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【調査】withにサクラや業者は多い?見分ける15の方法
公開日:2020/01/07
更新日:2022/02/09
信頼性が高い事で有名なマッチングアプリのwith。
とはいえネットではサクラや業者の噂を良く聞きます。
今回は実際にwithに存在するサクラや業者の調査と見分け方を解説します。
Contents [目次を開く]
- 1. withにサクラはいるの?
- 2. withに潜む業者やサクラ3種類
- 業者やサクラ1.MLM勧誘
- 業者やサクラ2.宗教・セミナー勧誘
- 業者やサクラ3.個人情報取得業者
- 3. サクラや業者の特徴や見分け方12選
- 特徴1.顔写真が1枚しかない
- 特徴2.顔全体が見えない
- 特徴3.写真の質が高すぎる
- 特徴4.顔写真でGoogle検索すると同じ画像が出る
- 特徴5.プロフィールがテンプレート
- 特徴6.心理テスト・好みカードがスカスカ
- 特徴7.高収入
- 特徴8.職業:自営業や自由業、その他
- 特徴9.Facebookの友人数がやけに多い
- 特徴10.すぐにLINE交換を提案してくる
- 特徴11.外部サイトへ誘導してくる
- 特徴12.メッセージが何度も来る
- 特徴13.メッセージがやけに長い
- 特徴14.ひたすら褒め殺ししてくる
- 4. 【まとめ】withのサクラや業者対策は100点
「彼女を作りたい」「彼氏を作りたい」となると、今の時代で最もお手軽なのはマッチングアプリを使うことです。
マッチングアプリを始めとした出会い系サービスでよく聞くのは「サクラばかりで絶対に出会えない。」「業者が多くてなんとなく信用できない。」ということですよね。
はたしてこの話は、メンタリストのDaigo監修のマッチングアプリ「with(ウィズ)」でも同じなのでしょうか。
そこで今回はwithにサクラや業者が存在するのかどうか、どのような業者がいるのかをご紹介します!もちろんサクラや業者の特徴と見分ける方法を私の実体験込みで徹底解説しますよ!
「withも実際には業者ばっかりなんでしょ?」と不安に思っている方でも簡単に業者を見分けられるようになるはずです!
withにサクラはいるの?
マッチングアプリを初めて使う時にはどうしても不安になりますよね。
数多くある不安の中でも最も多いのが、「サクラばかりで騙されてしまうのではないか」ということ。株式会社サイバーエージェントの子会社が行った調査では、約6割の人がマッチングアプリになんらかの不安を感じており、特にサクラや勧誘に対して恐怖心がある[1]と答えているほどです。
では、withにサクラは存在するのでしょうか?
結論からお伝えすると、withにサクラはほとんど存在しません。withのシステムだとサクラを用意していても売上に繋がらないからです。
サクラのシステムとは、偽の女性アカウントを用意して男性とメッセージをやりとりすることで、男性に追加課金を促すことです。つまり、「メッセージを送ること」に対して課金している出会い系にのみ効果があります。
withは有料会員登録をしてしまえば、追加料金なしでいくらでもメッセージを送ることができます。そのため、サクラを用意しても大きな儲けには繋がらないのです。
むしろ、サクラが多いという印象が付いてしまうと、サービスの質が低下し、結果として有料会員の減少に繋がります。そのため、運営会社はサクラや怪しい業者は排除するよう積極的に動いています。
事実、本記事でご紹介する見分け方を元に特定した業者アカウントを通報したところ、数日後には停止処置を受けていました。
withに潜む業者やサクラ3種類
withは運営会社が雇って男性会員とメッセージをやりとりさせる「サクラ」は存在しません。しかし、数は多くありませんが、withを利用してお金儲けを企む業者や個人は存在します。
withで100名以上の女性と連絡をした経験から、これまでに出会ったことのある業者の種類一覧をご紹介します。
業者やサクラ1.MLM勧誘
withにいる業者で最も多いのがMLMの勧誘です。MLMとはマルチレベルマーケティングのこと。ネズミ講やマルチ商法と言われればわかる人も多いのではないでしょうか。
MLMは紹介した(加入させた)人数が多ければ多いほど儲かります。そのため手っ取り早く新しい人と出会うことができるwithなどの出会い系を活用しているのです。
すぐに会いたがる人や「副業で稼いでます!」「脱サラして楽して稼いでます!」などとプロフィールに幸せアピールが強い人はMLM勧誘かも知れないので注意が必要です。
