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- 【男性版】太りやすい人が知らずに行なっている15の生活習慣
太りやすい人は、まずは原因を把握しないとなかなか改善できません。
筋トレしてるのに太りやすい…なんて人も実はいるんです。
食習慣や運動以外にも、太りやすい原因はいくつもあります。
今回は太りやすい男性が知らずに行なっている15の生活習慣をご紹介!
原因を知って、太りやすいサイクルから抜け出しましょう!
Contents [目次を開く]
- 1. 太りやすい人の特徴と生活習慣15選
- 1.パンやパスタなど炭水化物を好んで食べている
- 2.お酒を好む
- 3.運動を継続できていない
- 4.筋トレはするが有酸素運動が嫌い
- 5.水やお茶ではなく清涼飲料水を好む
- 6.十分な睡眠が取れていない
- 7.慢性的なストレスを抱えている
- 8.朝に太陽光を浴びない生活を送っている
- 9.早食いがクセになっている
- 10.昔と比べて筋肉量が低下している
- 11.食費の節約意識が高すぎる
- 12.ついつい朝食を抜いてしまう
- 13.ビタミンB群が不足している
- 14.医薬品による副作用
- 15.テストステロン量が低下している
- 2. 太りやすい人にこそおすすめの対策3つ
- 1.一日7時間以上の睡眠を取る
- 2.ジムではなく習い事をする
- 3.サプリメントで栄養を補給する
太りやすい人の特徴と生活習慣15選
生活習慣に関連して、太りやすいと感じる状態になってしまう人はたくさんいます。
太りやすい状態は〈食欲に関するバランスの乱れ〉〈過剰なカロリー摂取〉〈必要な栄養素が足りてない〉〈運動が足りてない〉などが主な理由として考えられ、それらは生活習慣に起因している場合が多いためです。
太りやすいとされる生活習慣には具体的にどのような原因があるのかを把握できれば、太りやすい身体を改善できる可能性が高まりますよね。
そこで、太りやすい状態につながるであろう生活習慣を15選にしてまとめてみました。
太りやすい具体的な原因を知り、太りやすい身体の改善にぜひ役立ててください!
1.パンやパスタなど炭水化物を好んで食べている
炭水化物は身体を動かすために必要なエネルギー源。
しかし、必要以上に食べてしまうと太りやすい身体になると考えられるのです。
そもそも炭水化物は、〈糖質〉と〈食物繊維〉に分けられます。
中でも糖質をたくさん含んでおり、この糖質をたくさん摂取すると太りやすい流れを作る結果に。
糖質を過剰摂取すると食後の血糖値が急激に上がり、血糖値を下げようとインスリンが過剰に分泌しますが・・・
困ったことに、インスリンには血糖値を下げるだけでなく、エネルギーとして利用されなかった糖質を中性脂肪などにして体に蓄えてしまう働きがあるのです。[参照]
インスリンと脂肪が身体に蓄えられる流れをまとめると、以下のようになります。
- 炭水化物(糖質)を大量摂取
- 急激な血糖値の上昇
- 血糖値の上昇を抑えようとインスリンが大量分泌
- 過剰なインスリンのはたらきで余った糖質が中性脂肪として体に蓄えられる
インスリンが中性脂肪を蓄える特性から、炭水化物ばかりを好んで食べる行為は太りやすい体の原因になり得ると考えられるのですね。
2.お酒を好む
お酒を好むと言っても、ちょっとお酒を飲むだけで太りやすくなるわけではありません。
お酒を多く摂取し、一緒におつまみを食べている人が太りやすい傾向にあると考えられるのです。
こちらの方がおっしゃっているような、お酒×おつまみのループは危なそうですよね。
さてそんなお酒ですが、実際にアルコールが太りやすい状態につながるのには以下の4つの理由が考えられます。
