男女の性欲の違いの原因と近づけるための2つの方法

2019.02.27

「彼女の性欲が弱くて」「夫の性欲が強すぎる」
男女間で性欲の違いを感じたことが少なからずあるのではないでしょうか。
違うからと、そのまま放置しておくのは危険です。別れや離婚の原因になることも。
そこで、今回は、男女の性欲が異なる理由と対策をご紹介します。

  • 記者 WRITER
    皿良 まゆ(STERON編集部)

自分はもっとセックスしたいのに彼女が応じてくれない、彼女が自分から求めてくれない…

こんな風に性欲の違いでお悩み中の方はいませんか?

しかしそれは男女の性欲の違いを理解することで解決できるかもしれません。

今回は男女の性欲の強さの違いや違いをうめる方法をお話しします!

 

男女の性欲の違い

男女の性欲の違い

性欲とは人間が持つ三大欲求の1つです。人間が持つ自然な欲求として、男性も女性も持っているもの。しかし、男女での性欲の違いが気になる人も多いのではないでしょうか。

男女では、性欲の強さ、年齢的なピーク、サイクル、対象、性衝動が起こるきっかけ、そしてセックス観に至るまで大きな違いがあるのです。

なぜかといえば、それはすべて「性別の違い」から。

もちろん、この「違い」は、問題を引き起こすこともあります。

どのような問題が発生するのか見ていきましょう。

性欲の違いによって発生する問題

パートナーとの性欲の違いは深刻な問題をもたらす可能性があります。

実際に、2016年度の司法統計によると離婚理由の第2位は「異性問題」そして第5位は「性的不調和」です[1]

これは、性欲への意識の違いが男女の問題に大きな影響をもたらすことの何よりの証明ではないでしょうか。

性欲の違いは、性に関連する問題の原因となり、最悪の場合離婚に至る可能性すらあるのです。

 

セックスレス

セックスレス

日本は世界的に見てもセックスレス先進国。

日本性科学会セクシュアリティ研究会が行った調査では男性の40代の59.0%、そして50代が86.0%が自身がセックスレスだと回答しています。

ちなみに、同年代の女性では40代が54.0%、50代が75.0%の結果です。この時点で男女間のセックスレス認識率に差があることがわかりますね[2]

また、相模ゴム株式会社が行ったアンケートでも、男性の70%はもっとセックスがしたいと思っているのと回答したのに対し、女性の割合はわずか35.8%でした[3]

性欲のタイミングが一致しないために誘っても断られるということを繰り返し、そのうち誘うこともなくなり自然とセックスレスになってしまうカップルは少なくないのです。

 

浮気

浮気

男女のどちらかの性欲が満たされていない場合、浮気に繋がることも少なくありません。

よく「男性は愛されている自信があるから浮気をする、女性は愛されている自信がないから浮気をする」と言います。これはあながち間違いではないのです。

男性の浮気はパートナーとのセックス頻度が低く、性欲解消のためのものが多いですが、女性が浮気をする理由は、単一ではありません。

女性の場合、浮気相手には精神的な癒しを求めることが多いのです。

パートナーとの性生活が充実していないと、女性としての自信を失い、愛されていないのではと不安になることで浮気に走ってしまう可能性も。

一言で浮気といっても、男女では大きな違いがあるんですね。司法統計でも異性関係が離婚理由の第2位ですから、これは非常に深刻な問題と言えるでしょう。

 

不仲

不仲

性的な欲求というのは、人間の三大欲求の1つです。睡眠、食欲と並び「第一次欲求」とされています。

そんな根源的な欲求である性欲に違いがあるということは、言い換えれば根本的な部分でわかり合えていない可能性も考えられます。

男女間で性欲に違いがある場合、一方が我慢を強いらているケースが多いのです。

本当はセックスしたいのに我慢している、もしくはしたくもないセックスを相手のためにしている、このいずれかです。

しかし、こんな生活は長くは続きません。相手がうっとうしくなり、一緒にいるだけでストレスが溜まることも。

それが結果的に夫婦・カップル不仲の問題になるわけです。

離婚理由で最も多い「性格の不一致」というのは、このように性欲の違い根本的な欲求に端を発しているのかもしれませんね。

 

セックスに対する気持ちの持ちよう

セックスに対する気持ちの持ちよう

性的欲求が強ければセックスは喜びであり、楽しく気持ちいいことです。しかし、逆に性欲が弱ければ、どうしても相手のために義務的にセックスをすることが増えます。

そうなるとセックスへのモチベーションも下がりますし、そんな状態でセックスをしても気持ちいい、楽しいとは思えませんね。

そんな性生活を続けていくと、ますますセックスが義務化するという負のスパイラルに。セックスに対する気持ちの持ちようによっては、すでにお話した、セックスレス、浮気、不仲という問題を引き起こすことになるのです。

 

性欲の違いの原因

そもそもなぜ男女ではこんなにも違いがあるのでしょうか?

