記者 WRITERSTERON編集部
HIROSHI
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- 精力を取り戻せる食材と天然成分!精力剤の原料全18種を解説
天然の有効成分で若いころの体質を取り戻す「精力剤」。
一体どんな成分が配合されているのでしょうか?
本当に効果はあるのでしょうか?
精力剤の原料である18種類の成分と効果を紹介します。
Contents [目次を開く]
日本人男性の3人に1人は勃起力低下(ED)に悩んでいると言われています。その数は1800万人を超えるともされています。そんな性機能低下に悩む男性の頼もしい味方が天然の有効成分を配合したサプリ(精力剤)です。今回はそんな精力剤の原料にもなっている天然の食材や成分18種類を紹介します。
精力剤とは
実は精力剤という商品は存在しません。
いきなり今回の内容が破綻してしまいます。しかし勘違いをしないでください。精力剤というカテゴリーが存在しないだけで、精力剤と呼ばれているサプリはあります。
精力剤とは天然由来の有効成分や食材を原料としているため、基本的には健康食品や栄養機能食品、指定医薬部外品に分類されるサプリの事を指します。ドラッグストア等で購入出来る一般的なサプリメントとの違いは複数の有効成分を目的とする効果効能別にブレンドしている点です。
つまり精力剤とは天然由来の成分を複数調合した効果にこだわって開発されたサプリメントなのです。精力剤の効果としては勃起力の向上やED改善、性欲向上、活力アップ、精子の質や量の改善などがあります。基本的には男性の性機能を改善するためのサプリが主です。
バイアグラ等のED治療薬との違い
勃起力向上やED改善と聞いてまず最初に頭に浮かぶのがバイアグラやシアリス等のED治療薬です。バイアグラやシアリスと精力剤は何が違うのでしょうか?バイアグラと精力の主な4つの違いを紹介します。
違い1:目的
バイアグラ等の医薬品と精力剤と呼ばれるサプリの一番の違いは商品の目的です。バイアグラは服用後の数時間の間、一時的に勃起しやすい状態を作る事が目的です。つまり一時的に立ちやすい状態を作るための非薬品です。対して精力剤は精力低下の原因を根本から解決する事が目的です。継続して飲む事で若いころのような精力の強い体質を取り戻すのが精力剤です。
違い2:副作用
もう一つの違いは副作用の危険性です。精力剤の原料は天然由来の成分や食材です。つまり人によってアレルギーは有るものの、基本的に副作用の心配はほとんどありません。対してバイアグラ等の医薬品にはもちろん副作用があります。死亡事例もあるため、日本国内では医師による処方が必要とされています。
違い3:効果が出るまでの時間
3つ目の違いは効果が表れるまでの時間です。バイアグラを開発販売するファイザー製薬はバイアグラを性行為を行う約1時間前に飲む事を推奨しています。飲んでから4時間前後勃起し易い状態になります。対して精力剤の目的は体質改善による精力アップです。基本的に精力剤を飲む事で効果を実感するには1~3カ月程度の期間が必要とされています。
違い4:効果
実はバイアグラが精力剤と呼ばれないのには大きな理由があります。一番の理由はバイアグラをはじめとするED治療薬には勃起促進以外の効果がない事です。対して精力剤は勃起力の改善だけではなく、性欲向上や活力アップ、精子の質改善など、精力全般を回復させる効果のある成分を配合しています。
精力改善効果のある成分と食材18選
精力剤と言っても多種多様なものが存在します。ドラッグストアの精力剤コーナーを訪れてみてください。黒のパッケージに金色の文字で商品名が書かれた怪しげな商品から、シンプルで医薬品のようなたたずまいの商品までバラエティに富んだパッケージが並びます。
ネットで購入できる精力剤も同様に多種多様です。その精力剤が購入するに値するかを知る一番の方法は配合されている成分の効果や配合量を知る事です。早速精力剤の原料として使われる事の多い成分や食材18種類の特徴を紹介していきます。
1.アルギニン
特徴
精力剤に必ずと言っても良いほど配合されているアルギニンはアミノ酸の一種です。成長ホルモン分泌を促進し、身長を伸ばしたり、筋肉を大きくしたりする作用があります。精力剤に配合されている理由は勃起力の改善に必要な一酸化窒素の生成するからです。
