強制結婚を強いられたアフガニスタン人の女性が選んだ道はAV女優になることだった

公開日:2022/07/28
更新日:2022/08/15

  • 記者 WRITER
    Eno

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    皆さんは「強制結婚」をご存知でしょうか。

    このような強制結婚はイスラム教の国々で現在も多く行われており、女性は断ることが非常に難しいというのが現状です。

    しかし、アフガニスタンのある女性がこの強制結婚を家族に強いられた際に出した決断は、嫁にいくことではなくAV女優になることでした。

    参照記事:https://www.dailystar.co.uk/love-sex/family-tried-force-arranged-marriage-26103843

    アフガニスタンのある女性が、強制結婚から逃れるためにセックスワーカーとして働く道を選びました。

    彼女の名前は、ヤスミーナ・アリさんです。

    彼女はアフガニスタン出身ですが、テロを引き起こしているタリバンから逃れるため、1990年代に家族とともにアフガニスタンを去りました。

    タリバンが国内で勢力を持ち始めた1990年代から、多くの人が難民や移民として国外へ逃れようとしてきました。このような状況の中、アリさんたち家族はイギリスへ移住をしたのです

    アリさんはイギリスで教育を受け、読み書きを学習しました。

    彼女は、英語でイギリス人とともに教育を受けたため、言語面でも文化面でもイギリスに強く影響を受けて育ったことが想像できます。

    しかし、彼女が19歳になったときに、彼女の両親は彼女に嫁にいくように言ったのです。

    これを受け、彼女はイスラム教を捨て、無神教者になることを決意しました。

    どうしてイスラム教を捨てる必要があるのかと疑問を持った方もいるでしょう。

    ここで、アフガニスタンの強制結婚について簡単に説明していきます。

    多くのイスラム教の国々では、女性の社会的立場が非常に弱く、多くの物事において女性に決定権が与えられていません。

    そして、婚姻に関する決定もその一つです。

    アフガニスタンにおいても、強制結婚が一般的に行われています。

    児童婚まで行われているほどで、10歳にも満たない女児が強制結婚によって結婚させられてしまうという例も珍しくはありません。

    このような強制結婚は伝統になっており、イスラムの文化に深く刻み込まれています。

    しかし、イギリスで教育を受け、文化的にも言語的にもイギリスに染まっているアリさんが出した答えは、イスラム教からの脱却でした。

    そして、AV女優になることを決めたのです。

    現在アリさんは28歳ですが、強制結婚を迫られてから家族とは一切連絡をとっておらず、一言も交わしていないそうです。

    彼女は、このように語っています。

    「私は19歳で家族の元から逃げてきました。それは、家族が私の意思に反して強制的に結婚させようとしたからです。何の議論もありませんでした。無言の圧力のような感じで、従わせようとしていました。それから私は家族と一言も交わしていません。これからも全く話すつもりはありません。」

    彼女の語りからも、家族が彼女に強制的に結婚をさせようとしていたことがよく現れています。

    また、彼女はこのようにも語っています。

    「家族に見切りをつけたのは、家族とは自分をサポートして元気付けてくれる存在であるべきと考えているからです。私は家族と全く違う価値観を持っています。そして、家族が私がAV女優として働いていることについてどう思っているかは全く気にしていません。家族は当然ながら私のことを悪く思っているでしょうが、私は気にしません。」

    家族と価値観が異なると彼女は語っていますが、イギリスで育った彼女とアフガニスタンで育った彼女の家族の価値観には大きな差があることは容易に想像できます。

    さらに、さらに、実はイギリスに移住した後の10代の頃にも彼女の生活は制限されていたそうです。

    彼女はこのように語っています。

    「私は、常に両親に恐怖を感じていました。もし成績が振るわなかったらアフガニスタンに戻されてしまうと脅されていたからです。そのため、私は常に学校では良い成績をとり、先生から両親に私が宿題をやりすぎであると報告がいくほど、勉学に励みたくさんの努力をしました。学校が唯一の外との繋がりであり、知識を得ようと必死だったのです。」

    彼女は、非常に良い成績をとり、大学ではバイオメディカルサイエンスを学習しようと思っていましたが、家族から強制結婚の話を持ちかけられたため、逃げたのです。

    彼女はその後、AV女優になりましたが、そのことについてこのように語っています。

    「単純に性に興味を持ちました。興味を持ったなら試してみようと思いはじめました。偏見を持つ人も多いと思うけど、食わず嫌いのような感じだと思います。現在はとても楽しんでAV女優をやっています。AVは私を解放してくれましたし、自信もくれました。」

    現在でも、アフガニスタンにおいて強制結婚が行われています。

    特に、田舎に住む貧困層の人々の中で多く行われており、金銭的理由で娘を嫁に出してしまう家族が多くいることも事実です。

    アリさんのように、国外に出ると、おかしいと気がつき声をあげることが容易になります。

    今後、声をあげる人々が増え、強制結婚がなくなっていくことを願っています。

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    • 記者 WRITEREno

      23歳の女子大生。旅行が趣味で、最近はそれをvlogにするのにはまっている。北米に1年間留学をした経験を活かして翻訳ライターとして活動中。

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