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日本人男性の3人に1人はED(勃起不全)に悩んでいると言われています。
EDの原因の多くが日頃の生活習慣によるものです。
勃起力を回復させるのに重要な8つのポイントを紹介します。
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最近、なんとなく勃起が弱い気がする、そんなことはありませんか?
今回は勃起力が低下する原因と回復効果の高い8つの生活習慣を紹介します。
なぜ勃起力は低下するのか
強い精力や正常な性機能の維持に重要とされているテストステロンと呼ばれる男性ホルモンは、30歳を境に分泌量が低下していきます。
また30歳を過ぎると仕事でのストレスや運動不足、付き合いの飲み会などでの不摂生などの体に悪い習慣や行動を行う事が増えていきます。実はこれらすべて精力や勃起力を低下させてしまう可能性が高いのです。
しかし性機能低下のメカニズムを理解して、健康的な生活習慣を意識する事により、昔のような勃起力の強い体質を取り戻す事は可能です。
勃起力を回復する8つの生活習慣
勃起力が低下する原因は、精神的な問題の心因性と肉体的な問題の器質性の2種類に分けることができます。
これまで若い人の勃起力低下は心因性が原因であると言われてきました。しかしデスクワークが増え、運動不足になりがちな現代人の場合は、精神面だけをケアするだけで勃起力が回復するとは限りません。
肉体面と精神面の両方の対策をしていく事が勃起力の回復には大切なのです。
定期的な運動
定期的な運動は勃起力の回復に効果的な活動です。
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は気持ちを盛り上げるだけでなく、ストレスの減少効果があることが知られています[1]。
運動は脂肪燃焼効果が考えられます。脂肪を燃焼させて、体重を減らすことで勃起力が回復したという研究は多く発表されています[2]。
また運動中に浴びる太陽光には、眠気を起こす効果のあるメラトニンの生成を抑える効果があります。メラトニンには性欲を抑える効果もあるので、生成を抑制することで勃起力の回復も期待出来るでしょう。
特に冬はメラトニンの生成が多くなるので、太陽光に当たる時間を長くすることをおすすめします。
さらに太陽光はテストステロンを活性化させる効果のあるビタミンDの生成を促進します。テストステロンはセックスホルモンとも呼ばれるほど勃起と関係のある成分です。
豆乳やバナナなどを摂取
牛乳の代わりにオメガ3系脂肪酸を豊富に含む豆乳を飲みましょう。オメガ3系脂肪酸は血行促進効果があるため、ペニスに流れ込む血液量を増やすことが期待出来ます。勃起とは性的な興奮を感じた際に、ペニスに多くの血液が送り込まれる事により発生する現象です。
ただし脂肪酸はオメガ3系のみに偏ると、生活習慣病の原因にもなり得るので、注意が必要です。オメガ6系脂肪酸を多く含む、魚介類も積極的に食べるようにしてください。
腹持ちが良いバナナに含まれるポタシウムには血圧を低下させる作用があります。高血圧は血管にダメージを与える可能性があり、勃起力低下の原因にもなります。
長時間の自転車通勤を辞める
骨盤底筋に含まれているPC筋をご存じでしょうか。勃起時に海綿体から静脈への血管を締める役割をしている骨盤底筋に含まれる筋肉です。
この筋肉が弱り張りがなくなると、ペニス内の血液が静脈へ流れ出し、勃起を維持出来なくなります。つまりこのPC筋の張りを取り戻すことが勃起力回復に不可欠なのです。
PC筋は外部からの圧力に弱く、長時間にわたり力がかかることで伸びて緩んでしまいます。
特に自転車はPC筋に強い圧力をかけてしまい、長時間乗ることで勃起力の低下やペニスの感覚がなくなどの症状が報告されています[3]。
15分〜20分程度の自転車で悪影響がでるという研究結果はありませんが、PC筋に継続的に圧力がかからないようにするためにも、数分間に1度は立ちこぎをするなどで腰をサドルからはなすことで、勃起力が低下を緩和する事が出来ます。
また柔らかいサドルやクッションを利用する事も効果的です。
長時間椅子に座り続けない
