EDだと振られる?勃起力が弱くても彼女に満足してもらう方法

公開日:2019/01/10
更新日:2022/02/09

女性が断る

勃起不全に悩む男性は多くいらっしゃいますが、じつは満足できる勃起ができないから悩んでいるわけではありません。
女性の意見も交えて、ED改善に効果のあるおすすめの方法を紹介します。

    EDだと彼女に振られるって本当?

    EDはパートナーとの関係に深い溝を掘る可能性があります。

    実際に、ED治療で有名な浜松第一クリニックが500名の女性に対して行ったアンケートによると、全体の1/4にあたる125名近くの女性がEDを「ネガティブに捉えている」と回答しています[1]

    さらに、EDを理由に不倫や浮気を考えますか、という質問には25%近くの女性が「はい」と答え、中には不倫や浮気を実行してしまった人も。

    割合にして全体の10%にあたる女性が「EDを理由に不倫、浮気をしている」ということがわかったのです。

    「EDをネガティブに捉えている」と答えた女性の多くが、その理由に「自分に魅力があるのか不安になる」と述べています。つまり、女性が気にするのはペニスが勃起するのかしないのかということよりも、自分がどう見られているのかなのです。

    次の章ではこうした女性の心理にも迫ってみましょう。

     

    彼氏がEDだと彼女もつらい

    彼氏がEDだと女性にも精神的なダメージがある。

    彼氏がEDだと、女性は一体どのような辛さを抱くのでしょうか。

    パートナーとうまくいっていないという男性には、振られる前にぜひこうした女性の意見を参考に関係を修復していただきたいと思います。

    片方だけの問題ではないからこそ、しっかりと互いの意見や気持ちを理解して尊重することが大切です。

    まずは女性が最も辛いと感じる「自分に自信がなくなる」という点について見ていきましょう。

     

    自分じゃ満足させられない・・と自信を失くす

    女性

    多くの男性が勘違いしていますが、女性が男性のEDにネガティブな感情をいだく理由は、セックス中に快感を得られないことではありません。

    確かに中折れしてしまったり、勃起が不十分だと女性も満足に快感を得られませんが、女性が別れるほど辛い、と思う理由はそれだけではありません。

    男性がEDになっている状況を目の当たりにすることで「自分ではこの人を興奮させられない」という自信の喪失につながり、それによる自責や不安が女性を苦しめるのです。

    女性にとって「好きな男性が自分で性的に興奮している」という状況は、男性が思う以上に自信につながるものなのです。

    あなたと付き合っていてそれが得られないとなれば、女性は別れることも視野に入れて考えるでしょう。

    例えばネットで「女性 身体 自信がない」などと調べてみたことはありますか?

    女性の悲痛な叫びがずらりと並びます。結構胸が痛む意見が多いです。女性にとって自分の身体が魅力的かどうか、というのはプライドや自己肯定に直結しています。

    あなたがEDになった理由を女性がしっかり理解していないと、女性は「私が魅力的でないせいだ」と落ち込みます。その結果、別れなくてもよかった二人が別れてしまうこともありうるのです。

    本当にパートナーが魅力的でない場合を除いて、EDの理由についてお互いしっかり話し合うことで、別れることを阻止できるかもしれません。

    ここからは実際に、女性が別れるほど辛いと思う出来事について見ていきましょう。

     

    男性がセックスに対して消極的になり、ふれあいが減る

    コミュニケーションが少ない

    男性は、EDによってセックスが上手くいかなくなるとプライドが傷つくものですよね。

    女性を喜ばせたい、気持ちよくなってもらいたい、つながりたい。そういった愛情表現の極地であるセックスが上手くいかないことは、どれだけ綺麗事を並べても関係に亀裂を走らせるものです。その結果別れてしまうパターンも、決して少なくはありません。

    男性はEDを自分の問題だと思うでしょう。

    EDになると、「上手くセックスができない」「パートナーを気持ちよくできない」「嫌われてしまうかもしれない」といった疑念や不安を持つことになると思います。その結果、セックスが苦痛になり、消極的になってしまうかもしれません。

