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意味ない訳がない!ふくらはぎを鍛えるメリットや効果的な筋トレ方法19選
公開日:2024/06/09
筋トレをするとき、腕や胸筋、背筋を鍛える人は多いはず。
では、ふくらはぎは鍛えていますか?
実はふくらはぎの筋肉はパフォーマンスや健康に大きく影響するんです。
そこで今回はふくらはぎの筋肉を鍛えるメリットや、効果的な筋トレ方法をご紹介します!
今までふくらはぎの筋トレ効果が実感できなかった人も必見ですよ!
Contents [目次を開く]
日々トレーニングに励んでいても、ふくらはぎをわざわざ鍛える人って意外と少ないんですよね。
「ふくらはぎの筋トレって意味あるのかな…?」
このように考えている人もたくさんいるでしょう。
そこで今回の記事では、鍛えるメリットや効果が実感できない理由、さらに筋トレ方法まで詳しく解説していきます。
ぜひこの記事を参考にして、引き締まった理想の筋肉を目指してみましょう!
意味ない訳がない!ふくらはぎを鍛えるメリット
「ふくらはぎの筋トレが意味ない」と判断するのはまだ早い!
一見地味な印象がある筋肉ですが、実は歩いたり走ったりする動作はもちろん、スポーツパフォーマンスや健康にも大きく影響するんです。
鍛えることで得られるメリットはたくさんあり、その価値は非常に大きいといえるでしょう。
ここでは、代表的なメリット3つをご紹介します。
メリット1:運動能力の向上
ふくらはぎは地面を蹴る力を生み出す重要な筋肉。
鍛えることでジャンプやダッシュなどの瞬発力、さらに持久力を向上させ運動パフォーマンスに大きく貢献します。
また、日常生活中でも階段の上り下りや移動が楽になるなど、さまざまな効果を実感できるでしょう。
メリット2:足の疲れの改善
実は第二の心臓とも呼ばれる筋肉で、下半身の血液を心臓へ戻すポンプのような役割をになっています。
筋肉が弱っていると、血液が滞り足の疲れの原因にもつながるでしょう。
鍛えることで血液循環を改善してくれるんです。
メリット3:血流の促進
鍛えることで血流がそのものが促進され、全身の健康に良い影響を与えます。
血流が促進されると酸素や栄養素が全身に効率よく運ばれ、老廃物が排出されやすくなるでしょう。
また、冷え性やむくみの改善にも効果が期待ができるんです。
このように、ふくらはぎはパフォーマンス向上と健康に欠かせない重要な筋肉であることがお分かりいただけたでしょう!
ふくらはぎの筋トレ効果が実感できない理由
せっかくふくらはぎの筋トレを頑張っているのに、思ったような効果が得られていない人も多いようです。
効果を実感できないとモチベーションも下がってしまうでしょう。
そこで、考えられる主な理由をまとめました。
1. 部位を意識できておらず効いていない
鍛えられる部位を意識していなければ、効果的に鍛えることはできません。
まずは、ふくらはぎの筋肉の仕組みを理解したうえで、トレーニングを行う必要があるでしょう。
2. 負荷が足りていない
筋肉を大きく成長させるには、適切な強度の負荷をかけなければなりません。
もちろん、鍛える部位によっても負荷のかけ方は変わることを覚えておきましょう。
3. 鍛える頻度が少ない
やみくもに筋トレをしても、良い結果につながるわけではありません。
そのためには、適切な頻度でできるスケジュールを立てて、計画的にトレーニングを行う必要があるでしょう。
以上の3つの理由を押さえておくことで筋トレの精度がグッと高まり、効果を実感できるでしょう!
効率的に鍛えるための3つポイント
ここからは、ふくらはぎを効率的に鍛えるためのポイントを3つ解説していきます。
しっかりと理解して、あなたのトレーニング理論に取り入れてみてください!
