【医師監修】柔軟性を高めて勃起力アップ?男のヨガストレッチ

公開日:2018/12/27
更新日:2019/04/11

勃起と柔軟性の関係性アイキャッチ

柔軟性を高めると多くの健康メリットが得られるということを聞いたことが方は多いでしょう。
実は、その中に勃起力の向上も期待できるのです。
そこで今回は、柔軟性を高めることで得られるメリットと勃起力の関連性、おすすめの柔軟方法をご紹介します!

  • 記者 WRITER
    江原 まさと(STERON編集部)

柔軟性とは   

柔軟性とは何か知っていますか?

厚生労働省のウェブサイトによると、柔軟性とは「筋肉と腱が伸びる能力」であり、筋力や瞬発力と同様に基本的な運動能力の1つとのことです[1]

さらに、柔軟性は関節可動域を表す静的柔軟性と、関節可動域の広さを表す動的柔軟性の2つに分類することできます。ストレッチをすることで、この2つの柔軟性を向上させることができます。

では、ストレッチが柔軟性に効果があるのはなぜなのでしょうか。

現代人の多くはデスクワークをしています。一日中、ほとんど身体を動かさないことによって、筋肉は凝り固まってしまいます。

この凝り固まった筋肉が身体を硬くする原因です。ストレッチを行うことで、この凝り固まった筋肉を引き延ばし、伸縮性を向上させることで、身体に柔軟性を取り戻すことができます。

 

柔軟性を高めることで得られるメリット          

柔軟性

ストレッチをして柔軟性を取り戻すことによる最も基本的なメリットは血行が良くなることです。

筋肉が凝り固まった状態だと、筋肉の硬さによって血管にかかる圧力が高くなります。この状態だと、血管の中を血がうまく通ることが出来ません。

ストレッチは筋肉を伸縮させ、凝り固まった状態を解消します。結果として血管にかかる圧力が小さくなり、血行が促進されます。つまり、ストレッチの効果とは、血行促進による効果を期待するものです。

血行が良くなることによる身体へのメリットは次のようなものがあります。

 

肩こりや腰痛の改善

腰痛

デスクワークなどで、同じ姿勢をずっと保ち続けることによる肩こりは経験したことがあるのではないでしょうか。

同じ姿勢でいることで、筋肉の伸縮が発生せず、血行不良が発生します。

ストレッチをすることで、強制的に筋肉を伸縮させて血を流すことで、疲労物質も取り除くことが出来ます。

 

ケガをしにくい身体になる

定期的な運動

特に健に負担がかかるサッカーやバスケットボール、バレーなどのスポーツを行う場合、事前にストレッチをして柔軟性を上げておくことで、ケガの予防になります[2]

筋肉系のケガの原因は、冷えている状態の筋肉が、大きな負荷に耐えきれないことです。

ストレッチで血流を良くしておくことで、筋肉が暖まり、肉離れなどの筋肉系のケガを予防することが可能です。

また、日常的なストレッチによる関節可動域の広がりは、ケガの予防に繋がるという研究もあります[3]

 

疲れにくい身体になる

年齢と精力のアイキャッチ画像

人間の身体は動いていない時でも新陳代謝の作用で、常にエネルギーを消費しています。

エネルギーを消費した際に、同時に疲労物質が生産されます。

腎臓などの内臓に運ばれ、尿素など体外に排出するための成分に分解され、体外に排出されます。このプロセスの中で、疲労物質を内臓に運ぶ役割を血流が担っています。

つまり、ストレッチで血流をスムーズにすることで、効率的に疲労物質が分解され、体外に排出されるため、疲労回復の速度がはやまるのです。

 

勃起力を向上させる

EDの改善

勃起の発生メカニズムを思い出してください。海綿体に動脈から血液が流れ込むことによって発生するのが勃起です。

ストレッチで、血流を良くすることで、海綿体に流れ込む血液量を増加させることができ、結果として勃起力を向上させることができるかもしれません。

  