PC筋は体重の圧力でも伸びてしまいます。デスクワークの場合は、長時間椅子に座り続けることもPC筋に負担をかけます。
また、肛門とペニスの間の会陰と呼ばれる部分は勃起に重要な血管が詰まっています。基本的には会陰付近に長時間負担をかけるような行動は全て性機能低下のリスクになります。
人間の集中力は数十分もたないと言われているので、集中力が切れたタイミングでリフレッシュも兼ねて、席を立ち少し休憩するといいでしょう。
タバコはEDの原因
禁煙することも勃起力の回復には効果的です。
喫煙は、高血圧と心臓発作を誘発する可能性があり、血管を弱めるため、結果として勃起力を低下させます。
タバコに含まれる化学物質は粘着性が高く、体内の血管に付着すると血流を妨げてしまいます。健康的な血液循環機能を必要とする勃起にはタバコは大敵です。
また、ニコチンには血管を収縮させる作用があるため、セックスの前の喫煙はペニスへ流れる血液量を低下させます。
さらに喫煙によって増加するフリーラジカルという成分は血管拡張を促進する一酸化窒素の活動を抑制してしまう効果があります。
性機能改善効果の高い栄養を取る
日頃の運動や不健康な生活習慣を改善するのは非常に大切です。
それと同じくらい大切なのが性機能改善効果の高い成分を摂取する事です。
例えば勃起力を高めるには血液循環機能を向上させる必要があります。
血液循環機能の改善にはアルギニンやシトルリン、ランペップと呼ばれる成分が効果的です。また、精力を総合的に向上させるテストステロンを増やすには亜鉛やマカ等の成分が有効です。
しかしこれらの成分を食事から十分な量摂取するのは非常に困難です。おすすめは男性機能改善を目的とした精力剤やメンズサプリを利用する事です。
基本的に天然成分が原料なので、医薬品とは違い副作用の心配も少なく、性機能を根本から改善するための商品です。
ストレスをコントロールしないと
ストレスは精力低下の敵と言っても過言ではありません。
慢性的なストレスやうつ症状に悩んでいる人は体が緊張状態にあり、勃起をしづらい状態なのです。健康的な強い勃起には体も心もリラックスしている状態を維持する事が大切です。
実際にメンタル状態が悪く、ストレスホルモンの多い男性は勃起に問題をかかえる傾向があることがわかっています[4]。
定期的な運動、質の良い睡眠でテストステロンを増やすことでストレス耐性を強くし、ポジティブ思考を促進させる事が出来ます。
また、最近はやりのマインドフルネスと呼ばれるメンタルケア方法にはセックスに対するネガティブな感情が緩和され、積極性を回復し、満足度も向上させる結果も報告されています[5]。
パートナーとのコミュニケーションを増やす
リラックスした精神状態でセックスに臨むことが、勃起力を回復するためは大切です。緊張した状態でセックスに臨み、失敗した経験がある方も少なくはないのではないでしょうか。
そのためには性行為を行う相手との信頼関係を築く事が重要です。信頼関係は日々のコミュニケーションによって構築されていくのです。
コミュニケーション頻度が高く、悩みなどを打ち明けることが出来ている夫婦ほど、お互いに対する満足度が高いという研究結果もでています[6]。
日々の積み重ねで性機能は改善出来る
栄養豊富な食(サプリ)、定期的な運動、健康的なメンタル状態の維持、パートナーとのコミュニケーション、これらを意識して見直す事が勃起力や性欲を取り戻す一番の近道です。
また精力を取り戻す事は男としての自信を手に入れて、仕事もプライベートも充実をさせる事が出来ます。
全てを同時に変えることは難しいかもしれませんが、出来る事から少しづつ取り組み、若いころのような精力の強い体質を取り戻しましょう。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERMASAJI(STERON編集部)
STEORN編集部
「性をロジカルに」をモットーに記事を執筆。これまで感覚的に語られてきた”性”というテーマを学術的・科学的根拠に基づいて伝えていきたい。ティーコンシェルジュの知識を活かし、健康問題の解決に向けたハーブティーのブレンドもこなす。
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