- 大量のアルコールが中性脂肪が必要以上に作られる
- 単純にお酒の飲み過ぎで摂取カロリーが多い
- おつまみが高カロリー
- アルコールは食欲増進の作用がある
まずアルコールを大量に飲むと、肝臓で中性脂肪が必要以上に作られます。[参照]
お酒の種類によっては糖質がない場合もありますが、カロリーゼロと謳われているもの以外は、総じてカロリーがまったくないわけではありません。
そのため大量にお酒を飲めば、カロリー過多につながります。
また、アルコールで太りやすいと言われる大きな原因がおつまみの存在です。
おつまみが脂の多い食べ物であったり、炭水化物などの場合にはカロリーや糖質の大量摂取で太りやすい原因になります。
さらにお酒は、食欲を増進させる働きも持っているのです。
アルコールは、消化酵素の分泌を増やしたり胃の血流を良くすることで胃の動きを活発にして消化運動を亢進させ、食欲増進にもつながります。(引用:e-ヘルスネット)
お酒を飲む→おつまみ→のどが乾いてお酒→食欲増しておつまみ・・・以下ループ。のような状態に陥ってしまうと、お酒で太りやすいと感じられる状態につながるでしょう。
3.運動を継続できていない
運動を継続できなければカロリー消費が少なくなる事実と、運動不足によって起こる筋肉量低下で太りやすい身体になるのです。
カロリー消費が少なくなると消費カロリーより摂取カロリーの方が多く、使いきれなかったカロリーが体内に残る状態になります。
消費し切れずに体内に残ったカロリーが〈脂肪として身体に蓄えられてしまう〉のは、想像しやすいですよね。
また、筋肉をあまりに使わない状態だと、「廃用性筋委縮」が起こり筋肉量が低下します。
廃用性筋委縮は、筋肉を使わず刺激が加わらないために「この筋肉は必要ないんだ」と身体が判断し、必要な栄養があるにも関わらず筋肉量が減る状態です。[参照]
筋肉量が減ると代謝が悪くなってエネルギーの消費が少なくなり、こちらも消費カロリー<摂取カロリーとなります。
したがって運動を継続してできていないと、カロリー消費が低く、筋肉量が減少するために太りやすい原因となるのです。
4.筋トレはするが有酸素運動が嫌い
運動には〈有酸素運動〉と〈無酸素運動〉があり、筋トレは後者の無酸素運動です。
筋トレを筆頭に無酸素運動は、筋肉量を増やし基礎代謝を高める運動だとされています。
また、無酸素運動のときに使われる体内のエネルギー源はブドウ糖のため、直に脂肪を燃焼させる運動ではありません。
もう一方の有酸素運動は、酸素を使い脂肪をエネルギーとして燃焼させます。
そのため、直接的に内臓脂肪の燃焼をおこない脂肪を減らす効果が期待できるのです。
有酸素運動は、エネルギーを生み出すときに、酸素の力で糖質や脂肪を燃焼します。最初は糖質のほうが多く燃焼されますが、20分以上継続すると脂肪のほうが多く燃焼されるので、長く続けるほど内臓脂肪を減らすのに効果的です。(引用:DANDY LABO.)
はじめに糖質が多く燃焼されはじめるため、脂肪には20分以上の有酸素運動が効果的のようですね。
筋トレなどの無酸素運動は、基礎代謝をあげ〈内臓脂肪を効果的に落とす痩せやすい身体づくり〉〈普通に生活するだけでより多くのカロリーを消費できる〉などに効果があるので、とても大切です。
筋トレだけでもおこなっている場合には「太りやすい」とまでは言いませんが・・・
有酸素運動が嫌いでまったくおこなわないと脂肪の消費がなかなかされず、「なんだか痩せないな?」なんて思う原因になると考えられるでしょう。
5.水やお茶ではなく清涼飲料水を好む
のどが乾いたな〜と思ったら、とにかく甘くておいしい清涼飲料水!など・・・カロリーや砂糖が含まれるものを飲んでいませんか?