ポイント1.部位を意識して正確なフォームで行う
1つ目のポイントは、部位を意識して正確なフォームで行うこと。
ふくらはぎは下半身を支える重要な部位で、大きく「腓腹筋(ひふくきん)」と「ヒラメ筋」の2つの筋肉から構成されています。
それぞれ異なる役割を持ち、効果的なトレーニング方法もさまざま。
「腓腹筋」は大腿骨の膝に近い部分からアキレス腱につながる筋肉で、走ったりジャンプしたりなど瞬発力を必要とする動作で力を発揮します。
主にスタンディングカーフレイズやドンキーカーフレイズなどの種目で鍛えられるでしょう。
「ヒラメ筋」は腓腹筋よりも内側に位置する筋肉で、足首を曲げたり姿勢を安定させる役割があり、長時間の歩行やランニングなどの持久力に優れています。
鍛えられる主な種目は、アンクルホップやフロッグジャンプなどが挙げられるでしょう。
このように、ふくらはぎを効果的に鍛えるには、それぞれの部位を意識したトレーニングを正確なフォームで行うことが重要となります。
また、間違ったフォームを行ってしまうと、効果が半減するだけでなくケガのリスクも高まってしまうでしょう。
記事の後半では、効果的に鍛えられる筋トレメニューをご紹介しているので、このまま読み進めていってください!
ポイント2.限界まで追い込む筋トレが効果的
ふくらはぎは歩いたり走ったりジャンプしたりといった、日常的な動作で頻繁に使われる筋肉。
そのため、基本的にはウエイトを使った高重量のトレーニングよりも、自重トレーニングのような軽めの負荷の方が向いているんです。
しかし、単に動作を繰り返すだけの自重トレーニングだと、効果はあまり期待できません。
重要なポイントは限界まで追い込むこと。
実際に、スペインで行われた研究では、経験豊富なジュニアリフターを対象に、10週間のトレーニング期間中のスナッチ、クリーン&ジャーク、スクワットエクササイズの最大筋力に対する、3つの異なるレジスタンストレーニングボリューム(低、中、高)の影響が調査されました。
その結果、中運動グループは低運動グループよりも筋力増加が見られたものの、大容量グループとの間に有意な差は見られなかったとされています。
くわえて経験豊富なアスリートなら、許容できる最大量の85%以下で運動するだけで、中程度の量でパフォーマンスを行う方が、より高い量よりも効果的かつ効率的であるとも記されていました。[1]
つまり、適度な負荷で限界まで追い込むトレーニングこそが、ふくらはぎの筋力アップと引き締めに最適なんです。
毎回全力を尽くし、最後の1、2レップがキツくなるまで繰り返し頑張りましょう!
ポイント3.頻度の目安は週に10回以上
最後のポイントは、トレーニングの頻度についてです。
従来は筋トレのセット数は1日あたりで考えられていましたが、近年では1週間あたりの合計セット数が目安とされているのをご存知でしょうか?
自重トレーニングで効率的に鍛えるためには、1週間に10セット以上が推奨されているんです。
実際に2017年にアメリカで研究された論文でも、大学などを含めた15の研究から34の治療グループを対象に、筋肉量の変化に対する週ごとの総レジスタンストレーニング(RT)量の影響について調査されていました。
その結果、週10セット以上のグループは、週5〜9セットのグループに比べて筋肉のサイズの増加が傾向的に大きかったというデータが発表されているんです。[2]
とはいえ、1度に10セット以上行えば良いというわけではありません。
目安としては、例えば3〜4セットのトレーニングを週に3回行うといったイメージが理想的です。
無理なく1週間に10セット以上の頻度を継続できるよう、あなたに合ったスケジュールを組んでみてください!
ふくらはぎを鍛える筋トレ方法19選
ここからは、ふくらはぎを鍛える筋トレ方法を19種目ご紹介していきます。
より効率的に鍛えられるように、それぞれの動作に特化したメニューを厳選しました。
ウォーミングアップをして、さっそくはじめていきましょう!
