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CBDオイルに確認されている効果効能6つと注意点

公開日:2020/09/13

CBDオイルの効果

日本でも今話題になっているCBDオイル。
CBD(カンナビジオール)を高濃度に抽出したオイルで、健康食品としての利用が可能なんです。
今回はCBDの主な効果効能を6種類紹介いたします。

  • 記者 WRITERSTERON編集部
    HIROKI

CBDオイルとは?違法?合法?

CBDオイルとは文字通り、CBD(カンナビジオール)を抽出したオイルの事です。

CBDオイル

CBD(カンナビジオール)とは麻から抽出されている成分ですが、取締法の対象となる大麻に含まれるHTC(精神作用のある成分)とは別物なため、日本でも販売や利用が許可されています。

ちなみに日本国内の法律では、麻の茎や種は大麻取締法の対象とならず、CBDはこれらの部分から抽出されています。

ちなみにハイになる、キマるといった精神を高揚させたり、幻覚を見せたりという成分は全てHTCであり、CBDにはそのような効果は一切ありません

安全性が高くFDA(アメリカ食品薬品局)やWADA(世界ドーピング防止機構)等でも利用許可がされており、日本国内では健康食品として販売されています。

CBDの種類

CBDの摂取方法はカプセルタイプのサプリメントや、グミ、クリームなど様々ですが、オイルタイプのものは中でも最も利便性が高く人気の製品となっています。

CBDオイルの代表的な使い方は、クリームやジェルに混ぜて体に塗ったり、飲み物に垂らして直接摂取する方法、ベイプに混ぜて吸引するなど、様々です。

CBDオイルの使い方は目的とする効果によっても異なります。

 

CBDオイルの確認されている効果効能

ここからは、実際にCBDオイルに確認されている効果や効能を具体的に紹介していきます。

CBD自体はまだまだ歴史の浅い製品なので、臨床試験の結果を中心に解説していきます。

 

効果1.不安やストレス等の緩和

CBDオイルには大麻のような精神状態をハイにする効果はないとされています。

逆に精神面を落ち着かせる効果を目的に使用される事が多いのです。

海外の医療データベース(PubMed Central)に登録されている論文によれば、CBDには脳に存在するセロトニンの受容体に影響を与える事で、精神状態を落ち着かせる効果が期待出来る事が確認されています[1]

また、ブラジルの大学で行われた実験では、600mgのCBDを12名のナイーブな被験者に摂取させた結果、人前でのスピーチの成功率向上に繋がった事が確認されています[2]

動物を対象にした実験では、CBDに以下のような効果が確認されています。

  • ストレスの緩和
  • 心拍数等を緩和する事による不安感の解消
  • トラウマ(PTSD)等の症状改善
  • 不眠症緩和や寝つきの改善

 

効果2.てんかん発作の緩和

日本では意外と知られていないのですが、実はCBDはてんかん発作の治療効果もある事が発表されています。

呼吸器

てんかん発作改善を目的としたCBD利用の歴史はまだまだ浅いのですが、米国てんかん学会(American Epilepsy Society)はCBDの研究が今後のてんかん症状改善の希望になるとコメントをしています[3]

2016年に214名のてんかん症状を持つ患者を対象に、12週間CBDを一日2~5mg継続摂取させた結果、36.5%の被験者のてんかん発作発生率の低下が確認されました[4]

ただしこの実験では被験者全体のうち12%に副作用が確認されました。てんかん治療効果に関してはさらなるリサーチが必要とされています。

 

効果3.脳機能の改善や保護

実はCBDは脳の機能改善やダメージ緩和等を目的にも使用されています。

脳のコンセプト

近年、CBDによる脳や神経の状態を悪化させる神経変性疾患(しんけいへんせいしっかん)の緩和効果についての研究も進められています。

具体的には以下のような症状の改善に関する調査が活発化しています。

  • アルツハイマー型認知症
  • パーキンソン病
  • 多発性硬化症(MS)

またCBDには脳神経にダメージを与える炎症などの緩和効果も期待されており、脳にダメージを受ける機会が多い総合格闘家なども積極的に利用しています。

実際に海外最大の総合格闘技団体であるUFCはCBDの臨床試験にも全面協力をしている程です。

またアメリカの保健福祉省(Department of Health and Human Services)は、CBDの神経保護物質(neuroprotective agent)としての特許を保有しています[5]

 