業者やサクラ2.宗教・セミナー勧誘
趣味を絞って異性を探すことができてマッチング率も高いwithは、カルト宗教やセミナーの勧誘を行う業者も少なくありません。
どのような人が宗教にハマりやすいのか、セミナーに参加してくれやすいのか理解しているので、効率的にマーケティング活動ができるわけです。
また宗教勧誘やセミナー参加を促す業者アカウントはプロフィールからはわかりにくいる点も注意が必要。
判断する方法は、とにかくメッセージをやりとりしてみること。週末の予定を聞いてみたり、その時の様子の写真を送ってもらうことで何をしているのかどのような目的なのかがなんとわかります。
またデートの内容が、「知り合いが○○してるから見に行こう」というような内容であれば注意してください。楽屋で勧誘を受けることも少なくありません。
ちょっと怪しいポイントがあれば「業者かも…」と考えながら、やりとりすることをおすすめします。
(ちなみに、裏側に連れて行かれても事件に巻き込まれることはほとんどないので安心してくださいね。「検討します」「すぐには回答できません」と言ってお茶を濁していればそのまま帰れます。)
業者やサクラ3.個人情報取得業者
MLM勧誘やカルト宗教の勧誘と比較すると圧倒的に少ないですが、個人情報の取得を目的とした業者も存在します。
withは生年月日や趣味趣向、Facebookの友達の人数までお金になる個人情報が数多く掲載されています。これらの基本情報と連絡先が合わさった個人情報は非常に高値でやりとりされるのです。
マッチングしてすぐにLINEでやりとりしたがる人、QRコードではなくLINE IDを直接教えてほしいとお願いしてくる人は注意が必要。個人情報を集めている業者かもしれません。
サクラや業者の特徴や見分け方12選
数は少ないとは言え、サクラや業者がゼロではないwith。しかし、しっかりとチェックすべきポイントを見極めれば、怪しい業者に引っかかることもなくなります。「騙された…」なんてこともなくなりますよ。
ここからは、私が実際に失敗をした経験を元に導き出した業者の特徴や見分け方をご紹介します。
特徴1.顔写真が1枚しかない
業者やサクラのアカウントの特徴で最もわかりやすいのが、with上の顔写真の枚数です。1枚しかない場合には高確率で業者だと言えます。
業者やサクラアカウントの最大の目的は、いいねを集めて他サイトへの誘導やセミナーへの勧誘です。そのために、美人やイケメンの写真で詐称することも少なくありません。
しかし、掲載する写真の数を増やせば増やすほど詐称がバレるリスクも高くなります。そのため一枚だけを載せるようにしているのです。
また、拾い画像でアカウントを作っている業者の場合には、そもそも同じ人の写真を見つけることができなかったということもあるでしょう。
このような理由から業者アカウントの顔写真は1枚しか掲載していないことが多いのです。
「それでも本物かもしれない」と思う場合には、マッチングした後に追加で写真を送ってもらうようにお願いしてみるといいでしょう。
特徴2.顔全体が見えない
写真から顔全体が見えないアカウントも業者の可能性があります。よくあるのが口元だけ写している写真。ポートレート写真のように明らかに他人に撮影してもらった写真も元にしている場合は、拾い画像から作った業者アカウントである可能性がさらに高くなります。
Tinderなど別アプリだと異なる意味があることもありますが、withとTinderではそもそも目的が異なるため、「友人にバレたくない」という理由にはなりません。
顔全体がわからない写真のみを掲載しているアカウントは、このような理由から業者である可能性が高いのです。
特徴3.写真の質が高すぎる
たとえ複数枚の顔写真が掲載されていても、明らかにプロが撮影した写真ばかりの場合は注意が必要です。
一般人で、プロの写真家にポートレートを撮影してもらう人はほとんどいません。それが何枚もあるということは、その人がモデルをしている可能性が高いです。
しかし、本当のモデルがwithを使う可能性は、人気への影響などを考えると低いはずです。
そう考えると、業者アカウントが勝手に無名モデルの写真を集めてきて、いいね集めのためのアカウントを作っていると考えてもおかしくありません。
一眼レフで撮影したような自然に背景がぼやけている写真ばかりだったり、ポージングがしっかりと決まっている写真ばかりのアカウントは怪しいと考えてください。
特徴4.顔写真でGoogle検索すると同じ画像が出る
怪しいと思ったアカウントは、いいねやメッセージを送る前にGoogle画像検索をしてみることをオススメします。同じ画像が出てきたらほぼ間違いなく業者です。