    しかし、女性にはその葛藤はわかりません。勃起できない辛さもわかりません。ただあなたがスキンシップを取らなくなった理由について想像することしかできないのです。

    結果、女性は「自分に魅力がないから勃起できないんだ」「だから私とセックスしてくれなくなったんだ」と自分を責め始めます。

    その辛さに耐えられず、好きなのに別れてしまうこともあるでしょう。

    お互いに相手のことを想っているのに、すれ違っていくのはとても悲しいことですよね。女性は、快感ではなく、心の満足を得たくてセックスをします。あなたがEDであっても、それは変わらないのです。

    しっかりといちゃいちゃしたり、スキンシップを取ってあげましょう。たったそれだけで女性は「自分に魅力が無いわけではないんだ」と気づくことができるのです。

    EDについて考えるのはその後でもいいのではありませんか?まずは、別れるという最悪の状況を回避するために二人が信頼関係を築くことから始めましょう。パートナーとの寄り添いが何より大切になりますので、是非参考にしてみてください。

     

    彼氏にしてもらいたいこと!

    先ほども紹介したように、女性は「自分のせいで彼が困っている」と考えてしまいます。

    その考え方は女性のプライドを粉々にするまで続きます。やがて傷ついた彼女はあなたにお別れを告げるでしょう。

    そうなる前に、一人で悩まずパートナーと相談しあうことが大切です。結果的にあなたの悩みを減らし、別れを阻止することにもつながります。

     

    しっかりと話し合うタイミングをつくる

    しっかりとEDであることを彼女に伝えることで、理解を得られるので振られる可能性を下げることができるでしょう。

    なかなか恥ずかしいものかもしれませんが、ふざけないでしっかり「俺はEDなんだ」ということを伝えましょう。

    EDには心因性のものもあります、原因は診察を受けなければはっきりしないでしょう。そうしたことも伝えて、まずは「原因がわからない」という状況を共有するのが大切なのです。「それじゃあ一緒に病院へ行こう」とか、「ゆっくり前戯してみれば変わるかも」とか、一緒に対策を講じることができますよね。

    どちらかだけの問題にしてしまうと、必ずすれ違います。

    手遅れになって別れてしまう前に、まずは状況のすり合わせを行いましょう。そして男性から切り出し、「君に責任があるわけじゃないんだ」という内容をしっかりと伝えることが重要です。

    前戯やふれあいだけでもしっかりと時間をかけて行う”あなたが本当にパートナーを愛しているなら、触れ合う時間を減らすべきではありません。

    女性にとってセックスは挿入が全てではありません。もちろんイけるに越したことはありませんが、それ以上にたくさんなでてもらったり、キスしてもらったり、抱きしめてもらうことのほうが遥かに重要です。

    男性と女性ではセックスの意味合いが異なることにも注意しましょう。女性の脳は感情を重んじ、男性の脳は論理を重んじます。これを「性差」といいます。女性はセックスにおいても、自分や相手の感情を重視しているのです。

    「本当に私を好きでいてくれてるのかな」「かわいい、愛してるって想ってくれてるのかな」

    そんな不安を解消する機会が、あなたとのセックスなのです。挿入は必ずしも必要ではありません。もちろん、あるに越したことはありませんが。心を満たす方法は、前戯やふれあいです。しっかり時間をかけて、丁寧にパートナーに触れましょう。それだけでも二人の不仲や不和は解消され、別れることを回避できます。

     

    EDを改善する方法

    EDそのものが原因なのではなく、EDによる二人のすれ違いが原因となって振られるのだということをご紹介いたしました。

    しかし、冒頭でご紹介したように「EDを理由に不倫、浮気をした」という女性も一定数いるのが実情です。

    愛情を感じられても、信頼を回復できても、やっぱり物足りなさを感じれば振られてしまうということですね。完全に関係を修復するには、いつまでもEDのままでいられません。

    治らないと思われがちのEDですが、原因をしっかり特定して、適切な対処をすれば自分で治すことだってできます。ここからは考えられるEDの原因を紹介し、それらに有効な対処法についても解説していきます。

    パートナーに振られる前に、ぜひ、自分にできることから始めてみましょう。

     

