【12個の悪影響】筋トレするならカップラーメンは食べるな!!

公開日:2023/06/23
更新日:2023/07/31

カップラーメン

筋トレ期間中の小腹満たしに軽くカップラーメンを1杯……
ちょっとまって!絶対にやめてください!!!
たった1杯のカップラーメンで、せっかくのトレーニングが水の泡になる可能性もあるんです。
今回は、「筋トレの大敵」カップラーメンの闇を徹底解説します!

  • 記者 WRITERSTERON編集部
    ニュース担当

 

筋トレ期間中の小腹満たしに軽くカップラーメンを1杯……

ちょっとまって!絶対にやめてください!!!

たった1杯のカップラーメンで、せっかくのトレーニングが水の泡になる可能性もあるんです。

今回は、「筋トレの大敵」カップラーメンの闇を徹底解説します!

 

まずはカップラーメンの成分を分析

カップラーメン

カップラーメンによる筋トレへの悪影響について知る前に、まずはその原因となる成分を確認しておきましょう。

カップラーメン100gあたりの成分は以下のとおり。

  • ナトリウム 1500mg
  • カリウム 180mg
  • カルシウム 180mg
  • マグネシウム 27mg
  • リン 89mg
  • 亜鉛 0.4mg
  • マンガン 0.56mg
  • ヨウ素 6μg
  • セレン 16μg
  • クロム 4μg
  • モリブデン 15μg
  • ビタミンK 14μg
  • ビタミンB1 0.48mg
  • ビタミンB2 0.66mg
  • ナイアシン 0.8mg
  • ビタミンB6 0.06mg
  • 葉酸 13μg
  • パントテン酸 0.38mg
  • ビオチン 1.9μg
  • ビタミンC 1mg

まず目を引くのが、カロリーの高さ!

カップラーメンはご存じのとおり、それほどボリュームのあるものではありませんが、カロリーは418kcalとガッツリ!

そして、炭水化物や脂質、塩分の多さも気になります。

塩分の1日あたりの摂取目安量は、男性で7.5g。[1]

カップラーメン1杯3.8gということは、1日の目安量の半分を超えてしまうのです!

筋トレに欠かせないたんぱく質や、健康維持に必要なビタミン類も若干含まれてはいます。

しかし、それ以上に筋トレに悪影響を及ぼすであろう気になる成分が多すぎることは否めません……

 

【筋肉に悪影響】筋トレ中にカップラーメンを食べてはいけない12の理由!

成分を把握するだけでも、筋トレにマイナスな影響を及ぼしかねないことがおわかりいただけたはず。

ここからは研究データなどを用いて、筋トレ中にカップラーメンを食べてはいけない理由をさらに詳しく解説していきます!

これを読めば、もうカップラーメンをうかつに口にはできないはずです!

 

1.飽和脂肪酸が脂肪を増やし肥満体型になる

肥満

カップラーメンは肥満のもと!

カップラーメンには、中性脂肪を増やす作用を持つ飽和脂肪酸が含まれています。

つまり、脂肪が蓄積されやすくなるため、筋トレの主な目的であるボディメイクが妨げられるのです!

2003年に日本で行われた研究では、ラットに牛脂を使った高飽和脂肪食を4ヶ月与え、経過を観察。

その結果、摂取した食べ物を代謝する機能である食餌誘発性体熱産生の低下と、脂肪合成を促進するインスリン濃度の上昇が確認されました。[2]

この実験では、コレステロールを下げるはたらきなどを持つ不飽和脂肪酸(植物性油)と比べ、飽和脂肪酸における脂肪蓄積リスクが高いことも証明されています。

単に高カロリーなだけでなく、脂肪のもととなる成分も豊富に含んでいるカップラーメンは、まさに筋トレの敵です!

 

2.脂質がニキビなど肌トラブルを引き起こす

ニキビ

カップラーメンにたっぷり含まれている脂質は、肌トラブルの原因になります!

私たちの肌にとって、適度な皮脂(油分)は、うるおいを保つのに不可欠。

しかし、皮脂の原料となる脂質を食事から過剰に摂取すると皮脂量が増えすぎ、皮脂を餌とするニキビの原因菌(アクネ菌)や、体内への細菌やウイルス侵入を防ぐ白血球の一種、マクロファージも増殖してしまうのです。[3]

筋トレに励む方の多くは、引き締まったボディで見た目の印象をアップさせたいと考えているはず。

それなのに肌がボロボロになってしまっては、清潔感ダウンでイメージが悪くなることは必須です……。

筋トレで得た美しいボディを無駄にすることのないよう、カップラーメンは今すぐやめましょう!