効果効能
アルギニンは体内でアンモニアを無毒化する働きをします。その際に、血管をリラックスさせる作用がある一酸化窒素を産出するのです。そのため血流が促進され、性的な興奮を感じた時により多くの血液がペニスに送り込めるようになります。このメカニズムを利用してED改善やペニス増大のサプリや精力剤の原料として活躍しています。
目安摂取量
ちなみに成人男性のアルギニンの最適摂取量は一日に2,000~4,000mgとされています[1]。カプセルや錠剤1粒に収まりきる量ではないので、効果にこだわっているサプリは一日に飲む錠剤の数が多くなる傾向があります。
▼アルギニンの効果効能詳細はこちら
2.ピクノジェノール(フランス海岸松)
特徴
勃起力改善に効果があるアルギニンと一緒に摂取することで相乗効果を生み出す成分がピクノジェノール。フランスの海岸部に自生する松の樹皮から抽出されたエキスで、1,000kgの樹皮からわずか1kgしか抽出されないほど有効成分を凝縮しています。
効果効能
ピクノジェノール単体でも抗酸化作用などの効果は期待できますが、男性にうれしい効果を最大で発揮するのは、アルギニンと一緒に摂るときです。アルギニンが持つ血行の改善効果をより強力にしてくれます。ブルガリアで行われた研究では、アルギニンとピクノジェノールをセットで12週間摂取したED患者の9割以上が改善を実感しました[2]。
目安摂取量
ピクノジェノール(フランス海岸松樹皮抽出物)の目安摂取量は一日当たり50mg以上が主です。
▼ピクノジェノールの効果効能詳細はこちら
3.シトルリン
特徴
シトルリンはスイカに豊富に含まれているアミノ酸の一種です。ちなみにスイカは天然のバイアグラとも呼ばれている食材です。アミノ酸の1つであるシトルリンもアルギニンと一緒に摂ることで相乗効果を期待できる成分です。
効果効能
アンモニアを無毒化するオルニチン回路で、アルギニンに変換されます。結果的に血流を促進する一酸化窒素の産出に携わるために、勃起力の向上に効果的な成分であることが分かっています[3]。ペニスの増大サプリ等で使用される事の多い成分です。
目安摂取量
シトルリンの目安摂取量は一日当たり800mgです。サプリメントではなくスイカでシトルリンと摂取する場合は、スイカ半玉分ほどに相当します。
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4.ランペップ
特徴
ランペップとは優良なタンパク源である卵白を特別な酵素で発行させることにより吸収しやすく改良した特別な成分です。2013年に京都にある株式会社ファーマーフーズが男性機能の改善効果がある成分として、特許を取得しています[6]。
効果効能
ランペップには血流を促進する効果があるため疲労の回復や冷え性、肩こりの改善効果があり、特許を取得しています。またランペップを開発した株式会社ファーマーフーズによると、ランペップを20名の男性に二週間摂取させたところ、勃起の硬さや持続時間の向上が確認されたそうです。
目安摂取量
ランペップを開発した株式会社ファーマーフーズによると一日の摂取目安量は500mgです[4]。ランペップが含む成分は卵白とほとんど同じですが、吸収効率が全く異なるため、同じ効果を得るためにはかなりの量の卵白を飲み込まなければいけないでしょう。
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5.クラチャイダム
特徴
クラチャイダムは最近話題になっているため、耳にした事がある男性も多いのではないでしょうか?クラチャイダムはタイを原産国とするショウガ科の植物です。日本では黒ショウガ、黒ウコンと呼ばれることもあります。
効果効能
クラチャイダムには勃起力改善に効果的なアルギニンの含有量がマカの倍以上あると言われています。またバイアグラと同様に勃起の妨げとなるPDE5と呼ばれる酵素の働きを阻害する効果もあります。血流促進による勃起力アップの効果が期待される成分です。
目安摂取量
クラチャイダムに明確な推奨摂取量は設定されておりませんが、一日に1,000mg~1,500mgを数カ月継続すると精力の改善に効果があると言われています[5]。