    パートナーに魅力を感じない

    パートナーが魅力的でない場合は妻だけEDと呼ばれる症状になることもあります。

    「妻だけED」という言葉を知っていますか。これまで長年連れ添ってきたパートナーに性的な魅力を感じなくなるために、勃起しなくなる症状です。

    他の女性に対しては性的な興奮を感じる場合や、自慰行為ができる場合は「妻だけED」の症状に陥っているかもしれません。

    パートナーの外見が劣化してしまうことによる視覚からの性的刺激が減少することも原因の1つですが、「慣れ」も大きな原因です。

    一緒にいることによって、「家族」としての愛しか感じなくなるというような状況です。パートナーと話し合い、新しいツールを試してみることや、付き合いたての恋人気分で新しい場所に出かけてみることなど、日常と違うことをするだけで改善する可能性があります。

    生活習慣病、前立腺の病気などが原因

    前立腺の病気などもEDの原因になりうる。

    病気もEDの原因になります。そもそも勃起は血液が性器に集結することで起こる生理現象です。

    肥満や栄養不足で血行が悪化すると、十分な血液を性器に送り込むことができず、EDになります。また、前立腺の病気も勃起力の低下の原因です。

    肉体的な原因のEDの場合は、度合いによっては病院に行くことなく改善できる可能性があります。

    例えば、適度な運動で血行を促進すること。血管を拡張させる効果があるアルギニンなどを含んだサプリメントを摂取することなどです。

    ただし、重度のEDの場合は医師に相談すべきです。バイアグラなどの医薬品を含めいくつかの提案を受けることができるでしょう。

     

    精神的な問題の場合

    自信がない

    精神的な問題が原因で勃起力が低下することを心因性EDといいます。勃起は生理現象です。脳が性的刺激を受け取り、陰茎海綿体に血液を集めるよう指示することで勃起します。

    これらはすべて無意識で行われますが、過去のトラウマなどがこの生理現象にストップをかけることがあります。

    これが心因性EDです。

    セックスに対して否定的な意識を持っていたり、トラウマがあったりすると、心因性のEDになりやすいです。

    自分でトラウマの内容を理解し、自覚できている場合は自力で改善することができます。

    パートナーに原因を話して一緒に対策を考えたり、取り組んだりすることで乗り越えられる可能性があります。一人で抱え込まず、理由について話し合いながら分析することが重要です。

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    意識できない心因性の勃起不全

    著名な心理学者フロイトが提唱したエディプス・コンプレックスのように、自分では意識できない、無意識の中にある原因によってEDが引き起こされている場合があります。

    エディプス・コンプレックスとは、誰もが異なる性別の養育者に対して性の衝動を抱き、それが幼少期に抑圧されることで性に対して葛藤やストレスを抱くことを指します。

    こうした場合、自分では原因が理解できず、独力で治すことは難しいです。たとえパートナーの協力を得たとしても治療は難しい場合が多いです。

    精神科、もしくは心療内科を訪ねて適切な処置を受けることで改善できますので、心当たりがある方はぜひ医療機関を訪ねてみてください。

     

    疲労などの身体的な原因で勃起できない

    つまるところ勃起は性器の陰茎海綿体が血液を吸収することで生じますが、例えば血行不良などで勃起できない場合もあります。

    疲労や体調不良、運動不足といった身近な理由でもEDになることはありますので、生活習慣を見直すことで改善できる場合があります。

    とはいえ、忙しい社会人などでは運動する機会も作りづらいでしょう。

    そんな人におすすめできるのは筋トレです。継続して行うことで、血行を良くするだけでなく「テストステロン」などの男性ホルモンのを分泌を促進し、性欲の向上や勃起力の向上が期待できるでしょう。

    勃起力が低下してきたら、呆れられて振られる前に、まずはできることから始めてみましょう。

    運動に加え、精力の底上げには、マカなどのサプリメントを服用も有効です。

    食事を見直すことと同時にサプリメントを使うことで、足りない栄養素を補い、精力的な生活を送ることができるでしょう。勃起は人間にとってごく自然な生理現象です。それが機能不全になるということは、どこかに異常があるということ。

    パートナーとの関係についてもそうですが、自分の体のことを考えたときにも放置しておくのはおすすめできません。

    まずは簡単に取り組める筋トレ、サプリメントなどから生活を改善していくことで、気分も性器も上向きになるのではないでしょうか。

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