メンソールのタバコでインポになる?喫煙とEDの関係性

公開日:2018/12/21
更新日:2019/03/30

メンソールのタバコ

メンソールのタバコを吸うとインポになるという噂聞いたことありますか?
喫煙者であれば誰でも一度は気にした経験があるのではないでしょうか。
今回はメンソールタバコと性機能の関係性について解説致します!!

  • 記者 WRITERSTERON編集部
    HIROKI

実は日本以外でも噂されていた!

ポイント

メンソールのタバコを吸うとインポになるという噂を聞いた事はありませんか。信憑性が低く、根も葉もない都市伝説のように聞こえますが、実は海外でもまことしやかに囁かれている噂なのです。

筆者が以前アメリカに住んでいた時にも、現地の友人やネット上でもよく話題にあがっていました。実際にアメリカではメンソールのタバコと通常のタバコの成分を比較するような研究が多数発表されています。

 

いきなり結論

結論からお伝えすると、インポとメンソールは関係ありません。メンソールのタバコも通常のタバコも男性機能に与える影響は変わりません。

アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)の調査によると、メンソールのタバコも通常のタバコも、人間が喫煙によって摂取する有害物質の量や種類に変わりはないと発表しています[1]

とはいえメンソールのタバコに害がないわけではありません。メンソールの有無に関わらず、喫煙はインポの原因となります。

 

なぜそんな噂が立つのか

疑問

それではなぜ日本だけではなく海外でもメンソールのタバコを吸うとインポになるという都市伝説が広まったのでしょうか。

様々な文献を調査しましたが、明確な理由はわかりません。しかし3つほど噂のもとになりうる情報を見つけたので紹介します。

 

1:ミントは男性ホルモン分泌を抑える

メンソールの主な原料はミントです。ミントには男性ホルモンの分泌を低下させる効果があります[2]

確かに一部の男性ホルモン量の低下性機能を低下させるリスクがあります。そのために、インポになると言われるようになった可能性は十分あります。

しかしメンソールがインポになるという都市伝説が囁かれ始めたのは、男性ホルモンへの影響が判明するよりも昔です。さらに当時の技術ではメンソールが性機能にどのような影響を与えるかまではわかっていませんでした。

またミントは男性ホルモンの分泌は抑えますが、精力と強い関係性のあるテストステロンには影響がないと発表されています[3]

▼テストステロン低下の危険性についてはこちらをご覧ください。

モテホルモンのテストステロン低下による9つの危険性

時系列を考えると、こちらの仮説は説得力に欠けるような気がしますね。

 

2:海外製タバコの売り上げを落とす

こちらは日本でメンソール=インポの都市伝説が広まった理由の仮説になります。まだメンソールが珍しかったころに、根も葉もないメンソールの悪い噂を流して、海外製タバコの日本進出を抑止したかったという説もありました。

しかし、アメリカでもこの都市伝説が広まった事を考えると、こちらも信憑性は低いように感じます。

 

3:男らしくないイメージ

メンソールにはミントが含まれているため、味覚や嗅覚を鈍くする作用があります。そのためタバコ特有の苦みや匂いに慣れていない喫煙初心者でも吸いやすいとされています。そんなこともあり、あまり喫煙をしない女性や若い男性に好まれています。

ニコチンもタールもがっつり入っているタバコに比べて、女々しいようなイメージを抱かれやすいですね。メンソールは女の吸うタバコという印象から、インポに繋がったという説も考えられます。

 

喫煙はインポの原因

インポ

メンソールとインポに関連性はありませんが、喫煙は勃起障害の原因である事実は変わりません。

2005年のAmerican Journal of Epidemiologyの調査によると、喫煙者は非喫煙者よりもED患者の割合は非常に高いと結論を出しています。

また性欲や精子の質や量を高める効果のあるテストステロンの量も喫煙者は低い傾向にあります[4]。つまり喫煙には勃起力だけではなく、精力全体を低下させるリスクがあるのです。

 

喫煙が勃起力を低下させる理由

喫煙が勃起力を下げる理由

勃起とは脳から送られる信号に体が反応して血管が拡張され、ペニスに血液が送り込まれることで発生します。つまり「脳から適切に信号が送られること」と「血液をペニスに送り込むこと」の2つが適切に働く事により勃起状態が発生しているのです。

しかし、タバコに含まれている化学物質は血管にダメージを与え、血液循環の機能を低下をさせます。

性欲が発生して、脳から勃起のために必要な信号が正常に送られていたとしても、血管がダメージを負っているために「血液にペニスを正常に送り込むこと」ができず、十分に勃起しなくなるのです[5]

実際にED患者の80%が喫煙者であるとするデータもあります。

▼喫煙とEDの関係性についてはこちらをご覧ください。

タバコを辞めればEDは治るかもしれない(喫煙と勃起の関係)

 

タバコ以外にもEDの原因はたくさん

喫煙は勃起力を低下させる要因の一つですが、他にも様々な習慣や行動が性機能を低下させます。

日頃の生活や行動によって性欲が低下したり、血流が悪化するとEDの原因になります。逆に日頃から健康的な生活を送るだけでも、立ちは改善する事が可能です。

▼タバコ以外のEDの原因についてはこちらをご覧ください。

主なEDの17個の原因を解説!立ちが悪い理由はこれだ

 

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITERHIROKI

    STERON編集部
    メディカルハーブコーディネーター資格保有者
    漢方や天然の食材の効果、効能に関する専門家として天然由来成分の男性機能への影響を日々調査、研究している。STERON記者として自然療法の知識を活用したメンズヘルスケア関連の記事を執筆、監修している。アメリカに留学した経験があり、海外のヘルスケアにも精通。

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