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男性の大きな性の悩みの早漏。
病気として扱われていない事もあり改善が難しい悩みの一つです。
今回はそんな早漏の防止と改善に効果があるとされている5つのアイテムを紹介します。
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早漏とは
早漏の定義は、挿入後1分以内に射精してしまうこととアメリカ性機能学会では定義されています。しかしこれはあくまでも医学的な定義の話です。
実際のセックスではあなたか、あなたのパートナーが早漏だと思ったら、挿入時間が5分だろうが10分だろうが早漏には変わりないでしょう。
女性の理想の挿入時間は約15分前後とされています。そのためもし15分程度の挿入時間を維持する事が困難な場合、早漏の可能性があります。
早漏防止のメカニズム
早漏防止のメカニズムは大きく分けて2つあります。
一つ目はペニスに与えられる性的な刺激を弱める事です。早漏の大きな原因はペニスが刺激に慣れていないため、少しの刺激で射精をしてしまう事です。挿入時にペニスへの刺激を弱めることができれば早漏を改善できる可能性はあります。
2つ目はペニスを刺激に慣らせる事です。こちらは時間が掛かりますが、日頃から少しづつペニスに強い刺激を与える事によって早漏を根本から改善させる効果があります。
早漏防止に効果的な5つのアイテム
それでは早速早漏の防止と改善に効果的な5つのアイテムを紹介します。
1:厚いコンドーム
コンドームに性的な刺激を弱める効果がある事は男性ではあれば誰でも知っていますね。多くの男性はコンドームをせずに挿入したがるのはより強い刺激を求めるからです。
大手コンドームメーカーのオカモトの調査によると、コンドームを付けない男性の60%は自分が気持ちよくないと感じるからコンドームを付けないとのこと[1]。またアメリカの大学生を対象にした研究では、ほとんどの被験者がコンドームをつけることで、刺激が弱くなると回答しています[2]。
逆に言えば早漏の男性の場合コンドームを付けることでペニスへの刺激が弱くなり、射精までの時間を延ばす効果が期待出来ます。さらに厚いゴムで作られたコンドームを使用することで、ペニスへの刺激をさらに弱めることが出来ます。
オカモトやサガミなど大手コンドームメーカーからは早漏に悩む人のために極厚のコンドームを開発販売しているのを知っていましたか?早漏の人向けのコンドームの厚さは0.1mです。普通のコンドームの厚さ0.05mと比べると、厚いコンドームの刺激の弱さをなんとなく想像できるのではないでしょうか。
▼早漏防止に効果的なコンドームはこちらをご覧ください。
2:早漏防止のクリーム
ペニスに直接塗り込むクリームタイプの早漏防止アイテムも存在します。早漏防止クリームに配合されているのは、局所麻酔成分など神経を麻痺させる成分です。局所麻痺剤がペニスの神経を鈍感にするため、挿入後の刺激が感じにくくなります。
韓国で販売されているSSクリームと呼ばれる早漏防止クリームを使用した調査では、セックスの1時間前に0.2gをペニスに塗布した結果、挿入時間が8倍になりました[3]。
また、アメリカ最大の総合病院Mayo Clinicでは、早漏防止のためにリドカインやプロカインと呼ばれる局所麻酔剤が含まれたクリームを処方することもあるそうです[4]。
日本では大東製薬が開発販売しているトノスにプロカインが含まれています。トノスは早漏防止薬としても販売されているとのことなので、早漏に悩む方は購入してみるのもいいかもしれません。
▼早漏防止クリームのトノスの詳細はこちら!
3:スプレータイプの麻酔薬
あまり聞いたことがないかもしれませんが、早漏を防止するスプレーも存在します。これまでしっかりとした研究結果が発表されているのは塩野義製薬のPSD502と呼ばれるスプレーです。
局所麻酔効果があるリドカインとプロカインを含んでおり、睾丸とペニスに3回振りかけることで、早漏改善効果を発揮します[5]。
PSD502はアメリカ向けに開発された製品で、FDA(アメリカ食品医薬品局)へ認可の申請を行っている状況のようです。まだ市販化はされていません。
研究結果が発表されていない商品も数多く存在します。いずれの商品でも使われている成分が明確に記載されていないため、効果は期待すべきではないでしょう。もちろん、使用することによって安心感や自信をえることで、心因性の早漏の場合は効果があるかもしれません。
4:飲み薬による早漏防止
早漏を防止するための薬も存在します。ただし早漏防止の効果が学術的な研究で判明しているのは、Priligyと呼ばれる薬のみです。
脳内物質のセロトニンのアンバランスも早漏の原因として上げられているのですが、Priligyに含まれるダポキセチンと呼ばれる化学物質には、セロトニンの働きを正常にする効果があります。
ダポキセチンの早漏改善効果は既に研究されており、平均すると射精までの時間が4倍程度延びたとの報告がされています[5]。
残念ながら、この薬は日本では認可されておりません。メンズクリニックでは扱っていることがありますが、購入する場合は信頼できるクリニックなのかしっかりと見極めてからにしましょう。
ちなみに、インターネットで検索すると、個人輸入を行っているサイトが出てきますが、これらのサイトからの購入もおすすめしません。扱っている商品はどこから仕入れたのかわからず、偽物の薬の可能性もゼロではありません。
鎮痛剤や抗うつ薬(SSRI)を早漏防止目的で利用するケースもありますが、副作用のリスクもあるため医師の処方がない場合は利用はおすすめしません。
▼海外で早漏防止薬として販売されているプリリジーの詳細はこちら
5:早漏改善オナホールで根本を改善
ペニスを強い刺激に慣らす事で早漏を根本から解決する治療法もあります。
実は早漏の治療のためだけに開発されたオナホールが存在します。TENGA社から販売されている「メンズトレーニングカップ」です。早漏の深刻さに合わせて5段階のオナホが用意されているため、刺激が弱いオナホから順番に慣らしていくことで早漏が改善するメカニズムです。
アメリカではテンガのオナホールを使用して、早漏の症状を改善させたという研究結果もあるほど、効果的な治療法の一つです[6]。
▼早漏改善のオナホ「テンガメンズトレーニングカップ」の詳細はこちら
防止対策と根本の解決両方がおすすめ
早漏は先天的な原因もあれば日頃の習慣や行動などが影響しているケースもあります。そのため短期間で早漏を改善すのはなかなか難易度が高いでしょう。
おすすめの改善方法はまずは一時的な防止策として厚いコンドームを利用する事です。また、並行して専用のオナホールで日頃から膣内に近い刺激に慣れさせることによって根本を解決する事が効果的です。
同時に早漏の原因を知る事も大切です。早漏は精神的なストレスやプレッシャーも大きな原因の一つです。原因を知ったところで防止できるわけではありませんが、少なくとも安心してストレスを緩和させる効果は有るはずです。
▼早漏の原因詳細はこちらをご覧ください。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERMASAJI(STERON編集部)
STEORN編集部
「性をロジカルに」をモットーに記事を執筆。これまで感覚的に語られてきた”性”というテーマを学術的・科学的根拠に基づいて伝えていきたい。ティーコンシェルジュの知識を活かし、健康問題の解決に向けたハーブティーのブレンドもこなす。
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