レイズ系のメニュー
1.スタンディングカーフレイズ
スタンディングカーフレイズは、壁に手をついて立った姿勢からかかとを上下させるトレーニング。
ふくらはぎの内側と外側をバランス良く鍛えられ、自宅でも手軽に行える初心者に人気の種目です。
- 適度な高さ台を用意し、肩幅程度に足を開いて半分ほど乗せて立ち、壁に手をつく
- すばやくかかとを上げ、つま先立ちになる
- かかとを上げきったことで、1〜2ほど停止する
- ゆっくりとかかとを下ろし、スタートポジションに戻る
しっかりと背筋を伸ばして立ち、膝を曲げずに行うのがポイント。
また、つま先立ちになったときにふくらはぎの筋肉の収縮を意識しながら行いましょう!
2.シングルレッグカーフレイズ
シングルレッグカーフレイズは、片足立ちで行うカーフレイズのこと。
片足に重点を置くことで、両足で行うカーフレイズよりもさらに効果的な刺激が期待できます。
また、負荷を高めつつバランス力も養えるため、フィットネスレベルの高い人にもおすすめの種目でしょう。
- 壁の前に立ち両手をつき、背筋を伸ばして真っ直ぐ立つ
- 片方の足に反対側の足をかける
- ゆっくりとかかとを上げ、つま先立ちになる
- かかとを上げきったことで、1〜2ほど停止する
- ゆっくりとかかとを下ろし、スタートポジションに戻る
- 一定回数行ったら、左右の足を入れ替えて行なう
しっかりと背筋を伸ばしバランスが崩れないように注意しながら行いましょう。
また、負荷の強いトレーニングなので、両足のカーフレイズに慣れてから行ってみてください!
3.アウターヘッドカーフレイズ
アウターヘッドカーフレイズは、つま先を内側に向けてかかとを上げるカーフレイズの一種。
主にふくらはぎの外側にある腓腹筋外側頭を的に絞って鍛えられ、歩行やランニングなどの運動効率アップが期待できます。
- 肩幅程度に足を開いて立ち、つま先を内側に向けて壁に手をつく
- すばやくかかとを上げ、つま先立ちになる
- かかとを上げきったことで、1〜2ほど停止する
- ゆっくりとかかとを下ろし、スタートポジションに戻る
ポイントは、かかとを上げきったところで筋肉が収縮するのを意識すること。
また、かかとを下ろすネガティブ動作でも、効いている意識を持つとより効果的です!
4.インナーヘッドカーフレイズ
インナーヘッドカーフレイズは、つま先を外側に向けてかかとを上げるカーフレイズの一種。
主にふくらはぎの外側にある腓腹筋内側頭をピンポイントに鍛えられる種目で、スポーツパフォーマンス向上に効果が期待できます。
- 肩幅程度に足を開いて立ち、つま先を外側に向けて壁に手をつく
- すばやくかかとを上げ、つま先立ちになる
- かかとを上げきったことで、1〜2ほど停止する
- ゆっくりとかかとを下ろし、スタートポジションに戻る
ポイントは、足の親指で踏ん張るイメージを持つと、より効果的に効かせられます。
また、かかとを最後まで下ろさずに繰り返すと、さらに刺激が与えられるでしょう!
5.ベント二ーカーフレイズ
ベント二ーカーフレイズは、膝を曲げてかかとを上げ下げするカーフレイズの一種。
膝を曲げて行うことで、ふくらはぎのより深い筋肉にまで刺激を与えられるのが特徴です。
- 肩幅程度に足を開いて立ち、膝を軽く曲げて壁に手をつく
- すばやくかかとを上げ、つま先立ちになる
- かかとを上げきったことで、1〜2ほど停止する
- ゆっくりとかかとを下ろし、スタートポジションに戻る
膝の角度は固定し、ふくらはぎをギュッと収縮させながら行うのがポイント。
また、バランスを崩しやすい種目なので、慣れるまでは壁の補助を使っても問題ありません!
