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- 【論文検証】寝る前のキウイがもたらす10のメリット!積極的に食べるべきだった
睡眠に良いとされる寝る前のキウイ。
実際にメンタリストのDaiGoさんも紹介するほど、注目されている食材です。
しかし、寝る前のキウイは睡眠以外にも様々な健康効果をもたらしてくれることは、あまり知られていません。
今回はキウイがもたらす効果を徹底的に紹介しましょう!
Contents [目次を開く]
- 1. 寝る前のキウイがもたらすメリット10個
- 1.カテキンやケルセチンの抗酸化作用で睡眠の質向上
- 2.トリプトファンで入眠もサポート?
- 3.コラーゲンの生成促進で肌のハリや透明感をアップさせる
- 4.メラニンの抑制でシミを防止する
- 5.ターンオーバーを整えてニキビを予防
- 6.アクチニジンがタンパク質分解を助けて筋肉量を増やす
- 7.ルテインが眼精疲労を軽減
- 8.自律神経を整えてメンタルを安定させる
- 9.豊富な食物繊維が便秘も解消
- 10.血管が柔軟になり勃起力も向上
- 2. 【NG】キウイの間違った食べ方4つ(注意点)
- 1日に2個まで!過剰摂取は下痢や腹痛のリスクあり
- 朝食べるとシミが出来る。就寝の1時間前がベスト
- 虫歯のリスクが高め!歯磨きは入念に
- 3. キウイは寝る前に食べると効果的!ぜひお試しあれ
寝る前のキウイは睡眠に良い、なんて聞いたことはありませんか?
実はキウイの健康効果は、メンタリストのDaiGoさんもオススメするほど注目されているんです。
今回は寝る前のキウイがもたらす効果を徹底的に解説します!
寝る前のキウイがもたらすメリット10個
早速キウイの効果を解説しましょう!
主に考えられるのは、次の10個です。
1.カテキンやケルセチンの抗酸化作用で睡眠の質向上
寝る前にキウイを食べると、カテキンやケルセチンの抗酸化作用により、睡眠の質が向上すると期待されています。
台湾の台北医学大学が、睡眠障害に悩む24名を対象に実施した実験では、次のような結果が得られました。
- 主観的な睡眠の質:42.4%向上
- 睡眠効率:5.41%向上
- 睡眠時間:13.4%向上
実験は4週間にわたって実施され、被験者は毎晩就寝1時間前にキウイを2個食べています。[1]
カテキンやケルセチンなどの抗酸化物質で睡眠の質が向上する理由は、炎症を減らす作用があるから。
体内の炎症が多いと睡眠に悪影響が出るため、抗酸化物質を摂取すると睡眠によい影響を与えると考えられています。
カテキンはキウイの皮に含まれているもの。
キウイの抗酸化作用を期待する方は、皮ごと食べるのがおすすめです!
2.トリプトファンで入眠もサポート?
寝る前にキウイを食べると、トリプトファンにより入眠がサポートされます。
台北医科大学栄養健康科学部が行った、就寝前1時間にキウイを2個摂取させた実験では、眠りにつくまでの時間が35.4%短縮されました。
実験は男性2名、女性22名を対象におこなわれ、実施期間は4週間です。[2]
トリプトファンとは、心身の安定に役立つ神経伝達物質であるセロトニンを作るためのもの。
セロトニンは夜になると睡眠ホルモンであるメラトニンに変化し、深い睡眠をサポートします。
トリプトファンは必須アミノ酸の一種で、体内では合成されません。
大阪河﨑リハビリテーション大学リハビリテーション学部の教授らによる研究では、食物として摂取する必要があり、食事の質や量がセロトニン分泌の増減に影響することも明らかになっています。[3]
セロトニンが不足すると、寝付きが悪くなったり中途覚醒が起こりやすくなったりするもの。
睡眠の質を改善したい方は、キウイを積極的に摂るようにしましょう!
3.コラーゲンの生成促進で肌のハリや透明感をアップさせる
寝る前のキウイはコラーゲンの生成促進に繋がるため、肌のハリや透明感がアップする可能性もあります。
コラーゲンの生成促進に繋がる成分は、キウイに多く含まれているビタミンC。
ビタミンCは、コラーゲンの丈夫な繊維組織を作るもととなる、ヒドロキシプロリンの生成に関与しています。
体内のビタミンCが不足すると、生成されるコラーゲンは非常に不安定になるため、ビタミンC不足には注意しておきましょう。
なお、ビタミンCを就寝前に摂ると、睡眠中に体外に排出されにくい傾向があります。
ビタミンCの恩恵をしっかり受けたい方は、寝る前にキウイを食べるようにしましょう!
