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【実はNG】寝る前のうどんを絶対に避けるべき9つの理由
公開日:2023/04/28
更新日:2023/05/16
うどんなら寝る前に食べても大丈夫だろう。
なんて油断している方は、必ず後悔することになるでしょう。
なぜなら寝る前にうどんを食べることは、多くの健康リスクを伴うからです。
今回は9つのデメリットを解説しましょう。
Contents [目次を開く]
ストレートに言います……寝る前のうどんは体に悪いです!!!
体に悪影響を及ぼすイメージの薄いうどんですが、夜食べるのは絶対にやめるべき!
今回は、うどんに潜むデメリットについて、徹底的に解説していきます。
うどんに含まれる成分とは?
うどんの原材料は、小麦粉、水、塩ととてもシンプル。
まずは、そんなうどん1玉あたり(230g)に含まれる栄養素を分析してみましょう!
- エネルギー:242kcal
- 炭水化物:49.68g(うち糖質47.84g)
- 脂質:0.92g
- たんぱく質:5.98g
- 食物繊維:1.84g
- 食塩相当量:0.69g
小麦粉が主原料のうどんでもっとも気になるのが、やはり糖質量の多さ。
茶碗1杯分の糖質量がおよそ57gですので、それほど問題ないと思われるかもしれません。
ただし、上記はあくまで麵のみの数値!
お揚げをいれたきつねうどんや、芋類などの具材をたっぷり入れたけんちんうどん、サクサクの揚げ物をのせた天ぷらうどんにして食べるとなると、一気にエネルギーや糖質は跳ね上がります。
素うどんだけで満足できる方は、なかなかいないはず。
成分だけを見ても、寝る前のうどんがリスキーなのは明確ですよね……
寝る前にうどんは食べるな!デメリット9つ
「お菓子よりはうどんの方が体に良さそうだし……」
そんな甘い考えは、今すぐ捨てるべき!
ここからは、うどんを寝る前に食べてはいけない9つの理由を、具体的に解説していきます。
1.夜の糖質は圧倒的に太りやすい
そもそも、夜の糖質摂取はダイエットを逆行する行為!
睡眠中の体は、日中と比べエネルギー消費量が少なく、代謝が低下しています。
つまり、摂取した脂質や糖質が消費されずに、脂肪として蓄積されてしまうんです。
睡眠時の代謝量は、年齢や性別、体重などの条件によって異なりますが、一般的には日中の基礎代謝量の約75%程度が目安となります。[1]
具体的な数値で言えば、およそ200~400kcal。
麵だけで240kcalを超えるうどんを就寝前に摂取すれば、代謝量を上回った分は、当然体に蓄えられてしまうのです!
2.BMAL1の増加でも肥満リスクが増加
寝る前のうどんは、自ら肥満へと歩みを進めているようなもの!
夜は、脂肪を蓄える性質を持つ遺伝子BMAL1が増加するため、日中と比べ圧倒的に太りやすいんです。
特に、22時から翌朝2時の就寝時間帯は、BMAL1が増殖しているため、食事を摂ることでより脂肪合成が進みやすくなるといわれています。
逆に、もっとも太りにくいのは、おやつタイムにあたる15時。
就寝時間帯のBMAL1数値は、15時の数値の約5倍まで上昇することが明らかにされています。[2]
つまり、寝る前のうどんは、残念ながら脂肪として着実に体に蓄えらてしまうんです!
3.利尿作用で夜中に目が覚める
就寝中にトイレのために起きる可能性が高まるのも、寝る前のうどんを避けるべき理由の一つ。
その原因は、うどんの麺とお出汁などに含まれる塩分にあります。
塩分に含まれるナトリウムは、利尿作用を持つことで知られるミネラル。
摂り過ぎることで血中のナトリウム濃度が高まると、腎臓が水分をうまく吸収できなくなり、必要な水分までもが尿として排出されてしまうんです。
さらに、長崎大学泌尿器科が、頻尿に悩む患者を対象に行った研究では、塩分の摂り過ぎが過剰な水分摂取につながり、頻尿を招く可能性があるとの結果が報告されています。[3]
ナトリウム自体は、私たちの体に欠かせない成分ですが、摂り過ぎは頻尿やそれにともなう睡眠の質低下につながりかねないため要注意!
特に、お出汁まで飲み干すのは絶対にNGです!
4.血圧が高まり眠りの質が低下する
うどんに含まれるナトリウムによって、睡眠の質が低下する可能性もあります!
ナトリウムを摂取することで血中の塩分濃度が上昇すると、体はそれを下げるために血中の水分量を増やそうとします。
それによって血液自体の量が増え、大量の血液が流れることで血管にかかる圧力が高まる、つまり血圧が上昇してしまうんです。[4]
本来、就寝中はリラックス状態を示す副交感神経が優位になり、血圧も低下している時間帯。[5]
ナトリウムの作用で血圧が上昇すると、興奮状態をもたらす交感神経優位の状況が作られるため、結果的に睡眠の質が低下します。
空腹感で寝つけないからとうどんを食べる行為は、翌朝の目覚めが悪さや疲れ残りにつながる可能性大!
