遅漏を改善する9つの効果的な方法

公開日:2019/03/18
更新日:2022/02/09

遅漏改善の方法

性行為の際中になかなかイケないのはお互いに苦痛です。
どうすれば遅漏を治す事が出来るのでしょうか?
遅漏を改善する9つの方法を紹介します!

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    MASAJI(STERON編集部)

遅漏の原因とは?

医師の見解

遅漏の原因はいくつもの要因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。

加齢など避けることができないものが原因であることもあれば、不適切なオナニーを行っていることで、遅漏になることもあります。

前立腺の病気や糖尿病など病を患うことが原因で射精の問題を抱えるようになることも少なくありません。改善のためには各原因に対して適切な対策を施す必要があるでしょう。

▼遅漏の原因についてはこちらのページをご覧ください。

知らずにやってしまっている?遅漏を引き起こす8つの原因

 

遅漏を改善する9つの方法

充実した生活には充実した性生活が欠かせません。そのためには遅漏はなんとかして改善したいと思うものではないでしょうか。ここからは遅漏を改善する効果の高い9つの方法をご紹介します。

 

オナニーの方法を見直す

オナニーの方法を改める

セックスで中々射精に至ることができない遅漏を改善する一番の方法はオナニーの習慣を改めることです。

正しくないオナニーによって遅漏が引き起こされている可能性が非常に高いこともわかっています。例えば、床オナニーなどを行っていませんか?不適切なオナニーで、最も多く行われている方法です。

床オナニーのように、セックスで実現不可能な刺激をペニスに加えていると、セックス時の刺激に満足できずいつまでの射精ができない遅漏の状態に陥ります。

正しいオナニーのポイントは次の4つ。

  • 椅子にリラックスして座った状態で行う。このとき、足を伸ばさないこと。
  • 頬をつまんでも痛くないくらいの力強さでペニスを握ること
  • 人差し指と親指で輪っかを作って行うこと
  • スピードは実際のピストンと同じくらいで行うこと

実際のセックスと同じくらいの刺激量にするのがコツですよ。

 

オナニーの頻度を改める

オナニーの頻度を改める

遅漏の改善にはオナニーの頻度を見直すことも重要です。特に週三回以上行っている人は注意してください

性機能、特に遅漏に関する研究を多く行っているアメリカの泌尿器科医「ミカエル・ペレルマン」は、自身の論文内でオナニーの頻度と遅漏男性の相関関係があると報告しています。その報告によると、週に三回以上オナニーを行う人は、遅漏である可能性が高かったとのことです。

遅漏でお悩みの方は、頻度を少し下げて、まずは週に2回にしてみましょう。

とはいえ、何もせずに回数だけ減らすのは難しいでしょう。頻度を減らす有効な方法は、オナニーをする日を決めてしまうのも1つです。

週の半ばである水曜日と、週末の土曜日だけと決めてしまうことで、ルールを守れる可能性がぐっと高まりますよ。また、オナニーをした日にチェックを入れて、回数の見える化も効果があるでしょう。

 

オナニーの時にオナホールを使用する

テンガ

適切なオナニーを行うことで遅漏を改善できるのは上でお話した通りです。とはいえ、これまで長年行ってきたオナニー時の力の入れ方を急に変えることはなかなか難しいと感じるのでは?

そんな「急に力の入れ方を変えられない!」という方におすすめなのが、オナホールを使うこと。実際の膣圧を再現して作られている製品も多いため、オナホールの刺激に慣れることで徐々に遅漏が改善されていくでしょう。

実際に、アメリカではテンガの「フリップホール」と呼ばれる商品と「REAL」と呼ばれる商品を8週間使い続けることで、射精障害だった男性が81%の確立で射精に至れるようになるほど改善したと報告している論文も存在しています[1]

ちなみにテンガではトレーニングカップと呼ばれる遅漏改善のためのオナホールも用意されています。遅漏のレベルによって、圧力が5段階設定されているため、自分にぴったりの刺激から始められるのが特徴です。

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泌尿器科の医師が監修している商品でもあるため、遅漏を改善できる可能性は高いでしょう。

 

パートナーと話し合う

パートナーと話し合う

遅漏の改善は自分だけでできるほどシンプルなものでもありません。パートナーと話し合うことも必要でしょう。

遅漏はそもそもセックスでの性的な刺激が十分でないために発生します。だからこそ、遅漏を改善するために、十分な性的刺激を受けるにはどのようなプレイをすればいいのか、パートナーと話し合うのです。