6.ヘビースローレジスタンスカーフレイズ
ヘビースローレジスタンスカーフレイズは、あげる動作も下ろす動作もゆっくりと行うカーフレイズの一種。
スローで行うことでひとつひとつの筋肉への負荷を感じやすくなるため、普段と違う刺激を求める際におすすめのトレーニングなんです。
はじめは両足で行い、慣れてきたら片足ずつ行ってみましょう。
- 適度な高さ台を用意し、肩幅程度に足を開いて半分ほど乗せて立ち、壁や柱につかまる
- ゆっくりとかかとを上げ、つま先立ちになる
- かかとを上げきったことで、1〜2ほど停止する
- ゆっくりとかかとを下ろし、スタートポジションに戻る
バランスを崩しやすい種目なので、しっかりと柱などに掴まって体を支えて行うのがポイント。
また、高さのある台を用意して可動域を広げると、さらに効果的なトレーニングになるでしょう!
7.カーフレイズホールド
カーフレイズホールドは、かかとを持ち上げた状態で一定時間キープするカーフレイズの一種。
筋肉を収縮させずに一定の負荷をかけ続ける「アイソメトリック(等尺性収縮運動)」の要素を持つトレーニング方法で、ふくらはぎの持久力や引き締めをしっかりと狙いたい人におすすめの種目です。
- 肩幅程度に足を開いて立ち、壁や柱につかまる
- ゆっくりとかかとを上げ、つま先立ちになる
- かかとを上げきったことで、一定時間キープ
- ゆっくりとかかとを下ろし、スタートポジションに戻る
筋トレ初心者が行う場合は、ふくらはぎの筋肉がすぐに攣りそうになるかもしれません。
なので、はじめは10〜20秒間キープを目安とし、慣れてきたら徐々に時間を伸ばしていくと良いでしょう!
8.シーテッドカーフレイズ
シーテッドカーフレイズは、椅子に座って行うカーフレイズの一種。
座って行うことにより足首の可動域が広がるため、ふくらはぎの収縮をより感じられるでしょう。
安定性が高く初心者でも安全に行えるのが魅力ですが、ウエイトを膝の上に置いて行えば上級者でも満足のいくトレーニングが可能になるんです。
- 椅子に座り、腰に手をあてて背筋を伸ばす
- すばやくかかとを上げ、つま先立ちになる
- かかとを上げきったことで、1〜2ほど停止する
- かかとをゆっくりと下ろし、スタートポジションに戻る
ポイントは、しっかりと背筋を伸ばし、キレイな姿勢をキープしたまま行うこと。
また、可動域を最大限に活かし、ふくらはぎの収縮をより意識しながら行うと良いでしょう!
9.ドンキーカーフレイズ
ドンキーカーフレイズは、イスやベンチ台に手を置いて行なうカーフレイズの一種。
手で支えながら行うため安定性が高く、ウエイトなどを利用した場合でも安心して行えるのが魅力のトレーニングなんです。
- 肩幅程度に足を開いて立ち、ベンチ台に肘を置く
- 背筋をまっすぐにして膝を伸ばす
- すばやくかかとを上げ、つま先立ちになる
- かかとを上げきったことで、1〜2ほど停止する
- ゆっくりとかかとを下ろし、スタートポジションに戻る
背中が曲がらないように注意し、ふくらはぎのストレッチを意識しながら行うのがポイント。
また、膝を曲げて行ったり片足で行ったりとさまざまなスタイルにも対応するので、慣れてきたらチャレンジしてみましょう!
ジャンプ系のメニュー
1.アンクルホップ
アンクルホップは、足首の強化に効果的なジャンプトレーニングのこと。
筋トレ初心者でも気軽にはじめられ、ふくらはぎをはじめ足首周りの筋肉の強化だけではなく、瞬発力や脚力向上、怪我の予防にも効果的な種目なんです。
- 両足を肩幅程度に広げて立ち、背筋を伸ばして姿勢を整える
- 軽く膝のクッションを使い、足首の力でジャンプする
- 着地したらすぐに再びジャンプし、繰り返し行う
なるべく膝は曲げないようにして、つま先を動かす力だけでジャンプするのがポイント。
また、着地をしたときにかかとが床につかないようにすると、より効果的なトレーニングになります!