Google画像検索で業者を特定する方法は非常に簡単です。まず、相手のプロフィール写真のスクリーンショットを撮影し、顔写真部分だけ切り取ります。次にSafariやChromeでGoogleを開いてください。
Safariの場合は画面左上の「A」から、Chromeの場合は右上のメニューからデスクトップ版を開くをタップして、デスクトップ版のGoogleを表示させましょう。
検索バー内のカメラボタンをタップ、「画像のアップロード」から撮影したスクリーンショットを選択して検索してみてください。
同じ画像が表示されたら、ほぼ間違いなく業者です。
(ちなみに、私はモデルのまつきりなさんの写真を使用した業者アカウントを発見しました。)
特徴5.プロフィールがテンプレート
どこかで見たことのあるようなプロフィールを使っている。そんなwithのアカウントは業者の可能性が高いです。
業者はアカウントを作成してからできるだけ早く運用を開始できるようにしたいと考えています。
そのためワンクリックで70%の出来映えのプロフィールを作成することができるように、テンプレートを用意しているのです。アカウントがすぐに使えなくなることも想定して、テンプレート化をしているのでしょう。
実際に、私がwithで見つけた業者アカウントもプロフはテンプレートでした。
「あいさつ→仕事内容→趣味→意気込み」のように、簡潔にまとまりすぎているプロフィールは、テンプレートから作成した業者アカウントである可能性が高いと言えるでしょう。
特徴6.心理テスト・好みカードがスカスカ
サクラアカウントはwithの心理テストや好みカードがスカスカでプロフィールが作り込まれていません。
業者は時間をかけずにwithのアカウントを大量に作りたいがために、withの心理テストや好みカードの設定を飛ばすことが少なくないからです。
特に「今週入会」のタグが付いていないアカウントで、心理テストや好みカードが設定されていない場合には業者アカウントの可能性が高いです。
特徴7.高収入
高収入を謳っており、広い家や高級車、セレブな海外旅行写真などを載せている場合には、勧誘目的の業者アカウントかもしれません。
厚生労働省によれば、30歳男性の平均年収は約300万円、女性は250万円です[2]。男性で500万円以上の給与を得ているのはわずかに2%しかいません。
大卒や大学院卒が平均を引き上げていることを考えると、学歴が低めの人が高収入を得ているのはなんらかの「からくり」が隠されていると考えて間違いないでしょう。
そのからくりが、MLMやセミナー勧誘による手数料の可能性は否定できません。
特徴8.職業:自営業や自由業、その他
職業が自営業や自由業となっている人は、セミナー勧誘などを行う業者かもしれません。
特に、「自由業で世界を旅行しながらネットでお金稼ぎをしています!」というようなプロフィールが記載されていたら注意が必要。夢がある生活ではありますが確実に裏があります。
ちなみに私が出会った女性は、確かに旅行しながら生活費を稼いでいましたが実態はMLMでした。
もちろん自由業や自営業でもしっかりとした人はいます。しかしそのような人は、「デザインの仕事をしています」「ライターをしています」などパッとイメージできる仕事をしていることがほとんどです。
抽象的な言葉で、夢を与えるような自称自由業の方には業者やサクラが多いことは間違いありません。
特徴9.Facebookの友人数がやけに多い
with上で確認出来るFacebookの友人数が500人以上いる人は、セミナーの勧誘やカルト宗教、MLMの可能性があります。
いずれの勧誘活動も横の繋がりや発言力を付けるために、少しでも話したことがある人には躊躇無く友達申請をします。そのためFacebookの友人の数が爆発的に増えていくのです。
オックスフォード大学の研究者が発表した論文によると、Facebookユーザーの平均友人数は155名[3]。500人以上は平均の3倍以上です。
平均を大幅に超える友達の数がいる場合には、「なんらかの理由がある」と考えておくことをおすすめします。
特徴10.すぐにLINE交換を提案してくる
そこまで仲良くないにも関わらずLINEを交換したがる人は業者アカウントの可能性が高いと言えます。
withの登録者は職業から兄弟情報まで細かい個人情報を掲載しています。それらの個人情報と連絡先情報であるLINEのアカウントが紐付くことで、高価な情報としてやりとりされています。
個人情報を売買している人にとってwithは金脈とも言えます。だからこそ、すぐにLINEの連絡先を聞いてくるのです。