 

3.糖質が交感神経を優位にし眠りの質が下がる

カップラーメンは、人間にとって重要な眠りにも悪影響を及ぼします。

その原因となるのが、糖質!

糖質には、自律神経のうち、興奮状態で優位になる交感神経を活発化させる作用があります。

本来、就寝時はリラックス状態で優位になる副交感神経が活発になっている時間帯。

つまり、カップラーメンを食べて交感神経が活性化されることで、リラックスできず眠りづらくなってしまうのです。

インドの医科大学に所属する医学博士が発表した論文では、交感神経が優位になると、興奮性の神経伝達物質ノルアドレナリンの分泌が促進され、覚醒レベルや血圧、心拍数が上昇することが明らかにされています。[4]

さらに、就寝中は、筋肉の成長に必要な成長ホルモンが多く放出される時間帯![5]

良質な睡眠が筋肉の発達に欠かせないのであればなおさら、それを阻害するカップラーメンを食べるべきではありません!

 

4.塩分の利尿作用が睡眠を妨げる

実は、カップラーメンにたっぷり含まれる塩分も、筋肉増強に欠かせない睡眠を妨げる原因の一つ

塩化ナトリウム(塩分)は、利尿剤に用いられるほど利尿作用の高いミネラルです。[6]

つまり、カップラーメンから摂取することで、利尿作用が発生!

結果的にトイレに行く回数が増えるため、特に夜間に食べた場合に、中途覚醒によって睡眠の質が下がりやすくなるのです。

また、塩分の摂取によって喉が渇き、水分摂取量が多くなることも、トイレの回数増加につながります。

筋トレ効果を高める目的はもちろん、良質な睡眠で健康を維持するためにも、カップラーメンは避けるべきでしょう。

 

5.乳化剤が腸内環境を破壊しお腹の調子が悪くなる

下痢

カップラーメンには、品質保持のための添加物がたっぷり!

中でも乳化剤は、腸内環境の構成に影響を与える成分であり、お腹を下す原因になります。

アメリカの学術誌Natureに掲載された研究結果では、乳化剤を摂取させたマウスの結腸内バクテリアの構成が変わり、腸の炎症が明らかにされています。[7]

さらに、この研究では、腸の炎症による代謝の変化も示唆されており、筋トレのボディメイク効果を妨げる可能性もうかがえます。

筋トレでは、腹筋まわりに力を込めて踏ん張る動作が非常に多いため、お腹の調子が悪いのはかなり危険!

常にベストコンディションでトレーニングに臨むためにも、カップラーメンはやめましょう。

 

6.プリン体が尿酸濃度を高め痛風の原因になる

カップラーメンに含まれるうまみ成分、いわゆるプリン体によって、関節に激しい痛みをともなう痛風が発症する可能性もあるのです!

痛風は、尿酸値の過度な上昇によって引き起こされる症状。

プリン体には、この尿酸値を爆増させる作用があり、特に中高年の男性にとって注意すべき成分といわれています。

カップラーメンに含まれるプリン体の量は、麺とスープをあわせて100gあたりおよそ54.3g[8]

プリン体の多い飲み物として知られているビールでさえ、プリン体は100gあたり5.0~8.0gほど。[9]

場合によっては10倍以上の数値になるカップラーメン……痛風リスクが高まるのは明らかです。

痛風は特に足の親指の付け根に症状が出やすいため、罹ってしまっては筋トレどころではありません!

トレーニングを続けられなくなって、だらしない体に逆戻りするなんてもったいない!

今すぐカップラーメンを断ちましょう!

 

7.糖質がインスリンのはたらきを弱め筋肉増加を阻害する

細マッチョアピールをするガリガリ男性

カップラーメンの摂取は、筋肉増加の妨げとなる可能性もあります。

その理由は、インスリンのはたらきを弱める糖質にあり!

インスリンは、筋肉に栄養を運ぶはたらきを持つ、筋トレにおいて重要な物質。

筋トレ後は、インスリンによって筋肉細胞に栄養素が運ばれ、筋肉増加が促されます。

しかし、血糖値のコントロールも担うインスリン……。

糖が過剰に取り込まれることで、糖の処理に追われて過剰労働となり、筋肉へ栄養を運ぶ作用が弱まってしまうのです。[10]

結果として、筋肉増強効果が低下。

トレーニーがカップラーメンを避けるべき理由は、このようなところにも潜んでいるのです。

 

8.鉄分が不足して貧血をもたらす

カップラーメンで貧血!?