キウイには、血流促進に役立つビタミンEも含まれています。
血流が促進されると肌のターンオーバー促進も期待できるため、美肌を目指す方はキウイを積極的に摂ってみてください。
4.メラニンの抑制でシミを防止する
キウイにはメラニンを抑制する働きもあるため、積極的な摂取はシミ予防にも繋がると期待できます。
メラニンの抑制と関係しているのは、キウイに含まれているビタミンEとビタミンC。
ビタミンCは、メラニンを生成するチロシンを作り出す、チロシナーゼの働きを抑制する成分です。
ビタミンEは、血行を促進して肌のターンオーバーを活発にする成分。
肌のターンオーバーが促されると古い角質が排出されやすくなるため、シミ予防に繋がると期待できます。
ビタミンEは脂溶性ですが、比較的早く体外に排出される成分。
そのため、ビタミンCと同様、就寝前の摂取が最適だといわれています。
体外に排出されやすいビタミンEですが、次の副作用が起きる危険性もあるため、過剰摂取には注意しておきましょう。
- 下痢
- 血が止まりにくくなる
- 骨粗鬆症のリスクが高まる
しかし、実際は摂取量の3分の2が便として排出されるため、普通に食事から摂る程度であれば過度の心配は不要です。
5.ターンオーバーを整えてニキビを予防
キウイに含まれるビタミンEの血流促進作用でターンオーバーが整うことで、ニキビ予防にも繋がると期待できます。
肌のターンオーバーとは、古い角質が剥がれ落ち、新しい皮膚が生まれるサイクルのこと。
ターンオーバーが乱れると古い角質や皮脂が毛穴に溜まりやすくなり、ニキビ菌が増殖しやすい環境になります。
ターンオーバーが乱れる原因は、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れやホルモンバランスの崩れなど。
キウイには睡眠の質を向上させる効果も期待できるため、ターンオーバーを整えたい方には適した食材です。
キウイに多く含まれるビタミンCも、ニキビ予防に役立つ成分。
ビタミンCによってメラニン色素の生成が抑えられると、ニキビ跡が茶色くなり色素沈着を起こすことを防げます。
ちなみに、キウイから抽出されたキウイエキスという成分は、メラニン色素の排出促進効果が確認されているもの。
シミ・そばかすや色素沈着で悩む女性に対し、5%キウイエキス配合乳液を1日2回、3ヶ月間使用させた実験があります。
結果、キウイエキス配合乳液を使用した20名のうち15名は、ポジティブな変化を実感しました。
一方、キウイエキス未配合乳液を使用した20名のうち、ポジティブな変化を実感したのは4名のみです。[4]
ニキビやニキビ跡を予防したい方は、キウイを積極的に摂るよう意識してみましょう。
6.アクチニジンがタンパク質分解を助けて筋肉量を増やす
キウイに含まれるアクチニジンには、筋肉量を増やす効果が期待できます。
なぜなら、タンパク質分解酵素であるアクチニジンにより、摂取したタンパク質の消化・分解が助けられるから。
タンパク質がしっかりと消化・分解されると、栄養素が体に吸収されやすくなるため、筋肉もつきやすくなります。
キウイには食物繊維も含まれており、便秘解消にも効果的。
筋肉量を増やしつつ、ぽっこりお腹を改善したい方にとっても役立つ食材です。
ぽっこりお腹の解消目的でキウイを食べるなら、腸の働きがよくなる就寝前がおすすめ。
寝る前にキウイを食べる際は、就寝1時間前までに食べておきましょう。
しかし、キウイ1個で50kcalほどあるため、食べ過ぎには注意が必要です。
7.ルテインが眼精疲労を軽減
キウイにはルテインが含まれており、眼精疲労を軽減する効果が期待できます。
ルテインには水晶体や網膜の酸化を防ぐ働きがあり、不足すると眼精疲労のリスクを高めるといわれているもの。
ルテインは体内で合成できない成分のため、食事から摂取する必要があります。
キウイに含まれるビタミンCも、眼精疲労に役立つ成分。
目の疲れや充血を防ぐのみでなく、水晶体の酸化防止や透明度を保つ上でも役立つといわれています。
眼精疲労は睡眠不足でも引き起こされるもの。
キウイには睡眠の質を高める効果も期待できるため、眼精疲労を軽減したい方は寝る前に摂取するのがおすすめです。
8.自律神経を整えてメンタルを安定させる
キウイに含まれているビタミンCには、メンタルを安定させる効果も期待できます。
なぜなら、ビタミンCは自律神経の働きを整えるホルモンの生成を促すから。
キウイに含まれている葉酸も、メンタルを良好に保つ上で重要なもの。
葉酸は脳の神経伝達物質の合成に関わっており、不足するとうつ症状を起こしやすくなるといわれています。
メンタルを安定させるためには、良質な睡眠も欠かせません。
睡眠の質が向上すると脳の疲労が解消され、ストレスや不安感が軽減されるからです。
寝る前のキウイは、睡眠の質を向上させる上でも役立つもの。
就寝1時間前にキウイを2個食べると、入眠や睡眠持続時間にポジティブな影響が見られたという実験結果もあります。
メンタルを安定させたい方は、就寝前にキウイを食べるようにしましょう。
9.豊富な食物繊維が便秘も解消
キウイは食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消にも役立つと考えられています。
なんと、キウイ1個で1日に必要な食物繊維の15%を摂取可能。