まったくの逆効果です!!!
5.腎臓に負担がかかり骨が弱くなる
さらに、うどんの麺やお出汁に含まれるナトリウムのデメリットとして挙げられるのが、骨を弱らせる作用!
過剰に摂取したナトリウムは、血中のナトリウム濃度を保つ役割を担う腎臓の働きによって、体外に排泄されます。
しかし、過剰摂取によってこの働きが機能し続けると、腎臓がナトリウムを尿として排出しようとする際に、骨の形成に欠かせないカルシウムまで一緒に排出されてしまうんです![6]
また、腎臓はカルシウムを吸収する際に必要な活性型ビタミンDの製造元となっている臓器でもあることもポイント。
ナトリウムの過剰摂取で腎臓に負担がかかることで、この活性型ビタミンDの産生量が低下するため、カルシウムの吸収率が低下する可能性もあります。[7]
夜間は、骨の形成に欠かせない成長ホルモンの分泌が促進される時間帯。
寝る前のうどんで台無しにしないよう、食べる時間帯をしっかり意識していきたいですね!
6.水分が蓄積されてむくみになる
「塩分を摂り過ぎるとむくむ」この定説は、当然うどんを食べる際にも当てはまります。
うどんに含まれるナトリウムは、体内に水分を蓄積させる作用を持つ成分。
過剰摂取によって血中のナトリウム濃度が高まると、それを薄めるために全身から水分を引き寄せようとするため、体が水分を欲するようになります。
その結果、寝る前の過剰な水分摂取につながり、体外に蓄積された水分がむくみとなって現れるのです。
睡眠時は、日中と比べ腎臓の機能が下がっているため、体外へ水分が排出されにくい状態。
つまり、寝る前に補給した水分は、余計にむくみにつながりやすいのです!
翌朝、鏡に映ったパンパンの顔を見たくないなら、寝る前のうどんは絶対にやめましょう。
7.むくみがニキビなどの肌荒れをもたらす
うどんで肌荒れ!?と思われるかもしれませんが、寝る前のタイミングで食べるのはかなりリスキー!
その理由は、ナトリウムによってもたらされる「むくみ」にあります。
体のむくみによって血管やリンパ管が圧迫されると、血液やリンパ液の流れが悪化。
これにより、血流の滞りによって古い角質が肌表面に残ることで肌荒れにつながったり、リンパの流れが悪くなることで老廃物が溜まり、ニキビや吹き出物ができたりするんです![8]
むくみのみであれば比較的早く引いていきますが、肌荒れは改善するまでにかなりの時間を要します。
寝る前にうどんを食べただけで、数週間、数か月続く肌トラブルを抱える可能性があることをお忘れなく!
8.重病リスクがある夜間高血圧が生じる
寝る前のうどんによってもたらされるのは、ダイエットや美容に関するマイナスだけではありません。
実は、うどんに含まれるナトリウムには、命に関わる重病につながる「夜間高血圧」を引き起こすリスクがあるんです!
夜間高血圧とは、本来低い水準で推移するはずの就寝中の血圧が、高い状態で維持される症状のこと。
塩分を摂り過ぎたことで上昇した血中のナトリウム濃度を下げるために、腎臓が夜間も働き続けることで、血液量が増え、高血圧状態が続いてしまうのです。
心臓に負担がかかりっぱなしになる夜間高血圧の症状は、脳卒中などの血管疾患のリスクを高めます。
ある報告によれば、夜間高血圧患者の脳卒中のリスクは、なんと通常の約2.5倍~3.7倍![9]
寝る前に軽い気持ちですするうどんに、こんなにも恐ろしいリスクが潜んでいるとは……
もう、寝る前に気軽には食べられませんよね!
9.男性機能が低下する
寝る前のうどんは、男性機能の低下につながる可能性もあります!
この症状に深く関与しているのが、うどんに含まれるナトリウム。
ナトリウムは、体内の水分バランス維持や血圧調節を担う成分です。
しかし、過剰摂取によって水分量調節のために血液が増えると、血圧が上昇!
この状態が続くと血管が硬くなり、結果的に血流が滞ってしまいます。
EDをはじめとする男性機能の悪化の原因の一つとされるのが、下半身の血流不足。
高松赤十字病院泌尿器科が行った調査では、EDに悩む方58名のうち18例が、虚血性心疾患(動脈硬化や血栓で血流が悪化することで引き起こされる疾患)またはハイリスク群であったとされています。[10]
つまり、男性機能の低下と血流の悪化には、密接な関係があるのです。
男としての自信をいつまでも持ち続けたいのなら、寝る前のうどんはやめましょう!
就寝直前のうどんは控えよう!
寝る前のうどんには、健康や美容、男性機能などに悪影響を及ぼすさまざまなデメリットが潜んでいます。
ただし、ご紹介したデメリットによって、日本が世界に誇る日本食「うどん」を完全否定しているわけではありません。
「寝る前」のタイミングで食べるのをやめればいいのです!
うどんを食べるときは、肥満や睡眠の質低下をもたらす可能性の高い寝る前を避けて、おいしくいただきましょう!
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
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