とはいえ、LINEのアカウントを聞いてくる人全員が業者というわけではありません。「電話をしよう」「デートでドタキャンされないように念のためにLINE交換」など、理由が明確であれば怪しむ必要はないでしょう。
(男性がLINE交換を提案することは自然なことなので、業者の心配をする必要は無いでしょう。ただし、ヤリモクには注意してください)
特徴11.外部サイトへ誘導してくる
withで言葉巧みに外部サイトに誘導しようとしてくる人は個人情報を抜き取ろうとする業者かもしれません。
特に追加のアプリを必要とするようなリンクを送ってくるユーザーには注意が必要。位置情報から電話番号、メールアドレスまで抜き取られてしまうという事件も発生しています[4]。
Twitter.comやGoogle.comなどアクセス先が明らかなページは警戒する必要はありません。しかし、見たこともないアドレスを送ってくるユーザーは個人情報を狙っている業者かもしれません。怪しいURLはアクセスしない、変なアプリはダウンロードしないということを徹底してください。
特徴12.メッセージが何度も来る
業者はマッチした相手は一人でも無駄にしたくありません。そのため、返信していないとあの手この手で連絡をしてきます。
特に1度も返信していないにも関わらず、with上で高頻度でメッセージが送られてくる場合は、サクラや業者の可能性が高いと言えるでしょう。
私が過去に受信したメッセージでは、最初にあいさつ文。次の日にLINEのアカウント交換依頼、その次の日にランチでもどうですか?という内容が送られてきたことがあります。ちなみにこの間に1度も返信していません。
検証目的もありランチに出掛けたのですが、結局セミナー勧誘でした。返信をしていないと、勝手に話しが進んでいくことがあるのも業者や勧誘目的の人の特徴です。
特徴13.メッセージがやけに長い
withの1度のメッセージはどれくらいの長さで送っていますか?長くても数行くらいでしょう。
最初から十数行で明らかにコピペだとわかるメッセージを送ってくる人は、業者アカウントかもしれません。
特に誰にでも使えるような文面や言葉が並ぶメッセージには注意しましょう。「こんにちは!笑顔が爽やかでいいなって思って思わずメッセージしてしまいました!」このようなメッセージは誰にでも送ることができます。
しかし、業者は効率的にメッセージを送るために、このような誰にでも使えるメッセージでまずは連絡してくるのです。
特徴14.ひたすら褒め殺ししてくる
気になっている異性に褒められてイヤな気持ちになる人はいません。
男なら、「カッコいい」「爽やか」「仕事できそう」。女性なら「可愛い」「美人」「おしゃれ」などと言われると、うれしくなっちゃいますよね。褒めてくれた人に対しては悪い印象を抱かないはずです。
これは、好意の返報性と言われる心理現象[4]。自分にとってうれしいことをされたら、相手のことも喜ばせたくなる現象です。
MLMやセミナー勧誘を目的とする業者はこの心理現象を利用し、言葉巧みに思わず「お返し」したい心理にしているわけです。
もちろん、ナチュラルに褒め上手な人も少なくありません。とはいえ、明らかに褒め倒してくる人には警戒心を怠らないようにするのがおすすめです。
【まとめ】withのサクラや業者対策は100点
今回は、withに存在するサクラや業者の特徴をご紹介しました。
withはメッセージ毎に課金するタイプのモデルではなく、月額固定性のマッチングアプリです。そのため、メッセージを無理矢理やりとりさせるようなタイプの「サクラ」はいないと言えるでしょう。
しかし、気軽にたくさんのメッセージができることから、MLM勧誘や宗教勧誘などは少なからず存在します。
このような勧誘に引っかかって時間を無駄にしないようにするためにも、今回ご紹介した業者の特徴は覚えておくのがおすすめです。私はこれらのポイントを意識するようになってから、変な勧誘やものを売りつけられそうになることはほとんどなくなりました!
良い出会いを見つけられることを祈っています!
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERMASAJI(STERON編集部)
STEORN編集部
「性をロジカルに」をモットーに記事を執筆。これまで感覚的に語られてきた”性”というテーマを学術的・科学的根拠に基づいて伝えていきたい。ティーコンシェルジュの知識を活かし、健康問題の解決に向けたハーブティーのブレンドもこなす。
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