媚薬にもなるって本当?チョコが性欲を高める3つの理由

公開日:2022/10/30
更新日:2022/10/31

性欲を高めたいとき、皆さんはどうしていますか?
実は媚薬や精力剤をわざわざ買わなくても、チョコレートで代用できるそうなんです!
理由は、チョコレートに含まれる成分にあります。
今回はチョコレートが性欲を高める3つの理由と、食べるときの注意点5つをご紹介!
チョコレートを上手く活用して、濃密な夜を過ごしてくださいね!

  • 記者 WRITERSTERON編集部
    ニュース担当

チョコは媚薬?性欲をあげる3つの理由

「性欲を高めるために媚薬を使いたい」

「でも媚薬って使ったことないからちょっと不安、、、」

と一度でも考えた経験がある方!

私はもちろんあります。

恋人同士や夫婦にとってセックスはコミュニケーションの一つでもあるので、性欲をあげるって意外と大切なんですよね。

自分は性欲高いけど相手があまり乗り気じゃない、反対に相手の性欲が高すぎてついていけない…。

実はこういったすれ違いを感じているカップルは意外に多いようです。

そんな時に活躍するのが性欲を高める媚薬ですが、わざわざアダルトショップで購入しなくてもチョコレートで代用できるのだとか!

これは朗報ですね。

アダルトショップで購入するのは少しドキドキするし、効きすぎたらどうしようという不安もあります。

でもチョコレートならコンビニで手軽に購入できて、普段食べているものなので不安もありません。

本当に媚薬として代用できるなら今すぐにでも試したいですよね!

そこで今回は、チョコレートが媚薬と呼ばれる所以、性欲を高める効果が期待できる要素について調査してみました。

 

1.「幸せホルモン」のリラックス作用で興奮しやすい状態に!

性的興奮を得るには、まず精神的にリラックスしている状況を作る必要があります。

日々忙しく仕事をしているサラリーマンは、仕事中に交感神経を働かせて緊張状態を保っているんです。

交感神経の緊張は性欲を抑制する働きがあるため、状況的に性欲は上がりにくいでしょう。

しかし、家に帰って緊張が解けると体がリラックス状態となり、副交感神経が動き出します。

この切り替えがうまくいけば自然と性欲は沸き立ってきますが、なにせ現代はストレス社会です。

残業が続けば体の疲れは取れないし、不安やプレッシャーが強ければストレスでとてもリラックスできません。

特に男性は緊張状態のままセックスしようとするといまいち興奮できなかったり、勃ちが悪くなったりするので、余計なストレスが増えるだけです。

そこで注目したいのが「チョコレート」。

チョコレートに含まれるセロトニン、フェネチルアミン等の幸せホルモンには、リラックス作用があります。[1]

この幸せホルモンを増やすと精神的に安定し、性欲を高めやすい状況を作れるのです。

うつ病などではセロトニンが低値になると言われています。セロトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある伝達物質です。そのためセロトニンを増やすことで精神的な安定が得られると言われ、最近では「幸福物質」や「幸せホルモン」と呼ばれテレビなどでも取り上げられるようになりました。(引用:東邦大学医療センター

また、チョコレートに含まれるカフェインもストレス軽減に有用。[2]

食べる行為自体に幸福感を感じて体がリラックスする人も多いので、考え事が多い人やストレス過多になっている人はぜひ積極的に取り入れて欲しい方法です。

 

2.抗酸化物質によりテストステロンが増加する!