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6.亜鉛
特徴
亜鉛は人間の体の健康の維持に必要不可欠なミネラル分です。セックスミネラルと呼ばれるほど、男性機能に必要不可欠な成分です。性欲を向上させる作用のあるテストステロンを増やす効果があります[6]。レバーや牡蠣、肉等の食材に豊富に含まれている成分です。
効果効能
テストステロンは性欲や勃起力に密接に関連する物質です。テストステロンの分泌を促進する亜鉛には性欲を高める効果があります。またテストステロンには精子の質を高める効果もあります。
目安摂取量
亜鉛は体内に蓄えておくことができません。一方で一度に大量に摂ると吐き気や頭痛などの副作用が発生します。そのため毎日適切量を摂る必要がある成分です。厚生労働省によると亜鉛の推奨摂取量は10mgです。40mg以上で過剰摂取による副作用が発生する可能性があります[7]。
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7.マカ
特徴
マカは南米ペルーの高地で栽培されており、厳しい環境下でもしっかりと栄養を吸収して育つ植物です。かぶのような形が特徴です。テストステロンの分泌を促進する効果のある漢方食材です。
効果効能
ペルーでは古来から活力成分として愛用されてきました。テストステロンの分泌を促進する効果があるため、性欲の減退や勃起力の低下などの改善に用いられます。
目安摂取量
マカも昔から親しまれている漢方食材の一種で明確な摂取量は存在しません。一般的には1日に450mgを3回ほど飲むと良いとされています[8]。過剰摂取による副作用も少ない食材です。
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8.トンカットアリ
特徴
トンカットアリは東南アジアのジャングルが原産の漢方食材です。アルギニンと亜鉛を豊富に含んでいるため、原産国では性機能改善の漢方として愛用されていました。
効果効能
モテホルモンと呼ばれるテストステロンを増加させる効果もあり、性欲の正常化や精子の質の向上などの効果も期待できる成分です。東南アジアの研究機関を中心に、効果を科学的に証明する研究も活発に行われており、ストレスの緩和やダイエット効果なども証明されています。
目安摂取量
目的によってトンカットアリ抽出物の摂取量は異なります。一般的には男性の妊活には一日に200mgを3カ月以上、性欲向上には一日300mgを3カ月程度の摂取が推奨されています[9]。
▼トンカットアリの効果効能詳細はこちら
9.高麗人参
特徴
高麗人参は韓国原産の滋養強壮に効果がある高級漢方食材です。日本では奈良時代に韓国からの貢ぎ物として輸入されたのが最初のようです。韓国や中国では、古来から漢方として活躍をしており、疲労回復や活力アップ効果など、性機能以外の面でも様々なメリットがある成分です。
効果効能
ジンセノサイドという高麗人参特有の成分が、アミノ酸やタンパク質と結合し、精巣の機能を改善し性欲を高める効果があります。またED改善の効果も確認されています。
目安摂取量
高麗人参の抽出物も目的によって目安摂取量が異なります。勃起力改善を目的とした場合は、一日に1400mgから2700mgの摂取を12週間程継続する事が推奨されています[10]。
▼高麗人参の効果効能詳細はこちら
10.ビタミンB12
特徴
ビタミンB12はビタミンB群の一種です。豚のレバーやシジミなどに豊富に含まれている成分です。赤血球の生成や神経の機能を正常に保つ手助けをしてくれる成分です。
効果効能
ビタミンB12は特に男性機能に様々なメリットを与えてくれる成分です。精子の濃度や運動率を高めると同時に、DNAダメージを減少させるため、妊活中のカップルにはマストな成分と言えるでしょう[11]。男性だけでなく、女性にも多くのメリットがあるため、性別を問わずに妊活サプリには含まれている成分です。精力以外にも、血液を作る作用や脳の神経を機能維持、新陳代謝に関連している非常に重要な成分なのです[12]。
目安摂取量
ビタミンB12の一日当たりの推奨量は2.4㎍です[13]。
11.バイオペリン
特徴