ジュースなどの清涼飲料水は飲みやすさとは裏腹に、想像以上にカロリーや砂糖が含まれている飲み物のため、太りやすい原因となり得るのです。
〈みんな大好きコーラ〉と〈スポーツのお供アクエリアス〉の500mlペットボトルのカロリーは、以下になります。
コーラは500mlペットボトル1本で225.0kcal、アクエリアスは95.0kcalです。(引用:mitok(ミトク))
参考までに、ごはん約150g、茶碗に軽く1杯のカロリーは約240kcalとなっていて、コーラに関してはお茶碗1杯のごはんとほぼ変わりません。[参照]
「のどが乾くたびに清涼飲料水」を飲んでいると、気がついたら軽くご飯2、3杯などを食事以外で余分にとっているかも・・・
また、清涼飲料水などに含まれる”砂糖”は糖質の高い食品。
糖質は炭水化物にも多く含まれる成分なので、インスリンの働きで脂肪を身体に蓄える動きが強まる可能性が高まります。
液体は形がなく油断しがちですが、なぜか太りやすいという人は飲み物について見直してもよいかもしれません。
清涼飲料水のカロリーや糖質を、あなどっていてはいけませんね・・・。
6.十分な睡眠が取れていない
なんの関係もなさそうな睡眠不足と太りやすい状態ですが、実は十分な睡眠が取れていないと「食欲を促進させる」との研究結果があるのです。
食欲が促進すればもちろん食べてしまう行動につながるので、太りやすくもなりますよね・・・。
睡眠不足で食欲が増してしまう理由として、睡眠不足による食欲ホルモンの乱れだと説明されています。
以下は、健康な成人男性1,024人を対象にして睡眠時間と食欲に関する調査の報告です。
睡眠時間が短くなると、レプチン(食欲抑制ホルモン)の分泌が低下して、グレリン(食欲増進ホルモン)の分泌が増えることが示されています。つまり、睡眠時間が短いと食欲に関するホルモンのバランスが乱れて食欲が増進してしまい、肥満につながりやすいと考えられます。(引用:武田薬品工業)
食欲に関するホルモンのバランスが乱れ、食べたい気持ちが抑えられなくなる上に食べたい気持ちが増してしまうんですね。
韓国でおこなわれた研究では、5時間睡眠の人は10人中4人が肥満、しっかり睡眠をとっている人は10人中3人が肥満だと、具体的な数字で睡眠時間をとっている人のほうが肥満率が低い事実が明らかになっています。[参照]
睡眠不足で食欲に関するホルモンバランスが乱れるため、たくさん食べてしまう=太りやすい結果につながると考えられるでしょう。
7.慢性的なストレスを抱えている
太りやすさの大敵であるのが、食べる行為です。
慢性的なストレスは、食べる行為を促進させ太りやすさの一因になると明らかになりました。
そんな慢性的なストレスが食べる行為を促進させ、太りやすい身体をつくるとされるのには2つの理由があります。
人間が強いストレスを感じると「コルチゾール」を多く分泌しますが、コルチゾールに以下に記述する食欲に関する作用があるのが、ストレスで太りやすい1つめの理由です。[参照]
- 胃を活発にさせ、食欲が増してしまうホルモンの一種になる
- 食欲を抑えるホルモンのレプチンを減少させる
コルチゾールは本来、筋肉でのたんぱく質代謝、抗炎症や免疫抑制などで人の身体にとって必須ホルモンですが・・・
それだけでなく、食欲増進、食欲を抑えられなくなる効果があるから太りやすい原因に。
ストレスで太りやすい2つめの理由は、ストレスによる人体への悪い影響として出る自律神経の乱れです。
自律神経のひとつである「交感神経」はストレスによって優位な状態になります。
交感神経が優位な状態が続くと脂肪分解の乱れ・代謝の乱れが起こり、「脂肪を溜め込みやすい身体」になってしまうのです。
ストレスに関係する2つの理由から、慢性的なストレスを抱えている状態は、太りやすい体になると言えるでしょう。
8.朝に太陽光を浴びない生活を送っている
昔からの健康法で「日光浴」がありますが、太陽光は健康だけでなく太りやすい人にも効果的だとされる研究結果があります。
アメリカのノースウェスタン大学の実験結果として、「朝に太陽光を浴びる時間が早い人ほど、BMI(体格指数)は低下する。早朝の日光浴は太りにくい体づくりに有効である」と発表されました。[参照]
反対に、太陽光を浴びる時間が遅い人ほどBMIが高くなる=早い時間に太陽光に浴びない人ほど太っている人が多いというのです。