カカオに含まれるカカオポリフェノールは、強い抗酸化作用を持つ成分です。

抗酸化作用とは活性酸素による酸化を抑え体を守ることで、老化やがん、生活習慣病の予防にも繋がっているとても大切な役割があります。

実は活性酸素のダメージは精巣にも影響を与えるため、精巣で生産されているテストステロンが減少してしまうのです。

テストステロンは性欲を司るホルモン。体内量が増えるほど性欲は高まります。

ゆえに、抗酸化物質によって精巣へのダメージを予防すれば、性欲を上げ続けられるというわけです。

その救世主がチョコレート

普段からチョコレートを摂取していれば、テストステロンが増加して性欲で悩む機会が減るでしょう。

さらに精巣へのダメージが予防されれば、精子を作る役割をしっかりと果たしてくれるため、精子の生産量も増えていきます

セックスの時に精子量が多いと、ドクドクと勢いよく射精できるので、気持ち良さが病みつきに!

年齢とともに射精感が弱くなってセックスが気持ち良くない、満たされないから性欲が湧かないと思っている方は、精子量を増やせば解決です。

加えて、抗酸化作用で血管の健康を保つと血流が促進され、勃起力の向上も期待できます。

イタリアのバーリ大学の研究では、チョコレートに含まれるポリフェノールが血管の健康を保つとわかりました。[3]

勃起は海綿体へ血液が一気に流れ込み、その圧力によって起こる現象です。

ゆえに、血管が健康でなかったり、血流が悪かったりすると勃起しにくい状態になってしまいます。

「最近勃起しにくくなったな、、、」と悩んでいるのであれば、チョコレートを食べて血流を改善すると解決するかもしれません。

 

3.高エネルギーによる栄養補給で体力がつく

実はチョコレートは高エネルギーで、体力維持に役立ちます。

要は疲れている時の栄養補給になるのです。

体力が落ちていたり、疲れて夜まで気が持たなそうな時、エナジードリンクをコンビニで買った経験はありませんか?

エナジードリンクはカフェインやビタミン、アミノ酸等の栄養成分が含まれており、疲労回復が期待できます。

チョコレートも同じで、カフェインや糖分、ビタミン、ミネラル、食物繊維等を同時に摂取できる、かなり優秀な食品です。

カフェインは体を覚醒状態にさせ、脳に糖分がまわると頭が冴えて疲労を回復させます。

他にも便通をよくしたり、体の老化を防いだりと、チョコレートには体の不調を解消する要素がたくさん!

疲れた体や頭をそのままにすると疲労はどんどん蓄積され、だるさやストレスの原因となります。

そんな状態では性欲なんて湧きませんよね。

したがって、性欲をあげるためには体力回復が必要不可欠

毎日の疲れで体が疲弊し、性欲に影響している方は、チョコレートの摂取が非常にオススメです。

 

チョコで性欲をあげるなら気を付けるべきこと

チョコレートで性欲を高められるとわかりましたが、摂取する際の注意点が5つあります。

むやみに「お気に入りのチョコだから」と摂取すると、不調の原因になってしまう場合も、、、

そうならないために、チョコレートで性欲を高めたいと思った時に注意すべきポイントを紹介していきます。

 

1.選ぶならハイカカオチョコにしよう

チョコレートの性欲増強効果は、カカオが持つ成分に期待できるため、カカオ含有量の多いハイカカオチョコレートを選びましょう。

具体的な成分は、抗酸化物質であるカカオポリフェノールや、テストステロンの材料となる亜鉛等。

特に亜鉛は体内に蓄積されない成分なので、毎日何かしらの方法で摂取しなければなりません。

牡蠣や肉類、豆類等から摂取可能ですが、もっとも手軽に摂れるのがチョコレート。

アメリカで行われた研究では、亜鉛がテストステロンの生成に重要な役割を持つとわかっています。

亜鉛不足の若い男性4名の男性ホルモン(テストステロン)値を測定したの結果、亜鉛不足になった男性は、男性ホルモンの量が通常より75%低下していました。

さらに、亜鉛の摂取量を増やすと、高齢者の男性ホルモン(テストステロン)値がほぼ2倍になるという結果も出ています。[4]

男性にとって亜鉛不足はかなり深刻な問題!