このときに注意しなければいけないのは、これまで遅漏だったのをパートナーのせいにしないこと。あくまでもこれまでよりもお互いにとって良い性生活を送るために話し合いの場を持つことを強調する必要があります。

相手を思いやる言葉を選ばなければ、逆の結果になってしまう可能性もあります。

 

根本から強い精力をつける

男らしい男性

射精まで時間がかかるのであれば、射精するまで動き続けられる体力と精力をつけることも解決策の1つです。

勃起の持続力やピストン運動を継続するための筋力が必要になります。十分な精力をつける1つの方法が、食生活を見直して健康的で精の付くものを意識的に食べること。

うなぎやすっぽんなど、良く言われる食材を食べることも効果的でしょう。もちろん、必要な栄養素が全て入っているサプリメントで補うという方法もあります。アルギニン、シトルリン、ビタミンBなどが精力をつけるための栄養素です。

また、筋トレも精力向上に一役買うことでしょう。性機能と密接に関わっているテストステロンを増やす筋トレや運動を意識して行うのがおすすめです。

 

テクニックを向上させる

テクニックを向上させる

十分な性的刺激を得るために、テクニックを研くのも1つの方法でしょう。特に挿入時の体位を意識するといいかもしれません。

例えば、まっすぐに寝転がった女性に覆い被さりながら挿入する「しがらみ」。女性が足を閉じている状態で挿入するため、強い膣圧を感じることができます。

また、女性が足を閉じている寝バックも強い刺激を受けられるためおすすめです。刺激の強い体位をうまく活用することで、遅漏が改善できるかもしれません。

ただし、いずれの体位でも長時間挿入していると、女性器が徐々に乾燥してきます。乾燥しすぎて痛みを伴う前に、オーラルセックスで湿らせる必要があることを肝に銘じてくださいね。

 

薄いコンドームを使ってみる

コンドーム

挿入時の性刺激を阻害する一番の原因はコンドームです。過敏な器官である指ですら、ビニール一枚を隔てるだけで感覚が鈍るのです。もっと鈍感なペニスにビニールを被せることで刺激が弱くなることは火を見るよりも明らかでしょう。

実際に、アメリカで行われた調査では、多くの男性はコンドームを使用することによる性的な刺激の低下を感じています。

とはいえ、望まない妊娠を避けるためにも、恐ろしい性病に感染しないようにするためにも、コンドームを付ける事は大切です。

幸運なことに、日本はコンドーム大国です。ニッチなニーズも満たせるような商品ラインナップが用意されています。その中の1つが極薄シリーズ。通常のコンドームの薄さのおよそ5分の1、0.01mmの厚さしかないコンドームです。

薄く作られていることにより、より弱い装着感で直接的な刺激が楽しめる設計になっている遅漏改善にぴったりの商品なのです。普段使用しているコンドームから極薄系に変更することで、遅漏が改善するかもしれません。

▼遅漏改善効果の高いコンドームについてはこちらの記事をご覧ください。

なかなかイケない?遅漏の男性におすすめのコンドーム3つ!

 

ローションなど大人のおもちゃを使用する

ローションを使用する

セックスでより強い刺激を得るために、可能であればセックストイを使うと良いでしょう。

特に挿入後の刺激を強くするローションの使用はおすすめです。長時間挿入後の潤い補給にも使うと痛みのないセックスを楽しめます。乾燥状態の膣に挿入するのは、女性にとっても苦痛でしかありません。

また、性的な興奮を得るために、バイブレーターなどのセックストイを使うことも有効です。ただし、使用には女性の意見を尊重しましょう。バイブレーターやローターなどの性的な玩具に対して嫌悪感を抱く女性も少なくありません。

パートナーと話し合いながら使うことで、遅漏を改善していきましょう。

 

オナニーの見直しとセックスの工夫で改善

いかがでしたでしょうか。今回は、遅漏を改善する方法9つを紹介しました。

長時間の挿入は女性の身体を傷付けてしまう可能性があります。長くゆっくりとセックスすることは悪いことではありません。

しかしながら、射精が我慢できるのと射精ができないのは全くことなる状態であることを理解する必要があります。

パートナーとより良い性生活を送るためにも、まずはオナニーの頻度や方法について見直してみる事が効果的です。

 

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITERMASAJI(STERON編集部)

    STEORN編集部
    「性をロジカルに」をモットーに記事を執筆。これまで感覚的に語られてきた”性”というテーマを学術的・科学的根拠に基づいて伝えていきたい。ティーコンシェルジュの知識を活かし、健康問題の解決に向けたハーブティーのブレンドもこなす。

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