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男性の方が女性より環境に悪い!?温暖化ガスの排出量から判明!
公開日:2022/08/11
更新日:2022/08/15
Contents [目次を開く]
女性に比べて男性の方が、日々の生活で温室効果ガスの排出量が多い事が判明しました。
しかし結果だけ言われても、男性の皆さんは納得ができない事でしょう。
一体どういう事なのか、実際の統計を見ながら解説をしていきます。
照記事:Men cause more climate emissions than women, study finds | Greenhouse gas emissions | The Guardian
最新の研究によって男性の方が女性に比べて、エコ・フレンドリーではない(環境に優しくない)という結果が出たそうです。
男女の最も大きな差は「男性の車のガソリン代(ディーゼル代)」だそう。
ある研究によると、男性のガソリン消費量は女性よりも16%多く、温暖化ガスの排出を増やしている原因と明らかになったそうです。
確かに、「男性の方が車好き」、「仕事で長距離を走るのは男性」、「パパは家族旅行の運転役」といったイメージはしやすいかと思います。
また、スウェーデンの研究会社エコループのアニカ・カールソン・カニヤマで行われた、別の独身男女を比較した分析では、男女ともに「食事」と「休暇」が、温室効果ガスの出量の半分以上を占めていることが判明しています。
その結果、「肉や乳製品と言った動物性たんぱくの食生活を植物性食品に」、「休暇を飛行機や車ではなく電車に」という、ライフスタイルの変化を加えると、人々の排出量を40%削減できることがわかったそうです。
北欧と言えば、世界屈指の男女平等社会が広がっている地域です。
そんな北欧にあるスウェーデンで、「政策立案に際して、男女の違いを考慮することが重要だと考えています」と述べているから、かなり説得力のある結果なのかもしれません。
実際に、この結果は社用車(仕事で使う車)の燃料は含まれておらず、自家用(プライベート)の車のみでの統計だそうです。
以前の調査では、車が1台ある家庭での平日の車の利用方法を見てみると、男性が通勤に車を使うことが多く、女性は公共交通機関を使うことが多いことがわかっているそう。
これは、男女差から生まれる、働き方や職場のロケーションと言ったことからも、傾向が出ているのかもしれませんね。
最近では、SDGSなんていう言葉が日本でも良く聞かれる通り、個人排出量を減らす努力を一人ひとりが求められています。
平日に比べて、休日に多くのエネルギーを消費する傾向が高いと、統計からも明らかなので、意識を変えることが大切なのかもしれません。
例えば、どうしても車が必要なのであれば、普段利用する車を電気自動車に変更する。
余分な光熱費の出費を抑える、健康のためにも肉食を減らすなど、小さなことからの変化が必要なのでしょう。
一人ひとりのほんの少しの意識が集まれば、大きな変化になるでしょう。
まずは、ひとつできることから、男女ともに始めて行くのが良さそうです。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERAnna
海外大学卒の専業ライター。
身の回りの生活を豊かにする知識を広めるために活動しています。
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