この研究は、平均年齢30歳の参加者54人が通常の生活条件で7日間、光の浴び方と睡眠パラメーター測定のためのモニターを手首に着用し、食事の記録もとって実験しています。
以上の条件から、年齢、運動量、睡眠時間、運動レベル、摂取カロリーを考えても、浴びる光の量とタイミングによって、20%BMIが低下するとわかったのです。
研究によると、BMIに影響を及ぼすには、午前8時から正午までの20~30分間、日光を浴びるだけでも効果的だという。
体重との関係に有意性がみられたのは500ルクス以上の光だった。(引用:保健指導リソースガイド)
ちなみに、ルクスとは明るさの程度を表す単位です。
屋外で曇っている日でも1,000ルクス以上になるので、基本的にどのような気候でも午前8時から正午までで20〜30分のあいだ外に出れば、太りにくい身体づくりに有効となります。
裏を返すと〈午前8時から正午までのあいだに太陽光を浴びていない生活〉は、太りやすい身体づくりを促進してしまっていると言えますね。
そのため、朝に太陽光を浴びない生活は太りやすい身体を作ると言える行為なのです。
9.早食いがクセになっている
「早食いは太りやすい」と聞いたことのある人も多いのではないかと思います。
これ、本当なんです。
ヒスタミンという成分の特性と、インスリンの分泌が高まる現象が早食いで太りやすい理由とされています。
大学病院の人間ドックを受診した男性4,667名(年齢47.1±10.2歳)、女性1,814名(年齢44.1±10.6 歳)、ともに高血圧や高脂血症、糖尿病にて治療をしていない方に向けておこなった調査の結果を見てみましょう。
男性を例にすると、早食いの人は早食いではない人に比べると以下のような数値になり、太っているとされる部分の値が高い結果が出ました。[参照]
- BMI+5.3%
- 体脂肪率+8.0%
- 腹囲+3.4%
人間が咀嚼すると神経伝達物質であるヒスタミンが作り出されます。
作り出されたヒスタミンは、満腹中枢を刺激して食欲を調整する作用や、内臓脂肪を分解して体内で脂肪が作られるのを抑える働きがあるのです。
しかし早食いの場合には作り出されるヒスタミンが少なく、結果として太りやすい身体になると考えられます。
また、早食いをするとインスリンの分泌が高まるとわかっています。
早食いは「肥満ホルモン」でもあるインスリン分泌を促進し肥満をもたらします。
食べる速度が速いと食物の消化・吸収が速くなり血糖値の上昇を招きます。すなわち、同じ食事をしていても早食いでは血糖値がより上昇します。(引用:くにちか内科クリニック)
炭水化物の項目でもご説明した通りで、インスリンは余った糖質を中性脂肪として蓄える働きがあるため、太りやすくなるのです。
早食いがクセになっている場合には、ヒスタミンとインスリンの性質から太りやすさにつながっていると言えるでしょう。
10.昔と比べて筋肉量が低下している
昔と比べて筋肉量が低下しているのに変わらない生活を続けていると、太りやすい要因になります。
身体の代謝は筋肉量に比例しておこなわれており、筋肉量が低下してしまうと基礎代謝が低くなるのです。
すなわち、消費するエネルギーが落ちてしまう事態に。
こちらの方も代謝が落ちたから体重戻らないと嘆いていますね。
そもそも基礎代謝とは、人間が24時間の中でなにもしない状態でも消費するエネルギー量。
呼吸や体温維持、心臓の稼働などの生きるための働きで自然に消費しているエネルギーを基礎代謝と呼びます。
そして筋肉は、基礎代謝の中で1番多くエネルギーを消費する部分。[参照]
身体全体の2割ほどの基礎代謝を担う筋肉ですが、筋肉量が低下すると消費されるエネルギー量が減り、太りやすさにつながると考えられるわけですね。
また、筋肉量の低下は代謝が落ちるだけではないとされる意見もありました。
筋肉量が減ると代謝が落ちるだけでなく、体温が維持できなくなるため、からだの熱を逃がさないように筋肉が減った分を脂肪で埋めようとします。これが過剰に進むと「肥満」になります。(引用:コッコアポ)
体温の維持のために脂肪がつきやすくなり、そのまま肥満につながります。
同じ生活をするにしても運動をするにしても、筋肉量が少ないほうがエネルギー消費量も少なくなるため、昔と比べて筋肉量が少なくなった場合には太りやすくなっている可能性が考えられるでしょう。
11.食費の節約意識が高すぎる
食費の節約意識が高いのが、ダメなわけではありません!