2.ボックスジャンプ
ボックスジャンプは、台(ボックス)に跳び乗る動作で下半身を鍛えるトレーニング。
腓腹筋とヒラメ筋を同時に鍛えることができ、スポーツの瞬発力はもちろんダイナミックな有酸素運動としても最適な種目なんです。
- 丈夫で安定した台を用意し、その高さに合わせてに距離を調整して立つ
- 足を肩幅程度に開く
- 膝のクッションを利用して両足でジャンプし、台に飛び乗る
- 膝を伸ばして姿勢を整える
- 片足ずつゆっくりと降りて、スタートポジションに戻る
できるだけ膝が曲がらないようにジャンプし、かかとから静かに着地するのがポイント。
また、自分の体力や筋力に合わせて、ボックスの高さを調整しながら行ってみてください!
3.シーテッドボックスジャンプ
シーテッドボックスジャンプは、椅子やベンチ台に座った状態からボックスに飛び乗るボックスジャンプの強化種目。
立って行うよりも瞬発力や筋力、パワー向上に、さらに効果が期待できるトレーニング方法なんです。
丈夫で安定した台を用意し、適度に離れた位置に椅子を置いて腰掛ける
足を肩幅程度に開いて背筋を伸ばす
膝のクッションを利用して勢いよく立ち上がると同時にジャンプし、台に飛び乗る
膝を伸ばして姿勢を整える
片足ずつゆっくりと降りて、再び椅子に腰掛けスタートポジションに戻る
両手でやや反動をつけて飛び上がると、上手くジャンプできます。
また、膝が前に出すぎると痛めるリスクがあるので、股関節から動作するイメージで行うと良いでしょう!
4.ジャンピングスクワット
ジャンピングスクワットは、スクワット動作とジャンプ動作を組み合わせたトレーニング。
ふくらはぎをはじめとした下半身全体をバランスよく鍛えられ、ダイエットやスポーツのパフォーマンス向上に効果的な人気の種目です。
- 肩幅程度に足を開いて立ち、背筋を伸ばす
- 膝を曲げて太ももと床が平行になるまで腰を落とす
- 両腕を振り上げながらジャンプする
- ゆっくりと着地すると同時に腰を落とし、スタートポジションに戻る
着地の際につま先やかかとを上げず、足の裏全体で地面を踏ん張るように行うのがポイント。
また、通常のスクワットと同様で膝がつま先よりも前に出ないようにし、背筋をまっすぐ伸ばして腰が反らないように注意しましょう!
5.ジャンピングランジ
ジャンピングランジは、ランジの動作とジャンプ動作を組み合わせたトレーニング。
下半身の筋肉を瞬時に収縮・伸展させることで、スポーツや日常生活で必要な爆発的な筋力を向上させられる種目なんです。
- 片足を前に踏み出し、背筋を伸ばして立つ
- 腰を落として、前足と後ろ足の膝が90度にする
- ジャンプして前足と後ろ足を入れ替え、腰を落とす
- 左右交互に繰り返し行なう
ポイントは、足の裏全体で着地し、膝に負担がかからないようにすること。
また、着地の際に床で膝を強打しないように注意しましょう。
常に背筋を伸ばして背中が丸まらないように行ってみてください!
6.フロッグジャンプエクササイズ
フロッグジャンプエクササイズは、まるでカエルのようにジャンプするエクササイズ。
ふくらはぎを中心に下半身全体を鍛えるだけでなく、瞬発力の強化やスポーツパフォーマンスの向上にも効果的なトレーニングなんです。
- 足を肩幅程度に開いて立ち、背筋を伸ばして太ももと床が平行になるまで腰を落とす
- 全身を脱力して、腕の反動を使いながら前にジャンプする
- 着地すると同時に腰を落とし、スタートポジションに戻る
ポイントは、常に背筋を伸ばした状態をキープしながら動作を行うこと。
また、つま先で地面を押すイメージで行うと、ふくらはぎの筋肉を意識しやすくなるでしょう。
膝に負担がかからないように、膝がつま先より前に出ないように注意しながら行ってみてください!
