ペニス増大ポンプに効果はあるのか?専門家が語つの事実

公開日:2019/11/26
更新日:2019/11/30

増大器具の中でも原始的な仕組みの「ペニス増大ポンプ」。
果たしてポンプに本当に効果はあるのでしょうか?
増大ポンプ本来の目的や利用者の声、専門家の意見を紹介します。

  • 記者 WRITERSTERON編集部
    HIROKI

ペニス増大ポンプとは

増大ポンプ

ペニス増大ポンプという製品をご存知でしょうか?良く知らないけどパッと頭の中にイメージが浮かびませんか?おそらく今あなたの頭の中で浮かんでいるのはペニスをバキューム吸引する事で、サイズを大きくする器具ではないでしょうか?

実はその通りです。ペニス増大ポンプとはペニスのサイズを大きくしたい男性に向けた吸引器具なのです。増大ポンプにも様々な種類があり、手動で吸引するものから、電動で吸引力の強度を調整できるものまで存在します。

一番気になるのはもちろん、増大ポンプを使う事で「本当にペニスが大きくなるのか?」です。本当に大きくなるのであればどのくらいの期間でサイズアップ出来るのでしょうか?

今回は増大ポンプを使った男性の感想や、医療業界の専門家による意見やアドバイスについてを徹底調査しました。もし増大ポンプの利用を検討している場合は、購入前に絶対にこの記事を読んでから判断してください。

 

増大ポンプの仕組みと使い方

増大ポンプの仕組み

ペニス増大ポンプとはシリンダーと吸引装置の2種類で構成される器具です。使い方はいたってシンプルで、シリンダー内にペニスを挿入して吸引せるだけ。吸引方法は主に2種類あり、電動でシリンダー内の空気を抜くタイプと、手動のポンプで空気を抜くものがあります。

ペニスを真空状態に置くことで圧力の差が生じるため、普段よりも多くの血液や酸素が運ばれるため強制的に勃起状態が発生します。このため普段よりも大きくペニスを勃起させることができるデバイスです。

また勃起力低下やED気味な男性でも吸引ポンプを使用する事で、半強制的に血液を流し込むことができるため、大きく硬い勃起状態を維持出来る場合もあります。実際に立ちを良くするチントレ目的でも使用される事があるのです。

もちろんポンプの吸引を停止する事で、強制的な勃起状態は収まるため効果はあくまで一時的とされています。しかしこれを定期的に一定時間繰り返し行う事で、ペニスが大きい状態に体やペニスを慣らし、時間をかけてED改善やサイズ増大に取り組む男性が多いようです。

 

利用者の感想と口コミ

増大ポンプの口コミ

なんとなく仕組みは理解出来ましたが、本当に効果はあるのでしょうか?まずは増大ポンプを使った事のある男性の口コミや評価を調査してみました。口コミを調べていて最も多かったのがやはりサイズアップ効果に関する感想です。

使用時はパンパンになり効果が出ているような感じがしました!
これを継続すれば戻るのが無くなって引き上がった状態が通常になるのではと楽しみです
タマ吸い込みの件はタマ側にローションを付けた方がいいですよ!
あと風呂上がりとか夏場の伸びてる時であれば事故は普通に防げるはずです!
このまま期待して使用していこうと思っています!
この商品には十分満足しているので、オススメです!(引用:Amazonレビュー

やはり増大ポンプを利用している際はペニスがパンパンに膨張するようです。吸引力が強すぎるせいか玉まで吸い込まれてしまうケースもあるようです。

調子に乗って10分以上レベル4で吸引を続けた結果、皮が肥大化。恐らく内出血しているのか、パッと見はでっかくなったような感じになりました(笑)
痛みはないが、やり過ぎると感覚事態が無くなる感じです。
ほっとけば治りますが、説明書通りのトレーニングをしましょう。(引用:Amazonレビュー

長時間ポンプを使う事で一時的にサイズは大きくなるようですが、その分危険性もありそうですね。感覚がなくなるのは危険な気がしますが。。

初めてこういう商品を購入しました。二回目使用時、不覚にも眠ってしまい二時間弱装着しっぱなし
コロネの先っぽにウインナーが突き出た感じになり翌日病院へ行き事情を説明したらそんな物使わなくても全然問題ないから!2度と使っちゃダメよ!とオバさん先生におこられました。3日位で腫れは引きましたが、仮性包茎のせいもありますがメッチャ皮が伸びました。適正な使用時間がよくわからないですが、10回位1日おき15分使用で太さも長さもちょっと増した気がします。(引用:Amazonレビュー

中には皮だけ伸びてしまったとの口コミもありました。やはり増大ポンプは医師が積極的に推奨する器具ではないようですね。

口コミを調査した結果分かった事は吸引時はかなりの高頻度でペニスが大きく勃起する事です。しかし定期的に続けた結果、増大ポンプで吸引していない時でも常時サイズが大きくなったという声は見つかりませんでした。

 

専門家の意見と忠告5つ

一時的にペニスのサイズを多くする事が出来る増大ポンプですが、根本からサイズを大きくする事は可能なのでしょうか?ここからは医師や男性機能の専門家の声を調査してみました。

 

1.本来は医学的な治療器具

専門家の声

増大ポンプの正式名称はVCD(Vacuum Constriction Devices)です。実はこのVCDと呼ばれる吸引器具は元々ペニスの増大を目的に開発された商品ではないようです。

