってしまうんです。

    東北大学大学院医学系研究科では、血糖値上昇を抑える糖尿病治療薬を摂取したマウスに、交感神経の抑制効果がみられたことが判明!

    このことから、血糖値と交感神経に密接な関係があることがうかがえます。[1]

    さらに、糖質には神経伝達物質ドーパミンの分泌量を低下させる作用も!

    ドーパミンは、幸せホルモンとも呼ばれる快楽や満足感をもたらす物質。

    ラットを使った実験では、糖質の摂取により、ドーパミンの分泌量が一旦は増加するものの、次第により多くの糖質を必要とするようになり、補給されない場合に分泌量が大きく低下する事態が引き起こされることが明らかに!

    さらに、糖質の依存性が、コカインなどによる薬物依存より強いことも確認されています。。[2]

    つまり、寝る前のコーラは、身体を活発な状態に導くために、快眠が阻害される恐れがあるのです!

     

    2.カフェインで寝付きが悪くなる

    寝付き

    カフェインは協力な覚醒作用がある成分。

    眠気を誘う成分アデノシンの働きを抑え、覚醒物質のヒスタミンを増やすことで、覚醒レベルを高めます。

    そんなカフェインを就寝前に飲むと当然寝付きも悪くなります。

    実際に、日本霊長類学会主催の会議で発表された内容によると、高校2年女子4名を対象に行った実験で、就寝直前のカフェイン摂取による中途覚醒が2回未満、2時間前では4回以上確認されたことが判明!

    4時間前では3回以上で、8時間前になると2回未満に落ち着いたことが明らかにされました。[3]

    カフェインの半減期は約5時間と言われているため、就寝直前に飲むことで、睡眠時間の大部分で悪影響を与える結果となるのです。

    ちなにみカフェインが効力を発揮する量は、50mg以上[4]

    コカ・コーラ1本には、ちょうど50mgのカフェインが含まれているため、寝る前に飲むと確実に睡眠を妨げるんです。

     

    3.糖質やカフェインがメラトニンの働きを阻害する

    メラトニン

    さらに、カフェインには、睡眠ホルモンのメラトニンの働きを強力に阻害する作用もあります。

    メラトニンとは、体内時計を調整し、ホルモン分泌リズムなどを司る働きがある、良質な睡眠をとるうえで欠かせない物質。

    しかし、長崎大学大学院医歯学総合研究科の発表によると、カフェインはメラトニンの分泌を抑制し、さらには光による分泌の変調も阻害すると報告されています。[5]

    カフェインは単純な覚醒作用だけでなく、体内時計に重要なホルモンの働きにまで影響があるってことですね。

     

     

    4.カフェインの利尿作用で夜中に目が覚める

    夜間頻尿

    カフェインの影響は留まることを知りません。

    利尿作用もあるため、夜中の目覚めの原因になってしまうんです・・・

    カフェインの利尿作用のメカニズムは、大きく2つに分けて考えられます。

    1つは、腎臓で水分を再吸収するホルモン、バソプレシンの分泌を抑える作用。

    これにより、水分が体内にとどまらず、尿として排出されやすくなります。

    もう1つは、血管を拡張させ、血流をよくする作用によるもの。

    血流が良くなることで尿を作り出す腎臓の活動が活発化することで、尿の生成が促進されるんです。

    トイレの回数が増えることで夜中の目覚めにもつながるため、寝る前には決して飲むべきではありません。

     

    5.水分補給による尿意でも覚醒する

    水分

    そもそも、寝る前の水分補給は当然夜間の尿意につながる行動

    寝る直前に摂取した水分は、およそ3時間後には80%ほど、そして6時間後には摂取した量すべてが尿に変わるといわれています。[6]

    つまり、500mlのコーラを寝る前に飲んだとしたら、3時間後には400mlが尿に変わってしまうんです!

