【要注意】ペットが大人のおもちゃを食べてしまう事件が多発

公開日:2020/02/02
更新日:2023/03/13

大人のおもちゃを食べるペット

近年一気に普及し始めた大人のおもちゃ。
最近ではおしゃれなセルフプレジャーグッズとして認知され始めています。
しかしもしあなたがペットを飼っているなら注意が必要。
なんと大人のおもちゃを食べてしまう犬や猫が多発しているのです。

  • 記者 WRITERSTERON編集部
    ニュース担当

犬や猫が大人のおもちゃを食べる?

近年バイブやローター、ディルド等の大人のおもちゃが普及し始めています。

TENGA社の調査によれば、日本人女性の大人のおもちゃ所有率は約19%。つまり5人に1人の女性は大人のおもちゃを持っているという事[1]

しかしアメリカはさらに性にオープン。なんとアメリカ人女性の大人のおもちゃ所有率は約42%。約半分近くの女性がバイブやローター、ディルド等を持っている計算になります。

そんな実状もあってか、今海外ではある事件が多発しているのです。

それこそが、ペットが大人のおもちゃを食べてしまう事件。

  • 犬がバイブを食べてしまった
  • 猫がディルドを咥えていった
  • 犬がルームメイトのローターを壊した
  • 3万円以上もするバイブが台無し

このようなツイートや投稿が毎日のようにSNSに上がっているのです。

海外製品のラブグッズを愛犬に食われた…確かに私の臭いがするんだろうけど…高かったのにもう使えないよ(30代女性 販売員)

特に日本と違い、海外製の大人のおもちゃはセルフプレジャーグッズと呼ばれており、非常にオシャレで高級。そんな大切なセルフプレジャーグッズを壊されたと怒り狂う女性が続出中なのです。

 

大人のおもちゃはペットにとって魅力的

なぜペットが大人のおもちゃに興味を持つのか。

ペットの犬がことごとくラブグッズを壊していく…。引き出しにしまってるのにわざわざ開けてまで( ;∀;)何がそんなに気になっちゃうの~(20代女性 アパレル関係)

犬や猫の気持ちは誰にもわかりません。

しかしアメリカ在住の獣医であるBen Golas医師は、大人のおもちゃが動物用の骨やボール等のおもちゃに似ている事が原因であると話しています。

カラフルでゴム製の細長いペット用のおもちゃは、女性用のシリコン製のディルドやバイブに確かに似ています。

また同じくカナダのトロント在住の獣医であるElizabeth Myers医師は大人のおもちゃに使われている素材の匂いが、動物に好かれる匂いである事も原因であると語っています[2]

しかし見た目が似ている素材でも、強度は全く別物。大人のおもちゃは簡単に砕けてしまうため、ペットの健康にも害を与えてしまうリスクがあるのです。

 

外科手術に発展した事件も

獣医

獣医のMyers医師は、自身が2003年に担当した診察の約25%が大人のおもちゃに関する案件であったと発表しています。日本では想像できないようなケース。

Myers医師が担当した診察や治療、手術には次のようなケースがあったそうです。

  • 犬のお腹から大人のおもちゃのシリコン素材が出てきた
  • フェレットのお腹に使用済コンドームが入っていた
  • 猫が食べたおもちゃの毒性検査
  • 犬が電動バイブで感電してしまった

このように実際に放置していた大人のおもちゃが原因でペットの生命の危機に関わる深刻な事件にも発展しているようです。

 

ペットが届かないところに保管

シリコン製のディルドやバイブなどは犬用のおもちゃに見た目も素材をそっくり。専門家は必ず犬や猫が触れられない場所で保管するように注意喚起を促しています。

ペット用のおもちゃに似ていないから放置しておいても大丈夫!という考え方はNG。

なぜならペットが大人のおもちゃを食べたり壊したりする理由は似ているからだけではないから。実際に2万円するSM用ロープにおしっこをかけたり、プラスチック製のハイテクディルドが破壊されたケースもあるのです。

最悪、SM用のロープで遊ぶのはわかる。けどかったいディルドを再起不能にするまで噛む必要あるのか?君??可愛いから許すけど、これは君のおもちゃじゃなくて、私のおもちゃだからね(30代女性 金融関係)

ペットのオーナーが普段から高頻度で大人のおもちゃで楽しんでいる事によって、自分がかまってもらえないというジェラシー。また電動バイブの振動音がうるさく普段から深いに思っている事による怒りのはけ口。

これらの理由でおもちゃとしては認識していないにもかかわらず、ペットが意図的にセルフプレジャーグッズを破壊する事例もあるようです。

必ずペットの手の届かない高い所で、しっかりと袋やバッグに入れて大切に保管するようにしましょう。

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  • 記者 WRITERニュース担当

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