効果4.痛みや炎症の緩和

ここまでで、CBDとは神経系に影響を与える事で、様々なメリットをもたらす事が分かってきましたね。

痛みを緩和

痛みも同様に神経が信号を出す事で、発生する現象です。

実際によくケガをするアスリートや格闘家も痛み緩和目的でCBDを利用するケースが多いのです。具体的には以下のような目的で使用されています。

  • 関節炎
  • 筋肉の痛み
  • 脊髄損傷
  • 肩や首の痛み

副作用が少なく、中毒性が低い痛み止めとしてパフォーマンスを追求するアスリートからは好評のようです。

 

効果5.ニキビの予防

ニキビがどのように発生するかをご存知でしょうか?ニキビとは毛穴に皮脂が溜まり、アクネ菌が発生して炎症を起こす事で発生する病気の一種です。

ニキビに悩む男性

海外の医療誌「Journal of Clinical Investigation」によれば、CBDオイルには皮脂腺の活動を抑制する事で、ニキビの原因となるアクネ菌のコントロールに有効である事が確認されています[6]

まだまだ日本の美容業界でのCBDの利用は有名ではありませんが、海外ではトレンドとやりつつある分野です。

 

効果6.睡眠の質の改善

CBDの利用目的の中でも最も一般的なものが、睡眠の質の改善でしょう。

質の良い睡眠

現代社会で睡眠不足や睡眠の質の低下は問題視されていますよね。

アメリカ最大の総合病院であるMayo Clinic(メイヨークリニック)は不眠症は次のような原因によって引き起こされると発表しています。

  • 不安やトラウマ等の精神的原因
  • 睡眠を阻害する医薬品の仕様
  • 痛みなどの物理的要因
  • カフェイン等の摂取
  • 寝心地の悪いベッドや騒音等の環境的原因

これらの理由による不眠症の改善にもCBDは効果を発揮する事が様々な臨床試験によって確認されています。

CBDの効果

2019年にアメリカの大学(University of Coloradoなど)は72名の不眠症に悩む被験者に毎日25mgのCBDを摂取させた結果、最初の一か月で79.2%が不眠の原因となる不安感の解消を報告、66.7%は睡眠の質が向上した事を報告しました。

2014年に行われた別の実験でも、不眠症の原因となるレム睡眠行動障害(RBD)の改善効果が確認されました。

レム睡眠行動障害とはレム睡眠中に無意識状態で体が動いてしまい、睡眠の質を低下させてしまう症状です[7]

実際にCBD利用者の口コミなどを調べていると、最も強く体感出来るのは寝つきや睡眠の質の改善のようです。睡眠不足気味の現代人にとっては魅力的な効果ですね。

 

CBDオイル利用の注意点は

歴史が浅いながらも少しづつ研究データが蓄積されつつあるCBDオイル。

CBDの化学式

安全性が高い事からも日本国内では健康食品として利用が可能です。最近ではお手頃な価格のCBDオイル等も登場し始めており、かなり身近になってきましたね。

となると気になるのはやはりCBDオイル利用のデメリットではないでしょうか。

アメリカ最大手の医療メディア「Healthline」はCBDオイル利用は基本的に大きなリスクはないと発表しています。

臨床試験などで確認されているCBDの副作用には以下のような症状があります。

  • 下痢やお腹が緩くなる症状
  • 食欲の低下
  • 眠気を感じる

CBDオイル利用の一番の注意点として挙げられるのが「HTCの混入」です。

冒頭でも触れましたが、HTCとは日本の大麻取締法の対象となる成分です。精神を高揚させたり、幻覚を与える危険性のある成分で、日本では利用が禁止されています。

基本的に日本で流通しているCBDオイルは輸入時に厳しくチェックされているため、そのような事例はほとんどありません。

ただし、無意識に利用していたCBDオイルが実は違法薬物だったという事態は避けるべきです。

CBDオイルを購入する場合は、しっかりとリサーチをする事をおすすめします。

日本でも人気のCBDは安全?可能性のある副作用6選

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断及び行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

  • 記者 WRITERHIROKI

    STERON編集部
    メディカルハーブコーディネーター資格保有者
    漢方や天然の食材の効果、効能に関する専門家として天然由来成分の男性機能への影響を日々調査、研究している。STERON記者として自然療法の知識を活用したメンズヘルスケア関連の記事を執筆、監修している。アメリカに留学した経験があり、海外のヘルスケアにも精通。

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