知らずにやってしまっている?遅漏を引き起こす8つの原因

2019.03.18

射精に関する問題や悩みは多くの場合は後天性のものです。
つまり遅漏の原因の多くは日頃の習慣や行動によるものです。
遅漏を招く主な原因8個を紹介します!

  • 記者 WRITER
    江原 まさと(STERON編集部)

遅漏とは?

早漏の定義はしっかりと定義されています。「挿入後1分以内に射精してしまうこと」です。明確ですね。

一方で遅漏の定義は明確に定義されていません。一般的なセックスの傾向や女性からの意見で仮定義するしかない状態です。それを統合すると遅漏の方には次のような特徴があります。

  • 性行為の際に全く射精が出来ない
  • 挿入後20分以上射精ができない
  • 射精に時間がかかり、女性が疲弊してしまう
  • 射精前に、勃起が収まってしまう

上記の項目のいずれかに当てはまると、セックスがそこまで楽しめていないのではないでしょうか。

 

遅漏の8つの原因

遅漏を引き起こす原因は1つではありません。ここからは原因となり得る生活習慣や原因を見ていきましょう。

 

不適切なオナニーは危険

AVを見る男性

オナニーの頻度が多すぎたり、刺激が強すぎるオナニーは遅漏の最も多い原因です。例えば、頻度。遅漏であると感じているにも関わらず、週に三回以上オナニーをしているのであれば、頻度が多すぎることによって遅漏になっている可能性があります。

頻度に加え、オナニーをするときの刺激の強さもセックスで射精をコントロールできるかどうか重要なポイント。

ペニスを床にこすりつけて行う床オナニーや、太ももに挟んで刺激を与えるオナニーなど、膣よりも圧倒的に強い力でのオナニーは非常に危険です。ペニスが強い刺激になれてしまうと、セックスを通じて得られる性的刺激では、満足に射精に至れなくなる可能性があります。

とはいえ、適切な強さを身につけるのは中々難しいものです。目安としては、皮を剥いた状態のバナナの形が少し変わる程度の強さで握るのがいいでしょう。

 

精神的な理由もあり得る

トラウマを抱える男性

セックスを楽しめていない場合、意図しないタイミングで射精してしまう早漏や、いつまでも射精に至れない遅漏になりがち。

そして、セックスを楽しめないのは、精神的な理由があることも少なくありません。例えば、ベッド上でのパフォーマンスに自信が無い場合が考えられます。

過去に女性から心ない言葉を浴びせられたことが原因かもしれませんし、自分の理想のセックスが実現できていないことによる自信の喪失かもしれません。

また、セックス以外の精神的なトラウマが遅漏の原因になっていることもあります。過去の例だと、幼いときに虐待を経験していたり、育児放棄を受けた経験も成人後の遅漏の原因になり得るとのことです。

 

特定のシチュエーションにしか興奮しない

特殊な性癖

射精とは、性的な興奮や刺激が一定以上に達することで発生します。

しかしながら、特定のフェチズムに特化してしまうと、通常のセックスでは射精に至るほど性的な刺激や興奮を得ることができない可能性があるのです。例えば性的刺激の強いAVの見過ぎなどが原因になり易いでしょう。

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実現できる範囲内のフェチズムなのかどうかを見極め、可能なのであれば、パートナーと相談の上、試してみることが解決への第一歩でしょう。

 

普段飲んでいる薬の副作用

医薬品

薬の服用も遅漏の原因となりえます。特に次に挙げるような薬に注意してください。

  • SSRI系の抗うつ剤
  • 精神抑制剤
  • 高血圧の薬[1]
  • 痛み止め
  • 前立腺肥大の薬

上記いずれの薬も感覚を鈍らせる成分が含まれています。

例えば、SSRI系の抗うつ剤には、注意が必要です。幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを増加させる一方で、興奮作用を担うドーパミンの分泌量を抑えるため、十分な性的興奮を得られなくなる可能性があります。

抗うつ剤は、EDの原因になるとも言われているほど性機能を低下させてしまいます。これらを服用していて、かつ性機能の低下を感じている場合は、かかりつけの医師への相談をおすすめします。性機能への影響が少ない薬へ変更してもらえる可能性がありますよ。

 

加齢による体の衰え

テストステロン量の低下

年齢を重ねることで性機能が低下することは、誰もが認識していることでしょう。

勃起力に加え、射精のコントロール能力も低下してしまうのです。一番大きな原因は筋力の低下です。年齢を重ねるとともに、射精に関連する筋力も低下します。そのため、我慢したくても我慢できないことや、射精したくても射精できない状況に陥るのです。

加齢とともに性刺激に対する感度が低下するのも、遅漏の原因となります。

 

過度なアルコール摂取

お酒を飲んでいる男性

一過性ではありますが、過度なアルコール摂取も遅漏の原因となります。

アルコールには神経を麻痺させる効果があることは誰でも知っていることでしょう。フラフラになるほど酔っ払って倒れてしまっても痛みを感じなかったことが誰にでもあるのではないでしょうか。

麻痺するのは痛覚だけではありません。性的な刺激に対する感覚も失われます。そのため、過度のアルコール摂取をした後は、そもそも勃起しない状況に陥ったり、十分な性的刺激を得られず、射精に至れなくなる可能性があるのです。

 

病気によるもの

病気の肥満男性

骨盤神経の異常や前立腺肥大など前立腺に関連する病気、糖尿病などの病気は射精の問題を引き起こすことがあります。

これらの病気はペニスから脳へ精嚢など適切な器官への性的刺激の伝達を阻害します。そのために、射精に至れないことや時間がかかるこ事態に陥るのです。

また、治療のための薬が遅漏の原因となることもあります。このような病気を患っており、射精障害に悩んでいるようであれば、医師への相談をおすすめします。

 

性行為での刺激によるもの

カップル

単純にセックスのテクニックが足りていないことで遅漏の原因となっている可能性も十分にあります。例えば、膣が十分に潤っていない場合、潤っている場合と比較して性的な刺激は少なくなるでしょう。

体位によっても刺激量は異なります。対面座位など性的な刺激が弱い体位を中心にセックスを行っていると射精まで時間がかかることがあるでしょう。

 

これらの原因が複雑に絡み合っている可能性も

いかがでしたでしょうか。今回は、遅漏を引き起こす可能性がある項目をご紹介しました。

一見すると、長い時間セックスを楽しめるため、得がありそうに見える遅漏ですが、女性心身を傷付けてしまう可能性もある症状です。

「射精を我慢できる」のと「射精ができない」のは全く異なることを頭にいれておいてくださいね。

目標とすべきは射精を我慢できる状態です。そのために、しっかりと原因を特定して、射精コントロールと遅漏改善を目指しましょう。

 

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITER江原 まさと(STERON編集部)

    STEORN編集部
    「性をロジカルに」をモットーに記事を執筆。これまで感覚的に語られてきた”性”というテーマを学術的・科学的根拠に基づいて伝えていきたい。ティーコンシェルジュの知識を活かし、健康問題の解決に向けたハーブティーのブレンドもこなす。

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