    ヒトが膀胱に溜められる尿の量はおよそ350~600ml。

    200mlほど溜まったころから尿意を感じ始めます。[7]

    したがって、3時間後には相当な尿意を感じるということになりますね・・・

     

    6.炭酸や酸味が胃もたれの原因になる

    胸焼け

    コーラに含まれる炭酸や酸味は、胃もたれの原因になるんです。

    炭酸水が胃の中で二酸化炭素と水に分解される際に胃酸が大量に分泌されます。

    その結果、胃の粘膜が刺激されて胃もたれや胸焼けにつながるケースがあるんです

    そもそも、炭酸が胃酸分泌を促進するのは、炭酸水の摂取によってアルカリ性に傾いた胃の内部を守るための自己防衛反応。

    加えて、炭酸水に含まれる二酸化炭素によって、胃酸分泌を促進させるホルモンの分泌が促されることも、要因となっています。

    また、酸味も胃もたれの原因の1つ。

    酸味成分によって胃酸と胃の粘膜のバランスが崩れて胃酸が逆流し、口の中に酸っぱさを感じたり、胸やけや胃痛が引き起こされます。

    ちなにみ胃もたれは不眠症の原因の一つ。

    寝る前にコーラを飲む行為は、これでもかと言わんばかりに睡眠の質を低下させてしまうんです。

     

    7.代謝量が低下している夜間は余計に太る

    肥満

    そもそも夜は、日中よりも代謝量が低下している状態です

    そのため、夜に飲食すると余計に太りやすくなることは否めません。

    夜間の睡眠時には、体温や血圧などの生理機能が低下し、身体が休息モードに入るのが、自然なメカニズムです。

    また、夜間は成長ホルモンやメラトニンなどのホルモンの分泌が促進される時間帯。

    成長ホルモンは、その名の通り成長や筋肉の修復などに関与している物質で、メラトニンと成長ホルモンのいずれにも、エネルギー消費を抑える働きがあります。

    以上のことからも、糖分を多く含むコーラを寝る前に摂取すると、余計に太りやすくなるんです。

     

    8.BMAL1が体脂肪を蓄積して肥満になる

    数値

    さらに体脂肪の増加に拍車をかけるのが、BMAL1と呼ばれる遺伝子。

    BMAL1には脂肪の分解を抑制して、体脂肪を蓄積する働きがある時計遺伝子の一種です。

    日本大学薬学部による、体内時計に対する作用を意図的に取り除き、脂肪蓄積作用のみを残したBMAL1を持つマウスを作製し行われた実験では、摂食時間の増加や体重の体重を確認!

    さらに、皮下脂肪の増加も認められています。[9]

    昼と夜の分泌量の違いは、約20倍・・・![8]

    分泌量の増加は午後10時頃から始まり、午前2~4時頃にピークに。

    つまり、夜遅くの飲食は、肥満への最短ルートとなってしまうのです・・・

    ▼BMAL1による肥満リスクについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。

    【超危険】寝る前のチーズに潜む10個の恐ろしいデメリットとは?

     

    9.糖やカフェインが夜間高血圧を引き起こす

    高血圧

    糖やカフェインによって、夜間高血圧が引き起こされる恐れもあります。

    夜間高血圧とは、通常血圧が低下する就寝中に血圧が上昇する現象のこと。

    心筋梗塞や脳卒中などの、命の危険に関わる病気のリスクをはらんでいます。

    寝る前にコーラを飲むことで血圧が上がる理由は、主に3つ。

    1つ目は、カフェインの交感神経を刺激する作用による、血管の収縮。

    2つ目は、血糖値の上昇がもたらすインスリンの分泌促進による血液量の増加。

    そして3つ目は、炭酸によって胃腸内の圧力が高まることによる、血管収縮の活発化です。

    中でもカフェインの作用が現れるタイミングは非常に早く、摂取後約1時間ほどで血圧上昇がみられる場合もあります。

    寝る前のコーラは命の危機に繋がるリスクもあるってことです。

     

    10.ショ糖が虫歯を引き起こしてボロボロになる

    虫歯

    コーラに含まれるショ糖は、虫歯の大きな原因となる成分。

    ショ糖は摂取後、口の中の虫歯菌によってブドウ糖と果糖に分解されます。

    そして、ブドウ糖から歯垢(プラーク)の原因となるグルカンと呼ばれるネバネバ物質が作られ、歯に密着。

    歯垢の中で、虫歯菌はさらに増殖し続け、虫歯が引き起こされます。

    また、残った果糖から生成された酸が、歯のエナメル質や象牙質を溶かすことも、虫歯の原因の一つです。

    さらに、就寝中は唾液の分泌量が減って口の中が酸性になるため、歯が溶けやすく虫歯になりやすいタイミング!

