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最強のHMB『BetaTOR』とは?普通のHMBと何が違う?
公開日:2022/05/20
更新日:2022/05/16
Contents [目次を開く]
BetaTORとは?
HMBという成分をご存じですか?
正式には「ベータヒドロキシベータメチル酪酸」となんともややこしい名前のため、サクッとHMBと呼ばれています。
必須アミノ酸であるロイシンが体内で分解される際、HMBが生成されるのですが、生成量はロイシンの量の5%程度とのこと。
HMBと言っても、実はカルシウム塩と遊離酸の2種類があります。
HMBの従来のサプリメントはHMBカルシウム塩の方で、現在市販されている多くがそうです。
今回ご紹介するBetaTORは、HMBサプリでもHMB遊離酸の方になります。
BetaTORはHMB市場の世界的パイオニア、米国TSI社のブランドです。
なんか難しい!何が違うの?と思いますよね。
どちらもトレーニングをサポートしてくれる効果が示されている点では同じです。
ですが、HMB遊離酸で摂取する方が細胞への吸収率が高く、HMBカルシウム塩と比べると摂取後の血中濃度を各段に(およそ1.8倍)上げてくれるという研究結果が2011年に発表されました[1]。
この発表以後、HMBは遊離酸で摂取するのがより効果的とされています。
有効成分は同じでも、BetaTORのようにHMB遊離酸で摂取することで、身体がより成分を生かせるのです。
BetaTorの臨床試験7つ
BetaTOR摂取によってどのような効果が期待できるのか、具体的に臨床データと併せて見ていきましょう。
1.筋肥大効果
アメリカのタンパ大学が2014年に発表した研究では、HMB遊離酸は筋肉増強を大いに促進すると実証されました[2]。
実験では平均年齢21.6歳の20人の男性が、3種のトレーニング期間を過ごしました。
まずは8週間のレジスタンストレーニング(回復期間を含む)、その後2週間の期間集中トレーニング。
そして最後にテーパリング(徐々にトレーニングを軽くしていく)期間が2週間設けられました。
総期間12週間のトレーニングです。
参加者は期間中管理された食事と共に、1gのHMB遊離酸またはプラセボを1日3回摂取。
実験後、筋量が計測されました。
除脂肪体重はプラセボ組では2.1kgほどの増加だったのに対し、HMB遊離酸摂取組でなんと平均7.4kgの増加。
実にプラセボの3倍以上です。
全員同じトレーニングをしたのにも関わらず、これだけ数字に差が出ているのは驚きです。
早く筋トレの効果を実感したい人にはとても魅力的な効能ですね。
2.より引き締まった体になる
1で紹介した実験では、徐脂肪体重の他にも様々なデータがとられています。
体脂肪もそのうちのひとつです。
12週間のHMB遊離酸摂取とトレーニング後、筋力が上がるだけでなく、体脂肪の数値にも差が現れました[3]。
MHB遊離酸を摂取した人は12週間後、体脂肪が平均5.4kg減少。
プラセボでもトレーニングのおかげで減少は見られましたが、平均1.7kgに留まっています。
ここでも3倍以上、体脂肪が減っています。
繰り返しますが、全く同じトレーニングをした後にです。
MHB遊離酸摂取はより引き締まった身体を手に入れる近道と言えそうです。
3.筋パワーを高める
1の実験で参加者はトレーニングを行う前と後で、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトでの筋パワーが測定されました。12週間の実験期間後にパワー増加率の記録が取られ、HMB遊離酸摂取組とプラセボ摂取組が比較されました[4]。
数値は以下の通り。
HMB遊離酸摂取組 スクワット25% ベンチプレス12% デッドリフト16% 増加。プラセボ組 スクワット 5% ベンチプレス3% デッドリフト9% 増加。
HMB遊離酸摂取は明らかにトレーニングによる筋パワー増強を促進していました。
同じトレーニングですが、効果は倍以上になったのです。
限られた時間で筋パワーを増強したい人にはお勧めですね。
4.ジャンプ力向上
筋パワー測定と同時に、垂直跳びのパワー測定も行われています[5]。
HMB遊離酸摂取組では平均19%のパワー上昇が見られました。
一方プラセボ組では上昇は12%に留まりました。
HMB遊離酸摂取による筋パワー増強効果が、上半身だけでなく下半身でも見られたのです。
5.筋肉の疲労回復
実験では2週間、参加者がオーバートレーニングにならないぎりぎりの厳しいトレーニングをこなす期間がありました。
HMB遊離酸の筋肉疲労回復効果を検証するためです。
結果この期間、HMB遊離酸は筋肉へのダメージを抑えてくれることが数値で示されました[6]。
血中クレアチンキナーゼ値は激しい運動やトレーニング、肉体労働など、筋組織が損傷すると上昇が見られます。
12週間後、プラセボを摂取した組では平均195(IU/l)まで上昇したのに対し、HMB遊離酸摂取組では上昇が平均142に抑えられています。
そしてコルチゾール。
コルチゾールは、筋肉を分解するホルモンで、耳にしたことのある方も多いでしょう。
数値が高いと筋肥大を抑制してしまいます。
こちらの数値もプラセボ組は平均21.2(μg/dl)だったのに対し、HMB遊離酸組では16.9と低めでした。
トレーニング後、回復の体感度を数値にしたリカバリー数値も、プラセボ組が平均7.6だったのに対し、HMB遊離酸組は平均9.5でした。
摂取によってダメージを抑えるとともに、回復の早さも明らかに体感できるようです。
6. 持久力を上げる
最大酸素摂取量(VO2 Max)という表記を見たことがあるでしょうか。
身体に取り込める酸素量のことで、この数値が高い人ほど持久力が高いとされます。
MHB遊離酸はこの最大酸素摂取量も向上する効果があるという実験結果が出ています[5]。
この実験では平均年齢22.7歳の男女34名がMHB遊離酸を摂取しつつ、高強度インターバルトレーニングを行いました。
参加者はランダムに3gのMHB遊離酸を摂取する人とプラセボを摂取する人に分けられ実験開始。
4週間の後、トレーニングと共にMHB遊離酸を摂取していた人達は酸素摂取量がおよそ7%向上しました。
プラセボ組も向上はしましたが、およそ3.5%の向上率でした。
研究グループは高強度インターバルトレーニングと共にMHB遊離酸を摂取することで、トレーニングの効果を上げるようだと結論づけています。
摂取により、高強度トレーニングをこなす上で持久力がより付き、息切れしにくくなるようです。
まとめ:日本でもBetaTorを摂取できるサプリがある
トレーニングに併せてHMBを毎日3g摂取することによって、このような効果が期待できるとされています。
ロイシン自体は通常の食事をしていれば不足することは少ないと言われていますが、そのうち、HMBに変換されるのは少量であり、毎日の食事の中で充分なHMBの摂取は少し難しいかもしれません。
また、冒頭でも述べましたが、最新の研究でBetaTORのようなHMB遊離酸で摂取する方が効果が高いことがわかっています。
そこでこちらのサプリをご紹介しましょう。
このサプリ1回分には3gのBetaTOR、HMB遊離酸が配合されています。
さらにL-カルニチンやビタミンD3などの成分を追加し、HMBの効能を最大限にする配合となっています。
摂取によりトレーニング効果を存分に引き上げてくれそうです。
HMBはもともと体内で生成される成分なので、副作用はないとされています。
ですが他のサプリと同様、取ればとるほど効果が上がるというわけではないので、推奨摂取量を守って使用して下さいね
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
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