食物繊維をあまり摂れていない方は、ぜひキウイを取り入れてみてください。
便秘を解消するには、食物繊維のバランスも重要。
便を柔らかくする水溶性食物繊維と、腸のぜん動運動を促す不溶性食物繊維を、1:2のバランスで摂るとよいといわれています。
キウイに含まれる食物繊維のバランスは、まさに理想的な割合。
さまざまなタイプの便秘に効果が期待できます。
キウイに多く含まれているビタミンCも、便秘解消に役立つ成分。
腸の動きを活発にする働きと便をゆるくする働きがあるため、積極的に摂ってみてください。
便秘解消目的でキウイを食べるなら、就寝前がおすすめ。
寝る前にキウイを食べると、自律神経が整いリラックスした状態で眠れる上に、腸の働きもよくなるからです。
10.血管が柔軟になり勃起力も向上
キウイを積極的に食べていると、血管が柔軟になり勃ちがよくなる可能性もあります。
なぜなら、キウイに多く含まれているビタミンEには、血管の柔軟性を高める作用があるから。
血管の柔軟性が高まれば血流もよくなるため、下半身にも十分な血液が送り込まれると期待できます。
ビタミンEの抗酸化作用も、血流を改善する上で役立つもの。
コレステロールや脂肪の酸化を防いだり、血栓や動脈硬化を予防したりなどの働きがあります。
ビタミンEには、赤血球の破壊を防ぐ効果もあり。
赤血球は酸素を全身に運ぶ役割を持っている、エネルギー産生に欠かせない物質です。
血流を良好に保って下半身も若々しくいたい男性は、キウイを積極的に摂りましょう。
【NG】キウイの間違った食べ方4つ(注意点)
さまざまな効果が期待できるキウイですが、間違った食べ方をすると逆効果になる恐れがあります。
キウイを食べる際の注意点を紹介するので、ぜひ参考にしてください!
1日に2個まで!過剰摂取は下痢や腹痛のリスクあり
キウイを食べる際は、1日2個までに留めておきましょう。
キウイの過剰摂取は下痢や腹痛を起こしますし、血が止まりにくくなる、骨粗鬆症のリスクを高めるなどの危険性もあるからです。
農林水産省が定めるフルーツ目安量は1日200g。[5]
キウイは1個100gほどのため、1日の摂取量は2個がベストです。
キウイの過剰摂取で下痢や腹痛が起こる理由は、食物繊維が豊富に含まれているから。
食物繊維は便秘解消に役立ちますが、食べ過ぎて腸を刺激しすぎると下痢や腹痛を引き起こします。
カロリーがある程度含まれている点も、キウイの過剰摂取がおすすめできない理由のひとつ。
キウイは1個あたり約50kcalのため、食べ過ぎると太る可能性があります。
さまざまな効果が期待できるキウイですが、健康のためにも適量を守って食べましょう。
朝食べるとシミが出来る。就寝の1時間前がベスト
キウイを朝食べるとシミができる恐れがあるという噂があるため、不安な方は日中食べることは避けましょう。
キウイにはソラレンという成分が含まれており、日光に当たるとメラニン色素が生成されてしまうからです。
しかし、近年ではキウイにソラレンが多く含まれているという噂は、間違いだとの意見も。
キウイに含まれるソラレン量を分析した結果、まったく検出されなかったという結果も報告されており、理学療法士である駒沢女子大学の学部長も、このことについて言及しています。
たとえキウイを4,200個食べたとしても、ソラレンによるメラニン色素の生成は心配ありません。[6]
ちなみに、キウイを食べるベストタイミングは就寝1時間前。
キウイには消化をサポートする働きもあるため、夕食後にキウイを食べるのがおすすめです。
寝る前にキウイを食べると、睡眠の質の向上も期待できますよ。
虫歯のリスクが高め!歯磨きは入念に
キウイは虫歯のリスクがやや高めのため、食べたあとは歯磨きを入念にしましょう。
キウイには糖分や酸味が含まれており、歯にプラーク(歯垢)が付着しやすくなるからです。
酸味のあるものを摂取すると口の中のphが下がり、歯の表面にあるエナメル質や象牙質が溶け出しやすくなるもの。
すると歯の表面がザラザラになり、プラークが付着しやすい状態になります。
プラークは細菌が繁殖したかたまりで、虫歯や歯周病の原因になるもの。
しかし、すぐにプラークを取り除けば歯は再石灰化し、自然に修復されます。
食後にきちんと歯磨きをしていれば、過度に心配する必要はありません。
ただし、糖分の摂取はプラークの形成と酸の産生をより促進させるため、注意しておきましょう。
キウイを食べたあとはフッ素入りの歯磨き粉で歯磨きをし、できれば糸ようじや歯間ブラシも使用するのがおすすめです。
キウイは寝る前に食べると効果的!ぜひお試しあれ
キウイを寝る前に食べると、睡眠の質が向上したり、肌のハリや透明感アップに繋がったりします。
メンタルの安定や便秘解消、血流の促進などの効果も期待できるため、健康のためにもキウイを取り入れましょう。
キウイを食べるベストなタイミングは、就寝1時間前。
1日2個までを目安に取り入れてみてください。
キウイを食べたあとは歯磨きをしっかりとして、虫歯を予防することも忘れないでくださいね。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
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