    コカ・コーラに含まれるショ糖の量は、500mlあたり56.5g、角砂糖約14個分・・・

    寝る前に飲むリスクは、容易に想像できますね。

     

    11.リン酸が歯周病をもたらて口臭悪化

    歯周病

    コーラに含まれているリン酸は、歯周病や歯周病による口臭悪化の原因に!

    リン酸には、歯垢(プラーク)の形成を促進させる作用があります。

    歯垢が蓄積することで、歯垢内に含まれる細菌が歯茎や歯根の炎症を引き起こし、歯周病につながるのです。

    リン酸は、食品添加物として多くの食品に含まれ、清涼飲料やスポーツドリンクにも使われている、現代人の食生活において身近な成分。

    歯周病や口臭を防ぐためには、なるべくリン酸を含む食品や飲料の摂取を控え、毎日の正しい歯磨きで歯垢を除去することが大切です。

    加えて、就寝前、歯を磨いたあとの摂取は、なんとしても避けたいところですね。

     

    12.糖やカフェインの依存性で習慣化する可能性大

    依存

    糖やカフェインの依存性で、コーラの摂取が習慣化してしまうことも・・・

    糖には、薬物やアルコールと同等の中毒性・依存性があるといわれています。

    「甘いものを常に口にしていないと落ち着かない」といった状況に陥れば、当然糖分摂取過多による肥満や生活習慣病のリスクも高まるでしょう。

    また、カフェインも同様に依存性が高く、摂取しないことで不眠や動悸、不快感などの症状が現れる可能性があります。

    依存した状態から抜け出すには、相当な日数や生活改善の努力が必要。

    「コーラなしでは生活できない」となる前に、摂取を抑制することが大切です。

     

    13.血流悪化に伴う勃起力の低下

    勃起不全

    コーラの摂取による睡眠の質の低下や肥満による血流の悪化が、勃起力の低下に影響を与える可能性もあります。

    睡眠不足によって、心臓や血管などの機能を調節する自律神経のうち、緊張状態をもたらす交感神経が優位な状態が続くことで、血管が収縮して血流が悪化。

    加えて、糖分は血管収縮作用を持つインスリンの分泌につながり、カフェインにも同様の作用が認められているんです。

    勃起は、ペニスの海綿体と呼ばれるスポンジ状の組織に、大量の血液が流れ込むことでペニスが硬く大きくなる現象。

    つまり、血流の悪化は、勃起力低下に大きく影響するのです!

    いつまでも男としての自信を保っていたいと考えているのであれば、コーラは非常に恐ろしい存在といえるでしょう。

     

    14.テストステロン量の減少による性欲減退

    性欲

    睡眠の質の低下や肥満は、性欲に大きく関わるテストステロン量の低下につながります!

    テストステロンは、精巣や前立腺などの男性生殖組織の発達や、筋肉や骨量、体毛など身体の男性的特徴の形成に欠かせない、男性ホルモンの一種。

    そして、男性の性欲を司る物質でもあります。

    年齢とともに性欲が減衰する要因の一つが、テストステロンの減少でもあるんです。

    そして、コーラに含まれる糖質も、テストステロン量を減少させうる要因の一つ。

    糖質を摂取することで分泌が促進されるインスリンは、テストステロンの分泌を抑制するホルモンでもあるのです。

    また、糖質の摂取によるメラトニン分泌量の減少や、体脂肪の増加も、テストステロン量減少をもたらすことがわかっています。

    コーラを寝る前に飲むと、オトコとしての魅力がどんどん低下してしまうんです。

    ▼テストステロンを増やしたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください!

    テストステロンを増やす食べ物の定義とおすすめ30選

     

    寝る前にコーラは絶対飲むべからず!

    結論、寝る前には絶対にコーラを飲んではいけません!

    どうしても喉が渇いて水分を摂りたい場合は、健康を意識した飲み物がおすすめ。

    例えば、疲労回復ならレモン水。クエン酸が疲労物質の乳酸を分解してエネルギー産生を高めてくれ、疲労軽減に一役買ってくれます。

    このほか、睡眠の質を意識するならカモミールティー等のハーブティー、ダイエット効果を狙うなら白湯などなど……

    身体にポジティブな変化を与えてくれる飲み物がおすすめですよ!

    今までコーラを飲んでいた方、ぜひこれを機に、目的に合った健康的な飲み物にシフトチェンジしていきましょう!

     

     

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