バイオペリンはアメリカのサビンサコーポレーションが開発した黒コショウの抽出エキスです。黒コショウに含まれるピペリンと呼ばれる成分を極限まで濃縮したものがバイオペリンです。
効果効能
バイオペリンが精力剤に使われる一番の理由は一緒に摂取した成分の吸収率を飛躍的に向上させることです。性機能の向上に必要な漢方成分やミネラルの吸収を促進してくれるため、ほかの有効成分と組み合わせて利用されます。
もちろん、それ以外にも多くの健康効果があり、代謝促進によるダイエット効果[14]、うつ症状の緩和[15]、記憶力の向上[16]やアンチエイジング効果[17]なども期待できます。
目安摂取量
バイオペリンを開発したサビンサコーポレーションによると、1日の推奨摂取量は5mgとのことです。実際にサビンサコーポレーションが臨床実験を行った際には、被験者のバイオペリン摂取量は5mgでした。この摂取量で十分な効果が証明されています。
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12.アスパラギン酸
特徴
アスパラギン酸はアスパラガスから見つかったアミノ酸です。そのため名前がアスパラガスに似ています。アルギニンとシトルリンと同様にオルニチン回路で主に消費される栄養成分です。
効果効能
精力の向上[18]に加え、美肌効果[19]や疲労回復効果[20]など、さまざまな効果があるアミノ酸です。また、性欲向上や精子の質を高めるテストステロンの分泌を促す作用がある事も確認されています[21]。
目安摂取量
アスパラギン酸の推奨摂取量は明確には決められていませんが、テストステロンの向上効果を目的とするのであれば、これまでの研究結果から3g〜6g程度の摂取がいいのではと考えられます。
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13.ガラナ
特徴
ガラナはブラジルのアマゾン川流域に生息する植物です。形はベリーに似た食材です。精力剤では種子を粉末にして配合しています。ちなみに、ガラナの種子は原産国のブラジルでは不老不死の薬として重宝されていました。
効果効能
ガラナの特徴はコーヒーの2倍のカフェイン配合量と強力な抗酸化作用です。勃起や性欲等の性機能には直接的な影響が少ない成分ではありますが、カフェインには運動能力の向上や覚醒作用があるため、精力剤の原料として昔から人気のある成分です。
目安摂取量
ガラナには基本的には推奨摂取量は定められてはいません。しかし覚醒作用やエナジーチャージを目的に一日に200mg~800mgの範囲で使用されるケースは多いようです[22]。
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14.カルニチン
特徴
カルニチンとはアミノ酸から生合成される成分です。体内の筋肉細胞に豊富に存在しており、脂質の代謝には必要不可欠な物質です。
効果効能
カルニチンのサプリが利用される一番の理由はダイエットの促進効果です。カルニチンは脂質をエネルギーに変換する効果があるため、体脂肪が蓄積されるのを防ぐ事が出来るのです。また、生殖機能の改善にも効果があるとされています。
目安摂取量
カルニチンは推奨摂取量が定められていない成分です。男性の生殖機能改善における調査では一日に2000~3000mgを数回に分けて摂取されました[23]。一日に3000mg以上の摂取は過剰摂取による副作用が発生する可能性があります[24]。
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15.フェヌグリーク(テストフェン)
特徴
フェヌグリークは地中海原産のハーブの一種です。ヨーロッパでは古くから漢方として胃腸障害の改善や強壮作用を目的に親しまれている植物です。フェヌグリークの種子の抽出物であるテストフェンも精力剤の原料として有名です。
効果効能
フェヌグリークには、男性に欠かせないテストステロンを向上させる効果があることが論文で発表されています。ただし、この論文には疑問が投げかけられているため、信じすぎるのは注意が必要です。またテストステロンの分泌促進以外でもフェヌグリークには糖尿病[25]や性欲減退[26]、食欲をコントロールする効果がある事も実験で確認されています。
