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【必ず太る】寝る前のパンがもたらす11つの危険
公開日:2023/06/08
更新日:2023/07/17
断言します……寝る前にパンを食べないでください!!!
寝る前のパンは、100%太る原因になります。
「甘さ控えめだから」「揚げていないから」なんて関係ありません!!!
今回は、寝る前のパンに潜む重大なデメリットを徹底解説します。
Contents [目次を開く]
- 1. やっぱり太る?パンに含まれる栄養素を解析!
- 2. 【寝る前は絶対NG!】 パンがもたらす11個のデメリットとは?
- 1.糖質が交感神経を優位にして睡眠に悪影響を及ぼす
- 2.夜は低代謝状態で太りやすい
- 3.インスリンも脂肪蓄積に貢献
- 4.満腹感を得にくいため食べ過ぎるリスク大
- 5.糖質が逞しい肉体に重要な”テストステロン”を減らす
- 6.夜は脂肪を生成する「BMAL1」遺伝子が爆増
- 7.寝る前の脂質はニキビなどの肌荒れを発生させる
- 8.血流の悪化が夜間高血圧を引き起こす
- 9.コレステロール増加で循環器系疾患のリスクを高める
- 10.血流悪化で夜のパフォーマンスも低下する
- 11.血行不良が薄毛を招く
- 3. 絶対に寝る前のパンは避けよう!
断言します……寝る前にパンを食べないでください!!!
寝る前のパンは、100%太る原因になります。
「甘さ控えめだから」「揚げていないから」なんて関係ありません!!!
今回は、寝る前のパンに潜む重大なデメリットを徹底解説します。
やっぱり太る?パンに含まれる栄養素を解析!
まずは、パンに含まれる栄養素を詳しく見ていきましょう。
一般的なパンの成分は、以下のとおり。
- 熱量 263kcal
- たんぱく質 8.2g
- 脂質 3.5g
- 炭水化物 51.1g
- 塩分 1mg
- ナトリウム 400mg
- カリウム 210mg
- カルシウム 32mg
- マグネシウム 23mg
- リン 86mg
- 鉄 0.9mg
- 亜鉛 0.6mg
- 銅 0.15mg
- ビタミンE 1mg
- マンガン 0.32mg
- ビタミンB1 0.11mg
- ビタミンB2 0.05mg
- ナイアシン 1.2mg
- ナイアシン当量 (2.8)mg
- ビタミンB6 0.07mg
- 葉酸 33μg
- パントテン酸 0.42mg
なんといってもパンは小麦のかたまり!
小さなパンでもカロリーは高く、炭水化物も51.1gとたっぷり含まれています。
成人の1日あたりの炭水化物摂取目安量は、およそ250g~325g。[1]
腹持ちがそれほど良くないにもかかわらず、1つのパンで目安量の5分の1を上回ってしまうのです。
さらに、脂質や塩分の量も気になるところ……
菓子パンや総菜パンの場合、当然平均値よりカロリーや脂質、塩分の数値は高くなります。
体に良いとはいえないことは、もはや明確でしょう!
【寝る前は絶対NG!】 パンがもたらす11個のデメリットとは?
ここからは、具体的に寝る前のパンがもたらす心身への悪影響について、研究データなどを用いて詳しく解説していきます。
最後までお読みいただければ、寝る前の小腹満たしにパンをかじっている方も、確実にパン断ちを決意できるはずです!
1.糖質が交感神経を優位にして睡眠に悪影響を及ぼす
寝る前のパンは、睡眠の質を低下させます
原因は、パンにたっぷり含まれている糖質!
糖質は、私たちの生命機能を正常に保つのに欠かせない自律神経のうち、興奮性の交感神経を活性化させます。
交感神経が優位になると、体が緊張・興奮してリラックスできず、眠りにつきづらくなるんです。
インド人医学博士の論文では、実際に交感神経が優位になると、ノルアドレナリンが分泌され、覚醒レベルや血圧、心拍数の上昇がみられたと報告されています。[2]
ノルアドレナリンは、覚醒レベルを上げたり睡眠と覚醒のサイクルに影響を与えることが明らかにされている神経伝達物質。
つまり、糖質を豊富に含むパンは、睡眠の質を悪化させる可能性が高いんです
寝つきや寝起きの悪さを感じている方、それ、パンのせいかもしれませんよ!