勃起力を上げるヨガ                 

ヨガ

ストレッチの重要性はご理解いただけたでしょうか。柔軟性は勃起力にも密接に関わっている運動能力の1つです。

しかしながら、セックス時に必要なのは勃起力だけではありません。腕や腰の筋肉、敷いては全身の筋肉を使うのがセックスです。

実は、ヨガはそれらの筋肉を効率的に鍛えることが出来る運動なのです。女性のためのストレッチと思われがちなヨガですが、勃起力と精力を向上させるかもしれない「精力低下に悩む男性」がすべきヨガのポーズもいくつもあります。

その中でも特におすすめのポーズをいくつかご紹介します。

 

勃起力を向上させるボートのポーズ       

腰が地面に着いている状態で身体をくの時に曲げるボートのポーズは、セックスホルモンと呼ばれるテストステロンを増やすヨガのポーズです。

浮いた脚を支えるために腹筋と股関節周りの筋肉が鍛えられるため、射精のコントロールも出来るようになります。

やり方

  1. 足の裏が地面につくように三角座りをし、手をお尻の横につけてください。
  2. ゆっくりと上体を後ろにそらしながら、脚をあげていきます。このときに、手は膝の裏側で足を支えます。このとき、足は曲げて、地面と平行になるようにしましょう。
  3. ゆっくりと息を吐きながら、両足を伸ばしましょう。腕は、膝の外側に添えるといいでしょう。
  4. 30秒〜1分程度この姿勢をキープして、ゆっくりと足を降ろします。このときも呼吸を止めないように注意します。

生殖器官を鍛え精力を向上させる弓のポーズ

弓のポーズは生殖器官を刺激し、精力を向上させます。さらに骨盤底筋もストレッチし鍛えることができるので、早漏改善効果も期待できるかもしれません。

やり方

  1. うつ伏せに寝転がる
  2. 料足首を掴み、足を後ろに引く力を利用して、上半身を起こす。
  3. 顎を前に出し、お腹、胸、喉が張っている状態を30秒ほどキープする

両足を同時に掴むことが出来ない場合は、片足ずつ始めましょう。

身体が柔軟になるにつれて、両足を掴めるようになります。

骨盤底筋のトレーニングも大切

骨盤底筋を鍛えることは勃起において重要です。

骨盤底筋は、勃起力と密接な関係にあるPC筋を含む筋肉群の総称です。

この筋肉を鍛えることで、持続力のアップが期待できます。

また、射精のコントロールにも効果があるので、早漏改善効果も期待できます。

▼PC筋を効果的に鍛える方法を動画付きで説明しています。

勃起の持続力をアップしたいならPC筋を鍛えろ!効率的に鍛える3つの方法

 

さらに勃起力を上げるためには             

勃起力に最も重要なことは、血行です。ストレッチをすることで、柔軟性をあげることは、血行の促進につながり、結果として勃起力向上をもたらすことは理解していただけたかと思います。

ただし、ストレッチからのアプローチも即効性があるものではありません。継続することで効果がでる方法ですので、毎日やるようにしましょう。

ここでご紹介しているのは、あくまでも”筋肉”からの作用です。

人体の構成要素は様々な要因からの影響を受けます。もちろん、血行も筋肉の量や柔軟性だけで決まるわけではありません。

大切なのは身体のトータルケア。

▼こちらのページで勃起力を復活させるために行うべきことをまとめています。

【EDまとめ】主な原因と勃起力を復活させる方法とは?

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITER江原 まさと(STERON編集部)

    STEORN編集部
    「性をロジカルに」をモットーに記事を執筆。これまで感覚的に語られてきた”性”というテーマを学術的・科学的根拠に基づいて伝えていきたい。ティーコンシェルジュの知識を活かし、健康問題の解決に向けたハーブティーのブレンドもこなす。

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