テストステロン量の維持は、性欲を高める必須条件なんです。

カカオポリフェノールについては先ほどお伝えした通りなので、どれだけ体に大切かはご理解いただけていると思います。

甘くて美味しいミルクチョコレートにもカカオが含まれていますが、性欲を高めたいならカカオの含有量が多いハイカカオチョコレートが断然オススメです。

2022年にセルビアで行われた研究では、ハイカカオチョコレートはよりポリフェノールの含有量が高いとわかっています。[5]

ホワイトチョコレートにもカカオは含まれていますが、あの白い色はカカオ豆の脂肪分

ハイカカオチョコがないからといって迂闊にホワイトチョコに手を出すと、性欲は改善されないまま太っていくデメリットばかりです。

1日も早く結果を出すためにも、必ずハイカカオチョコレートを選ぶようにしましょう。

 

2.効果は一瞬!使い所を見極めて活用しよう

チョコを食べた時に分泌されるフェネチルアミンは、一瞬で分解されて効果を失ってしまうホルモンです。

恋愛感情に関わる脳内ホルモンに影響しており、別名「恋愛ホルモン」とも呼ばれています。

具体的にはドーパミンやノルアドレナリンに影響を与え、これらの放出を促すホルモンです。

ドーパミンはやる気や意欲を高め、ノルアドレナリンは強いストレスを感じた時に放出されるホルモン。

これらのバランスが保たれている時、人は恋愛への意欲が湧いたり、快感を得たりすると言われています。

つまり、フェネチルアミンが分泌されると、普段よりも気持ちを高ぶらせ、興奮状態にもっていきやすくなるのです。

2007年、イギリスでは20代のカップルにを対象に、チョコレートを摂取した後とキスをした後の脳波と心拍数を比較した実験が行われました[6]

その結果、チョコレートはキスよりも長時間興奮作用が続き、且つ興奮しやすい状態を作り出すと判明。

時間として、キスの4倍程もあったようです。

性欲が上がらない時の救世主のような成分ですね。

そしてここで重要なのが摂取するタイミング。

先ほどもお伝えしたように、フェネチルアミンの効果は一瞬です。[7]

日中食べて夜まで効果が続くわけではないので、性的興奮を得たいタイミング、つまりベッドインする直前に食べるようにしましょう。

チョコレートの香りや味わいは雰囲気作りにも最適です。

より雰囲気を出しつつ興奮度をあげたいのであれば、口の中で溶かしながら食べるのが◎

普通に食べるよりも、口の中で溶かしたほうがエロティックで興奮できるはず!

男女の差はないので、相手と一緒にチョコレートを舐めながら雰囲気作りができれば最高ですね。

 

3.摂りすぎは逆に性欲を下げてEDを引き起こす!

チョコレートは糖分と脂肪分の塊です。

よって、摂りすぎは肥満や糖尿病に繋がってしまいます。

生活習慣病の一つとなっている糖尿病は、年齢を重ねれば重ねるほど気をつけなければいけません。

もちろん健康上の理由として注意したい部分ではありますが、実は糖尿病と性欲は密接な関係にあります

血糖値の高い状態が続くと血管や神経が傷つき、血流悪化や神経障害が起きて脳からの伝達が不十分になるなどの恐れも。

先ほどもお伝えしたように、勃起には血液が必要不可欠です!

ゆえに、高血糖による影響でEDに悩まされるリスクが高まります。

実際、糖尿病患者のEDは健常な男性の2倍

出典:浜松町第一クリニック(https://www.hama1-cl.jp/about_ed/diabetes_ed/)