2.夜は低代謝状態で太りやすい
夜はもともと体を休める時間。
休息モードに入り、代謝が下がるため、寝る前にパンを食べるだけで太りやすくなるのは当然なんです!
そもそも代謝には①基礎代謝 ②身体活動量 ③食事誘発性熱産生 の3つの種類があります。
そのうち、就寝中に稼働するのは①の基礎代謝のみ、②③は発生しません。
基礎代謝に関しては、2017年に筑波大学が発表した実験結果に注目!
それによると、被験者にヒューマンカロリーメーターを付けて就寝時の状態を観察したところ、睡眠が深くなるにつれて基礎代謝が低下していき、徐波睡眠(ノンレム睡眠)時に基礎代謝が最も低下することが明らかにされているんです。[3]
ということは、これから代謝が低下していく寝る間際にカロリーを摂取すれば、エネルギーとして消費されることなく脂肪として定着する確率が上昇することになります。
小ぶりでもカロリーの高いパンを食べてしまっては、肥満まっしぐらですよ!
3.インスリンも脂肪蓄積に貢献
血糖値(血液中の糖の濃度)を調節する役割を果たすインスリンの分泌を促進する可能性があることも、寝る前のパンを避けるべき理由の一つ!
血糖値が急激に上がると、それを下げるために膵臓からインスリンが分泌されます。[4]
その際、エネルギーとして消費できなかった血糖を、インスリンが脂肪細胞に蓄えてしまうのです。[5]
この作用は、アメリカの研究者による脂肪細胞とインスリンの関係に関する研究論文で、明確に示されています。
つまり、寝る前のカロリー摂取は脂肪細胞が増幅させるため、太りやすくなる可能性大!
見にくい体になりたくないなら、「パン一口ぐらい大丈夫……」と自分を甘やかすのは厳禁です!
4.満腹感を得にくいため食べ過ぎるリスク大
パンは満腹感を得にくい食べ物!
そのため、寝る前に1個だけ食べようとしても満足できず、結局2個、3個……と食べてしまうリスクがあるのです。
パンで満腹感が得られないのは、感覚的な問題ではありません。
日本人の研究者による研究では、若年健常者8名にパンとご飯それぞれを主食とする朝食を4日間ランダムに与え、満腹感を含む複数の数値を測定。
すると、ご飯を食べたときと比べて、パンを食べたときに満腹感が明らかに低かったことが判明したのです。[6]
この結果は、パンは満腹感を得づらいため、ついつい食べる量が増えることで太りやすくなる可能性を示唆しています。
何となくパンは腹持ちが悪いと感じたことのある方は多いはず。
「何となく」ではなく根拠があると知った今日から、寝る前に食べるのは絶対にやめましょう!
5.糖質が逞しい肉体に重要な”テストステロン”を減らす
寝る前にパンを食べることで、引き締まった筋肉質の体を失うことになるかもしれません!
実は、パンに含まれている糖質には、男性ホルモンのテストステロンを減少させる作用があります。
テストステロンは、精巣などの男性生殖機能の発達に不可欠で、筋肉や骨量の増加の役割も担う「男らしさ」を作り出す物質。[7]
しかし、アメリカの国民栄養研究調査データでは、20~39歳の男性被験者545人のうち、砂糖入り飲料を多く摂っていた59人のテストステロン量が明らかに減少していたことが明らかにされています![8]
つまり、糖質はテストステロンを減少させる可能性があるのです!
パンからの糖質の摂取で、テストステロン量が減れば、筋肉量も減っていきます。
筋肉量が減ればエネルギー代謝が下がるため、せっかくトレーニングなどで引き締まった体を維持していても、筋肉が落ちてだらしない体に戻ってしまう恐れあり!
男らしさを求める方は、なんとしてでも寝る前のパンを避けるべきです!
6.夜は脂肪を生成する「BMAL1」遺伝子が爆増
パンに限らず、夜間のカロリー摂取は太りやすい!
その原因は、単に代謝の低下だけでなく、脂肪生成細胞であるBMAL1増加にもあります。
BMAL1は体内時計を司る遺伝子の一種で、量が増えると脂肪を積極的に生み出すようになり、その結果太りやすくなるのです。
日本大学で行われた実験では、BMAL1の脂肪蓄積機能のみを残したマウスを作成し、体重の変化や脂肪の増減を調査。
すると、同じ食事量を摂ったマウスと比して、過体重かつ皮下脂肪が増加していたことが明らかになったのです。[9]
つまり、BMAL1が多い時間帯である寝る前のエネルギー摂取は、肥満のもと!