節約意識のあまり、炭水化物類ばかりでお腹を満たすのが太りやすい行為なのです。
パン、白米、うどん、パスタやお菓子類は、野菜やお肉に比べて量の割には安く買えます。
そしてお腹が満たされやすいので、食費を節約するときには自然と手に取りがちになりますよね。
しかし、炭水化物は糖質をたくさん含む食べ物。
炭水化物のところでもご紹介しましたが、糖質をとりすぎると余った糖質がインスリンの働きで内臓脂肪として蓄えられやすくなります。
むしろ食欲爆発したとのご意見も!
食費の節約意識が高すぎるあまり、炭水化物ばかり偏っていないかの見直しが大切でしょう。
12.ついつい朝食を抜いてしまう
朝食抜きは、〈太るorいや、太らない〉どちらのイメージが強いでしょうか?
「朝ごはん抜きダイエット」という言葉がありますが、朝ごはんを抜くことは、逆に太りやすい体を作る原因になってしまいます。(引用:readcare)
このように考えている人も多いのではないでしょうか。
実は朝食抜きで太りやすいor太らない問題は、専門家の中でも意見が割れる内容なのです。
まず朝ごはんを抜くと、太りやすくなると考えられる要因には以下の点が関係していると言われます。
- 飢餓状態になった身体に一気に糖質が取り込まれて、吸収がよくなる
- エネルギーが足りず身体が省エネ状態になり、消費カロリーが減る
- 活動に必要なエネルギーを筋肉から作り、筋肉量が減って代謝が落ちる
- お腹が空きすぎて昼食を必要以上に食べたり、脂っこい物を食べてしまう
- 朝食は抜いていても、代わりにお菓子など食べてしまっている
例えば前日の夕食が20:00で次の日の昼食が12:00だった場合。
16時間のあいだ、なにも体内にエネルギーが取り入れられない状態になります。
エネルギーが足りない身体は飢えて“飢餓状態”となり、次に入ってきたエネルギーを必要以上に吸収してしまうのです。
これには炭水化物の項目でもご説明した、①急激な血糖値の上昇▶︎②インスリン大量分泌▶︎③インスリンの働きで脂肪として吸収しやすくなる状態も関わっていて、脂肪としての蓄えを促進します。[参照]
また、日中活動しているのに朝食を食べないと、身体を動かすエネルギーが足りずに自分の筋肉からエネルギーを作って活動しようとするのですが・・・
結果として筋肉量が減って代謝が悪くなり、朝食抜きが太りやすいと言われる原因になるのです。
さて一方で、「朝食の有無ではなく、太る痩せるは1日の総摂取カロリーである。」との調査結果を、オーストラリアのモナッシュ大学の臨床疫学者Cicuttini博士が2019年にBMJ(イギリスの医師会雑誌)で発表しました。[参照]
朝ごはんを抜いた結果お腹が空いてチョコを頬張り、お昼ご飯にはタンパク質を取らずにコンビニのパンとおにぎりとカップラーメンを食べ、夜はさらに背脂増し増しラーメンを食べるようであれば、当然太りやすくなりますよね・・・
逆に朝ごはんを抜いても日中あまり動かず、ドカ食いもせず、野菜から食べ始めてバランスの良い食事をしてれば、太る原因にはなりづらいと言う意見です。
以上2つの見解から、「朝ごはん抜きでも日中身体をバリバリ動かす!でも食生活が乱れてしまう・・・」のような状態の場合には、朝食を抜く行為が太りやすい状態につながる可能性が高いと言えるでしょう。
13.ビタミンB群が不足している
ビタミンB群は別名「代謝ビタミン」とも呼ばれているほど、代謝と深い関係がある栄養素。
代謝ビタミンと呼ばれる理由は、ビタミンB群の「エネルギーを作りだす性質」に関係しています。
ビタミンB群は、ビタミンB1・ナイアシン。葉酸など8種類のビタミンの総称です。
この8種類のビタミンはそれぞれが独立して身体に働きかけたり、お互いを助けあったりしながら作用し、エネルギーを作り出します。