性欲に大きく関係する要因は男性ホルモンの「テストステロン」。

男女ではこのテストステロンの分泌量に大きな違いがあります。これが男女間の性欲が異なる要因でしょう。

また、男性と女性では性欲が強い年齢が違うことも1つの原因。これは医学的に明らかになっている事実です。

 

男女の身体のつくりの違い

男女の違い

テストステロンは性欲に大きな影響を与える男性ホルモンです。

テストシテロンは女性の体内でも分泌されています。しかし、その量は男性の5~10%に過ぎません。つまり男性は女性より、性的欲求をつかさどるホルモンの分泌量が10~20倍多い、と言うことができますね[4]

また、脳の構造の違いも男女間の性的欲求の差の原因と考えられています。

性欲をつかさどる脳の中枢部分(視床下部)の大きさが男性は女性の2倍あるのです[5]

このため男性の方が、より性欲中枢の影響を受けやすく、女性より性的な欲求が旺盛なんですね。

話題のモテるホルモン「テストステロン」の効果とは?

 

年齢によるピークの違い

年齢による男女の違い

男女では性欲がピークに達する年齢にも違いがあります。

これは、先ほどお話したテストステロンの分泌量が加齢とともに低下することが理由です。

男性の場合、10代後半から20代前半がテストステロンの分泌量のピーク。そのため性欲のピークもこのときに来ると考えられます。

一方女性のピークは30代後半と言われています。これは、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減少し始め、テストステロンが優位になるためです[6]

それに加え、経験を重ねたことで精神的にも肉体的にもよりセックスを楽しめるようになることも影響しているでしょう。

このように、男女では性欲がピークに達する年齢にズレがあるため、一方の欲求にもう一方がついていけない、という問題が発生することがあるのです。

女性の性欲と年齢の関係性とは?彼女の性欲を高めるポイント【女性が教える】

 

性欲の対象が違う

性欲の対象が異なる

男性の性欲の対象は、不特定多数の女性と言われています。

これは動物の雄が持つ「より多くの雌と交尾して自分の子孫を残したい」という原始的な欲求があるためです。

一方で雌の本能は、「より強い雄との子を産み、育てたい」ということ。つまり、特定の1人の子を授かるのに十分なセックスができればよいのです。

これは生物学的にも証明できます。

男性の場合、一度に射精される精子の数は、2~3億個[7]

女性は卵巣に約200万個の卵子を蓄えて生まれてきますが、毎月減り続け、補充はできません。さらに、使える卵子は月に1個だけです[8]

つまり女性は生涯で使えるわずか数十個の卵子を有効利用しないといけないのです。そのため性交渉を持つ相手は本能が厳選し、性欲の対象が限定的になるのです。

 

性欲の差を埋めるには

男性と女性の性欲には大きな違いがあるのです。

しかしこの性欲の差というのはアプローチ次第でうめていくことが十分可能。

ここでは性欲の差をうめる具体的な方法についてお話していきます。

 

パートナーの性欲を向上させる

パートナーの性欲を向上させる

パートナーの性欲を向上させるには、まず第一に自分自身が魅力的な男性であり続けること。

筋トレで魅力的な体つきになれば、パートナーのあなたに対する性欲は向上するでしょう。

また、筋トレをすれば男性ホルモンテストステロンの分泌量がアップし、精力、勃起力が向上しますので、パートナーの女性をより満足させるセックスができるようになるかもしれません。

とはいえ、1人で筋トレを継続するのは意外と難しいもの。そんなときはパートナーと一緒に筋トレしてみるのもいいかもしれません。

ジムに通う女性も増えているので、誘いやすいのでは?

また、女性にだって性欲はあります。「セックスが気持ちいい」と思えればパートナーの女性も積極的にあなたを求めるようになります。

マンネリ化を防ぐ工夫や、ムード作りなど、小さな工夫で女性の性欲のスイッチが入ることもあるのです。

女性の性欲を高めるにはフェニルエチルアミンを刺激しよう

 

性欲をコントロールする

性欲をコントロールする

もう1つの方法は「性欲をコントロールする」というものです。

性的欲求は一時的欲求と呼ばれる人間の持つ自然な欲求です。睡眠、食欲と並び三大欲求とされている性欲を、健康を損なわずしてコントロールするのは簡単なことではありません。

しかし「脳の勘違い」を利用すればある程度コントロールすることができるかもしれません。

食欲と性欲を司る場所は脳内の非常に近い場所にあります。一方が満たされれば、もう一方の欲求も抑えられるのです。つまり、満腹中枢を刺激すれば、性的な欲求は抑えることができるかもしれない、ということです。

とは言え食べ過ぎは、メタボや肥満の原因に。ですから、バランスの取れた規則正しい食生活を送り、空腹を感じたら野菜やフルーツなど低カロリーなもので空腹を満たすようにしましょう。

その他、AVやグラビアなど性欲のスイッチになるものを遠ざけたり、没頭できる趣味を見つけることで欲求をある程度コントロールすることができるでしょう。

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性欲の差を埋める努力で幸せな性生活を

いかがでしたか?

今回は「男女の性欲の違いとそれをうめる方法」というテーマでお送りさせていただきました。

パートナーがセックスに応じてくれなったり、求めてこなかったりするとつい不安になってしまいます。

しかしその背景には、根本的な性欲の違いがあったのですね。

時に深刻な問題にまで発展してしまう性欲の違いですが、これは努力次第でうめることができます。大切なことは「互いに歩みよる」ということではないでしょうか。

そうすれば性欲の差を埋めるためだけでなく、二人の関係をより良いものにしてくれるはず!

ぜひあなたも性欲の差をうめて、いつまでもパートナーと幸せな生活、そして性生活を送ってくださいね!

 

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  • 記者 WRITER皿良 まゆ(STERON編集部)

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