7.クロスジャンプ
クロスジャンプは、前後左右にジャンプする動作で下半身を鍛えるトレーニング。
さまざまな角度からふくらはぎに負荷を与えられるため、特に瞬発力の強化に効果的な種目なんです。
- 両足を揃えて立ち、腰に手を当てる
- 膝のクッションと足首の力で、一歩分前にジャンプする
- 後ろにジャンプし、スタートポジションに戻る
- 同じ要領で、前後左右へジャンプする動作を繰り返し行なう
背筋をしっかりと伸ばして姿勢をキープしたまま行うのがポイント。
また、はじめは30秒間を目安に行い、慣れてきたら1分間を目標にしてやってみましょう!
その他のメニュー
1.マウンテンクライマー
マウンテンクライマーは、腕立て伏せの姿勢から、左右の足を交互に上半身側へ引き上げるトレーニング方法です。
筋トレと有酸素運動の要素を兼ね備えているため、ふくらはぎの強化のみならず、高い脂肪燃焼効果も期待できるんです。
- うつ伏せになり手を肩幅程度に広げて床につき、両膝を伸ばしてつま先立ちになる
- 片足の膝を曲げて胸に引き付ける
- 膝を伸ばして、スタートポジションに戻る
- 左右の足をすばやく交互に動かしながら繰り返し行なう
背中が丸まったり腰が下がってしまうと効果が半減してしまうので、背筋を伸ばして姿勢をキープしたまま行いましょう。
肩を落として肘を内側に向けておくと、バランスを崩しにくくなります。
また、この種目は有酸素運動の効果も兼ね備えているので、呼吸を止めずに動作を繰り返してください!
2.マウンテンクライマーツイスト
マウンテンクライマーツイストは、腕立て伏せの姿勢から左右交互に体をひねりながら膝をお腹に引き付けるマウンテンクライマーの強化種目。
ひねり動作が加わることで脇腹の引き締め効果がグンと高まり、体幹の強化や姿勢改善、運動パフォーマンス向上にも役立つんです。
- うつ伏せになり手を肩幅程度に広げて床につき、両膝を伸ばしてつま先立ちになる
- お腹をひねりながら片足の膝を曲げて、対角線上の胸に引き付ける
- 膝を伸ばして、スタートポジションに戻る
- 左右の足をすばやく交互に動かしながら繰り返し行なう
膝を持ち上げる際に対角線上の肘に近づけるイメージで行うと、スムーズに動作ができます。
また、お尻の位置が上がりすぎないように気をつけながら素早く繰り返してみてください。
はじめは30秒〜40秒間を目安に行い、慣れてきたらどんどんスピードを上げてやってみましょう!
3.踏み台昇降
踏み台昇降は、台の上り下りを繰り返す有酸素運動としても代表的なトレーニング。
脂肪燃焼効果はもちろん、ふくらはぎを鍛えることで全身の血行が促進され疲労回復にも効果が期待できるんです。
- 台の前に足を肩幅程度に開いて立ち、背筋を伸ばして姿勢を整える
- 片足を持ち上げ、足裏の前半分を台の上に乗せる
- もう片足も持ち上げ、同じように足裏の前半分を台の上に乗せる
- 先に上げた方の足から順番に床に下ろし、スタートポジションに戻る
- 足を左右入れ替えながら繰り返し行なう
猫背にならないように姿勢をキープしたまま、つま先に力を入れるイメージで昇降運動を行なうのがポイント。
また、歩行するイメージで腕を振り、全身で運動するように行うとより効果的でしょう!
筋トレの効果を引き出す3つのアイテム
どうせなら、さらにふくらはぎの筋肉を成長させたくありませんか?
そこでここからは、筋トレの効果を引き出すアイテムを3つご紹介していきます。
すべてのアイテムを手に入れて、トレーニングを効率化しましょう!
可変式ダンベル:負荷を上げるなら必須
基本的には自重でも問題ないふくらはぎの筋トレですが、種目やあなたの筋力アップ具合によってはウエイトなどの負荷が必要になるでしょう。
そこでおすすめなのが、「可変式ダンベル」です。
可変式ダンベルとは、重量を簡単に調整できるダンベルのこと。
従来の固定式ダンベルとは異なり、プレートの着脱やダイヤル操作によってあなたの筋力に合わせて細かい負荷の調整を簡単に行えます。
また、たった一台で複数の重量に対応できるため、たくさんのダンベルをそろえる必要がなくコスパの良さも魅力的!