ビタミンB群は糖質や脂質、タンパク質からエネルギーを作り出しますが、不足しているとエネルギーへの変換がしにくくなるのです。
エネルギーへの変換がされないと、そのまま体内に脂肪として残る結果になりますよね。
また、ビタミンB群の不足が大きく問題となり始める年齢について、以下のように提言している医師もいます。
特に問題になるのが、30代の後半から。「もとより年齢とともに、代謝は下がる。さらにエネルギーを作り出すために必須な鉄分やビタミンB群が不足すると代謝低下が深刻に」(引用:WOMAN SMARTビューティー)
深刻なほど代謝が低下する可能性も考えられるなんて、怖いです。
ビタミンB群をあまりとっている自覚がないようでしたら、ビタミンB群不足からの太りやすい状態を疑ってみてもよいでしょう。
14.医薬品による副作用
医薬品を服用する副作用として、太りやすい状態になると考えられるものがあります。
太りやすいとされる医薬品を飲むと、必ず太る!というわけではありませんが、身体や心の状態、服用する医薬品のバランスにより、太りやすくなる可能性があるとされているのです。
「太りやすいお薬は飲みたくない!」と考える方も多いと思いますが、体重増加の副作用は、かならず生じるわけではありません。
抗うつ剤の場合は、お薬そのものが太らせるというよりは、食欲を増したり、リラックス作用で代謝を抑えたりすることで、間接的に体重を増加させるのです。(中略)
ですから、食事や運動などを意識していけば、体重を管理していくことができます。(引用:元住吉こころみクリニック)
こちらは精神科クリニックさんの抗うつ剤のお話を、例に挙げさせていただきました。
また、飲んでいるお薬によっても太りやすい可能性の高い医薬品もあるそう。
こちらは、精神科の先生がFDA添付文書などを参考に作成されている、太る可能性の考えられる医薬品リストです。
前述しましたが、薬の服用中であっても太りやすいのはお薬のせいだけではない可能性があります。
普段からなんらかの医薬品を服用などしている場合で太りやすくなっているかもしれないと感じる場合には、主治医に相談するのが1番でしょう。
15.テストステロン量が低下している
男性ホルモンであるテストステロン(アンドロゲン)量の低下が、多くの男性を悩ませる「内臓脂肪型の肥満」の一因であると近年の研究結果でわかってきました。[参照]
まずテストステロンは骨格や筋肉・皮膚を強くするなど、男らしさに必要な要素を高める作用のある男性ホルモンです。
「テストステロン」と、そこから代謝され作り出される「DHT(ジヒドロテストステロン)」は総称して「アンドロゲン」と呼ばれます。
九州大学の大学院医学研究員の教授がおこなった研究の結果で、アンドロゲンの低下と太りやすい状態がどのように関係しているかが明らかになっているんです。
アンドロゲンの抗メタボリック作用は、現在、世界的にも注目されているが、機序はほとんど解明されていない。今回、「T-AR 系 によるレプチンシグナルの増強」という新知見を提供し得た。(引用:論文)
かんたんに説明すると、アンドロゲンは食欲抑制ホルモンであるレプチンの信号を強くし、食欲が抑制されやすくなり肥満予防に力を発揮する研究結果です。
裏をかえせば、アンドロゲンが低下すると期待できるはずの食欲抑制機能が低下する状態につながるということ。
前述したとおりで、アンドロゲンはテストステロンが元となっている物質です。
男性ホルモンであるテストステロンの低下は、食欲抑制機能の低下が見られるので太りやすい体質になると考えられるでしょう。
太りやすい人にこそおすすめの対策3つ
太りやすい人の生活習慣は、実はすぐに改善をはじめられるものが多いんです。
自分にとって「これが当てはまるな〜」と思う生活習慣の改善から取り入れられるのがベスト。
その中でも改善点として取り入れやすく、太りやすい人にこそおすすめの対策を3つご用意しました!