代謝のせいだけじゃないからこそ、寝る前にパンを食べている場合ではありません!
7.寝る前の脂質はニキビなどの肌荒れを発生させる
寝る前にパンを食べる行為は、肌荒れの原因となることもあるのです!
パンにたっぷり含まれる脂質は、過剰摂取することでニキビなどの肌トラブルを起こしやすい成分。
脂質は皮脂の原料でもあり、適度な皮脂は美肌に欠かせません。
しかし、脂質を摂り過ぎることで皮脂量が増えると、それを餌にしてニキビの原因となるアクネ菌やマクロファージ(体内に入った異物やウイルスを撃退する性質を持つ物質)も増殖します。[10]
一度荒れた肌は、簡単にはもとに戻せません。
ニキビを発生しやすくさせる寝る前のパンを断って、肌荒れの原因を排除しましょう!
8.血流の悪化が夜間高血圧を引き起こす
寝る前に食べるパンが、命に関わる病気にも発展しかねない「夜間高血圧」を引き起こす可能性もあります!
塩分を含むパンを食べると、高まった血中の塩化ナトリウム濃度を下げるため、腎臓が血中に水分を放出。
すると、血液量が増えるため、血圧も上昇します。
夜間は、休息モードに入るため、本来であれば血圧も下がっている状態。
しかし、就寝時も血圧が高いまま推移する夜間高血圧を患うと、眠っている間も血管や腎臓をはじめとする臓器に負担がかかり続けます。
そして、高血圧によって心不全や脳梗塞といった循環器系の病気が引き起こされるのです。[11]
寝る前のパンは、大病の原因となるリスクをはらんでいます。
習慣になってしまう前に、早くやめましょう!
9.コレステロール増加で循環器系疾患のリスクを高める
コレステロール値の上昇によって循環器系疾患のリスクが高まるのも、寝る前のパンを断つべき理由の一つ!
パンに含まれている不飽和脂肪酸には、血中コレステロールを増やす作用があります。
血中コレステロールが増えると、コレステロールが正常値を超えた状態、つまり「高脂血症」となり、血液はドロドロに……
粘度が増した血液が血栓となるなど、血管トラブルを引き起こす可能性が高まるのです。[12]
寝る前のパンは、夜間高血圧とコレステロール増のWパンチで、循環器系の病気リスクを引き上げます。
まさに、やめるには十分すぎる理由といえるでしょう。
10.血流悪化で夜のパフォーマンスも低下する
寝る前にパンを食べ続けることで、男としての自信を喪失する可能性も考えられます!
パンを食べることで、夜間高血圧や血中コレステロールの上昇が引き起こされるのは前述のとおり。
これらの症状は、重大な病気のリスク以前に「血流の悪化」を意味しています。
勃起をはじめとする男性の夜のパフォーマンスには、陰茎部の海綿体と呼ばれる器官への正常な血流が不可欠なため、血流が悪化すれば悪影響が出てしまうのです。[13]
夜のパフォーマンス低下や下半身の元気のなさは、加齢によるものとして片付けられてしまうケースが多々あります。
しかし、原因は別のところにある可能性も!とりあえず、パンをやめることから始めてみましょう!
11.血行不良が薄毛を招く
パンを食べることによる血流悪化は、多くの男性を悩ます薄毛につながるリスクもあるのです!
インドで行われた研究では、男性型脱毛症はホルモン不均衡や頭皮への血流不良によって引き起こされているとも報告されています。[14]
若々しさや清潔感を保とうと育毛剤などで努力しても、体に取り入れるものが薄毛を促進しているのなら意味がありません。
見た目年齢を大幅に左右する薄毛を避けたいなら、寝る前にパンを口にするのは絶対にやめてください!!!
絶対に寝る前のパンは避けよう!
寝る前のパンには、健康を害するリスクや体型を崩れさせるリスクなど、多くのデメリットが潜んでいます。
「寝る前に一口だけ……」と思っても、満腹感を得にくいパンはもう止まりません!
食べ始めたら最後、パンのデメリットを全身で感じることになります。
そんな恐ろしい事態を避けるために、この瞬間から寝る前のパンを断ちましょう!
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
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