日本ではペニスのサイズアップやチントレ目的で使用される事が多く、増大ポンプという名称で知れていますが、本来の目的は勃起不全の治療だそうです。アメリカ屈指の大規模総合病院であるクリーブランドクリニック(cleveland clinic)によると、VCDは副作用の少ないED治療法の一種で、メディカルEDの改善や心因性EDの治療だと発表しています[1]

バイアグラやシアリス、レビトラ等は確かに死亡事例も存在する医薬品です。医薬品による副作用を避けたい場合や、ED治療薬の効果がない心因性の勃起不全の治療に使われる事があるようです。

 

2.特定のED改善効果はある

血流

特定の勃起不全の治療に使用される増大ポンプですが、強い勃起を作り出す事が出来るのでしょうか?硬く大きな勃起状態を作り出せるのであれば、増大効果があるようにも思えます。

残念ながら軽度の勃起障害中折れ改善に関する学術的な実験データはあまりないようです。実際増大ポンプ(VCD)は前立腺摘出手術等による性機能低下の改善に使われています。外科手術でペニス周辺にメスを入れる事で勃起に必要な血管や組織が損傷してしまう事があります。結果的にペニスに十分な酸素や血液を送る事が出来なくなり、EDが発症する場合があります。

特に前立腺摘除(radical prostatectomy)手術で下半身の血管や組織が損傷すると、海綿体に送られる酸素の量が低下します。結果的に勃起に必要な血管拡張を促進するプロスタグランジンE1(PGE1)と呼ばれる物質の生成が阻害されます。

イギリスの病院(Lister Hospital)が行った調査ではポンプを使用する事で海綿体に酸素が運ばれ、勃起に必要なプロスタグランジンE1の生成が促進される事が確認されました[2]。プロスタグランジンE1が生成される事で血管が拡張され、ペニスにより多くの血液が運ばれたそうです。

 

3.ペニスの湾曲を修正する

ペニスの湾曲

サイズアップ目的の増大ポンプですが、実は曲がったペニスを真っすぐにする効果もあるようです。ペニスの湾曲が修正され真っすぐになる事で、ペニスが長くなる可能性はあるかもしれませんね。

実はペニスの湾曲はペロニー病と呼ばれる病気が原因の場合があります。しこりや湾曲が原因で痛みに発展してしまう病気で高齢者に多いとされています。イギリスの病院(St Peter’s Hospitals)を始め取るする医療機関は31名のペロニー病患者に増大ポンプを使った治療を行った結果、約7割の患者のペニスの湾曲の改善が確認されました[3]

 

4.ペニスの増大効果

大きくなる

日本ではペニスのサイズアップ目的で使用される事が多い増大ポンプ。もちろん海外でも同様にサイズをより大きくするために使われる事もあります。実際に増大ポンプを使ってペニスを大きくする事は出来るのでしょうか。

イランの大学(Tehran University of Medical Sciences)は37名のペニスの小さい(勃起時10cm以下)男性を集めて増大ポンプの効果を調査しました。調査の方法は37名の男性に6カ月間毎日20分間ポンプでペニスを吸引させ、増大効果を図るというものです。実験終了後の被験者のペニスサイズは平均3mm伸びていたそうです[4]

もちろん体質によって増大効果は異なるでしょう。しかしこの結果を見る限りあまり劇的な効果は期待しない方がよさそうですね。

 

5.ペニスがフグのように腫れる危険性もある

ペニスがフグる可能性

ペニスポンプの危険性は、血管や組織の損傷だけではありません。真空状態にペニスを晒すことによって血液だけでなく体の水分もペニスに集まってしまうことがあるのです。その結果、ペニスが極度のむくみ状態に陥るのです。

インターネット上ではこの状態をフグのようにぷよぷよに膨らむことから「フグ」や「フグる」と呼んでいます。また、アメリカのクリーブランドクリニック(Cleverand Clinic)では、ペニスポンプの副作用として、腫れることやむくむこともあると警告しているほどです[5]

基本的には1日や2日でフグ状態は改善するものの、繰り返しフグの状態にしてしまうと包皮が伸びてくると言われています[6]

 

6.性機能低下の危険性もある下半身の障害

特定のED改善や湾曲の修正効果、また劇的とは言えませんが少なからずサイズアップ効果も確認されている増大ポンプ。医薬品特有の副作用の心配もないとされています。

しかし危険性がないわけではありません。アメリカの大手総合病院のMayo Clinicによると増大ポンプにはペニスの血管や組織が損傷してしまうリスクがあると発表しています[7]。ペニス周辺の血管が損傷してしまう事で、勃起不全の原因になる場合もあります。

Mayo Clinicは増大ポンプはあくまで一時的な勃起を促進する効果しかないため、より強く大きい勃起を取り戻すためにはポンプだけではなく、他の手段と組み合わせる必要があると結論づけています。

 

【まとめ】増大ポンプはおすすめの製品?

利用者の口コミや専門家の意見を調査した結果、一時的なサイズアップや勃起力向上の効果はあるようです。とはいえあくまで効果は一時的で、根本の解決にはならないと言えるでしょう。

ペニスを大きく強く勃起させる最も確実な方法は体質を改善する事です。日頃の生活習慣の改善や精力剤の摂取など方法は様々ですが、精力の強い体質作りには一定の期間が必要です。

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※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITERHIROKI

    STERON編集部
    メディカルハーブコーディネーター資格保有者
    漢方や天然の食材の効果、効能に関する専門家として天然由来成分の男性機能への影響を日々調査、研究している。STERON記者として自然療法の知識を活用したメンズヘルスケア関連の記事を執筆、監修している。アメリカに留学した経験があり、海外のヘルスケアにも精通。

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