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男性の皆さん、周りにいる女性陣の中で、排卵日の人、生理中の人なんて見極められるでしょうか。

「物理的に化粧ポーチをもって、トイレに行く回数が多いから生理だろう」なんていうことを除けば、意識的に見抜くのは中々難しかもしれません。

しかし、あるリサーチによると、排卵日の女性は、行動、外見、体臭が普段とは変わるのだとか。

排卵日と言えば、一般的に女性妊娠しやすい期間と言われています。

この時期になると女性も本能的に、より「質の高い」男を求めるために、積極的に行動をしだすのだとか。

ここではもう少し掘り下げて、どういうこと事かを見ていきましょう。

人間の月経周期は神秘的です。

28日前後で訪れる月経周期について、物理的な影響は十分に立証されていますが、社会的な影響についてはまだ議論が醸し出されています。

先ほども書きましたが、妊娠しやすい時期に、女性は行動、外見、体臭が変わりやすいです。

具体的に言えば、女性は妊娠しやすい時期に、努力して自分の魅力を高めようとします。

例えば、おしゃれをしたり、露出度の高い服を着たりといった具合で、男性に対して性的魅力をアピールするといった具合だ。

とはいえ、確かにそういう可能性はありそうでも、たまたまかもしれないし、個人差がありそうですし、良くわからないですよね。

ここでは面白いことに、この手がかりを、より数値化するために、ここではスピードデートを通じた面白い実験が紹介されています。

実験では、異性愛者の独身男女262人を対象に、15回のスピードデートを実施したそう。

それぞれのスピードデートでは、参加者はアンケートに答えるように促し、スピードデートを行った相手に「2回目のデートを申し込むか」、「今回で終わりにするか」を質問したのだとか。

ここで、お互いに「はい」と答えた場合にマッチングが成立といった具合です。

アンケート内では、併せて相手の「交際相手としての望ましさ」、「身体的魅力」、「体臭の魅力」についても評価しています。

その結果、一体どうなったのかと言うと、仮説に反した結果が出たのだとか。

排卵期が近い女性は男性にとって、多くの魅力を与えることができず、マッチング失敗の確率が高かったそう。

より多くの、次回のデートの誘いを受けることもなく、外見や香りがより魅力的であると評価されることもなかったのだとか。

こうなると、やはり仮説は嘘なように聞こえますよね。

しかし、そうでもないんです。

仮説を裏付けるように、排卵期が近い女性は、男性にデートを申し込む確率がわずかに高いことがわかったそう。

男性側からと言うより、女性自身がより積極的になる様ですね。

しかし、不思議なことに、彼女たちは「男性をより好ましい」とは評価していないのだとか。

結論として、妊娠しやすい女性が、僅かに魅力的と評価できる可能性は、否定もできないが、肯定もはっきりと出来ないと言うところなのだとか。

事実、だからもてるとか、よりスペックの高い男を獲得できる可能性が高いといった「性間競争」といった意味では、排卵日であるからと言うのはあんまり関係ないと、指摘されています。

とはいえ実際に、少しでもいいなと感じている女性が、よりセクシーな服を着てデートに来てくれたり、積極的に笑顔を振りまいてくれたら、男としては嬉しくなるじゃないですか。

そういう意味では、その時期にモテるとか、男性とうまくいきやすいという可能性はあるかもしれませんね。

逆に言えば、生理だからと言ってモテにくいとか、女性の体調の周期によって目に見えるほど魅力度も上下するということではないようです。

やはり、生理だからイライラしてしまうとか、そういった精神的側面でのほうが、大きく影響しそうですよね。

女性は1か月で変化する自分の体調と向き合いながら無理をせずに、男性はそんな女性をわかってあげながら、より良い関係性を築いていければ良いのでしょうね。