結びつかないという方も多いかもしれませんが、実は、カップラーメンに含まれるリン酸塩によって、鉄不足が引き起こされる可能性があるのです。

リン酸塩は、骨や歯の形成エネルギー代謝などに関わる、私たちの体に欠かせないミネラル。

しかし、過剰摂取すると鉄の吸収を阻害するようになり、鉄分が体外へ排出され鉄欠乏性貧血を発症するリスクが高まります。[11]

筋トレには、良好な血流が不可欠!

貧血に陥ることで血の巡りが悪くなると、全身に酸素や栄養素がうまく運ばれなくなり、動機や酸欠などの危険な症状につながりかねません。[12]

効果的に、そして安全に筋トレを継続するためにも、カップラーメンはやめるべきです!

 

9.血中コレステロール値増加で大病リスク爆増

カップラーメンによって、大病リスクが急上昇!

カップラーメンに含まれる飽和脂肪酸には、血中コレステロールを増やす作用があります。

これにより、脂質代謝の異常である高脂血症が引き起こされ、血液はドロドロに……。[13]

結果として、血流悪化や血栓による循環器系の大病リスクが引き上げられるのです!

筋トレ中は、ただでさえ血流量が上昇して血管に負荷がかかった状態

それにカップラーメンで追い打ちをかけてしまっては、血管・血流に関わる重大な病気につながりかねないことは明らかです。

引き締まった体を手に入れたとしても、健康を害してしまってはまったくの無意味。

自慢のボディでいきいきと過ごせるよう、カップラーメンを断って健康維持にも力を入れましょう!

 

10.塩化ナトリウムが血圧を上げ脳血管を破裂させる

脳機能

カップラーメンの摂取は、脳血管破裂といった恐ろしい事態にもつながりかねません!

その主な原因となるのが、1杯の中にたっぷり含まれている塩化ナトリウム(塩分)

塩化ナトリウムの摂取によって血中の塩分濃度が上がると、濃度を調節しようと腎臓が水分を放出します。

すると、血液量が増え血圧が上昇![14]

そのうえ、筋トレなど無呼吸で行われがちな運動は、瞬間的に血圧を上げる作用を持っているため、Wで血管に大きな負荷がかかります。

その結果、脳の細い血管が耐え切れず、破裂して脳梗塞の原因となるのです。[15]

過剰な塩分と筋トレの掛け合わせは、命に関わる大病のリスクを上昇させます。

これだけでも、筋トレ中でカップラーメンを食べるのをやめるべき理由として十分といえるでしょう。

 

11.糖質によって男性的魅力が低減する

落ち込む男性

カップラーメンは、男としての魅力の低下にもつながる食品!

カップラーメンに大量に含まれている糖質には、男性ホルモンのテストステロンを減少させる作用があります。

テストステロンは、精巣や男性生殖機能の発達筋肉や骨量増加の役割を担う、男らしさを形成する重要な物質。[16]

しかし、アメリカの国民栄養研究データでは、20~39歳の男性被験者545人のうち、砂糖入り飲料を多く摂っていた59人のテストステロンの値が、通常の摂取量の被験者と比べ有意に低かったことが明らかにされています。[17]

つまり、習慣的に糖質の高いものを食べる行為は、筋肉を増やすためのトレーニングの効果を阻害する可能性があるのです!

筋トレしながらのカップラーメンは、効果を打ち消しているようなもの……。

今すぐやめるしかありません!

 

12.血流悪化が男性機能低下の要因となる

ストレスに悩む男性

カップラーメンが男性的魅力の低下とともにもたらすのは、さらに恐ろしい男性機能の低下!

その原因は、飽和脂肪酸によるコレステロールの増加や、塩化ナトリウムによる塩分濃度調節などで、血流が悪化することにあります。

男性機能の正常な活動に欠かせないのが、下半身の血流!

勃起は、陰茎部の海綿体と呼ばれる器官に大量の血液が流れ込むことで起こるため、血流が悪化すれば夜のパフォーマンス低下は避けられません。[18]

筋トレに励む方の多くが「いつまでも男らしくありたい」という意識を強く持っているはず。

その男らしさの象徴でもある機能が奪われてしまったら、筋トレで外見を磨くモチベーションも削がれてしまいます!

筋トレで自分に自信を持ち「まだまだ男としてイケる!」と堂々と過ごせるよう、カップラーメンを生活から消し去りましょう!

 

筋トレ中のカップラーメンは絶対に避けよう!

筋トレ中のカップラーメンは、リスクしかありません。

筋トレ効果を邪魔するだけでなく、健康を害する恐れもあり、さらには男らしさを奪われる可能性もあるのです……。

これだけのデメリット、今知ったあなたはラッキーです!

今日からカップラーメンを断ち、筋トレによる自慢のボディづくりを加速させましょう!!!

 

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  • 記者 WRITERニュース担当

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