1.一日7時間以上の睡眠を取る
人が眠っているあいだにダイエットの効果を高めるホルモンが、実は2つあります。
それは、コルチゾールと成長ホルモンです。
コルチゾールは眠っているあいだに脂肪を分解してエネルギーを作っており、朝に近くなるにつれてたくさん分泌されるようになります。
もうひとつの成長ホルモンは深く眠りについているときに多く分泌され、新陳代謝を促す効果が期待できるホルモンです。
十分な睡眠が取れないの章でもご説明したとおりで、
- 睡眠が長い人のほうが肥満率が低い
- コルチゾール・成長ホルモンをしっかりと分泌させる
以上のポイントを踏まえて、一日7時間以上の睡眠をおすすめします!
2.ジムではなく習い事をする
太りやすい身体からの脱却のために「トレーニングをしよう!ジムに通おう!」と考える方も多いかと思います。
しかし実際には、ジム契約者の大半は定期的に通えていないのが現実です。
定期的に通えていたら、もっと痩せていたかも・・・!
ジムは自分の意思が固くないと通い続けるのが難しいですよね。
だったら、周りの人と一緒にやるようなサークルやスクールなどに通う、先生がいてさぼりづらい格闘技などの習い事にすれば、継続して通いやすくなります!
太りやすい身体からの脱却には、継続的な運動をしたほうがいいのは明確です。
習慣化しやすい習い事をはじめて、太りやすい身体から太りにくくてキレッキレの身体になりましょう!
3.サプリメントで栄養を補給する
太りやすい原因として、ビタミンB群の不足やテストステロンの低下を挙げました。
食事から必要な栄養を補うのも可能ですが・・・
たくさんの量を食べなければいけなくなる場合が多く、食べ続けるのが難しい可能性が考えられます。
効率的かつ確実にエネルギー代謝を促進するビタミン、遊離テストステロンを補うには、サプリメントが効率的な手段と言えるでしょう!
特にメンズサプリはテストステロンを増やせるものが多くあり、太りやすい身体の体質改善に効果的です。
テストステロンとひとことに言っても、配合されている成分量が少なかったりするとなかなか効果が実感できない結果になりかねません。
サプリの選び方に迷わないように、STERONではメンズサプリの正しい選び方とおすすめサプリ15選のご紹介をしていますので、ぜひサプリ選びの参考にして太りやすい体質の改善を目指してください!
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
記者 WRITERBuBu
サブカル好きすぎてアキバ民&キャラを愛しすぎてコスプレイヤー極めてた生粋のオタク。某なめこ栽培アプリのなめこに口元が激似らしい。読者さまの目をみて話すように、記事を書き続けたい。そんな熱い想いを胸に秘め、言葉に真摯に向き合う、たぶん意外とまじめな人。鹿との遭遇率がヒクほど高い、地方在住ライターです。
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