目安摂取量
フェヌグリークの目安摂取量は定められていません。性機能改善に関する実験ではフェヌグリークの抽出物であるテストフェンを一日あたり600mgが投与されました。
16.セレン
特徴
セレンは体に欠かすことができない必須ミネラルの1つです。高い抗酸化作用があるため、活性酸素を取り除き体を若々しく保つために必要な成分として重宝されています。
効果効能
精力面でも効果があることがわかっており、特に重要なのは精子の質を向上させて妊活を強力にサポートする効果です。テストステロンの分泌を促す効果があることも研究で分かっているため、男性には欠かすことができないと言えるでしょう。主に妊活サプリの原料として使用される事が多い成分です。
目安摂取量
セレンの一日の推奨量は成人男性の場合は30㎍です[27]。耐容上限量は460㎍とされています。
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17.オキソアミヂン
特徴
においが気になるニンニクは、精力食材として非常に有名な食品です。しかし、にんにくのにおいは気になりますよね。次の日まで残ってしまうことも少なくありません。そんなニンニクのにおいを取り除き、有効成分だけを凝縮したのがオキソアミヂンです。京大農学博士でニンニク博士とも呼ばれていた小湊教授によって発見された成分で、精力サプリや健康サプリでも多く使われています。
効果効能
オキソアミヂンには滋養強壮効果に加え、悪玉コレステロール値を低下させる事による血流促進の効果があります。そのため下半身の血液循環機能改善によるED改善を目的とした精力剤に利用されています。
目安摂取量
オキソアミヂンの推奨摂取量は、構成労働省などの行政からは指定されていません。しかしながら、一般的には200mg程度を継続的に摂取することで、滋養強壮などの効果を実感できると言われています。
▼オキソアミヂンの効果効能詳細はこちら
18.オルニチン
特徴
オルニチンは、アルギニンやシトルリンと一緒にオルニチン回路でアンモニアの無毒化を行っているアミノ酸です。しじみに豊富に含まれている成分です。
効果効能
肝機能の向上効果が期待でき、アルコールの分解には欠かすことができません。また、疲労回復や運動能力の向上など滋養強壮面での効果も期待できます。性機能向上よりも滋養強壮効果による精力アップに適した成分です。
目安摂取量
オルニチンの明確な摂取量は定められていません。海外の医療データベース「Examine.com」は、オルニチンの効果効能に関する臨床実験を複数調査した結果、明確な効果が発揮された実験の多くは一日2000mg~6000mgを摂取してるケースが多かったと発表しています[15]。
▼オルニチンの効果効能詳細はこちら
【まとめ】各成分の組み合わせが重要
精力剤の原料として使われる代表的な18種類の成分の効果や摂取量を紹介しました。もちろんこれらの成分が全てを含まれている精力剤を見つける事は出来ません。
またたくさんの種類が含まれている程効果が高いわけではありません。失敗しない精力剤を選ぶときに最も大切な事は、種類の数や配合量よりも最適な組み合わせかどうかです。
今回紹介した成分にはそれぞれ相性というものが存在します。組み合わせて摂取する事で、単体で摂取するよりも高い効果を発揮する事があるのです。とはいえ自分で論文を片っ端から読み漁って調合するわけにはいきません。
STERON編集部では100種類以上のサプリの配合成分や量、組み合わせを調査した結果を精力剤ランキングにしています。失敗しない精力剤を選ぶために是非参考にして下さい。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERHIROSHI
STERON編集部
健康食品のOEMメーカーにて10年間勤務。その後性に関する某ベンチャー企業にて商品の企画開発に従事。
仕事でもプライベートでも性を医療的側面から見ているので、常に冷静な顔でとんでもないページを見ています。
過去の経験を生かし、科学的な根拠にもとづいた記事の執筆を心がけています。
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