ハイカカオチョコレートはミルクチョコレートよりも糖分や脂肪分を抑えられますが、それでも必要以上に食べれば太ります。

さらに、血行が悪くなって悪玉コレステロールが増えると、テストステロンも低下

EDだけでなくテストステロンによって高められる性欲もなくなってしまうため、かなり注意が必要です。

これは男性に限った話ではなく、女性も糖尿病になると性的興奮障害と呼ばれる状態に陥り、性行為の満足感が損なわれていきます。

高血糖によって神経が傷つくために興奮や快感を感じにくくなり、セックスに喜びを見い出せず痛みを感じるようになる病気です。

チョコレートに限らず、普段からよく甘いものを摂取する人やすでに糖尿病予備軍と診断されている人は、まず1日の摂取量を超えないよう心がけましょう。

1日のチョコレートの摂取量は5〜10g程度です。[8]

チョコレートが持つプラスの効果を発揮させるためにも、摂取量はきちんと守ってくださいね。

 

4.就寝前のチョコは睡眠の質を下げる!

夜寝る前にチョコレートを食べると、睡眠の質を下げて疲れが取れない体になってしまうので注意しましょう。

チョコレートに含まれるカフェインはアルカロイドの1種であり、覚醒作用や興奮作用、利尿作用等があります。

眠気を覚ますために朝コーヒーを飲む人はいますが、寝る前にコーヒーをわざわざ飲む人っていませんよね?

本来寝る時間に眠れず、寝ても中途覚醒を繰り返してしまっては、体の疲れが取れず、翌日の気力や体力が損なわれます。

それだけではありません。

睡眠の質の低下は性欲に大切なテストステロンの低下にも繋がります

シカゴ大学の研究チームが行なった調査によると、1週間寝不足が続いた人とそうでない人のテストステロンを比較した結果、寝不足が続いた人は15%もテストステロンの値が低いとわかりました。[9]

調査した際の睡眠時間は、5時間と9時間の男性です。

毎日仕事をしていれば9時間も寝るのは難しいかもしれませんが、テストステロンの量を増やすには最低でも6時間〜8時間の睡眠時間が必要といえます。

そもそもテストステロンを高めるためには、基礎的な健康(運動習慣、食事習慣、睡眠習慣)を整えるのがとても重要。

テストステロンをたくさん分泌する体づくりをしなければ、性欲が高まらないどころか日々生活するのもやっと、、、という毎日を送らなければなりません。

それほど、人の体を健康に保つために睡眠は大切なんです。

夜寝る前にチョコレートを食べないのはもちろん、つい寝るのが遅くなってしまう方は、まず睡眠時間の確保を優先してみましょう。

 

5.貧血で勃起力低下の可能性も

チョコレートの主な成分であるタンニンは、体内で鉄と結びつき吸収されにくい栄養に変化するポリフェノールの一種です。

ゆえに、タンニンを摂りすぎると血中の鉄分が不足し、貧血状態になります。

貧血は血液中のヘモグロビンが減少している状態のこと。

ヘモグロビンは身体中に酸素を運ぶなどの重要な役割を担っているため、減少すると全身の倦怠感や息切れ、動機等様々な不調が現れます。

勃起障害も例外ではありません。

貧血状態になると血行が阻害されるので、勃起力が低下する事態が考えられます。

勃起力が下がると性欲が激減し、射精した後の快感も得難くなるでしょう。

「セックスしても気持ち良くない」と思ったら、セックスへの意欲や関心もなくなってしまいますよね。

少量のチョコレートであればタンニンの摂りすぎにはならないので、性欲を高めるために1日の摂取量を必ず守るようにしましょう。

間違っても大量のチョコレートを一気に食べないでくださいね。

 

まとめ:適量を守ってチョコの性欲増強サポートを得よう!

チョコレートには確かに性欲を高める効果が期待ができますが、食べ過ぎは体に悪影響をもたらします

健康を損なうほか、逆に性欲を低下させたり男性機能を損なったりするリスクも。

チョコレートの摂取目安は国が決めて発表しているデータがあるため、参考にしながら摂取するのがオススメです。

正しく摂取すれば性欲増強を期待できるので、うまく利用して手軽に性欲を高めていきましょう!

 

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITERニュース担当

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