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Anna
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- テストステロンが豊富な男ほど浮気してしまうという噂は本当?
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今回も来ました、テストステロン。
イギリスの専門機関「London School of Hygiene & Tropical Medicine」の研究によると、成功ホルモンと言われるテストステロンの数値が高い男性ほど、浮気しやすいという研究結果が出ているそうです。
これを聞いた時、それはそうだろうなと思ったのは私だけでしょうか。
テストステロンが高いと、外見的にも性格的にも男らしくなり、リスクを恐れなくなり、チャレンジ精神旺盛かつ決断するのが早くなりそして性欲も高まる…男性はもともと女性より浮気する率が高いです。そのうえ、女性にとってより魅力的であるとなればそれは浮気する確率も上がるでしょう。
この研究では、テストステロンの数値が高い男性は、過去5年間の間に1度に2人以上の恋人がいた傾向が強いことが明らかになりました。
女性で数値が高めの人は、マスターベーションや同性間のセフレがいる頻度が高かったこともわかりました。
特に、同性の恋人がいたことのある女性のテストステロンレベルは、そうでない女性に比べて目に見えて高かったそうです。
決定的な証拠はまだないですが、科学者達の間ではテストステロンは男性の性欲を起こす因子と考えられています。
女性の性欲とテストステロンの関係は未だよく解明されていません。
今回の研究では、テストステロンの数値が女性のマスターベーションの頻度と関係していることはわかりましたが、女性では男性のように、異性のセックスパートナーが多いという傾向は見られませんでした。
研究者は、この事実を考察する時、ホルモンの数値だけでなく社会的要因も考慮しなければならないとしています。
女性もテストステロンにより性欲が高まるけれど、社会の目を気にして男性より実際に複数のセックスパートナーを持ちにくい、あるいは女性には妊娠する危険性があることも実際のセックスよりマスターベーションを行いがちということもあるかもしれません。
今まではホルモンの研究と言えば、女性ではエストロゲンやプロゲステロンなどの妊娠や月経に関するものにのみフォーカスされてきました。
そして男性でも、主に勃起などの生殖に関するものが常に注目を集めてきました。
研究では18歳から74歳までの3722人の対象者の唾液サンプルを検証しました。
そのうち、1599人は男性、2123人は女性です。
インタビューからさかのぼった1年の間に、1人以上のセックスパートナーがいた人たちは性機能についての質問に答えました。
質問はセックスへの興味が薄れてきたようなことはあるか、勃起を保つのが難しくなってきたかなどです。そして、マスターベーションの頻度、そして今までで何人と付き合いがあったか、その付き合いはどういったものだったか(一晩だけの関係、セフレ、恋人かなど)といったことも特に最近の5年に焦点を当てて調べられました。
結果、テストステロン数値が高い男性と比べて、女性のほうが個人的に性欲を処理していることが多いとわかりました。
研究者はこの結果に対し、「女性にとって性欲を処理(マスターベーション)することと、パートナーとセックスをすることは意味や目的が違うものなのではないか。」としています。
また、似たような研究で、特定のパートナーがいる若い男性のテストステロンのレベルは、パートナーがいない同世代の男性に比べて低い傾向があるとされました。
しかしパートナーがいても、浮気をしている人はパートナーがいない人のようにテストステロンのレベルが高かったのです。
研究ではもちろん、テストステロンだけがこういった傾向を招くのではないとしていますが、ここまでくるともうテストステロンが高い男は浮気症、というより浮気を
する要因が多いと判断していい気がします。
男性の性ホルモンは95%近く睾丸で生成されますが、腎臓のそばにある副腎からもいくらか生成されます。
このホルモンにより、声が低くなったり、体毛が濃くなったり、性器が大きくなったりします。
性欲や精子の生成に影響を及ぼすだけでなく、骨や筋肉の発達や内臓脂肪の増減にも関わっています。
女性では卵巣と副腎で生成されますが、男性に比べると生成量は少なく、およそ6分の1とされています。
そして女性でも生殖や骨、筋肉に影響を受けます。
男性のテストステロンレベルは20歳頃が1番高く年齢とともに減少していきます。
女性の更年期障害はよく耳にしますが、男性と更年期障害はあまり関係がないと思っている人もいるかもしれません。
でも、テストステロンが減ることで男性にも更年期障害は起きます。
疲労感、やる気が出ない、発汗、睡眠障害、性欲低下、勃起障害などがよくある症状です。
45歳以上の男性の40%は男性ホルモンが低下していると言われています。
ただ、女性の更年期と比べて、男性の更年期は緩やかに症状が進むので、単に老化だと思われている場合もあります。
しかしそういった人がホルモン補充の治療を受けることで、性欲や活気を取り戻したという例も多いようです。
ホルモンは人間が健康的に活動するのにいかに重要な働きをしているのか分かります。
男性は、テストステロンが高そうか低そうかということは自分でも感じるのではないでしょうか?
正確に測るには唾液検査などが必要ですが、指の長さを測ることで予測できるそうです。この方法はメンタリストDaiGoさんも動画「童貞が性戦士になるテストステロンの科学」で紹介しています。
要は利き手の人差し指と薬指の長さを測って、薬指のほうが長ければ男性ホルモンが多いそうです。
私は人差し指のほうが2mm長かったですが、女なのでまぁそうかなといった感じです。
DaiGoさんの動画によると人差し指の長さ÷薬指の長さが低いほどテストステロンが高いとされています。
性ホルモンが胎児期に指の長さに影響を及ぼすことがこの指の長さテストの根拠のようです。
日本人の平均は0.95とのこと。
それよりもっと低いというあなた。
自覚があるにしろないにしろ実は浮気症かもしれません。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERAnna
海外大学卒の専業ライター。
身の回りの生活を豊かにする知識を広めるために活動しています。
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