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Anna
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- ブラックコーヒーやビターチョコを好むのは生まれつきの遺伝による事が判明
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皆さん、コーヒーはブラックがお好きですか?
もし、そのような嗜好があると、あなたはおそらくダークでビターな、甘みの少ないチョコレートが好きではないでしょうか。
カフェイン研究者のマリリン・コーネリス(ノースウェスタン大学ファインバーグ医学部予防医学准教授)によると、このような人は健康志向の傾向が強く、遺伝的にも勝者であると言っているそうです。
確かに筆者はブラックコーヒーを飲みますが、同時にダークチョコレートをつまみながら仕事をしている傾向があるので当てはまっています。
ある研究結果によると、適度な量のブラックコーヒー(大体、1日3〜5杯程度と言われています)が、パーキンソン病、心臓病、2型糖尿病、いくつかの種類の癌を含む特定の病気のリスクを、下げることが明らかにされているそうです。
特に、目覚めの朝の一杯のコーヒー(または紅茶)は、脳卒中と認知症のリスク低下と関連している可能性すらあるそうです。
しかし、この効果はあくまでも”ストレート”であることに限るとも、注意をされています。
例えば、ミルクや砂糖など、つい入れてしまいがちな甘味料は、肥満をはじめとする生活習慣病の可能性が出てきてしまいます。
更に、コーネリスと彼女のチームが行った先行研究の中で、1日に何杯もコーヒーを楽しむ人と、そうでない人がいるのは、ある遺伝子変異が関係している可能性が高いと発見しました。
「この遺伝子を持つ人は、カフェインの代謝が速いため、カフェインの刺激が早く消化され安く、より多くのコーヒーを飲む必要があります。」「このことは、ある人がコーヒーをたくさん飲んでも平気なのに対し、ある人はイライラしたり、とても不安になったりすることを説明できるかもしれません」と、彼女は説明をしています。
毎日、コーヒーを飲む習慣がある人、そうではない人いますよね。
コーヒーを飲み続けることで、身体にカフェインの耐性ができるという見方もありますが、確かにそもそもの遺伝子的な違いと言うのも多そうです。
しかし、あまりたくさん飲みすぎると、カフェインの過剰摂取で眠りにくくなったり、動機息切れを感じたり…なんていう症状を感じる人もいますよね。
ブラックコーヒーやダークチョコレートだけの話ではなく、耐性は人それぞれ。
何にしても遺伝的要素、体質は違うので、自分のキャパシティ内で、ほどほどに楽しむというのが良いのでしょうね。
また続いて、ダークチョコレートの利点について見ていきましょう。
ダークチョコレートは、多少のカフェインを含んでいますが、それ以上に”テオブロミン”と呼ばれる、カフェイン関連の神経系刺激剤として知られる化合物を多く含んでいることで知られています。
しかし、テオブロミンに関しては、多く摂取すればするほど、良いというものではない、ということも研究によって明らかにされています。
またダークチョコレートはカカオ含有量が高い分、カロリーも高いので、適量を間食に加えれば、一日の摂取量を抑えダイエットにつながるとされています。
さらに、ココアにフラバノール(エピカテキンとカテキン)がたくさん含まれている事から、心臓の健康に貢献し、糖尿病のリスクを減らすことができるという研究結果も出ているのだとか。
ブラックコーヒーにしても、ダークチョコレートにしても、愉しみながら口にして病気の予防につながるのなら良いですね。
たまにの、砂糖やミルクたっぷりのコーヒーも美味しいですが、毎日となるとカロリーオーバー、栄養が偏ってしまいやすいです。
無理に食べる必要は無いですが、意識を甘いキャラメルラテやチョコレートマフィンを減らして、ブラックコーヒーやダークチョコレートに切り替えることで、ここでご紹介をしたような健康的なメリットを得ることができるかもしれませんよ。
参照記事:A fan of black coffee and dark chocolate? It’s in your genes, a new study says – CNN
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記者 WRITERAnna
海外大学卒の専業ライター。
身の回りの生活を豊かにする知識を広めるために活動しています。
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