主なタイプは、プレートを個別に脱着する「着脱式(カラー式)」とダイヤルを回すだけで簡単に重量調整ができる「ダイヤル式」の2つ。
手軽さや利便性を考えると、やはりおすすめはダイヤル式一択でしょう。
手軽に重量調整ができるので、筋トレ初心者から上級者まで幅広くのトレーニーに活用されています。
さらに、40kgまでの高重量タイプを2つ準備すれば、ふくらはぎの筋肉以外にもさまざまな部位のトレーニングに対応可能。
そっそく手に入れて、筋トレの効果を加速させましょう!
プロテイン:筋肉の成長をサポート
より効率よく筋力アップをはかるなら、トレーニングと合わせてたんぱく質の摂取は欠かせません。
たんぱく質には筋トレで傷ついた筋肉を修復して、さらに大きく成長させる役割があるんです。
参考までに、一般的にはアスリートに必要なたんぱく質の摂取量は、一日あたり「体重1kgあたり2.0g」が目安。[3]
つまり、例えば体重60kgの人なら一日120gも摂取しなければならないんです。
しかし、食事だけでこれだけの量を摂取するのは大変難しいでしょう…
肉や魚、卵や豆腐などのたんぱく源を大量に食べなければならず、余計なカロリーや脂質まで過剰摂取してしまう可能性があります。
そこで便利なのが「プロテイン」
プロテインとは、水や牛乳に溶かして摂取できる粉末状のサプリメントのこと。
さらに種類も豊富で、牛乳由来で吸収が早いホエイプロテインや吸収速度がゆっくりでお腹にやさしいカゼインプロテイン、そして植物由来で腹持ちが良くダイエットにおすすめのソイプロテインなどから選べます。
筋トレ後30分以内のゴールデンタイムを逃さないように、サッと飲んで筋肉の成長を加速させましょう。
味や価格、成分などを比較して、あなたにぴったりのプロテインを探してみてください!
サプリメント:ブーストに最適
筋トレの効果を最大限に引き出すには、トレーニングと合わせてサプリメントを活用するのも効果的でしょう。
サプリメントには、不足しがちな栄養素を補ったり、疲労回復を早めたりする効果があるんです。
さまざまな種類があるサプリメントの中でも、特におすすめなのはテストステロンを増やす効果が期待できるタイプ。
テストステロンとは筋肉の合成を促進する男性ホルモンの一種で、筋力アップやパフォーマンス向上、体脂肪減少などさまざま効果が得られます。
しかし、テストステロン値は加齢などにより低下する傾向にあるのをご存知ですか?
そこで、サプリメントで補うことでトレーニング中のテストステロン分泌を促進し、より高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。
また、意欲向上や闘争心アップにも効果が期待できるため、筋トレのモチベーション維持にも効果抜群です。
以下の記事で、テストステロンを増やすためのおすすめサプリメント7選をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
引き締まったふくらはぎを手に入れよう!
今回の記事では、ふくらはぎを鍛えるメリットや効果が実感できない理由、さらに筋トレ方法まで詳しく解説しました。
スポーツパフォーマンスや健康にも大きなメリットがあり、鍛える意味はおおいにあるでしょう。
効果が実感できない理由は、部位に意識や負荷の調整、頻度が足りていないから。
効率的に鍛えるためには、しっかりと部位を意識して正確なフォームで限界まで追い込みましょう。
また、1週間に10セット以上になるようにスケジュールを立てて計画的に行うことも大切です。
今回ご紹介した筋トレメニューでガッツリ追い込んでみてください。
ぜひこの記事を参考にして、引き締まった理想のふくらはぎを手に入れましょう!
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERGen
ボクシング歴9年の猛者。独学で学んだ筋トレの知識はプロのボディビルダーに匹敵する。専門知識に基づいた情報をお届けする。
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